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[20200930]

Songs From The Cold Seas
(1998/07/14)

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94年のアルバムです。フランス原題はChansons des mers froides。今回も豪華なゲストとのコラボレート作品となっています。アラスカ、カナダ、グリーンランド、アイスランド、日本、スカンジナビア、スコットランドの伝統的な民謡を現代的にリメイクした曲をBjörk、Suzanne Vega、John Cale、Siouxsie Sioux、加藤 登紀子などそうそうたるメンバーに歌わせています。

1. Annuka Suaren Neito
2. Visur Vatnsenda-Rosu
3. The Long Voyage
4. Havet Stomar
5. Adventures In The Scandinavian Skin Trade
6. She's Like A Swallow
7. The Lighthouse
8. Oran Na Maighdean Mhara
9. Yaisa Maneena
10. Yakut Song
11. Song Of The Water

ドラムンベース等のエレクトロニカなアレンジ、ニュージャズのようなアレンジ、どれもオリジナル曲のような存在感を持っていますが、唯一のオリジナルはTheLongVoyageだけです。なので、民族音楽とエレクトロニカ、当時はそんな呼び名はありませんが、それらが融合した作品になっています。ある意味フォークトロニカを先取りした内容になっています。

コンセプトとしては北極圏の海をテーマにしていて、プロフェッショナルなシンガー達によって各国の民謡がサイケなロックソングに昇華されています。日本代表の加藤 登紀子もアイヌ語で歌い上げています。北極圏の海というテーマで、統一感を持たせながらも、各土地に伝わる伝統的な音楽を現代的に蘇らせた力作となっています。

Annuka Suaren Neito
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[20200929]

Sahara Blue
(1998/07/14)

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92年のアルバムです。豪華絢爛なゲストを迎えて作り出したクィンシージョーンズみたいなアルバムになっています。Bill Laswell を始め坂本龍一、David Sylvian、John Cale等ほぼコラボレート作品集になっています。これまでもコラボレート作品はありましたが、各曲で参加メンバーが違うので、そのミュージシャンに合った楽曲が作られています。

1. I'll Strangle You
2. First Evening
3. Ophélie
4. Lines
5. To A Reason
6. Hapolot Kenym
7. Hunger
8. Sahara Blue (Brussels)
9. Amdyaz
10. Victim Of Stars
11. Harar Et Les Gallas
12. Lettre Au Directeur Des Messageries Maritimes

時代の音が詰まっており、グラウンドビート、ヒップホップ、ニューエイジミュージックやフュージョン、それら全ての手法を懐に入れて、Hector Zazouはプロデューサー的な位置からそれらをまとめ上げています。それはクィンシージョーンズやスティーリー・ダン等の手法に似たやり方だと思います。特にスティーリー・ダンの場合は参加してもらったミュージシャンに納得がいくまで演奏してもらい、そのセッションの中から曲を形づけていくという手法ですが、それに近いのか分かりません。

クィンシージョーンズの場合は既に編曲されている曲をコンダクターとして演奏してもらうやり方です。譜面通りに完璧に演奏してもらうのは当然ながら、それ以上のグルーヴを求めるものです。どちからというと後者のような感じなのだと思われます。額面通りでありながら、そのミュージシャンの存在感は存分に発揮してもらう。その事によって、いつも以上のクォリティーを持った作品となっています。

Full Album
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[20200928]

新入幕 翔猿が初入幕初優勝なるかという成績で、2敗を守り続けてきた正代と千秋楽で直接対決。押し込まれながらも何とか勝った正代が初優勝。2場所連続の二桁では大関になれませんが、優勝した事でどうなるかわかりません。優勝する力士は常に何か持っているようなところがありますが、正代は今場所ずっと持っていました。ですから、千秋楽は危うかったのですが、持っている力士は違います。

上位の結果
朝乃山 10勝5敗
貴景勝 12勝3敗
御嶽海 8勝7敗
正代 13勝2敗 優勝
大栄翔 5勝10敗
隠岐の海 4勝11敗
遠藤 3勝9敗3休
隆の勝 10勝5敗
照ノ富士 8勝5敗2休
北勝富士 6勝9敗
玉鷲 5勝10敗
照強 5勝10敗
妙義龍 6勝9敗
豊山 2勝6敗7休
栃ノ心 6勝9敗


照ノ富士は足の調子が思わしくなかったようで、勝ち越してからは休場しました。遠藤も休場で負け越し、幕尻逸ノ城は千秋楽になんとか勝ち越し。前半調子が良かった妙義龍はあれよあれよと転がり落ちていき負け越し。上位の力士が沢山負け越して、中堅や下位力士が頑張ったので、来場所は大きく変動があるようです。新入幕の豊昇龍も千秋楽に何とか勝ち越し。師匠よりも怖い朝青龍しこたま怒られるんでしょうね。新関脇大栄翔は負け越してしまいましたが、また登ってくるでしょう。代わりに前頭筆頭の隆の勝が二桁勝ったので、三役は確実となりました。同じく筆頭の照ノ富士も三役となるでしょう。来場所も楽しみです。

