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[20200808]

Einheit
(1998/07/14)

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2015年のアルバムで現在までの最新作になります。竹村延和の個展のために制作されたサウンドトラックのような作品です。絵画、音、映像、言葉など複合的な個展であり、Zeitraumで披露された前衛音楽とフィールドレコーディング素材の融合のような内容になっています。それが個展の会場で流されていました。

1. Tobira
2. Kanashimi To Bouken
3. Unseen Substances Part1
4. Past Melting
5. Unseen Substances Part2
6. Verschmelzungen (kako No Koe)

環境音楽には家具の音楽という部類も存在します。部屋の空間で家具のように存在する音楽の事です。展覧会の絵という曲もありますが、展覧会での絵を見ているような気分にさせてくれる音楽。ここでは個展における絵やグラフィックなどと同じ存在としての音楽を作っています。それらが統合されて完成される個展なのです。

ドイツに移住してから現代音楽的な手法はより具現化されてきています。現代音楽といっても20世紀のシロモノです。決して新しいわけではありません。21世紀なのに20世紀のような手法であっていい訳ではありません。より新しい概念を手に入れる必要があります。そしてそれを表現するのに便利なテクノロジーは揃ってきていますが、人間の脳が追いついていないのが現状です。もう本当に全てやり尽くされてしまったのでしょうか、まだまだ音楽には無限の可能性があると私は信じたいです。

アインハイト展
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[20200808]

Zeitraum
(1998/07/14)

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2014年のアルバムです。ドイツに移住してからはコラボレーション活動が多く、オリジナルアルバムとしては12年ぶりの作品となりました。フィールドレコーディング素材も含んだ現代音楽としての総決算のような内容になっています。そして歌では無く、語りが用いられています。不協和音の中、言葉がはっきりしているのでヌーベルバーグの映像を見ているかのような感じになります。

1. 暦の遊戯 the calendar play
2. 透明なる世界 too transparent society
3. 手品師とプログノーゼ magician and prediction
4. カラスの涙 while the crow weeps
5. 錆びたヒンジ my rusty hinge
6. クレプシドラと玩具 clepsydra and toy
7. 忘れられた紐帯 the forgotten bond
8. ねじ巻き時計 my wind-up clock
9. くだの運動 movement of the snake
10. 眠りの書物 the book of sleep for an encounter
11. エッセレヴェルティカレ be vertical

ドイツで受けた影響が反映されていると思いますが、現代音楽としては割と王道であり、以前は持っていたポップ性が割と新しい感覚だったのに、そのポップ性を放棄した事によって、彼にとっては新しい挑戦になっていますが、音楽的にはさほど新しさを感じないものになっています。ドイツ語の語りは音楽に溶け込みますが、日本語での語りがどうしても意味を押し付けてくるので耳障りです。

海外においてはその逆になるのかもしれません。日本語のイントネーションが新鮮になるのかもしれませんが、日本語がわかるものには少し苦痛を覚えるような響きになっています。せっかく自由な音楽表現をしているのに、意味に縛られたくないのに、言葉がはっきりとした意味を発しているのです。そこはあやふやにして欲しい、もっと音楽に自由を与えて欲しい。この語りはボカして欲しいというのが正直な感想です。

錆びたヒンジ / My Rusty Hinge
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