2004年のアルバムです。ニューウェイヴなロックンロールとトリップホップなエレクトロニクスがミックスされたサウンドになっています。前作に続きDave McCrackenと二人三脚で制作されています。80年代シンセポップ、ニューウェイヴの雰囲気と90年代トリップホップの雰囲気が混じり合って、レトロな雰囲気ながら古さを感じさせないロックンロールになっています。
1. Hot Lips
2. Psychic Cat
3. Speakers
4. Home Honey I'm High
5. Ideal
6. In Praise Of Shadows
7. Graffiti Boy
8. Groupie
9. Voyeur
10. Last Boy On Earth
たとえばレディガガなどもシンセポップのレトロなサウンドなのに売れています。ルックスもいいとは思えません。奇抜なファッションなだけです。売れる要素が全く感じられませんが、そこはメジャーの恐ろしいところで、時代を象徴するようなアイコンに仕立て上げられてビッグスターになっています。同じような方向性を狙っているのでしょうが、こちらはインディーズなので、そこまでのヒットには至っていませんが、そこそこは売れています。
音楽 性で言えば似ていますが、こちらの方が完成度は高いと思います。私のように昔からロックを聴いている人間にとってはレディガガがなぜ売れているのかは疑問があると思います。歌唱力はあると思いますが、同じレベルの人間はいっぱいいます。それよりも、こちらの方が面白いと思いますし、購入意欲も湧きます。現在のメジャーとインディーズの違いは大きく、メジャーのほとんどのアーティストの作品で購買意欲を掻き立てられるものは皆無と言っていいくらいです。インディーズの方が面白いのです。お前らの目は節穴か、と思えるのがメジャー症候群なのです。インディーである事は誇りに思ってもいい時代だと思います。
Hot Lips
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