千秋楽全取組
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[20200927]

Géologies
(1998/07/14)

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89年のアルバムです。シンセサイザー、電子音が主軸になり、オーケストレーションはコンパクト化しています。トランペットやサックスはジャズ的な演奏になり、情緒的なニューエイジミュージックのようになっています。曲自体はロマンティックなものなので、現代音楽と呼ぶには秩序があり過ぎます。

1. Persephone (Nue)
2. Enoch Arden
3. ...Livia...
4. Tanis A Tunis
5. ...Plurabelle
6. Al Sirat
7. Tout L'Eté (Sans Toi)
8. Persephone (Suite)
9. In The Box
10. Deianira (Legato)
11. Anna...
12. Brandan
13. Etudes (Strates)

オーケストラ音楽として考えるなら斬新ですが、ニューエイジミュージックとして捉えるならいたってまともです。80年代後期になってくるとシンセの性能もレベルアップしていて、オーケストラの中で浮いた感じは薄れています。生オーケストラという贅沢な音源と電子楽器、エフェクトも効果的に使っています。各楽器の性質をよく捉えたアレンジもクラシック界ならではの感覚を持っています。

ロマンティックな音楽ですが、ロマン派から印象派に移り行こうとする雰囲気があります。大世帯のオーケストレーションで無く、各楽器の役割を明快にする事で、小編成でも明快なテーマ軸を作り上げています。そしてよりドラマティックな演出をする役割として電子音がオーケストラに負けない存在感を放っています。近代音楽家としてその才能を開花させています。

Persephone (Nue)
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[20200927]

Reivax Au Bongo
(1998/07/14)

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85年のアルバムです。架空のアフリカの国を舞台にした聴覚映画としてのサウンドトラックとなっています。ピーターガブリエルの影響を受けており、アフリカの民族音楽と電子音を融合させた作品になっています。しかし、ピーターのようにロックの要素が無く、民族音楽と現代音楽の融合という感じなので、鋭さという点では画期的には感じません。

1. Generique = Opening Theme
2. Chez Le Commandeur = In The Commandant's Office
3. Le Passage De La Frontier = Crossing The Border
4. Le Village Du Chef Bingo = Chief Bingo's Village
5. Reivax Broie Du Noir = Reivax In A Black Mood
6. L'Apparition = The Apparition
7. Chanson Bongolaise = Bongolese Song
8. Reivax Et Son Cheval Pepito = Reivax And His Horse Pepito
9. Que Le Bongo Et Beau = How Beautiful Bongo Is
10. Un Heros = A Hero
11. La Poursuite = The Chase
12. Reivax (Theme) = Reivax's Theme
13. Devant La Mer = By The Sea

現代音楽の歴史としては、クラシック音楽に新大陸、アメリカのジャズの概念を導入することから始まっていますので、その原点であるアフリカの音楽を導入するという事はあってしかるべきものですが、誰も挑戦していませんでした。そういう意味では現代音楽に新しい発想を植えつけました。ただ、あまりにも民族音楽をそのまま導入しているというのは詰め方が甘い印象を受けてしまいます。

80年代はアフリカ音楽、ファンク、ソウル、デジタルシンセ、サンプラーの時代であり、ポリリズムを極めんとしていた時代でしたから、この時期に彼がこうした音楽に挑戦したのは順当な事だと思います。黒人の原点回帰としてアフリカへのExodusを高らかに謳いあげた時期であり、アフロファンクが時代を席巻していました。しかし、この作品はそこまでアイデンディティー的な性質までは追求していません。

Generique
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[20200926]

Géographies
(1998/07/14)

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フランスの作曲家Hector Zazouの84年のファーストソロ作品です。70年代から活躍している作曲家、ピアニストで、コラボレート作品も多く、ネオクラシック系の音楽とロックシーンなどの音楽の融合を試みています。このアルバムではオーケストラと電子楽器とのコラボレートを試みています。

1. Cine Citta: Gare Centrale
2. Denise À Venise
3. Sidi Bel Abbès
4. Vera C.
5. Pali Kao
6. Au Bout Du Monde
7. Motel Du Sud
8. Sous Les Bougainvilliers
9. Des Cocotiers

ソプラノ歌手などに歌わせて、クラシック音楽のようでもあり、映画音楽のようでもあります。オーケストラによる演奏が主体となっているので、クラシック感が強いのですが、さりげなく入っている電子楽器の音色が現代音楽な響きをもたらしています。前衛的な曲もありますが、ほとんどがロマン派な感じの曲なので、ネオクラシックという認識で良いと思います。

