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淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、Eggsと SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
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[20200731]

Child And Magic
(1998/07/14)

Nobukazu Takemura商品詳細を見る


97年のアルバムです。邦題はこどもと魔法。子供シリーズとなっていて、ついにはChild's Viewというプロジェクトまで作ってしまいます。ここでシンセポップというか、打ち込みによる制作スタイルになっていきます。現代音楽風童謡のような曲調で、ミニマルとかブレイクビーツとか、ネオクラシックとか、割とバラエティに富んだ内容になっています。

1. Solitary Walker
2. Bright Time To Come
3. Travels Of Italy
4. The Back Of The Moon
5. Curious Child
6. Mirrors In Mirror
7. Child And Animals In The Forest
8. Toybox With Moonshine
9. Long Long Night
10. At The Lakeside
11. Image Of Time
12. White Dot
13. Clown And Crown
14. A Reader Of Tale
15. Wizard In Circus
16. Timewarp
17. Birth
18. Une Mort Tres Douce

基本インストですが、Kikuko Nonakaによる歌がフューチャーされている曲が2曲入っています。大人が見た子供向けの風景というか、これも日本のアーティストがよくやるタイプの音楽です。無垢なものへの憧憬として制作されているようで、その表現方法としてデジタルプログラミングの手法がとられています。生楽器のサンプリングなど、フォークトロニカを予感させる作風でもあります。

変拍子だったり、ピアノの弦をこすったりと、現代音楽的なアプローチもあり、それをサンプリングミュージックとして表現しています。子供向けというか、あくまでも大人の視点による情景だと思います。無垢とうか、無邪気な雰囲気をデジタルミュージックとして構築しています。

Full Album
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[20200730]

Child's View
(1998/07/14)

Nobukazu Takemura商品詳細を見る


日本、大阪は枚方市出身のエレクトロニカアーティスト竹村延和の94年のファーストアルバムです。この作品からはまだエレクトロニカ色は出しておらず、ジャズ、フュージョン系のスタイルをアシッドジャズ的に演奏しています。生演奏が中心です。結構本格的なグローバルジャズを演奏していますが、まだとても日本的な感触を感じさせています。綺麗にまとめ過ぎているのです。

1. Phases Of The Moon
2. For Tomorrow (Childlike Mix)
3. Ivory Tower
4. Searching
5. Another Root (Menelik's Rap Mix)
6. Rill
7. Crescent (Monika's Universe Mix)
8. The Future With Hope (Sample And Hold Mix)
9. Time And Space
10. Pastral Waltz
11. Ill At Ease
12. Let My Fish Loose
13. Science Fiction (Menelik's Rap Edit Mix)
14. One Blue Moment (No Talk Remix)
15. Serene
16. The Lake Of Winter

1987年にはDJチーム「クール・ジャズ・プロダクションズ」を結成し、1988年には「ボアダムス」のアイ・ヤマツカ率いる伝説的なヒップホップ・ユニット「オーディオ・スポーツ」、そしてソロ活動を始めます。これ以前に作っていた曲はリミックスという形でリメイクされています。デジタル処理されている部分もありますが、生演奏の雰囲気を壊すような事はしていません。

日本にもフュージョン系のアーティストは根付いていますが、あまり綺麗にまとめ過ぎるとスタジオミュージシャン的な職人気質が鼻につくものですが、その日本的な雰囲気は出てしまっています。リミックスの曲が挟まれている事で、それだけでは終わらないという演出になっています。しかし、全体的にはとてもお洒落で、少し新しい感覚を持ったA.O.R.になっています。

Full Album
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[20200730]

SAMARQA59618949

「Ankhesenamen / SAMARQAND」をEggsで聴こう。 ハードロックとハードフュージョンの融合はプログレッシヴロックhttps://t.co/Yxu3ZNwg28 #eggsmu #nowplaying #rock #fusion #progressiverock #electonicrock #hardrock@SAMARQA59618949
07-29 22:13


[20200729]

ロックンロール系ハードロックをエレクトロニカなアレンジにしたデジタルロック。

ハードロック時代にもアナログシンセを使うことはありましたが、デジタルシンセ、しかもポリフォニックシンセはありませんでしたので、ハードロックの再構築になっていると思います。
80年代のハードロック風なものとは違いストレートなロックンロールタイプなので、自然に楽しめると思います。


[20200728]

Walking Down The Heat
(1998/07/14)

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2012年のアルバムで最後の作品になっています。2枚しかフルアルバムは残しておりません。しかも前作からは6年も過ぎています。そして音楽性はシンセポップからニューウェイヴ系80年代ポップスになっています。ポストパンク的な方向性です。キーワードは80年代ですが、かなり迷走しています。

