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[20200227]

Beet, Maize & Corn
(1998/07/14)

The High Llamas商品詳細を見る


2003年のアルバムです。これまで同じような事をやっていますが、音響にこだわらなくなったので雰囲気が違います。スタジオの空気感は感じますが、残響音をデッドに近くしているので音の分離も良いです。歌も演奏もすぐ近くで演奏しているように感じますし、音の輪郭も明確に聴こえます。音響派の時代も収まってきた為でしょうか、これまでと明確に違う音創りをしています。

1. Barny Mix
2. Calloway
3. The Click And The Fizz
4. Porter Dimi
5. Leaf And Lime
6. Alexandra Line
7. High On The Chalk
8. Rotary Hop
9. Ribbons And Hi Hats
10. The Holly Hills
11. Monnie
12. The Walworth River

ブライアンウィルソン、バートバカラックのようなアメリカンポップスなアレンジは健在ですが、ファンタジックな残響音が無くなった事によりリアルな世界観を感じます。オーケストレーションなどアナログな楽器の響きが心地よいです。使用している楽器の種類は多いのですが、同時に発音させない事によってシンプルでありながらカラフルな演出を行っています。

この分野で新しい構築美を築いていると思います。もはやブライアンウィルソンでもバカラックでも無いHigh Llamasならではの音楽になっています。時代はエレクトロニカ全盛の時代にこれだけアナログな響きで斬新さを感じさせてくれる感性に敬意を感じます。サロンミュージックのようなセンスも感じますし、見事であります。

Barny Mix
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[20200226]

Buzzle Bee
(1998/07/14)

The High Llamas商品詳細を見る


2000年のアルバムです。Stereolabの影響が色濃くなり音響派なポップ作品となっています。今回はシンセサウンドも使っていますが、アナログな音の響きを大事にした音響派ですから、アレンジメントに力を入れていますが、それに負けないくらいポップな歌、コーラスを構築しています。

1. The Passing Bell
2. Pat Mingus
3. Get Into The Gallery Shop
4. Switch Pavillon
5. Tambourine Day
6. Sleeping Spray
7. New Broadway
8. Bobby's Court

当時はテクノ系とは別にStereolabのような音響派が斬新な作品を作っていました。トータスもその一つです。テクノ系はその音響派の影響を受けながらエレクトロニカという流れになっていきます。初期のエレクトロニカは音響を大事にしていました。デジタル環境の躍進により、それはもっと洗練されていくのですが、本来はこのようなスタジオで拾い上げるアナログな響きを大事にしたものです。

響きを大事にしているので曲そのものは二の次になりがちで、トータスなどは即興的な発想を大事にしていました。しかし、このバンドにはブライアンウィルソンのようなポップ感覚があり、曲も疎かにしていません。前作からボッサな感覚も加わり独自のスタイルを磨きながら、スタジオワークによるファンタジックな世界観を作り上げています。

The Passing Bell
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[20200225]

Snowbug
(1998/07/14)

The High Llamas商品詳細を見る


99年のアルバムです。デジタルサウンドを封印して、アナログ楽器でその代役を果たしてカラフルなサウンドに仕上げています。ワンダーミンツの影響もあるのでしょうか、ブラジリアンでトロピカルな雰囲気を取り込んだポップスになっています。トロピカーナな浮遊感とHigh Llamasサウンドの融合。

1. Bach Ze
2. Harpers Romo
3. Hoops Hooley
4. Cookie Bay
5. Triads
6. The American Scene
7. Go To Montecito
8. Janet Jangle
9. Amin
10. Daltons Star
11. Cotton To The Bell
12. Green Coaster
13. Cut The Dummy Loose

ボサノヴァもブラジルではポップスと融合して様々に変化しているわけですが、ブラジル以外ではそこまで変化させると邪道だと言われるのでやりにくいのですが、ボサノヴァだと言わなければいくらでもミクスチャー出来る訳です。ジャンルというのは聴く人にとっては分かり易い概念となりますが、作り手にとっては固定されたイメージは束縛となってしまうので、イメージに固執せずに作曲させて欲しいものです。

出来上がったっ曲が全てですから何も説明する必要も無いと思っています。今回はStereolabのAndy Robinsonが共同アレンジャーに加わっているので、音響派な雰囲気もあり、デジタルサウンドが無くても近未来的な雰囲気があります。未来世紀ブラジルという真空管技術のまま未来になっている映画がありましたが、それに近い雰囲気の音楽になっています。まるでパラレルワールドに迷い込んだかのようなポップスです。

Bach Ze
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[20200224]

Cold And Bouncy
(1998/07/14)

The High Llamas商品詳細を見る


98年のアルバムです。独自のファンタジックなポップソングを極めながらもデジタルサウンド、サンプラー等のプログラミングも大幅に導入しています。テクノ的な使い方ではなく、かつてのポップロックがやっていたような効果的な使い方をもっと満遍なく使うようになっています。それにより、よりファンタジー感が増しています。

1. Twisto Teck
2. The Sun Beats Down
3. HiBall Nova Scotia
4. Tilting Windmills
5. Glide Time
6. Bouncy Glimmer
7. Three Point Scrabble
8. Home Spin Rerun
9. Painters Paint
10. Evergreen Vampo
11. Showstop Hip Hop
12. Over The River
13. End On Tick Tock
14. Didball
15. Jazzed Carpenter
16. Lobby Bears

