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[20200510]

Band Of Angels
(1998/07/14)

Kelli Ali商品詳細を見る


2013年のアルバムです。いくら自分のレーベルを持ったとしても売れなければ意味がありません。そういう事情か知りませんが、再びエレクトロニカの世界に帰ってきました。しかし以前の売れ線狙いとは違って、A Paradise Inhabited By Devilsの妖しさを表現するのにエレクトロニカの方が分かりやすいと言う発想だと思います。

1. The Art Of Love
2. The Hunter
3. Silent Requiem
4. Kiss Me Cleoptara
5. Falling
6. In The House Of Love
7. Fear My Shepherd
8. When Darkness Falls
9. Band Of Angels
10. Eternity

トラッドフォーク、クラシカルな雰囲気をエレクトロニカとして表現する手段としてケイトブッシュ等が参考にされていると思います。なので、クラシックな歌唱とロック、ポップスの歌唱法がミックスされています。より自由度を増したとも言えます。再起を図ってPVも大量に制作しています。これまでに無いくらい戦略的になっています。自分のレーベルで売れればでかいですから力の入れようが違います。

ゴシック感も加えつつ、シンセポップの定番的なサウンドもありますし、アートな部分とコマーシャルな部分がいいバランスで保たれています。ニューエイジ的なケルトミュージックにありがちなサウンドとも言えますが、最近のものなので、結構かっこいいサウンドもあったりして、なんとかアートの部分を保守しています。コマーシャルな部分に走りがちなところを微妙に抑えています。

The Art Of Love
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[20200509]

A Paradise Inhabited By Devils
(1998/07/14)

Kelli Ali & Ozymandias商品詳細を見る


2010年のアルバムです。クラシックピアニストのOzymandiasとのコラボレートになっています。Mary Shelleyの短編小説を題材にしたクラシック作品になっています。オペラのような歌声とピアノの共演。悪魔が生息する楽園というテーマで妖艶に表現されています。

1. Dark Mirror
2. Le Voyage De Vernon
3. Mercy And Sorrow
4. Constantine And Euphrasia
5. Despina
6. Despina's Prayer To The Stars
7. Transformation
8. The Death Of Despina
9. Maurice
10. Only The Sun
11. Elisabeth And Victor

ロックな曲ともフォークな作品とも違う歌声。Kelli Aliの多彩な表現力を発揮した内容になってます。演奏はピアノのみで、後はKelli Aliのクラシカルなボーカルの多重録音になっています。牧歌的でもあったり、中世的であったりもしますが、あくまでもロックシンガーとしての歌唱になっていますので、現代音楽、ネオクラシックという雰囲気です。

自分のレーベルだから自由を手に入れたとしても、ここまで極端な内容の作品を出せるのは凄い事です。それだけの才能がなければ出来ません。極端すぎて需要も限られてきますし、実際ここからの活動は困窮していきます。売れていた頃の蓄えがどこまで持つのか、自由の代償は大きいと思いますが、自分を貫いてほしいと思うものであります。

Dark Mirror
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[20200509]

Butterfly
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。One Little Indianレーベルを離れてKelli Aliというレーベルを立ち上げてからの最初の作品となります。ほぼ自主制作のような環境を手に入れる事が出来ました。よっぽどトラッドフォークのスタイルが受け入れられなかったのか、自分の好きな音楽をやる為に自信のレーベルを立ち上げました。

1. Butterfly
2. Throw It To The Dogs
3. One Day At A Time
4. Willow's Song
5. Wings In Motion
6. Rocking Horse
7. Urique
8. September Sky
9. A Storm In A Teacup
10. Before The Kiss

完全なトラッドフォーク作品になっています。Rocking Horseではまだエレキギターなどを使っている部分もありましたが、それらを完全なアコースティックバージョンで再録音しています。しかもオーバーダビング無しのライブ演奏でのレオーディングになっています。古き良きトラッドフォークブームの頃を再現した形になっています。