この後は映画音楽も手掛けますので、そういうヴィジュアルを連想させるような音楽だと思います。使用している楽器、オーケストラにこだわっていない感じが現代音楽的であり、それでいて正統派な作曲をしていたり、現代音楽という片付け方では言い表せないところがあります。これもクラシック寄りなフォークトロニカという解釈でもいいのかと思いますが、そこまで電子音が出しゃばっていません。

Cine Citta: Gare Centrale
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[20200926]

モータウン系ネオアコをエレクトロにニックロックで再構築。
こういう軽快な曲でギターシンセを使うという発想はまず無かった事なので、ポップでありながら面白い感じになったと思います。


[20200926]

SAMARQA59618949

「Gajumary / SAMARQAND」をEggsで聴こう。 ソウルミュージックとロックを融合させたエレクトロニカなグラムロックhttps://t.co/FYsPmOPyJf #eggsmu #nowplaying #rock #soulfulrock #glamrock #electonicrock #funkrock@SAMARQA59618949
09-25 21:50


[20200925]

Mullock and Moil
(1998/07/14)

Songs of Green Pheasant商品詳細を見る


2015年のアルバムで現在までの最新作になります。自主制作による限定販売になっています。いよいよ契約してくれるレーベルも無くなってきました。それでも作品を出し続けるのは現在ではもう当たり前になってきました。レーベルに頼らなくても作品は出して行ける時代になっているのです。売れるかどうかという問題がありますが、知名度があれば問題ないと思いますが、この人の場合は微妙です。

1. Dark
2. Baby I'm Deranged
3. By Tomorrow
4. Voices For A.
5. Whitesun Girls
6. Who Needs Money?
7. Corpses
8. Good Authority
9. Breakdown

自宅録音で、アコースティックギターの弾き語りを中心にフィールドレコーディングなどこれまでにない雰囲気も出して、曲調もポップになっています。ロック的なアレンジが入るとやはりプログレなのだと思えてきます。しかし、アコースティックギターだけの曲が多く、あまり音を足していません。余計な音を省きながらも、彼の世界観は見事に表現されています。

曲的には明るくなっていると思います。マイナーな雰囲気はありますが、あまり陰りは感じません。ポジティヴになりながらも音数を減らすという感覚は、ある意味特定な領域に入ってきた感があります。自主制作でならもっともっと凄い事が出来そうですので、今後に期待できそうですが、まだこれ以降の作品は出されていません。

Dark
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[20200924]

Soft Wounds
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。5年ぶりの作品になりますが、よりロック色が強くなっています。数名のゲストの他はマルチで一人レコーディングしています。アコースティックギターも主軸になっていますが、曲がポップなロックになっているのでフォークロックよりもロック寄りです。曲調はポップになっていても、Duncan Sumpnerの儚い歌声がポップの枠組みから超越させてしまいます。

1. Teenwolf
2. Self Portrait With A Dog
3. Deaf Sarah
4. For People
5. Mirror
6. Flesheaters
7. Sad Flowers (Viva Happiness)
8. Lemon Yellow

シドバレットがソロになってコンパクトなソフトロックのようになっても、ダウナーな雰囲気をより強調してしまったように、ソフトロックなアレンジになっても、この物悲しさは肌寒さを伝えてきます。イギリスは紳士の国と言われながらも、その厳格さからはみ出してしまう鬱に近い人々を増やしてしまう日常茶飯事。そういう人達がイギリスのロックを面白くしてきたのです。現在ではアメリカにもそういう人が増えてきていますが、昔は表に出てきていませんでした。

社会不適合な人達を抑えきれなくなっているアメリカはオタク文化が認められるようになってからようやく日の目を見るようになりますが、イギリスでは日常的に潜んでいますので、早くから表に出てきていました。そして変態的とも言えるブリティッシュロックに一役を担っていくのです。そういう意味でもとてもイギリス的で、伝統的なくらいに美しいブリティッシュロックとなっています。

Full Album
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[20200923]

Gyllyng Street
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。エレキギターを多用していて、よりロック色が強くなっていますが、影のある感じは変わっておらず、ダウナーな雰囲気が古臭さを感じさせないのかもしれません。自宅で4トラックと8トラックを併用したレコーディングを行い、生演奏によるアナログな雰囲気なのですが、今回は思いっきりサンプラー使っていますな音も入っています。

1. Boats
2. King Friday
3. The Ballad Of Century Paul
4. West Coast Profiling
5. Alex Drifting Alone
6. Fires P.G.R.
7. A Sketch For Maenporth