カントリーフォークな感じの曲とエレクトロニカの融合。一言で言えばフォークトロニカですが、ポップソングを極めるという流れでの使い方なので、少し様子が違います。ブライアンウィルソンやバートバカラックのようなソフトロックに近い感覚で、デジタルサウンドの特質も理解した上での利用は、かつてのペットサウンドやスマイルのような雰囲気になっています。

メンバーが入れ替わり、減っていたりする事で仕方なくプログラミングを使っているわけでもなく、ストリングスやホーンもこれまで通り使いながらのデジタルサウンドなので、アレンジの一部として活用されています。コーラスワークもこれまでよりも美しくまとまっています。副産物としてリミックス作品も出るほどになりますが、このオリジナルアルバムで十分ファンタスティックです。

The Sun Beats Down
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[20200223]

Hawaii
(1998/07/14)

The High Llamas商品詳細を見る


96年のアルバムです。ハワイとタイトルされていますが、ハワイアンな曲は全くありません。それでもコンセプトアルバムのようになっていて、これまで以上にインストの小曲が増えています。そして歌曲ではソフトロックのようにポップになっています。彼ら独自のポップ職人としての業務を全うしています。

1. Cuckoo Casino
2. Sparkle Up
3. Literature Is Fluff
4. Nomads
5. Snapshot Pioneer
6. Ill-fitting Suits
7. Recent Orienteering
8. The Hot Revivalist
9. Phoney Racehorse
10. Dressing Up The Old Dakota
11. D.C. 8
12. Doo-Wop Property
13. Theatreland
14. A Friendly Pioneer
15. Cuckoo's Out
16. Peppy
17. There's Nobody Home
18. The Hokey Curator
20. 19. Campers In Control
21. Double Drift
22. Island People
23. Incidentally N.E.O.
24. Tides
25. Nomad Strings
26. Pilgrims
27. Rustic Vespa
28. Folly Time
29. Hawaiian Smile
30. Instrumental Suits

シンセも積極的に使っていますが、プログラミングはありません。生演奏にこだわっています。ホーンやストリングも当たり前に使っていて、アメリカンポップスのようなアレンジになっています。アイルランドの人にとってはハワイはアメリカなのかもしれません。もしくはハワイに移植してきたアメリカ人がテーマなのか、どちらにしてもハワイ色は全くありません。

カントリーフォークやリズムアンドブルースの基盤は持っていますが、アメリカンポップスアレンジによるソフトロックになっているので、泥臭さが全くありません。これがSean O'Haganにとってのポップスなのでしょう。とてもゆったりとした時間、ほのぼのとした音楽になっています。かなりアレンジは凝っていますが、楽しく聴く事が出来るので疲れません。極上の不思議ポップスになっています。

Cuckoo Casino
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[20200223]

Gideon Gaye
(1998/07/14)

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94年のアルバムです。ネオアコブームも収まってきたのか、独自のスタイルを追求するようになっていきます。基本はアイリッシュソウル系のリズムアンドブルースを基調としながらも、Experimental popな感じになっています。全体的にストリングスが入っていて、インスト曲も間に入っているので、トータルコンセプトなアルバムとなっています。

1. Giddy Strings
2. The Dutchman
3. Giddy And Gay
4. Easy Rod 2:11
5. Checking In, Checking Out
6. The Goat Strings
7. Up In The Hills
8. The Goat Looks On
9. Taog Skool No
10. Little Collie
11. Track Goes By
12. Let's Have Another Look
13. The Goat

70年代初期にあったようなカントリーフォークな曲もありますが、これはアイリッシュな雰囲気をよく表現しています。ケルトとは違ったトラッドフォークをポップに料理しています。これとは別にアイルランドにはソウルミュージックを愛する人達もおり、アイリッシュソウルと呼ばれていますが、やっている事は普通にリズムアンドブルースであり、これはモッズブームの影響かもしれません。

アイルランドと言ってもイギリスと同じようにポップ・ミュージック、ロックを聴いている訳ですから、伝統を重んじなければ普通にポピュラーミュージックを演奏する訳ですが、イギリスで活動している彼らに取っては少しアイリッシュな雰囲気を持たせた方が武器となります。カントリーフォークなポップスという事でニックロウを思い浮かべますが、もう少し実験性のある事をやっています。

Giddy Strings
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[20200222]

Santa Barbara
(1998/07/14)

The High Llamas商品詳細を見る


イギリスのバンドThe High Llamasの92年のファーストアルバムです。メンバーはボーカル、ギター、キーボードのSean O'Haganを中心にベースのJohn Fell、ドラムのRob Allum、キーボードのMarcus Holdaway、ギターのPete Aves、マリンバ等のDominic Murcottの6人組です。かなり後期のネオアコなバンドです。

1. Put Yourself Down
2. Birdies Sing
3. Banking On Karma
4. Market Traders
5. Travel
6. The Taximan's Daughter
7. Period Music
8. Holland
9. Apricots

アイリッシュ系のフォークロックを基調としたネオアコなスタイル、パワーポップっぽい感じもあって、ネオアコほどおしゃれでなく、ポップな感じになっています。当時はネオアコが陰ながら流行っていて、その一派だと思われますが、ネオアコの要素の一つであるソウル系がリズムアンドブルースっぽかったりしています。しかし、歌はポップに勤めていて当時としても変わったバンドだった事でしょう。