しばらくはこのアコースティック体制のバンドでライブもこなしていきます。完全なイメージチェンジをしましたが、自由な環境を手に入れましたので、これだけで終わるわけではありません。しかし、この時期は完全にトラッドフォークにどっぷりと浸かっていく事になります。トラッドフォークブームの頃は女性ボーカルが多かったので、その頃を知っている人にとっては馴染みやすい内容になっていると思います。

Butterfly
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[20200508]

Rocking Horse
(1998/07/14)

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2008年のアルバムです。プロデューサーをMax Richterに変更してイメージチェンジしています。トラッドフォーク調のフォークロックになっています。電子音抜きのアコースティックな作品になっています。歌い方もフォーク向けの歌い方になっています。Max Richterはストリングスを加える事で彩りを与えています。

1. Dancing Bears
2. One Day At A Time
3. The Savages
4. Heavens Door
5. Urique
6. Rocking Horse
7. September Sky
8. A Storm In A Teacup
9. The Kiss
10. Flowers
11. Water Under The Bridge
12. What To Do
13. The Kiss Epilogue

派手なロックソングを歌っていましたが、こういう事もやってみたかったのでしょう。ツェッペリンもハードロックをやるか、トラッドフォークバンドにするかデビュー前に悩んでいましたが、ジョンボーナムを見てハードロックで行こうとなりました。でも結局トラッドフォークも取り込んで独特の世界観を生み出していきます。イギリスの人には国民的な音楽としてトラッドフォークが存在します。それでも若い人がその道に進むのは最近では珍しい事です。

派手なロック、エレクトロニカをやっていた反動からか、全くそんな現代的なサウンドは抜きにした徹底したフォークアルバムになっています。これまでのファンからしたら裏切られたような気分の人もいるかもしれませんが、ここまで極端にイメージチェンジする潔さはロック的だと思います。インディーズならではの自由さです。しかし、これでOne Little Indianレーベルとは決別する事になります。

Dancing Bears
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[20200507]

Psychic Cat
(1998/07/14)

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2004年のアルバムです。ニューウェイヴなロックンロールとトリップホップなエレクトロニクスがミックスされたサウンドになっています。前作に続きDave McCrackenと二人三脚で制作されています。80年代シンセポップ、ニューウェイヴの雰囲気と90年代トリップホップの雰囲気が混じり合って、レトロな雰囲気ながら古さを感じさせないロックンロールになっています。

1. Hot Lips
2. Psychic Cat
3. Speakers
4. Home Honey I'm High
5. Ideal
6. In Praise Of Shadows
7. Graffiti Boy
8. Groupie
9. Voyeur
10. Last Boy On Earth

たとえばレディガガなどもシンセポップのレトロなサウンドなのに売れています。ルックスもいいとは思えません。奇抜なファッションなだけです。売れる要素が全く感じられませんが、そこはメジャーの恐ろしいところで、時代を象徴するようなアイコンに仕立て上げられてビッグスターになっています。同じような方向性を狙っているのでしょうが、こちらはインディーズなので、そこまでのヒットには至っていませんが、そこそこは売れています。

音楽性で言えば似ていますが、こちらの方が完成度は高いと思います。私のように昔からロックを聴いている人間にとってはレディガガがなぜ売れているのかは疑問があると思います。歌唱力はあると思いますが、同じレベルの人間はいっぱいいます。それよりも、こちらの方が面白いと思いますし、購入意欲も湧きます。現在のメジャーとインディーズの違いは大きく、メジャーのほとんどのアーティストの作品で購買意欲を掻き立てられるものは皆無と言っていいくらいです。インディーズの方が面白いのです。お前らの目は節穴か、と思えるのがメジャー症候群なのです。インディーである事は誇りに思ってもいい時代だと思います。

Hot Lips
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[20200506]

Tigermouth
(1998/07/14)