1. Night Vision
2. Hybrid Friends 4ever
3. When Mercury Hits The Red
4. Some Medicine
5. Trip
6. A Drifting Ship
7. Walking Down The Heat
8. Divine Wind
9. KoKo
10. Bijou
11. Ch-ch-check It Out, And Die

シンセポップをバンドで演奏するのはやっていても、ライブ的にも見ていて面白くなかったと思います。もっとライブ受けするという点での変化かもしれませんが、バンド演奏を活かすという観点からポストパンクスタイルになっています。シンセも生演奏的な使い方になっています。それでもこのレトロな雰囲気が彼らにとってのこだわりだったのでしょう。まさにインディーズでしか成り立たないスタイルです。

新しい要素が微塵も入っておりませんから、売り難かったと思います。少しオルタナに成りかけそうな雰囲気も持っているのですが、そこを強調せずに80年代のスタイルにこだわっているので、それ以降の時代は無かったかのような振る舞いです。フロントにいた女性陣も一人になっておりますので、ここまでは何とか生き延びたという感じです。

Night Vision
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[20200727]

鶴竜は初日の腰砕けから休場となりました。 阿炎は会食したという理由から強制的に休場になっています。琴ノ若も調子良かったのですが、左膝内障で休場。大関角番の貴景勝は3敗しています。もろいところがあり、まだ万全ではないようです。初大関の場所の朝乃山は全勝で優勝も目指せる雰囲気です。これまでの優勝と大関になってからの優勝は大きく意味が変わって来ますから、出来る時に優勝しておいた方が横綱への近道です。大関の時間が短いほど大横綱になれますから。

中日までの幕内上位の成績
白鵬 8勝0敗
鶴竜 0勝2敗7休
貴景勝 5勝3敗
朝乃山 8勝0敗
御嶽海 7勝1敗
正代 7勝1敗
大栄翔 5勝3敗
隠岐の海 4勝4敗
豊山 0勝8敗
遠藤 2勝6敗
隆の勝 5勝3敗
阿武咲 0勝8敗
霧馬山 3勝5敗
宝富士 3勝5敗


結局白鵬が全勝で一番優勝に近い感じではあります。上位戦との戦いが終わった遠藤も調子を取り戻せず、せっかくの上位の地位も危ぶまれます。戻り入幕の照ノ富士は1敗しましたが、来場所はかなり上に上がれるでしょう。元々大関でしたから、実力は十分ですが、腕を決めて勝つパターンはまだ自分の相撲が取れていない証拠です。今場所の鍵は朝乃山でしょうか。

中日十両以降の取り組み

[20200726]

BasicRevl9n
(1998/07/14)

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スウェーデンのシンセポップバンドRevl9nの2006年のファーストアルバムです。女性三人をフロントにそえたシンセポップスタイルのバンドです。スウェーデンといったらスウェディッシュポップのおしゃれでチャーミングなイメージがありますが、こんなにも俗っぽい感じのバンドもいるのでした。

1. United
2. Muscles
3. Someone Like You
4. Walking Machine
5. Dead Town
6. Fantastic
7. Miss It
8. The Box
9. Hello Baby
10. Midnight
11. Lola
12. Someone Like You
13. Walking Machine
14. United

シンセポップバンドですが、ギターサウンドも入っていますし、80年代ポップとヒップホップ的な演出のされたアレンジなど、俗っぽいという言葉しか見つかりません。バンドとしてこういうスタイルを演奏するってどういう気分なのでしょうか。バンドっぽく無いシンセポップスタイルですが、それも使い古された感じのシンセポップであり、打ち込みもベタな感じです。

レディーガガが売れるような世の中ですから、パフォーマンス重視であれば彼らも売れるのでしょう。しかし、あまりにもレトロ過ぎるので世間の反応は薄いようです。後はフロントメンバーの三人の女性がどれだけアプローチ出来るかにかかっているようです。音楽的にはさほど注目するようなところはありません。

United
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[20200726]

ディープなエレクトリックソウルネオアコ風にした曲です。

80年代後半のエレクトリックソウルネオアコの動的な動きを加えているので、ありそうで無いような感じになっていると思います。


[20200725]

Basic Sketches For Beginners
(1998/07/14)

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2020年のアルバムで現在までの最新作になります。コロナ禍の真っ只中でのリリースという事もあって、元気が出るようなダンスミュージックとしてのハウスを意識した内容になっています。アフロファンクからシンセポップのような雰囲気までOsunladeならではのハウスメソッドが詰まっています。

1. Amnesia
2. Don't Hang Up
3. Feedbach
4. Auto Machine
5. Ole'
6. Saudek
7. Moon In Daylight
8. Uh Huh
9. Landfill
10. OA-O2
11. As If...