ブリットポップ的なアレンジになったりと、ネオアコにはこだわっていないようで、歌い方が当時の流行だったようでネオアコっぽかったりしています。ポリフォニックシンセも80年代っぽかったりと90年代でも田舎のロック的な雰囲気だと思います。この田舎な感じがフォークロックには似合っていて、狙いはまずまずではないでしょうか。

Put Yourself Down
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[20200222]

ひねり無しのストレートなロッカバラード。
エレクトロニカな音源を使っていますが、
ロッカバラードの心地よさを崩す事なく
古臭く感じ無いように配慮しました。


[20200221]

Making A New World
(1998/07/14)

Field Music商品詳細を見る


2020年のアルバムで現在までの最新作になります。出たばかりですね。ゲストは少なめでほぼBrewis兄弟だけで作っているので、打ち込みの部分もあります。インスト部分に力を入れていて、プログレッシブでコンセプチュアルな作品ですが、歌は見事なまでにポップ職人としての仕事を果たしています。

1. Sound Ranging
2. Silence / After The Fact
3. Coffee Or Wine
4. Best Kept Garden
5. I Thought You Were Something Else
6. Between Nations
7. Change Of Heir
8. Do You Read Me?
9. From A Dream, Into My Arms
10. Beyond That Of Courtesy
11. A Shot To The Arm
12. A Common Language Pt.1
13. A Common Language Pt.2
14. Nikon Pt.1
15. Nikon Pt.2
16. If The Wind Blows Towards The Hospital
17. Only In A Man's World
18. Money Is A Memory
19. An Independent State

色々やってきましたが、結局は10ccスタイルに落ち着いたようです。10ccも活動時期は短かったので、掘り下げればもっとバリエーションが出てくると思いますが、そういう仕事をしていると思います。10ccは革新的な二人とポップ職人の二人でバランスを取っていましたが、ギズモというギターアタッチメントを発明した革新的な二人がギズモを売り出すプロジェクトにはまっていくので分解してしまいました。そのポップと革新のバランスを兄弟二人で再現しています。

どうしてもレトロな感じになってしまい、新しさを混じり合わせるというところまで行っていません。そこをどうやっていくかが今後の課題でしょう。デジタルサウンドにも寛容になって欲しいところです。新しいデジタルサウンドとの向き合い方が出来る二人だと思いますから期待したいところです。まだまだ伸びしろのある二人だと思いますから、今後も目が離せません。

Sound Ranging
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[20200220]

Open Here
(1998/07/14)

Field Music商品詳細を見る


2018年のアルバムです。トーキングヘッズのファンクニューウェイヴな手法を取り入れながら、巧みにポップソングを作り出しています。打ち込みやシンセも多用するようになっていますが、基本は生演奏です。ストリングスやホーンによるオーケストレーションもよりドラマティックな演出になっています。

1. Time In Joy
2. Count It Up
3. Front Of House
4. Share A Pillow
5. Open Here
6. Goodbye To The Country
7. Checking On A Message
8. No King No Princess
9. Cameraman
10. Daylight Saving
11. Find A Way To Keep Me

アレンジがファンクだからといってポップソングをファンク寄りにはせず、ポップソングを貫くという自分たちのスタイルを極めてきています。ひねくれポップもひねくれすぎると素直な表現に洗練されていくという見事な流れとなっています。しかし、発想がひねくれポップスですから、普通のポップソングとは別次元のものが出来上がります。これこそがロックのあるべき姿だと思います。

ポップ職人としての熟練の領域に入ってきました。ニューウェイヴな忙しないアレンジなのに落ち着いた風格すら感じます。バンド演奏にこだわらない事もアレンジを豊かにしています。しかし、ここまではXTCがやってきた事ですから、この先どのように化けていくのかが見ものです。新しい時代のポップスの在り方を表現していく事が出来るでしょうか。

Time In Joy
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[20200219]

Commontime
(1998/07/14)

Field Music商品詳細を見る


2016年のアルバムです。曲調は10ccのままですが、アレンジがXTC、トーキングヘッズのなっています。つまりニューウェイヴ的になってきています。これまではバンドサウンド以外はストリングスだけでしたが、ホーンも入ってきました。ニューウェイヴ、つまりシンプルに単約的になってきて、ファンクの手法も織り交ぜています。

1. The Noisy Days Are Over
2. Disappointed
3. But Not For You
4. I'm Glad
5. Don't You Want To Know What's Wrong?
6. How Should I Know If You've Changed?
7. Trouble At The Lights
8. They Want You To Remember
9. It's A Good Thing
10. The Morning Is Waiting
11. Indeed It Is
12. That's Close Enough For Now
13. Same Name
14. Stay Awake

曲自体は70年代ひねくれポップスですが、アレンジが80年代ニューウェイヴになった事で独特な感じになってきました。パワーポップほどシンプルでは無くなってきましたが、これもパワーポップという言い方でもおかしくありません。自分たち独自のポップのあり方を模索して辿り着いた結果だと思います。