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イギリスのシンガーソングライターKelli Aliの2002年のファーストアルバムです。本名はKelli Dayton、以前Sneaker Pimpsというバンドに所属していたこともありますが、ここからソロシンガーとしてのキャリアを築いていきます。プロデューサーのRick Nowelsと共作した曲が多く、エレクトロニカなサウンドにポップなヒットチャート向けの音楽になっています。

1. Inferno High Love
2. Teardrop Hittin' The Ground
3. Keep On Dreaming
4. Angel In L.A.
5. Here Comes The Summer
6. Fellow Man
7. Sunlight In The Rain
8. Beautiful Boy
9. Queen Of The World
10. Wings In Motion
12. The Infinite Stars
13. Kids

流行りのサウンドを寄せ集めたヒットチャートはある意味、その時代を映した鏡のようなものですが、このアルバムもその傾向があり、最新のサウンドにバンドスタイルをミックスして、シンセポップにロックンロールの要素も感じられ、セックスシンボルのようなアイコンとして魅力的な女性ボーカルになっています。しかしメジャーでは無く、インディーズからのヒットチャートを狙ったスタイルになっています。

インディーズにありがちなこだわりみたいなものは感じられず、臆せず売れる音楽を作っています。ポップである事は罪では無く、売れる音楽を作る事もプロとしては当たり前の事です。それがプロダクションから作られた胡散臭い感じだと拒否反応を覚えますが、信念を持ってアーティストがやっているのであれば好意的に受け止めます。そしてそれだけの魅力を持っているのであれば、そうあるべきだと思います。ルックスは好みが分かれるかもしれませんが、歌声は売れるべき魅力を秘めていると思います。

Inferno High Love
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[20200505]

オーケストレーションとエレクトロニカのミクスチャーによる
ネオクラシックロック。
グラムロックのようなプログレッシヴロック。


[20200504]

Targets
(1998/07/14)

Derek Webb商品詳細を見る


2020年のアルバムで現在までの最新作になります。プログラミングは抜きにしたバンドスタイルでの演奏になっています。それもストリングス以外ではほぼスリーピースなバンド演奏になっています。曲調もロックではありますが、オルタナな感じになっています。今更オルタナって思いますが、カントリーフォークロックだった頃に比べれば大きな変化だと思います。

1. Targets
2. All Of Me Is Here
3. The Safest Place
4. State Change
5. Good Grief
6. Valentine's Day
7. Death With Benefits
8. Plain Sight
9. Come Home (To Your Body)

普通のオルタナと違うのは、ソリッドな演奏ではありますが、所々でポップな展開になっているところです。作曲能力が高い故に曲の流れからいってメリハリをつけるべきところではポップなアレンジになります。それによって完成度が上がりますが、オルタナではそこまで作曲能力は求められていませんのでソリッドなままで終わった方が潔いという印象を与えています。でももうそんな時代では無いのでこれで良いと思います。

鍵盤楽器としてのデジタルサウンドはありますが、プログラミングでは無く生演奏というのが今回の特徴になっています。原点回帰しながらも新しいという進化を見せています。自主制作体制になっていますが、メジャーに負けないくらいパワフルな作品となっています。彼ほどの知名度があれば自主制作はリスクでは無く利点となっているはずです。自由と創作性を履き違えていないところが素晴らしい。

Targets
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[20200503]

Fingers Crossed
(1998/07/14)

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2017年のアルバムです。ここから自主制作になります。レーベルに属さないという事は自由を手に入れる事でもあり、誰も守ってくれないというリスクを背負う事になります。それでも最近は自主制作でダウンロード販売する人が増えています。内容としてはフォークソングとブレイクビーツが混じり合う事なく、平行線でミックスされています。

1. Stop Listening
2. The Devil You Know
3. The Spirit Bears The Curse
4. A Tempest In A Teacup
5. Love Is Not A Choice
6. Chasing Empty Mangers
7. Easter Eggs
8. The Braver One (For Joanna)
9. I Will
10. Dodged A Bullet
11. I Am Redeeming This Guitar
12. Fingers Crossed
13. Goodbye, For Now