シンプルにループさせるという事では彼らしく無い感じもありますが、クラブではこうした手法を多用します。つまりクラブミックスなスタイルをオリジナルアルバムでもやってくれているのです。シンプルですから踊る事に集中出来ます。フュージョン系の作品だとつい聴き入ってしまいます。何も考えずに初心者のための基本的なスケッチとしてのダンスミュージックを提供しています。

シンプルなループを徐々に変化させていくランニングハイな効果をもたらす手法は王道でありますが、オリジナル作品では、そこは追求していませんでした。DJプレイする時はこの基本的な手法を使っていますから、ライブ感覚を堪能させてくれます。ライブに足を運べない状況なので、こうしたスタイルを提供してくれているのでしょう。ハウス界の重鎮としての面目躍如な内容になっています。

Don't Hang Up
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[20200724]

Ache'
(1998/07/14)

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2019年のアルバムです。これもビニール盤とダウンロード販売でのリリース形態になっています。まるで70年代のブラックミュージックチャンネルラジオを聴いているような流れで進んでいきます。全体的にソウル系よりファンク系になっています。ほぼ生演奏によるレアグルーヴの実践盤のようになっています。

1. underStanding
2. Positiv'ly
3. Open Doors
4. Community
5. Joffy's Funk
6. Comin' Around
7. Same, Same
8. Comfort & Desire
9. Seratonin
10. Flowers Bloom
11. Poh's Devotion
12. Solitude

自分が子供の頃に聴いて育ったラジオを再現したかのような内容になっています。しかし、使用機器も、演奏メソッドも様々な時代を経てきていますから、アレンジも質感も70年代のそれとは違っています。全く同じにしてしまったら単なる模倣になってしまいますから、そこまではこだわっていないようです。つまり70年代よりも上手くやっている感じのブラックミュージックなのです。

70年代のファンクってもっと泥臭くて、それなのに未来感を演出していたりします。その雰囲気を再現していますが、その頃よりもクレバーになっていますから、アレンジも合理的になっていますし、整理されています。つまり当時リリースされていたなら歴史に残るような名盤になっていたに違いありません。未来からターミネーターが、トランクスがやって来てその時代を演奏しているようなものです。

underSTANDING
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[20200724]

SAMARQA59618949

「Potoroo / SAMARQAND」をEggsで聴こう。 ブレイクビーツを簡略化したゴスペルロックhttps://t.co/DLuJPEQTDY #eggsmu #nowplaying #rock #soulfulrock #gospel #electonicrock #brakebeats@SAMARQA59618949
07-23 21:43


[20200723]

Space Noise
(1998/07/14)

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2019年の作品です。デジタル配信サービスであるBandcampにYoruba Recordsのページを持っていますが、そこでのみのデジタル配信ソースとしてリリースされました。2004年から2011年の時期に埋もれていたトラックにスポットを当てた内容になっており、そこにはオリジナルアルバムには無いようなハウスならではの曲が埋もれていました。

1. Tongue Bite
2. Space Noise
3. Living Room
4. Vetiver
5. Moon In Daylight
6. Pink Telephone
7. Linear Folk ft Dario Rhythm Child R Rohrbach
8. Jigg
9. Nebula
10. Serenade
11. Ode To Don Bobby

ハウス界の重鎮として君臨しているOsunladeの面目躍如として楽しめる作品になっています。オリジナルアルバムではソウル、ファンク、フュージョンのようなブラックミュージックの洗練されたスタイルを追求していますが、ライブにおいてはDJプレイしており、そこではハウスならではのトラックを披露しており、それに近い感じの楽曲になっています。

シンセポップな感じのクラブミュージックという展開でしょうか、DJプレイと言っても最近はターンテーブルを2台使うだけのものではありません。そこにリズムマシーン、サンプリングパッドなどのエフェクト系アイテムをミックスさせてオリジナル溢れるDJプレイをする事が主流になっています。クラブミックスを生で行うという事なので、楽器を演奏するに匹敵する集中力が必要になってきます。そんなクラブミックス感満載の作品になっています。

Full Album
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[20200722]

The Quieter You Become The More You Hear
(1998/07/14)

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2018年のアルバムです。ビニール盤サイズでの販売でしたから、ミニアルバム的な容量ですが、全て一人で演奏、プログラミングされたコンセプチャルな作品になっています。全体的にファンク、ソウルな内容になっています。しかし、背景にブラジリアンフュージョンの面影も見え隠れしていて、それをシンプル化させる工程の中で、プログラミングさせる事で新たな表現を生み出しています。

1. Recovery
2. Presence
3. STL6
4. The Bravest
5. The Moment I Saw
6. Syrundipity
7. Duh Geyt Daouhn
8. The Present Iz The Gift

