2010年のアルバムです。再びフォークロック調になっていますが、ロックだけではなく、ブルースフォーク的な流れからリズムアンドブルースっぽい曲調が増えています。つまりソウルフルなフォークソングになっているのです。これも自主制作ですが、複数のPVも制作しています。それだけ儲けているという事です。自主制作なら途中で搾取する輩がいませんから売れたら大きいのです。
1. When We Fall In
2. Open Up A Window
3. Garden
4. Powerful Stuff
5. So Down
6. Gunnin
7. Shake Your Body
8. Me And My Girl
9. One Day The River
10. Soul Shaker
11. Stella Seed
エレキ楽器も使うようになっているので純粋なフォークソングとは違う事をやろうとしているのが明確です。アメリカ独特のフォークソングとしてブルースフォークというものがあります。ボブディランもこの類になります。ですからロックを取り入れるのもごく自然な形だったのです。エレキにドラムが加わるとビート感が出てきます。これがフォークロックです。ボブディランの時代はそれが裏切り行為として非難されましたが、もうそんな時代ではありません。先駆者のディランが矢面に立ってくれた事はとても大きいのです。
そのフォークロックを広めたのはバーズですが、そこではブルースフォークのダーティーなイメージは払拭されて洗練されていました。ここではそのブルースフォークの部分を強調しているので、黒人
音楽 の部分がロック的な部分を強く打ち出しています。フォークの部分が後退しているような曲も多く、ブルースロックっぽいのでポップでもありません。そこが凄くかっこよくなっています。
When We Fall In
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