ほぼアコースティックなギター弾き語りだけで成立するような曲に、溶け込まないくらい別物のようにデジタルサウンドが組み合わされています。デジタルサウンドは無くてもいいくらいですが、不自然なくらいに混じり合わせずにミックスしています。これもフォークトロニカと言えますが、原曲を活かすようなアレンジにはなっていません。

以前はちゃんと溶け込み合うようにアレンジしていましたが、この平行線で結ばれる事のない両軸で進んでいきます。アコースティックギターで弾き語りをした演奏に、無理やりデジタルサウンドを付け加えたような違和感。全体がそうなのでこれも狙いなのでしょう。生身の人間とテクノロジーが共存出来ない事を象徴しているかのように、無機質なままをそのままに表現しています。

Stop Listening
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[20200503]

I Was Wrong, I'm Sorry & I Love You
(1998/07/14)

Derek Webb商品詳細を見る


2013年のアルバムです。ほぼ一人で演奏していますが、バンドスタイルであり、デジタルサウンドをほぼ使わない形に戻っています。フォークロックを基本としながらもポップなロックスタイルであり、デジタルサウンドに浮気した事を謝っているようなタイトルにも聞こえます。しかし、内容はキリスト教的な告白のように内面を曝け出しているものになります。

1. I Was Wrong, I'm Sorry & I Love You
2. Eye Of The Hurricane
3. Lover Part 3
4. Closer Than You Think
5. Heavy
6. Everything Will Change
7. I Measure The Days (Simplified Anglican Chant)
8. A Place At Your Table
9. Nothing But Love
10. The Vow
11. Your Heart Breaks In All The Right Places
12. Thy Will Be Done

普通にポップなアメリカンロックなので売れる要素は戻ってきていますが、この後はレーベルを離れて自主制作していく事になります。キリスト教的な歌詞が多いですが、アメリカ社会では普通の事であり、そういう曲は多々あります。それでも多様性のある社会の中で、あからさまに宗教的な歌を歌うのは幅広い支持は得られないのかもしれません。言葉がわからない日本ではそういうのは気にしませんし、いい音楽なら分け隔てなく受け入れられます。

J-POPというのは売れる音楽に付随する習性があり、歌詞の内容も似たようなものが多いです。売れる為の手段としか考えさせてくれない資本主義が支配していますし、それを聴いて育った若者が作っていますから反骨精神があるミュージシャンが少なくなっています。昔はロックは不良の音楽とされていましたが、昔の方が健全だったように思います。健康優良児、優等生なロックって不健全な気持ち悪さがあります。なので、宗教的な曲でも、それを貫く強い意志がある方が健全だと思います。

I Was Wrong, I'm Sorry & I Love You
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[20200502]

Ctrl
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。今回は歌があります。フォークロックなスタイルで電子音とアコースティックギターが共存するフォークトロニカになっています。賛美歌のようなコーラスをデジタル処理して取り入れているので、宗教的なイメージを持ちますが、肉体的な人間の生活に幻滅し、最終的に彼の意識をデジタルバーチャルリアリティにアップロードすることにより、不死のビジョンと痛みのない生活の開発に乗り出した無名の主人公の物語というコンセプトになっています。

1. And See The Flaming Skies
2. A City With No Name
3. Can't Sleep
4. Blocks
5. Pressing On The Bruise
6. Attonitos Gloria
7. I Feel Everything
8. Reanimate
9. A Real Ghost
10. Around Every Corner

一度売れているので、どうすれば売れる作品が作れるか分かっていると思いますが、それでもこれだけシリアスな内容の作品を作り出しています。歌も哀愁のある感じになっていて、デジタルとバンドの融合目指していた頃のレディオヘッドみたいになっています。そこにオーケストレーションと教会合唱団のようなコーラス。かなり内向的な内容になっています。