アコースティックギターも入っているのでフォーク色は消えていませんが、ロックの雰囲気を出す事にためらいがありません。オルタナとも言いにくいですが、フォークトロニカな感じのあるロックになっています。フィールドレコーディングも踏まえて、静かなるシューゲイザーとも言えるのでは無いでしょうか。イギリス特有の陰りはブリティッシュロックの伝統とも言えます。

フォークというスタイルにこだわらなくなる事によって、より表現力は自由に無限に広がっていきます。フォーク系プログレのピンク・フロイドのようなものだと思えば、サイケな雰囲気も合点がいきます。静かなる一人プログレ、懐かしいようでいて何ものにも似ていない、それは自分の個性を音楽にうまく乗せられている証拠でしょう。必要であれば生トランペットも使う、表現者としては見事な采配だと思います。

Boats
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[20200922]

Aerial Days
(1998/07/14)

Songs of Green Pheasant商品詳細を見る


2006年のアルバムです。アコースティックギターによる弾き語りを中心としていますが、以前よりもフォークロックな曲調になっています。アメリカというフォークグループよりもサイモンとガーファンクルのような聖なる静けさに似た雰囲気になっています。アコースティックギターも複数用いているようで、チューニングをいじったような響きのものも聴こえます。

1. Pink By White
2. Remembering And Forgetting
3. Wolves Amongst Snowmen
4. Stars Form Birds
5. Dear Prudence
6. Wintered
7. Brody Jacket

自宅録音によるマルチレコーディングなので現代的とも言えますが、8トラックの卓で録音しているようで、トッドの魔法使いは真実のスターのような70年代の雰囲気です。ドラムはプログラミングか生ドラムか分からないくらいに奥の方で鳴っています。同じパターンが繰り返されますのでプログラミングっぽいですね。最近では珍しいドラマーじゃ無い人が作ったパターンという感じで、そこは手作り感がひしひしと伝わってきます。

音数が増えてくる時に個性がよく分かりますが、弾き語り以外のアレンジは結構自由にやっているので、独特のサイケ感が生まれています。持っている楽器も珍しい物があるのでしょう。もしくは、そこはサンプラーを使っているのだとしたら、相当侮れない人だと思います。ビートルズのDear Prudenceをカバーしていますが、ジョンレノンの死を記念したラジオワンのイブニングショー用に提供されたものらしいです。

Pink By White
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[20200921]

横綱不在の場所ですが、誰もこのチャンスを活かせている力士がいません。2敗力士がトップ複数います。1敗を守っていた貴景勝も2敗となり、混沌とした場所になっています。誰が優勝してもおかしくありませんが、この成績で優勝しても重みが違ってくると思います。両大関はこのチャンスを活かしきれないと万年大関に甘んじてしまう事になりそうです。

中日上位の成績
朝乃山 5勝3敗
貴景勝 6勝2敗
御嶽海 4勝4敗
正代 6勝2敗
大栄翔 3勝5敗
隠岐の海 3勝5敗
遠藤 3勝5敗
隆の勝 4勝4敗
照ノ富士 6勝2敗
北勝富士 3勝5敗
玉鷲 3勝5敗
照強 2勝6敗
妙義龍 3勝5敗
豊山 2勝6敗1休
栃ノ心 4勝4敗


新入幕の翔猿が思いっきりがよく、動きも豪快で2敗でトップと並んでいます。経験を積んでいけばかなり厄介な存在になっていく事でしょう。久しぶりに寺尾的な力士の登場です。舞の海のような力士は登場していますが、舞の海ほど賢く無いのが欠点です。千代の富士のように理詰めで相撲を取る事も大事な事です。理屈が合えば、後は日頃の精進が結果に表れてきます。どんなに頑張っていたとしても、理にかなわなければ逆転される事もあります。大鵬だって天才でありながら努力していたから偉大な横綱として君臨していたわけですから、そこを日頃から頭に置いている力士が上に行けるのでしょう。

中日幕内全取組

[20200921]

SAMARQA59618949

「Taisiya & Svetlana / SAMARQAND」をEggsで聴こう。Hypersonic Soul Electronica https://t.co/3axyz4dHwH #eggsmu #nowplaying #rock #soul #electoronica #funky #electonicrock@SAMARQA59618949
09-20 21:45


[20200920]

Songs of Green Pheasant
(1998/07/14)

Songs of Green Pheasant商品詳細を見る


イギリスのシンガーソングライターDuncan Sumpnerの一人プロジェクトSongs of Green Pheasantの2005年のファーストアルバムです。かなりリバーブを深めにかけたアコースティックギターによる幻想的なフォークソングになっています。アメリカというフォークグループのようなドリーミングなメロディーライン、アシッドフォーク、サイケロックのようなアレンジ、とてもレトロな感じですが、この時代では個性的だと言えるでしょう。

1. I Am Daylights
2. Nightfall (For Boris P.)
3. The Burning Man
4. Knulp
5. The Wraith Of Loving
6. Until...
7. Hey, Hey, Wilderness
8. Truth But Not Fact
9. Soldiers Kill Their Sisters
10. From Here To Somewhere Else