ファンクの手法はワンコードを基本にサブコードでポリリズムでループさせていくという80年代ポップの手法で、チョップ系ベースがあったり、白玉コードを分解したアレンジです。これでリズムを強調した曲なら80年代ポップスですが、リズムを強調しながらも10ccなコーラスワークというユニークなスタイルになっています。

The Noisy Days Are Over
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[20200218]

Plumb
(1998/07/14)

Field Music商品詳細を見る


2012年のアルバムです。Brewis兄弟中心であとはゲストでの演奏になってから、かなり凝ったアレンジになりました。プログレッシヴなのにポップであろうとするところは10ccのようでもあり、XTCのような感じの曲もあります。プログレのうように仰々しくはせず、コンパクトにまとめていますが、かなり凝っています。

1. Start The Day Right
2. It's Okay To Change
3. Sorry Again, Mate
4. A New Town
5. Choosing Sides
6. A Prelude To Pilgrim Street
7. Guillotine
8. Who'll Pay The Bills?
9. So Long Then
10. Is This The Picture?
11. From Hide And Seek To Heartache
12. How Many More Times?
13. Ce Soir
14. Just Like Everyone Else
15. (I Keep Thinking About) A New Thing

ドラマティックな展開、めくるめくように曲調が変化していく様など10ccそのものですが、2012年の作品ですから、10ccには無かったような要素も取り入れ、現在進行形のひねくれポップスを作り上げています。しかし、フェイズサウンドなど70年代ポップスを象徴するようなサウンドを好んで使ったりと、流行は気にしていません。シンセサウンドも今風ではありませんが、効果的に使っています。

基本はギターアレンジでありますが、今回はアコースティックギターも効果的に使っています。ポップと言っても売れるようなメロディーは作らず、かなりひねくれた旋律になっています。昔ならB級扱いされるような手法ですが、現在はどうでしょうB級とは言えないと思います。私がこういう曲を聴き慣れているというのもあるのかもしれませんが、演奏、サウンド、どれを取ってもメジャーに負けていないと思いますし、こういうバンドはどんどん出てきて欲しいと思うのであります。

Start The Day Right
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[20200217]

Field Music (Measure)
(1998/07/14)

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2010年のアルバムです。再びバンド名をアルバムタイトルに使っていて、Measureというサブタイトルをつけていますが、メジャーからのリリースではなく、いつものMemphis Industriesからのリリースです。Measureという曲があるので、本来はMeasureがアルバムタイトルなのかもしれませんが、Andrew Mooreが脱退してBrewis兄弟の二人だけになったので、心機一転バンド名を使ったのかもしれません。

1. In The Mirror
2. Them That Do Nothing
3. Each Time Is A New Time
4. Measure
5. Effortlessly
6. Clear Water
7. Lights Up
8. All You'd Ever Need To Say
9. Let's Write A Book
10. You And I
11. The Rest Is Noise
12. Curves Of The Needle
13. Choosing Numbers
14. The Wheels Are In Place
15. First Come The Wish
16. Precious Plans
17. See You Later
18. Something Familiar
19. Share The Words
20. It's About Time

兄弟二人とゲストによる演奏で、ギター中心のひねくれポップになっています。10cc的なプログレッシヴなアレンジもありますが、ギターの多重録音によるアレンジを構築してパワーポップな雰囲気も蘇っています。アレンジはシンプルでも凝っているので、ポップにしていてもかなりひねくれています。最近ではここまでひねくれているポップスは珍しいです。ポップにするかアグレッシヴにするかはっきりさせる傾向があるからです。

しかし、このひねくれ具合が本来のブリティッシュポップの王道です。ひねくれたキンキーサウンドを継承しています。勿論流行りからは外れているのでインディーズに甘んじていますが、フォロワーが増えてくれば評価も違ってくると思います。根気強くこの道を進んでいって欲しいものです。頑固に続ける事がいつしか認められる日もくるのです。

In The Mirror
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[20200216]

Tones Of Town
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。パワーポップにプログレ感とメランコリックな感じが加わり、10ccみたいになっています。もう正当なひねくれポップの道を進んでいます。スリーピースバンドなんぼでシンプルな構成ですが、鍵盤とギターの役割を明確にして、ストリングスも加えたりとシンプルな中でも凝ったアレンジになっています。

1. Give It Lose It Take It
2. Sit Tight
3. Tones Of Town
4. A House Is Not A Home
5. Kingston
6. Working To Work
7. In Context
8. A Gap Has Appeared
9. Closer At Hand
10. Place Yourself
11. She Can Do What She Wants

ブリットポップ色も出てきてイギリスらしいひねくれポップになっています。ファーストではメジャーコードを多用していましたが、ここではマイナーコードも心地よく使いながらポップに仕上げています。イギリスのポップスの特徴としてマイナーコードでもポップに歌い上げると言う特徴があります。これは本来日本人好みでもあり、日本でも売れる要素を多分に含んでいます。

しかしJ-POPに馬鹿されてから日本人の好みも変わってきています。明るい曲でもマイナーコードをうまく使うと言う天才ではポールマッカートニーがおります。この流れを汲むものがブリットポップと呼ばれているだけに、これはブリットポップも有りとなりました。結果10ccのようなひねくれポップになっています。プログレ的な事をポップに収めるという技法です。

Give It Lose It Take It
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[20200216]

Field Music
(1998/07/14)