セントルイスのハウス界のドンとして、プリンス的な存在になろうとしているのか、歌声はレニークラヴィッツですが、作風はプリンスに似てきていて、自分のやりたい事もあって、似る事もなく独自の作風に落ち着きはじめています。フュージョン的なプログレッシヴさが、ファンク、ソウルに新たな息吹を与えています。もはやハウスの領域は抜け出しています。

ソウルシーンに革命を起こそうとしていたプリンスやホールオーツなどは、新しさを追求しながらもヒップホップの感覚には馴染めませんでした。ちょっとした感覚は応用しようとしてはいましたが、自分達のやりたい事では無いという意思を持っていました。そこで時代には取り残されるようになっていきますが、ハウスシーンのOsunladeも同じような感覚を持って創作している事に敬意を評したいと思います。

Recovery
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[20200721]

Peacock
(1998/07/14)

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2014年のアルバムです。ビニール盤でのリリースだったので、CDにするとミニアルバムっぽい感じの容量になってしまいます。いつものようにマルチレコーディングでのブラジリアンフュージョン的なスタイルになっていますが、プログラミングも多用するようになっているので、エレクトロニカなデジタルサウンドも含まれるようになっています。

1. Jade
2. Change
3. Modular
4. Better Man
5. Peacock
6. Barking Trees (Lucan's Song)
7. Your Love
8. Kindness

ブラジリアンフュージョンをハウス的な編集にする事により、ソウルミュージックのような雰囲気にさせています。フュージョンをシンプル化させるとそうなるのでしょうが、そこが今回の狙いになっているようです。贅肉を削ぎ落としたシンプル化させたソウルミュージックはまるでプリンスのような雰囲気に仕上げていきますが、原形がフュージョンなので、プリンスをプログレッシヴにしたようなアレンジになっています。

結局やっている事は既存の音楽になるのですが、方法論が他に無いような手法なので、馴染みのある音楽でも個性的に感じられます。つまりは個性とポップ性の両方を成立させているのです。エレクトロニカな雰囲気もありますが、これはレトロなサウンドが使われているので、新しさの演出にはなっていません。この辺の狙いはなんなんでしょうか、結局最近の音楽には不満を持っているという事でしょうか。時代性に関係無く、好きな事をやるという趣旨なら、相当な頑固者です。

Your Love
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[20200720]

5月は中止なりましたが、今場所は本来名古屋場所でしたが、東京で観客を入れて開幕されました。観客の間隔をあけているので、満員じゃないような錯覚になりますが満員御礼です。朝乃山が大関として初の白星を獲得。照ノ富士が何年ぶりになるのでしょうか、幕内に戻ってきました。ふてぶてしさは変わっていません。

初日上位の対戦結果
◯白鵬 肩透かし 隠岐の海
◯遠藤 腰砕け 鶴竜
◯貴景勝 押し出し 豊山
隆の勝 送り出し 朝乃山◯
◯正代 上手投げ 阿武咲
宝富士 寄り切り 御嶽海◯
◯大栄翔 押し出し 霧馬山
◯輝 押し出し 碧山
阿炎 突き落とし 北勝富士◯
炎鵬 切り返し 竜電◯
◯照強 小手投げ 徳勝龍
石浦 叩き込み 千代大龍◯
◯玉鷲 突き落とし 勢


元大関栃ノ心と高安は幕下まで下がっています。高安は琴ノ若に逆転負け、琴ノ若はお父さん譲りの懐の深さを持っているようです。白鵬は問題無いようですが、鶴竜は足をかけにいって空振りし、腰砕けとなりました。先場所休みだった事、出稽古にいけない事もあり、各自自分の部屋で基礎練習を十分に行なっていたようで、体が落ちている力士はいないようです。白鵬も安泰とは言えない状況だと思います。優勝に行方はまだ見えていません。

初日十両からの全取組

[20200719]

A Man With No Past Originating The Future
(1998/07/14)

Osunlade商品詳細を見る


2013年のアルバムです。タイトルにあるように過去のない起源を持つ未来の男というテーマでのコンセプトアルバムになります。ハウスという概念は前作で脱ぎ捨てたかのように、独自のスタイルを追求するようになっています。アンビエントなオープニングから、初期の頃のようなブラジリアンテイストのフュージョンスタイルに戻っています。このスタイルがどうしてもお気に入りのようです。

1. The Realm Of Difference
2. Eclipse
3. Human Beings
4. Quiet Departures
5. Sour The Plan
6. Luna Moth
7. Camera Shy
8. Vessel
9. Satellite Beneath The Stars
10. Goddess
11. Conversation With Myself
12. Looking Through The Crowds

プログラミングは少なめで、自分自身でマルチに楽器を演奏しての一人フュージョンバンド状態になっています。ゲストの演奏も含みますが、一人で好きなように演奏するという意味では、これもハウスの概念なのかもしれません。しかし、これだけ演奏能力があるハウスミュージシャンはいません。だから特異な存在となっているのです。