テクノロジーと人間の共存というテーマはそのままフォークトロニカという音楽にも反映されています。曲自体はフォークロックであり、電子音は雰囲気作りに止まっています。あくまでも人間側から見たテクノロジーという印象。歌がとても人間的で肉体的です。これまでのINO RecordsレーベルからFair Trade Servicesに移籍していますが、ヒット作品を出していてもメジャーにはいかないんですね。その反骨精神が凝縮した内容になっていると思います。

And See The Flaming Skies
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[20200502]

Feedback
(1998/07/14)

Derek Webb商品詳細を見る


2010年のアルバムです。プログラミングにストリングス、コーラスを加えた壮大な内容になっていますが、歌がありません。シンガーであるDerek Webが歌を封印しているという意表をついた作品になっています。マシューの福音書からの主の祈りの構造と内容に厳密に基づいて、古典的に3つの楽章に構成された器楽の電子音楽になっているのです。

1. Our Father In Heaven
2. Hallowed Be Your Name
3. Your Kingdom Come
4. Your Will Be Done On Earth As In Heaven
5. Give Us This Day Our Daily Bread
6. Forgive Us Our Debts As We Forgive Our Debtors
7. Lead Us Not Into Temptation But Deliver Us From Evil
8. For Thine Is A) The Kingdom B) The Power C) The Glory Forever And Ever
9.Amen

これまでもキリスト教に関係する内容の曲がありましたが、福音書を元にしているので、それを歌詞にするよりはサウンドトラックのように表現した方がいいと考えたのでしょうか。音楽としてはロック的であり、ブレイクビーツがあり、オーケストレーションがあり、スキャットなコーラスが加えられており、壮大なスケールで描かれています。

歌を加えればいつもの作品になりそうな曲ですが、あえて歌を加えない事で敬意を評した形になっています。そうなると前作で得たヒットチャートに食い込む事は出来なくなりますが、アメリカにはクリスチャンチャートというのもあって、そこでは奮闘する事になります。これまではアメリカ社会におけるキリスト教の矛盾について歌っていたりしていましたが、歌わない事によってもっと深いイマジネーションを与えるような作品になっています。

Our Father In Heaven
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[20200501]

Stockholm Syndrome
(1998/07/14)

Derek Webb商品詳細を見る


2009年のアルバムです。プログラミングも含めてほぼ一人で演奏しています。ドラムで McKenzie Smithだけが参加していますが、ほぼサンプリングドラムになっています。ロック、ポップスに移行している事もあり、プログラミング、デジタルサウンドを使っても違和感が無くなっています。それでもやっているのはブリットポップのような感じで、たまにソウルフルな曲もあります。

1. Opening Credits
2. Black Eye
3. Cobra Con
4. Freddie, Please
5. The Spirit Vs. The Kick Drum
6. What Matters More
7. The State
8. The Proverbial Gun
9. I Love / Hate You
10. Becoming A Slave
11. Jena And Jimmy
12. Heaven
13. What You Give Up To Get It
14. American Flag Umbrella

カントリー界でもデジタルサウンドを使うことは普通になってきています。電子音とアコースティック楽器を共存させるという発想はフォークトロニカによって定着してきています。フォークトロニカというのはパンクと同じで新しい概念の導入であり、フォークトロニカというジャンルでの代表作は数枚しかありません。その代わり、あらゆるジャンルに浸透しているのです。

デジタルサウンドを駆使していますが、やっている事は普通にロックであり、ブレイクビーツなどにもしていますからダンス的な要素も生まれて、これまで以上のヒット作となりました。知名度もうなぎ登りです。ブリットポップのようなポップの定番とブラックミュージックのダンサブルな要素がミクスチャーされて、最近のヒットチャートにも劣らない内容になっています。Derek Webらしさは活かされていますので、新境地を拓く事にで成功しています。

Opening Credits
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