Field Music商品詳細を見る


イギリスのポップロックバンドField Musicの2005年のファーストアルバムです。ブリットポップと言うよりはパワーポップ系のバンドです。ナックとビーチ・ボーイズを混ぜ合わせて洗練させた感じがあります。メンバーはPeter BrewisとDavid Brewisの兄弟を中心にしており、Andrew Mooreとのトリオでスタートしています。弦楽器とサックスが加えられたアレンジで、ちょっとしたところにブリットポップな感じもあります。

1. If Only The Moon Were Up
2. Tell Me Keep Me
3. Pieces
4. Luck Is A Fine Thing
5. Shorter Shorter
6. It's Not The Only Way To Feel Happy
7. 17
8. Like When You Meet Someone Else
9. ou Can Decide
10. Got To Get The Nerve
12. Got To Writer A Letter
13. You're So Pretty...

最近はここまで全面的にパワーポップをやっているバンドも珍しく、イギリスらしいひねくれポップの感じもあります。昔はB級バンド的な扱いなのでしょうが、ひねくれ具合が素直なのでB級バンドというのは失礼かもしれません。トリオ編成が基本なので、シンプルでありながら曲は結構細かく作り込まれています。日本でもこれだけのポップセンスを持ったバンドが登場して欲しいと思うのですが、J-POPというのは無駄に似たような曲ばかり作らせてしまう傾向があるようです。

ピアノが入ってくるとBen Folds Fiveをもっとポップにしたような感じもあります。コーラスの付け方はブリットポップと違ってビーチ・ボーイズ風を簡素にしたような感じなっているのでWondermintsのような感じもあります。と言う事でパワーポップという表現が適しているかと思います。こんな時代にパワーポップをやっているだけにアイデアも豊富です。それだけ先達の残した遺産が活かされています。

If Only The Moon Were Up
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[20200215]

パワーポップをハードフュージョンにミクスチャーしていったら、
結局いつものSAMARQANDスタイルとなりました。

新しい事に挑戦しているのに、突き詰めると馴染みのある
スタイルに落ち着くという不思議な感覚です。


[20200215]

本日は発売のSY-1000を予約していましたが、発売日の本日午前中には家に届きました。

ギターシンセと言えばパットメセニー、アランホールズワース、ジミー・ペイジ、ロバートフィリップですが、最近のローランドのギターシンセはバーチャルギターっぽくて、おもちゃのような音だったので、購買意欲がわきませんでしたが、今回の機種はギターシンセの最高峰とも言えるスペックで、往年のギターシンセの音も再現できるし、最新のシンセサウンドも演奏出来ます。

まだまだギターシンセを演奏するプレイヤーは少ないのですが、ギターを演奏するニュアンスとも違うし、鍵盤のシンセを演奏するニュアンスとも違うギターシンセは扱いにくいもので、ギターシンセを使った名曲というのも無いので、弾きたいと思ってくれる事が少ないのが原因だと思っています。ギターシンセによる名曲が作れるように頑張っていきます。

200215_121319.jpg

[20200215]

Music For A Midsummer Night's Dream
(1998/07/14)

Edith Frost商品詳細を見る


2018年のアルバムで現在までの最新作になります。映画Midsummer Night's Dream、真夏の夜の夢のサウンドトラックになっています。全て彼女のオリジナルですが、ポップス、ロック、オーケストラ、エレクトロニクスなど、これまでに無い音楽性を発揮しています。全曲ゲストが参加していて、デュエットしていたりと多彩な内容になっています。

1. Earthly Happiness
2. Titania Saxophonica (Feat. Sam Gendel & Josh Johnson)
3. Swifter Than
4. Fly This Place
5. Forest Creatures
6. Philomel With Melody
7. Great Love Theme In Flute (Feat. Luis Pérez Ixoneztli)
8. Mulberries (Feat. Money Mark)
9. Fairy Time
10. Through This House (Feat. Saul Williams)
11. Great Love
12. We Are Love (Feat. Jesse Peterson)

歌はコーラス的な部分が多く、インストの部分が多いので実験的な内容にも聴こえますが、オリジナルアルバムとしても魅力的な内容になっています。最近はカバー作品が多かったし、オリジナルアルバムが出ていなかっただけに新局面を見せられている気分になります。オリジナル作品だとしても十分に楽しめます。

あまりにも有名な作品の映画化でサウンドトラックを任されるという使命を見事に果たしています。あまりMia Doi Todd色を出さないようにしているのかもしれませんが、彼女の歌声は存在感があります。男性とのデュエットでも負けていません。サウンドトラックのように、何かコンセプトを持った作品を作ってもいいと思いますし、これからも積極的に活動を続けて欲しいと思います。

Earthly Happiness
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[20200214]

Songbook
(1998/07/14)

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2016年のアルバムです。今回はお馴染みの曲のカバー曲集になっています。彼女にカヴァー曲を歌ってもらいたいというアイディアから生まれた作品で、ニールヤングやジョニミッチェル、意外なところでキュアーやプリンスなど、日本の金延幸子の曲などが選ばれています。

1. Only Love Can Break Your Heart
2. Close To Me
3. When Doves Cry
4. Between The Bars
5. Who Knows Where The Time Goes?
6. Careful You
7. A Love of Your Own
8. Pancho & Lefty
9. The Circle Game
10. Anata Kara Toku E