ブラジルやアフロなリズムセクション、黒人のルーツミュージックに立ち返りながらも未来を見つめているような作風。既成のフュージョンを振ると見なす事は出来ますが、ミクスチャーの概念を持って増殖してくのがフュージョンの正しい在り方だと正しく認識していけば、彼がやりたい事が自ずと分かってきます。少し偏っている部分もありますが、ヒップホップ文化も飲み込んできたフュージョンは、正しく舵取りをすれば、現在でも最新鋭の音楽になり得ます。ウィルスの影響によりグローバル化に陰りが見えてきていますが、音楽はもっともっとグローバルに古今東西、過去も未来も見据えて進化していかなければなりません。

The Realm Of Difference
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[20200719]

Pyrography
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。当時は自身のレーベルYoruba Recordsからのリリースでしたが、後にBBEレーベルから曲が付け加えられて、豪華ブックレット付きでリメイクされています。ハウスを追求してきた奇才でありましたが、シンプル化させてきたその先に到達しています。初期の頃に比べればシンプルなのですが、シンプルに感じさせないような装飾が加わって、いかにもハウスらしい感じになってきましたが、彼にとってはハウスミュージックの旅の終わりの章に達してきたとのこと。

1. I'm Happy
2. Envision
3. Walkin' In Paris
4. Idiosyncracy
5. Trinity Ov Me
6. ManOWirdz
7. The Distance
8. No Way
9. Intro (Solemait)
10. Ser Al Santisimo
11. Pheramones
12. Yeku Yeku
13. A Day Without U
14. The Sacred Triad
15. The 8th Chakra
16. Atsuta Jingu

ヨルバオリシャの神々に敬意を表して制作されたというコンセプトを持っており、儀式的、民族音楽的な要素はそういう表現なのでしょうが、それでもハウスミュージックとしての機能を保っており、ラッパーのOveous Maximusのラップがフューチャーされた曲もありますが、これも儀式的な演出の一つになっているように感じます。ヒップホップ文化もここまでアーティスティックに創作されるべきであり、そういう努力を怠っていた若者の文化という馴れ合いの果てが、現在のアメリカのヒットチャートの荒廃に繋がっています。

先進的なものはインディーズまかせ、そのおこぼれをメジャーが搾取するような図式が出来上がっています。一歩先しか見ないのであれば、その先に広がる美しい世界は見えてこないのです。そして誰も見た事がないような世界を想像する者さえいない馴れ合いの音楽シーンが蔓延しております。ビジネス化はリスナーのニーズに応える事は出来ても、誰も体験した事がないようなジャーニーには連れて行ってくれないのです。

I'm Happy
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[20200718]

Rebirth
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。曲によってバンドを入れ替え、自分が歌うという、歌を中心にした作品になっています。この歌が素晴らしく、レニークラヴィッツばりに巧い。ボーカリストとしても超一流である事を示したアルバムです。歌中心なので、フュージョンというよりブラコン、ソウルフルな内容になっていて、ボサノヴァ調の楽曲もアメリカンポップス的なアレンジになっています。

1. All My Tears
2. Butterfly
3. Compatible
4. Paint Me A Picture
5. Break It Down
6. The Dating Game
7. Willin'
8. Glide
9. Complacent
10. Patchouli
11. Umakemesmile
12. The Fiction (Gareth's Song)
13. Nothing More

曲によって違うメンツでの演奏になっています。全て生演奏なので、いつものクラブミックスの雰囲気ではありませんが、この演奏者がプロフェッショナルで、超一流のスタジオミュージシャンを集めたようなスペックになっています。そして歌が全盛期のレニークラヴィッツを彷彿とさせる艶やかさを持っています。何につけても常にブラックミュージックの最先端に君臨している事を知らしめる才能を見せつけてくれています。

中には自分でマルチプレイをしている曲もありますが、そこではプログラミングも加えられています。それ以外はほとんどが生演奏です。ソウル、リズムアンドブルース、ファンク、フュージョンにラテン系も加えられたブラックコンテンポラリーの集大成、そこにはラップは加えられていないというところが私的には高評価であります。都会的なハイセンスの音楽性に、ラップの田舎臭い雰囲気は相応しく無いのです。

All My Tears
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[20200718]

SAMARQA59618949

「SpearmintBerry / SAMARQAND」をEggsで聴こう。ネオアコのフォークな感触とソウルフュージョンを強調したエレクトロニカ https://t.co/MIqIgLGDZ8 #eggsmu #nowplaying #rock #soulpop #fusionpop #folkrock #neoacoustic #electonicrock@SAMARQA59618949
07-17 21:51