トラッドフォーク系のフォークロック、一人でコーラスワークもこなし、深めのリバーブが幻想的な印象を与えます。ドラムループはサンプラーなのでしょうか、それにしてはシンプルすぎるドラムパターンのリフレイン、センスがあるのか無いのか計り知れないくらい自分の世界観を作り出しています。自宅で録音しているのか、ローファイな感じもあり、かなりアナログな音になっています。リバーブもテープエコーのような音色です。

アコースティックギターが全面に出ていますが、ベースやエレキも演奏しているようです。リバーシブルなリバーブ音も聴けますから、デジタルリバーブなのかもしれませんが、デジタル臭が全くありません。生演奏や部屋の空気感によるものでしょうか、60年代後半のような音の分離が悪い感じのローファイさが味わいになっています。

I Am Daylights
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[20200920]

フュージョンとポップロックの融合でエレクトロニカを取り入れて新しい形のパワーポップロックを作りました。

最近に無い素直なくらいにポップでありながらデジタルポップになっているという点で新しいと思います。


[20200919]

The Quickening
(1998/07/14)

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2005年のアルバムで最後の作品になります。解散したわけではありませんが、この後The Yellow Moon Bandを結成して活動しますので、このデュオでの作品が再び出てくるのかは不明確です。音楽的にはフォーク色が強くなっています。それもケルト系です。いよいよフォークトロニカの時代になろうかというのに、そこには乗っからずに基本的なフォークソングを大事にするようになっています。

1. God's Closed His Eyes
2. Seasoned
3. Swollen River
4. In Spite Of Love
5. Spoken Word
6. Sweetheart
7. Testing Me
8. Dying Kiss
9. Real Thing
10. Porch Dog
11. Room 220

ロックの要素もありますが、アコースティックなケルト系のフォークソングになっています。弾き語りを基本としてデジタルサウンドはほぼありません。根本的にデジタルサウンドには執着しない二人だったのかもしれません。Jo Bartlettの歌が中心になっていて、彼女の趣向性が全面に出ている作品になっていると思います。自分達のレーベルからですから、そこは自由に出来ますが、商業的には成功せず、それが後のThe Yellow Moon Bandにつながっていくのでしょう。

ポップではありますが、これまでのようにサイケ、ロックの要素を全く排して純粋にトラッドフォークにレイドバックした内容になっています。それでも現代的なポップさを持っているので、そこは作曲能力の巧さでありましょう。アレンジ次第では以前の感じにもなりますから、趣向性として基本に立ち返った感じになっています。

In Spite Of Love

[20200919]

But We Have The Music
(1998/07/14)

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2003年のアルバムです。これまでどおりロック寄りなフォークロックにネオアコな雰囲気ももたらしていますが、サイケデリックな表現をデジタルサウンドに置き換えるようになっています。以前のようなシンセポップなサウンドでは無く、エレクトロニカな最新のデジタルサウンドですから、フォークトロニカのロック強めな感じになっています。

1. Cool Breeze
2. It Should Have Been Me
3. A.N.D.
4. Mean
5. Stella Maris
6. The Sooner
7. Better Off
8. Sound Of Barra
9. Let It Happen
10. Summer Rain
11. Lost And Found
12. Kiss My Shadow
13. Godsend
14. Late Night Doubts

曲自体は弾き語り出来るようなフォークロックであり、そこは譲らない感じです。バンド演奏でもあり、プログラミングは極力使わない、生演奏にこだわっています。しかしラップトップの使い方も覚えたのでしょう。二人でやるならラップトップミュージックに頼るのが当たり前になっている時代ですから、そこには極力行かないようにしていますが、さほどデジタル嫌いでも無いようです。

作曲力も磨かれてきて良い曲が多いです。インストも含まれていますから、アイデアも豊富に持っていると思います。表現者としてはサイケの感覚を持っていますが、そこから現代に至るまでの音楽も自分達に合っていれば取り入れる。結構柔軟性も持っていますが、根幹はぼやかさない事によって他とは違う個性を生み出しています。

Cool Breeze
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[20200918]

Thugs Lounge
(1998/07/14)

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2001年のアルバムです。ロック色はより強くなっていて、オルタナっぽい雰囲気もありますが、そこは同世代だからいたしかたありませんが、アプローチしているのは70年代初期の頃のフォークロックにサイケな演出を施した感じで、バンド演奏主体でデジタルサウンドも控えめです。自分達のレーベルだから好きな感じに作れるというのがメリットでしょう。