前作のボサノヴァのカバー集のレベルが高すぎているので、それに比べると弱いと思いますが、お馴染みの曲ばかりなので、こちらの方が親しみやすいかもしれません。友人達とリラックスしながらレコーディングしている感じもあり、これまでの少し張りつめたような感じもなく、オリジナル作品とは違う雰囲気になっています。

カバー曲ということで、シンガーとしての彼女の魅力は伝わると思います。オリジナルの曲とは違うほのぼのとした雰囲気も特徴的で、全体的にレゲエ的なリズムを用いています。A.O.R.的なアレンジで癒し系の作品になっています。歌い方も優しい感じです。あの研ぎ澄まされたような感じはもう戻ってこないのでしょうか。

Close To Me
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[20200213]

Floresta
(1998/07/14)

Edith Frost商品詳細を見る


2014年のアルバムです。本格的なボサノヴァ作品になっています。ボサノヴァの偉人達のそれほど有名では無い曲を選択してカバーしています。ガットギターとベース、パーカッションというシンプルな構成ですが、かなり本格的にボサノヴァに取り組んでいます。ポルトガル語も巧みに歌っています。

1. Mistérios
2. Chovendo Na Roseira
3. Menina, Amanhã De Manhã
4. Luz Do Sol
5. O Vento
6. Ewé
7. Portal Da Cor
8. Segredos Vegetais
9. Preciso Me Encontrar
10. Cais

元々テンションコードを多用する人でしたが、それを突き詰めるとボサノヴァに行き着いたのでしょうか、かなりボサノヴァに惚れ込んでしまったようです。又歌声もしっかりボサノヴァシンガーに変貌しています。声質もよくマッチしていますし、カヴァーでもオリジナルのようにものにしています。

シンプルな構成でも曲がしっかりしているので、見事な演奏で、ブラジリアンな雰囲気もバッチリ表現しています。有名では無い曲を選択しているので、オリジナルみたいに聴こえますし、まるで熟練のボサノヴァシンガーのようでもあります。何をやるにも風格を感じるシンガーです。

Mistérios
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[20200212]

Cosmic Ocean Ship
(1998/07/14)

Edith Frost商品詳細を見る


2011年のアルバムです。ボサノヴァ調があったり、カントリーフォーク調があったり、かなり変化が現れている作品になっています。歌詞も社会性が薄まれ、言葉遊びがあったり、ブラジル語で歌ったりと、トロピカーナの影響があるようです。前作でインド音楽、今回はブラジリアンと、アメリカ以外の音楽に目を向けるようになっています。

1. Paraty
2. My Baby Lives in Paris
3. Under the Sun
4. Skipping Stones
5. Summer Lover
6. La Havana
7. Canto de Iemanja
8. The Rising Tide
9. All My City
10. Gracias a la Vida

全体的に明るめで肯定的な雰囲気になっています。これもブラジリアンの陽気な感じの影響でしょうか、マイナーな曲も暗い感じになっていません。ブラジリアンですからパーカッションを多用しています。今回は歌も入っていますが、こんなに明るく歌う彼女は初めてかもしれません。テーマに沿った作品作りをした結果なのでしょうが、新しい息吹を感じます。

ボサノヴァは新し目の音楽ですが、アメリカではジャズと融合したり、ポップスのアイデアとして使われてきましたが、フォークソングとの融合は珍しいかもしれません。同じアコースティックギターを使ったりしますが、リズムが違いますからフォークソングっぽさが無くなりそうですが、カントリーフォークな雰囲気を出しながらのブラジリアンになっています。

Paraty
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[20200211]

Morning Music
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。初のインスト作品でAndres Renteriaとのコラボレート作品になっています。Andres Renteriaはドラマーであり、DJをしている人のようですが、詳細は不明です。彼女はよく他のアーティストのコラボレートを行なっていますが、オリジナルアルバムでコラボレートさせるのは初めてです。彼女の唯一の武器である歌を封印して、インド音楽に影響を受けた音楽を作り上げています。

1. Harmonium One
2. Arise
3. Samai'I
4. Electrafficbirds One
5. Simple Things
6. Emotion
7. Electrafficbirds Two

インド音楽をインドの民族楽器では無い楽器で表現しています。ですから不思議な音楽に仕上がっています。インド音楽には一般的な音階よりも細かい分数音階が存在していて、それを表現するにはインドの楽器、もしくはバイオリンのようなフレットの無い楽器が用いられますが、音階をはっきりと12等分したピアノなどで表現しています。つまり、インド音楽には聴こえないのですが、シタールなどで作られるドローンサウンドを代用したりしています。

ドローンサウンド、フィールドレコーディングなども用いているので、アンビエント作品のようでもありますが、アンビエント作品とは異なる動きをしています。インド音楽を都会的な感覚で再構築しているかのような実験的な音楽です。アメリカの現代音楽的な表現に近いです。あえてこれをオリジナル作品としてリリース出来るのも自身のレーベルだからこそでしょう。これに彼女の歌がのっかってもおかしく無いほど彼女らしさも伝わってきます。

Harmonium One
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[20200210]

GEA
(1998/07/14)