[20200717]

Elements Beyond
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。クラブミックスに特化しており、シンプルにループの組み合わせというスタイルになっていますが、それでも洗練されたセンスが光るトラックとなっています。ブラジリアンフュージョンの和音は活かされていますが、リズムをシンプルにしているので、ブラジリアンな特徴は簡易化されています。

1. A Cloudy Mist
2. A Monk's Tear
3. Stomp
4. Frequencies
5. Momma's Groove
6. My Reflection
7. Queen's Battle
8. 139th Street
9. Cream
10. April

本来なら、このようなシンプルなループから始まって、以前の複雑な演奏に至るものですが、複雑な演奏から無駄でも無かった贅肉を削ぎ落としてからのシンプルさですから質が違います。民族音楽的なサウンプリング素材などもあったり、かなり多様化されていますがブラジルもサンバやボサノヴァだけではありません。ラテン以前にネイティヴな民族音楽が存在するのです。そういう追求も現れているようですが、ブラジル関係ないかもしれません。

ループの繰り返しの組み合わせだけでこれだけ作るって、発想の転換でしょうか、かなりアイデアがトンガっているのか、いろんな引き出しを持っているようです。フレージングだけで終わるので、一つ一つのフレーズの印象がその曲の印象となっており、これぞハウスという道を極めています。

A Cloudy Mist
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[20200716]

Aquarian Moon
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。全てではありませんが、ほとんどの楽器を演奏するなど、ハウスの常識を超越したグルーヴ感を持った作品に仕上げています。全体的には、やはりブラジリアンフュージョンのスタイルが貫かれており、そこにデジタルミックスが入り、ブラジルテイストのフュージョンスタイルを持ったアシッドジャズのような雰囲気になっています。

1. Thira
2. Aquarian Moon
3. The Day We Met For Coffee
4. Flow
5. TwoPhish
6. Fingerblood
7. Circles
8. Oia In Winter
9. SokinSikartep
10. Casablanca Soul
11. Music For The Gods
12. Inspiration
13. In Flight

ジャズ、ソウルの要素にとどまらず、ブラジル系のサンバ、ボサノヴァのリズムが加わる事で、かなりおしゃれな洗練された感じになっています。それもフュージョン的なので、都会的なシェイプアップされたアレンジになっており、そこをデジタルミックスさせる事により、ディープハウスとしてもかなりのハイスペックな仕上がりとなっています。

サンプリングにばかり頼っておらず、生演奏なので、この感覚も新鮮に聴こえます。どんな凄腕のフュージョンバンドが演奏しているのだろうと、フュージョンとしても前例が無いくらい高性能な演奏になっています。黒人音楽が進化して現在のアメリカンミュージックが存在していますが、その頂点に立つかのような進化の最先端にいる誇らしささえ感じます。ヒップホップもこの感覚を身につけるべきです。

Thira
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[20200715]

Paradigm
(1998/07/14)

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アメリカの黒人アーティストChristian Carlos Warrenの一人プロジェクトOsunladeの2001年のファーストアルバムです。Soul Jazz Recordsレーベルからのリリースでディープハウススタイルで黒人音楽の様々な要素をふんだんに盛り込みながら、おしゃれなクラブミュージックに作り上げています。

1. Morning Glory
2. When This Feelin'
3. Blackman
4. Rader Du
5. Oxossi Da Focha Branca
6. 2thousandcowries
7. Beloved
8. Ocho
9. The Deep

ゲストや自分でも楽器を演奏していますが、ほぼDJプレイに近いでしょうか、ブラジリアンなフュージョン系から、アフロファンクのようなところまで、黒人音楽って、汗臭い感じもあれば、都会的なおしゃれな音楽もあるという視点から、まるでクラブミックスのような感覚で制作されています。曲を作っているというより、グルーヴを生み出す為にトラックメイキングしていくという感覚です。

全体的にはライトフュージョンのダンサブルな部分を抜粋したかのような作風です。ブラジルテイストのフュージョンだとドラムはシンプルに、パーカッションで華やかにしていくという手法をよく分かった上でのアレンジになっています。音楽の構造をよく把握した上での再構築になっているので、とてもスマートであり、スムーズな流れになっています。

Morning Glory
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[20200714]

Lump
(1998/07/14)

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アイスランドの男女デュオLumpの2018のファーストアルバムです。デビューしたての新人ですから、まだフルアルバムはこれだけです。マーキュリー・プライズ受賞プロデューサーのMike Lindsayと女性シンガーソングライターのLaura Marlingのコラボレート。Laura Marlingはそれまでソロ活動をしていましたが、それと並行してこのデュオで活動するようです。