1. Trip Din, Trip Doubt
2. Driven Away
3. Happy Street
4. Dying Kiss
5. Hug A Tree For Me
6. Sign Of The Cross
7. Adonis And The Pig
8. Real Thing
9. In The Here And Now
10. 21st Century Folk
11. Pillow Fights
12. Give A Little Bit Extra

ポップな感じはフォークトロニカというよりネオアコです。サイケな雰囲気を取り除けばネオアコそのものです。21st Century Folkでは新しいフォークの形としてシンセポップ雰囲気を作っていますが、シンセポップで無く、エレクトロニカと融合させれば後のフォークトロニカになっていきます。まだこの時点でもフォークトロニカの概念が確立されていませんから微笑ましい演出という事になります。

基本はフォークロック、ギターポップ、つまりネオアコに行き着いています。サイケ感覚はブリットポップだとすれば90年代の焼き直しになりますが、それとも違うオーガニックな雰囲気が彼らの特徴と言えるでしょう。表現力は十分に備わっていますから、もっと発信力をつけていれば知名度も上がっていたはずです。本当に音楽を、ロックを楽しんでやっているという印象が伝わる良心的な音楽だと思います。

Driven Away

[20200917]

Lank Haired Girl To Bearded Boy
(1998/07/14)

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イギリスの男女デュオIt's Jo And Dannyの2000年のファーストアルバムです。メンバーはJo Bartlett と Danny Haganの男女二人組です。フォーキーナサイケデリックロックサウンドでデジタル処理もされていますので、フォークトロニカの先駆けのような内容になっていますが、かなりロック色が強く出ています。

1. Solar Plexus
2. Hippy Thinking
3. Benbecula
4. Repentant Song
5. Love Expression
6. Arkle
7. Bells's Corner
8. Pilgrim's Prayer
9. The Ones With Open Mouths

自分達のレーベルDouble Snazzyからのリリースになっています。バンド演奏をビッグビートのような盛り上がり方に演出しています。アコースティックギターにJo Bartlettのボーカルでフォーキーな曲調ですが、サイケデリックロックのようなアレンジになっています。しかし、アシッドフォークとは違って健全な感じです。幻想的なサイケでは無くロック的なサイケなのです。そこにシンセサウンドも入っていますので、フォークトロニカな解釈も出来ますが、まだこの頃はフォークトロニカという概念がありませんので、そこまで突っ込んだアレンジにはなっていません。

フォークロックを表現する為のプログラミングであり、生演奏が主になっていて、味付け的に役割でデジタルサウンドを使っています。デジタルに違和感を持たない世代のフォークロックという感じです。結構明るめの雰囲気であり、爽やかなフォークソングを攻撃的なサイケロックサウンドで盛り上げているという感じです。アイデアはロック側から多くあります。

Solar Plexus
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[20200916]

フォークソングとエレクトロニカを融合させたフォークトロニカ。
フォークソングと言っても様々ありますが、70年代の日本のカレッジフォーク引用しています。

当時の日本はフォークブームで、その頃のフォークシンガーは相当深く洋楽を研究しており、カントリーフォーク、ブルースフォークなどを日本的に取り入れていました。全盛期ですから名曲も多いです。そして何より当時の若者はませていました。現在の20代に比べてもかなり大人だったと思います。反骨精神がありましたので、早くから自立した考えを持っていました。今聴いてもかなり勉強になるところがあります。

そういう古き良きフォークソングをフォークトロニカに用いるのもSAMARQANDならではだと思います。まだまだ誰もやった事の無い隙間を見つけて良い曲を書いていきたいと思います。


[20200916]

SAMARQA59618949

「Marble Maple Marvel / SAMARQAND」をEggsで聴こう。アシッドジャズとネオアコをエレクトロニカでミクスチャー https://t.co/xn9MlZxAIn #eggsmu #nowplaying #rock #neoacoustic #asidjazz #electoronicpop #glamrock@SAMARQA59618949
09-15 21:45


[20200915]

Us. In Happier Times
(1998/07/14)

The Remote Viewer商品詳細を見る


2017年のアルバムで現在までの最新作になります。9年ぶりのアルバムであり、現在はほぼそれぞれがソロ活動をしていますので、これ以降最新作が出る見込みもありません。しかもこの作品は2000年頃に録音された未発表曲をまとめたものになっていて、新作とは呼べないのですが、まだ完成される前の段階での作品がこれほどポップな感じになっているとは想像もしていませんでした。なのでとても新しい発見が出来るものになっています。

1. Tonight It Feels Like Spain
2. Us. In Happier Times.
3. Italian Holding Hands
4. Complaining Of Feeling Unwell
5. The Sound Of Old Helmshore
6. This Old Face Dates Me
7. There's Talk Of Going Home
8. Drinking In The Ninth
9. A Floor Of Bees Outside The House
10. When It Was Over