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2008年のアルバムです。再び自身のレーベルからのリリースに戻りました。これまで他人の飯を食ってきて収入も増えたのか、PVを作ったり、ギター以外の楽器も積極的に使うようになっています。しかし、ギターが中心のアレンジに戻っていて、そこは本来のテリトリーですから問題はありませんが、以前よりも表現力を増したままでギターアレンジもよく計算されています。

1. River Of Life / The Yes Song
2. Night Of A Thousand Kisses
3. Big Bad Wolf & Black Widow Spider
4. Sleepless Nights
5. Esperar Es Caro
6. Kokoro
7. Can I Borrow You?
8. Wolf Reprise
9. In The End
10. Old World New World

曲調も暗めの雰囲気に戻っていて、メジャーで少しいい顔してきたけど本来の自分のスタイルが一番しっくりくるのでしょう。管楽器や弦楽器をオーケストレーション的にアレンジするのもアメリカらしい感じで、フォークにジャズ、そしてリズム的にはネイティヴアメリカンな感じを演出しています。ディランの感性を持ったジョニミッチェルみたいな感じになっています。

ギターもオーバダビングしたり、これまでは明らかに違う構成になっていますが、基本的なところに戻っていながらも進化していると思います。デビュー当時から貫禄のある感じでしたが、そこに余裕も生まれてさらに熟練度が増しています。現在では誰も真似の出来ないような独自の世界観を確立しています。

River Of Life / The Yes Song
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[20200209]

Manzanita
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。再びインディーズに戻りましたが、自身のレーベルではなく、他のレーベルからのリリースになります。自身のレーベルよりかお金がありますから、バンド演奏になっていますし、PVも沢山作っています。今回はギターと歌に遠慮したアレンジではなく、しっかりバンドアレンジになっているので、幻想的な感じがサイケみたいになっています。サイケフォークではなく、普通にサイケミュージックです。

1. The Way
2. What If We Do?
3. My Room Is White
4. The Last Night Of Winter
5. Muscle, Bone & Blood
6. Casa Nova
7. Luna Lune
8. Tongue-Tied
9. Deep At Sea
10. I Gave You My Home

元々フォークらしからぬコード構成になっていましたので、バンドアレンジになるほどにフォーク色は薄れて感じます。フォークの雰囲気も、明るい感じの曲もありますし、フォークロックの類ではありますが、アートロック時代のアコースティックな雰囲気のサイケミュージックに近いものになっています。歌い方もその雰囲気を感じさせるものになっています。

メジャーでは別の人にプロデュースを任せていましたが、自分でプロデュースしてバンドアレンジにした事によって、彼女のやりたかった事がより明確になっていると思います。ギターの負担も減ってシンプルなアレンジになっており、その分他の楽器が頑張っています。立体的なアレンジになった事で表現力も豊かになっています。歌にもその分余裕が生まれているようでもあり、もっと気軽に楽しめる音楽になっています。

The Way
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[20200209]

The Golden State
(1998/07/14)

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2002年のアルバムです。唯一メジャーのColumbiaからのリリースになっています。流石にメジャーも放って置けなかったのか、プロデューサーにMitchell FroomとYves Beauvaisを起用するという金のかけようです。これまでの曲をバンドスタイル等で再演している内容になりますが、ギター以外の楽器が加わる事で彼女の曲の豊かさがよく伝わってきます。

1. 88 Ways
2. Digital
3. Independence Day
4. Merry Me
5. Like A Knife
6. Autumn
7. Growing Pains
8. Poppy Fields
9. Hijikata
10. Age Of Reason

基本は彼女のギターによる弾き語りをメインに音を加えており、その部分はブレないように気を使っています。ギターと歌を邪魔しないようなアレンジになっていて、彼女の持つ雰囲気を損なわないように手を加えています。彼女自身もキーボードやプログラミングを使っています。デモ段階での曲もあり、デモではリズムとなるドラム音源が入っています。そこから本番ではドラムを抜くというやり方なんですね。

ギターでの弾き語りだった曲がピアノでの弾き語りに変わっていたり、違う表情になっていたり、色彩が豊かに聴こえるようになっています。しかし、加える音は最小限になっていて、歌を邪魔しないようにしています。これにて知名度は上がっていきますが、この後は再びインディーズでの活動になっていきます。自分でもレーベルを持っていますから、そこでの活動の方が気軽なのでしょう。

Independence Day
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[20200208]

Zeroone
(1998/07/14)

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2001年のアルバムです。ギターだけでの弾き語りというスタイルはそのままに曲を長めにするようになっています。それだけ言いたい事があるのでしょう。ボブディランの時代は歌詞が先に出来ていて、それを全部歌う為に同じことを何度も繰り返して曲が長くなるというパターンを平気でやっていましたが、久しぶりにそれだけの骨あるシンガーが出てきました。

1. Digital
2. Poppy Fields
3. Obsession
4. Ziggurat
5. Bound Feet & Feathered
6. Merry Me
7. Can I?
8. Amnesia
9. Like A Knife
10. Tugboat

曲の構成を考えると同じパターンも3回繰り返せば飽きてきますから、途中で違う雰囲気を作ったりしますが、歌詞優先のフォークソングではそこまでこだわりません。弾き語りですから語る事が大事になってくるのです。しかし、それはポップの概念では許されない事であり、曲の構成を優先させて途中の歌詞をカットさせたトッドラングレンとXTCの確執にあるように、全体の構成を考える人と、言いたい事を、やりたい事をやるアーティストとのバランスが重要になってきます。