1. Late to the Flight
2. May I Be the Light
3. Rolling Thunder
4. Curse of the Contemporary
5. Hand Hold Hero
6. Shake Your Shelter
7. LUMP Is a Product

一言で言えば豪華絢爛なフォークトロニカという感じでしょうか、アコースティックな生楽器での生演奏に少しばかりのデジタルサウンド、デジタルは本当に少なめで、フォーク調の楽曲を雄大なオーケストレーションで歌っている感じです。Laura Marlingによるプロデュース力も光っていて、メジャー級の音質の良さです。オーガニックな感じなのに、全体的に感じられるデジタル感、この質感も見事です。

低音から高音まで歌いこなすLaura Marlingの歌唱力も魅力であり、壮大なオペレッタを見せてもらっている感じがします。曲の展開もドラマティックであり、曲のつなぎ目も華麗に流れていき、トータルコンセプトアルバムのような雰囲気になっています。二人の才能が何倍にも膨れ上がっているのを感じます。これからが楽しみなデュオです。

Late to the Flight
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[20200713]

アメリカンハードロックのようにロックとフュージョンをミックスしたような
エレクトロニックハードロックです。

マスクが必須な日常ですが、結構ストレスだし、外すタイミングなど、いろんな課題を題材にしています。


[20200712]

Birdtrapper
(1998/07/14)

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2020年のアルバムで現在までの最新作になります。ミニアルバムくらいの容量ですが、リリースされたばかりの最新のサウンドになります。民族音楽に傾倒してきていましたが、今回はポップフォーマットにおける民族楽器の関わり方を追求しているように感じます。まだ彼にとっては民族音楽とロックの融合については消化されて切っていないのでしょう。

1. Temple
2. Birdtrapper
3. Scarred Land
4. Morphing Isle
5. Brook
6. Washouse

主導権を民族に置かずにポップフォーマットに移した事で、これまでの作品よりかは聴きやすくなっています。民族音楽をサンプリングしてきて大々的に西洋音楽に作り変えた最初はピーターガブリエルであり、サンプラーの使い方としては革新的なものでした。それが後のブレイクビーツに影響を与えたのは紛れもない事であり、その両者の質感は違うものでありますが、この作品はどちらかというと前者の方に近い感じになっています。

テクノよりもロックフォーマットに近い感覚で融合させていますから、現在では異色な雰囲気になっています。でもどうしてこの人は民族音楽が絡むと音をチープにしたがるのか、そこは彼のセンスなので読み取れないところであります。もっとかっこいいサウンドにすれば売れる音楽になると思うのですが、そこもひねくれているのでしょう。そこを素直にすれば、もっとこのスタイルを消化出来てくるのではないでしょうか。

Temple
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[20200712]

Goatherder
(1998/07/14)

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2018年のアルバムです。前作での経験により、民族音楽に目覚めてしまったようで、エスニックな音素材を多用した作品になっています。エスニックテクノというジャンルも確立されていますが、踊れるような音楽ではありません。やっている事はいつもと変わりないのですが、題材が民族楽器になる事により、曲調もポップフォーマットにこだわらなくなっています。

1. Goatherder
2. Landlocked
3. Building Fire
4. Swirling Torrents
5. Fennel Dance
6. Field Walk
7. Island Is Ransacked
8. Sunset
9. Plant Communication
10. Collective Farming
11. Lament

デジタルサウンドも入れてきますが、民族楽器のループ素材が持つグルーヴは儀式のような性格性を生み出し、そこを軸にしているので、ポップな曲である事を辞退したような作風になっています。何をやってもおかしく無いような人でしたから、この変化もそれなりに受け入れられるようなキャラクターだと思います。そういう意味では得な性格ですし、そのキャラクターに恥じない進化を遂げています。

これを無理やりテクノフォーマットやポップフォーマットに統括するならさほど新しくはなりません。これもサイケな表現の一つだと捉えさせ、自分の新しい表現方法にしてしまっているところが、彼のポテンシャルの深さを物語っています。いろんな概念を破壊している、本当の意味でのパンクロックだと思います。現代版ポップグループだと言ってしまうのは言い過ぎでしょうか。

Goatherder
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[20200712]

SAMARQA59618949

「Deeryllis / SAMARQAND」をEggsで聴こう。 Folktronica Soul Balladhttps://eggs.mu/song/b0d48c5b9a89caac329a86a3e010e752a00d2126b75cd5ef27f133d92575223a #eggsmu #nowplaying #rock #soulballad #electoronicpop #folktronika #neoacoustic@SAMARQA59618949
07-11 21:37


[20200711]

Andean Dub
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。アンデスのダブというタイトルで、フォルクローレとダブを融合させた、冗談めいた作風になっています。このチープなサウンドのダブというのはアンデスのイメージなのでしょうか、少し失礼な感じがしますが、誰もやった事が無いという意味においてはかなり挑戦的な作品です。