未完成なデモな状態の曲なのでしょうが、ここからいじりまくっていつもの作品になっているだけで、曲としては既に完成されているレベルになっています。アイデアは既にしっかりあるように思いますが、まだ音源をいじっていないのでとてもポップです。なのでここから入るにはもってこいの入門編になるのではないでしょうか。

まだエフェクト処理していない感じですが、既に音源としての骨格は出来ています。その骨格だけ聴くとテクノ感覚の方が強めな印象です。これが最終的にロック寄りになっていって、いつものRemote Viewerサウンドが出来上がるのだとしてらとても興味深いです。お化粧と一緒で、音楽もいじくり過ぎるとトゥーマッチな感じになる事があります。すっぴんで勝負できるのならすっぴんに近い方が一番いいのです。足し算も必要ですが、引き算をする勇気も良い結果をもたらすものだと思います。

Full Album
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[20200914]

白鵬と鶴竜の両横綱が休場で、大関が引っ張っていく場所となりました。婚約発表した貴景勝は闘志がみなぎっていました。照ノ富士は調子が悪かった訳ではありませんが、先場所優勝のおごりか、力でなんとかなると思って立会い負けしていました。朝乃山に勝った遠藤は粘りのある相撲を取っていました。この姿勢が毎日続くといいのですが。

初日上位の対戦結果
朝乃山 掬い投げ 遠藤◯
照ノ富士 押し出し 貴景勝◯
◯正代 押し出し 隆の勝
北勝富士 押し出し 御嶽海◯
大栄翔 突き落とし 玉鷲◯
隠岐の海 押し出し 妙義龍◯
豊山 寄り切り 照強◯
◯霧馬山 寄り切り 栃ノ心
◯高安 寄り切り 宝富士
碧山 押し倒し 輝◯
◯竜電 寄り切り 徳勝龍
炎鵬 前頭八枚目 若隆景◯


逸ノ城が幕内に戻ってきました。対戦した初入幕の豊昇龍は朝青龍の甥で、負けん気は朝青龍譲りかと思います。高安は復調しつつあります。新関脇の大栄翔は黒星スタートですが、ずっと実力がありながら勝ち越せない場所もありました。この位置に定着してもらいたいと思います。横綱不在の場所ですが、内容は盛りだくさんで見応えはあると思います。先場所準優勝の朝乃山は優勝すれば綱が見えてきますので、正念場であります。

初日幕内全取組

[20200914]

I Can't Believe It's Not Better
(1998/07/14)

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2008年のアルバムです。375枚だけの限定販売でした。曲名無しになっていますが、歌が入っていたり、それなりに表現したいことがあるようですが、小さなインディーレーベルから限定販売という苦境に立たされています。音楽的にはアンビエントな雰囲気のロックになっています。

1. Untitled
2. Untitled
3. Untitled
4. Untitled
5. Untitled
6. Untitled
7. Untitled
8. Untitled
9. Untitled
10. Untitled

生演奏とサンプリング、電子音といういつもの音源ですが、その割合の違いで又違った雰囲気となっています。今回はかなりロック寄りにになっています。淡々としたアンビエントな雰囲気の中、今回は攻撃的なサウンドメイキングもあり、より実験的な内容になっています。それだけに、まだダウンロード販売もされていない事が押しまれます。音楽的には面白くなっていますから。

手法の割合の違いだけでこれだけ多彩な表現を作り上げるという才能がありますが、相変わらず音源はモノラル録音されており、音の広がりというものには興味無いようです。ステレオ配置も不思議な感じであり、それなりのこだわりがあるようですが伝わってきません。曲名すらつけないのですから、まず音を聴けと言わんばかりです。

1. Untitled
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[20200913]

Let Your Heart Draw A Line
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。生演奏の部分がおおくなっています。そして歌も歌っています。自分達でも歌っていますし、ゲストの女性ボーカルNicola Hodgkinsonにも歌わせています。そこに電子音やサンプリングを混じり合わせて、シンセポップとは違うロック系エレクトロニカになっています。

1. They're Closing Down The Shop
2. To Completion
3. Sometimes, You Can't Decide
4. Last Night You Said Goodbye, Now It Seems Years.
5. Take Your Lights With You
6. I'm Sad Feeling!
7. The Fucking Bleeding Hearts Brigade.
8. It's So Funny How We Don't Talk Anymore
9. Kindtransport
10. How Did You Both Look Me In The Eye ?