この人の場合は自分のレーベルで、一人だけでギター弾いて歌っているので、自分の裁量で好きなように出来るのです。それがボブディランの時代を彷彿とさせる内容になっています。全部自分でやっているので、お金もかかりませんが、それだけ、ギターだけで成り立つようなギターアレンジを構築出来ているという稀に見る才能に溢れており、このスタイルは決してハンディにはなっていません。

Digital
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[20200208]

Come Out Of Your Mine
(1998/07/14)

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99年のアルバムです。社会的なテーマでメッセージ性のある歌を貫禄たっぷりに歌い上げています。今回もギターだけでの弾き語りですが、ギターの表現力も増していて、音楽に必要なリズム、和音、旋律全てをギター一本で補っています。まるで熟練のいぶし銀のフォークシンガーのような貫禄です。

1. Independence Day
2. Strawberries
3. Jackals
4. Save Me
5. Hijikata Tatsumi
6. Your Room
7. Sunday Afternoon
8. I've Got A Gun
9. Spring
10. Strange Wind
11. Age
12. The River & The Ocean

こんな凄い人がインディーズに埋もれているのですから、インディーズの水準もかなりなものだと思います。後に一度だけメジャーに拾われますが、こういう才能を放っておいてしまうメジャーの求心力の無さも現代の闇であります。メッセージ性が強すぎて暗いイメージになってしまっていますが、それにも増して素晴らしい音楽性を持った、久しぶりのプロテストソングを歌うフォークシンガーだと思います。

あまりメッセージ性が強いのも求められていないのかもしれませんが、それに見合った音楽性、表現力、そして貫禄も備わって、とても新人とは思えない、日系、女性というのも意外性が多く、話題性も持っていると思いますが、音楽だけで勝負出来る逸材だと思います。ギターだけでここまで表現出来る人も久しくいなかったと思います。質のいい音楽をしっかり聴き分けて向かい合ってきたのでしょう。貴重な天賦の才を持っていると思います。

Independence Day
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[20200207]

The Ewe And The Eye
(1998/07/14)

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アメリカの女性シンガーソングライターMia Doi Toddの97年のファーストアルバムです。母親が日系の人で、日本名は土井美亜です。しかし、歌も英語も立派なアメリカ人であり、音楽性もアメリカ独特のフォークソングであり、日本人の血が入っている事はさほど影響はありません。このアルバムではほとんどギターによる弾き語りだけのシンプルなフォークソングになっています。

1. Digging
2. Planting Time
3. Stoke The Fire
4. Blue Moon
5. True Love
6. Hills On Fire
7. Nightblooming Trilogy
8. Courting
9. Set Sail
10. Johnny Appleseed
11. Autumn

フォークソングと言ってもテンションコードを多用しているので、トラディショナルなフォークでは無く、ジョニミッチェルあたりのジャズ感覚も持ったアメリカ独特の感覚を持ったフォークソングになっています。アメリカに生まれて育っていますから、言葉も感性もネイティヴなもので、アメリカらしさ、日本らしさにこだわらない、独特の感性を持ったフォークソングになっています。

テンションコードを使っているからなのか、ギターだけでも平坦な感じになっておらず、最後までさっと聴き通せます。歌はポップにまとめていて難解な感じにしていないところが好感が持てます。インディーズシーンで活動していく逞しさも感じるほどです。日系だというのは名前だけにして、普通にアメリカのミュージシャンとして評価出来る人です。

Digging
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[20200206]

パワーポップをエレクトロニカに再構築。
本来のパワーポップとは違うものに出来上がりました。


[20200205]

It's A Game
(1998/07/14)

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2005年のアルバムで現在までの最新作になります。陰りのあるオルタナカントリーロックという、これまでやりたかった事をナチュラルに出来るようになっています。歌い方もカントリーシンガーになっています。この歌い方をする為に声質を近づけていったようですし、曲も演奏もそれに近づけていけるようになっています。素直に無理なくやりたい事が出来る境涯になっています。

1. Emergency
2. It's A Game
3. What's The Use
4. A Mirage
5. Playmate
6. My Lover Won't Call
7. Lucky Charm
8. Larger Than Life
9. Just A Friend
10. If It Weren't For The Words
11. Stars Fading
13. 12. Good To Know
14. Lovin' You Goodbye

カントリーフォークを無理なくポップソングとして昇華していますし、陰りというか、ゆったりと渋みを効かせながら歌えるようになっていて、やりたい事を明確に手に入れた感じになっていて、彼女の最高傑作になったと思います。これ以降作品が出ていないのも、満足出来る内容になったからだと思いますが、このスタイルを突き詰める必要はあると思います。これで終わるのは少しもったいない。

カントリーをポップスファンでも、ロックファンでも好きになれるような作品になっています。これまでも新しい感覚のカントリーは登場しており、多くの名作が残されていますが、これほどシンプルにまとめ上げているのはなかったと思います。これがカントリーファンに愛されるかというと少し疑問です。もう別物になっている、Edith Frostならではの音楽になっているのではないでしょうか。このスタイルはをもっと唯一無ににする為にも、もっと突き詰めて欲しいと思います。

Emergency
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