1. Celestial
2. Yo Tarzàn, Tù Jane
3. Cumbiatronic
4. Cumbia Millipedes
5. Zokkor U Popcorn
6. Huayno
7. White Steal
8. Cumbia Esqueletos
9. 7th Charango
10. Andean Dub
11. Anita Y Caballos

ダブなエフェクトも、もっとかっこよく使ってあげていいと思うのですが、あくまでもフォルクローレを意識したのか、かなりひょうきんな仕上がりになっています。100%クンビア製というクレジットがされていますが、ここまでレトロな音で表現するというのも失礼な感じがします。ユーモラスな作風で押し通していますが、一つでもかっこいい音源を導入するだけでもっといい感じになると思うのにやらないというひねくれぶり。

これも性分なのでしょう。あくまでも外から来た人が感じたクンビアのイメージという感じです。日本でもいまだに富士山芸者といったイメージだけで表現されているようなものです。ダブもレゲエに近い感じであり、鋭さが全くありません。普通にはやらないよ、という決意のようなものも感じますが、テクノポップのひょうきんさも加わっています。

Full Album
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[20200710]

Notes From: Life On The Wire With A Wrecking Ball
(1998/07/14)

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2008年のアルバムです。いつもながらのデジタルサイケデリックポップロックでありますが、かなりポップな作品になっていると思います。曲のテーマがわかりやすく、そこを軸にアレンジ展開しているので、かなりポップな楽曲ばかりになっています。サイケの幻想的な雰囲気ではなく、サイケ時代にもポップな曲が多くありましたが、そんな雰囲気のポップロックになっています。

1. Diamond Skys
2. Go Go Go
3. Libertania
4. Acid Favela
5. Drum St
6. Vacuum
7. Freak
8. Impression
9. Bomb Bomb
10. Rocked/Shocked
11. The Fly
12. Congo

テクノ感覚では発想出来ないロックならではの旋律、そこからメロディアスな楽曲に完成させていく事は容易だと思いますが、普通に起承転結があるような楽曲にしていかないのがテクノ感覚かもしれません。普通のポップフォーマットのように完結する事を良しとしないRichard David Jamesのような感性も受け継いでいるようです。そこをロックに注入するとひねくれポップとなっていきます。

全体的にはポップフォーマットとして終わらないにしても、一つ一つの素材がポップで分かりやすい、親しみやすい音源でありますから、結果、風変わりではありますが、ポップロックとして楽しめます。ロックを後追いしていくならば、60年代後半のサイケデリックポップワールドも通過しなければなりません。最初は馴染めないような作風でも、こういうものだからと馴染む努力をした経験がある人は多いと思います。その努力を現在でも行わなければならないほど、現代的なサイケデリックミュージックなのです。

Diamond Skys
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[20200709]

Nomad Junk
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。現代版サイケデリックロック真髄を極めています。そのサイケデリック感を深める為に世界各地に赴き、フィールドレコーディングを決行。もしくはその地で集めたそれらしき音源からの抜粋など、フィールドレコーディング、エレクトロニカ、ブレイクビーツなど、現代的な手法も取り入れ、尚且つその手法に染まる事なく、自分ならではの表現に昇華させています。

1. Jamboree
2. Hong Kong
3. Kowloon
4. Can't Lie Down
5. Taipei
6. Cosmopolis
7. Pan Continental
8. The Slow Ones
9. Tokyo Sandstorm
10. House Of Representatives
11. Barcelona
12. Proto Guitar

フィールドレコーディングの地は曲のタイトルに現れているので分かりやすいです。サイケデリックロックだからと言って、こうあらねばならないという概念すら持っていません。それこそが彼の強みであり、世間的にはデジタルコラージュの気鋭だと思われていますから、彼を束縛する世間体は存在しないのです。やりたいように、偶発的に出来上がったものでさえ彼の武器としていく事ができるのです。レッテルを貼りにくいというのが逆に彼の強みとなっているのです。レッテルを貼って固定観念でしかものを判断出来ない単細胞から守ってくれるのです。

ゲストも数名参加していますが、ほぼ一人ビートルズ状態です。フィールドレコーディングの素材もただ、垂れ流すだけのような事はしません。ちゃんと音楽の流れの一部として流用しています。この辺がブレイクビーツ職人としての能力が発揮されています。時にヴォコーダーを使ったり、デジタル機器も惜しみなく使います。ビートルズも最後の頃にはムーグシンセを使ったりしていましたが、解散したのでそれ以降のテクノロジーを駆使する事はありませんでした。しかし、彼らのような才能が現在のテクノロジー下で制作活動をしていたとしたら、そう想像してしまうところを彼は一人で作り上げているのです。

Full Album
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