普通にバンド演奏すればロックな曲をバンド編成にこだわらないアレンジにする事で、既存のロックとは違う、どちらかと言えばカンのようなジャーマンロックになっています。こういう感じのロックは70年代からあった訳ですが、使用する音源が違えば違った表情を見せます。ロックの表現方法の一つとしてのエレクトロニカ、ポストロック、ポストエレクトロニカとしての新たな表現を追求しているようです。

最初期は曲名もつけなかったほどですから、曲名はあるようになったとはいえ、何を歌っているのかさえ分からないくらいに歌っています。しっかりと意味を伝えていけば売れるような作品になるのでしょうが、そこは抽象的にぼやかす事でポップスとしてのロックとは違うと主張しています。これでは売れないでしょうが、カリスマ性は感じられるようになっています。

They're Closing Down The Shop
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[20200913]

Here I Go Again On My Own
(1998/07/14)

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2002年のアルバムです。サンプリング素材と電子音の組み合わせというスタイルは継続させながらも、サンプリング素材によるブレイクビーツな感じのビートも出すようになっています。音素材がモノラルでサンプリングされていて、それをそのままモノでミックスしているので音響派感が薄いのですが、明らかに当時流行っていたエレクトロニカの一種になりつつあります。

1. I Climbed A Mountain
2. Spend More Time With Me
3. Remote Views
4. There Used To Be More Of Us
5. We Found Sound
6. The Sound Of A Finished Kiss
7. I Waited But Nothing Happened
8. Snow It Falls On
9. Leuvenbeat
10. Drunken Noise

ノイズ系サウンドやリサンプリングの加工のやりすぎな感じの音源を使ったブレイクビーツ、コード進行も90年代のブレイクビーツっぽい感じです。しかし緩やかなテンポ、威嚇するような攻撃性も無く、環境音楽にコード進行が明確な感じという彼ららしさは継続しています。音楽として表現したいものも明確に持っていて、それをいかに既存には無い感じの音源でアレンジするかに心を砕いています。

そこに生演奏を抜粋してループさせたり、基本はロック的な感覚を持ちながらエレクトロニカしている感じです。ここが重要な点ですが、同じエレクトロニカだとしても、基本がテクノにあるか、ロックにあるか、ジャズにあるか、現代音楽にあるかとかで出来上がるものが違ってきます。そして多様性となっていきます。混血するにしてもお父さん譲りか、お母さん譲りかでハーフ感も違うように、音楽も多様に混結する事で面白くなっていきますし、過酷な環境にも適応していけるようになるのです。

I Climbed A Mountain
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[20200912]

Quiet Is The New Loud
(1998/07/14)

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2000年のアルバムです。これもビニール盤のみでのリリースでしたが、現在もデジタル販売はなされていません。なので入手は困難かと思います。サンプラーによるアブストラクトな作りになっていて、ビートは音素材次第という感じであり、アンビエントな静けさがあります。しかし、アンビエントというよりフィールドレコーディングを切り取ったかのようなブレイクビーツになっています。

1. How Did We Get It So Wrong?
2. A Lot Of Ifs (Inzamam)
3. Press It On
4. Quiet Is The New Loud
5. Does It Take Turn
6. Slowly, In Waves

ローファイな音響派という言葉が適切かと思います。音響派と呼べるほど音質にこだわっているものでもありません。しかし、非楽器なノイズ系など、楽器をリサンプリングして不安定な音程にしてみたり、エレクトロニカらしからぬ音質もありながら、電子音でなんとか音楽として成り立たせている、ジャーマン系の実験的なサウンドスケープであります。

生演奏した楽器をサンプラーに取り込んでループさせたり、やっている事は他の人と変わりありませんが、出来上がったものは他のものとは違う個性を放っています。既存のテクノには飽きてしまっている人向きだと言えます。環境音楽の進化系という捉え方がしっくりくるかもしれません。

Slowly, In Waves

[20200912]

The Remote Viewer LP
(1998/07/14)

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イギリスのエレクトロニカデュオThe Remote Viewerの99年のファーストアルバムです。当初はビニール盤のみでのリリースでしたが、後にCD化、ダウンロード販売されるようになります。 Andrew JohnsonとCraig Tattersallの二人組でダークなロック系エレクトロニカであり、クラウトロックの流れを持っている感じで、テクノ的な発想ではないところが斬新です。

1. Untitled
2. Untitled
3. Untitled
4. Untitled
5. Untitled
6. Untitled
7. Untitled
8. Untitled
9. Untitled
10. Untitled

99年と言えば世紀末、ブレイクビーツもジャングルもドラムンベースも期待されながらも終息に向かおうとしていました。代わりにエレクトロニカのような音響派へのシフトチェンジが申し合わせたように始まり出しますが、その流れとは全く違うスタンスにいます。電子音、サンプラー、生演奏も含まれ、ループも使ったりとテクノ系と同じ環境での制作でありながら、それらに組みしないという事で新たな時代に乗り込もうとしています。

曲名にもこだわらないという事で、曲名がない10曲、かなり個性的な音源が並べられていますが、これは彼らなりの音響的な取り組みだったのかもしれません。しかし、音響派と呼ぶにはローファイ過ぎます。単なるコラージュ作品ともとれますが、そこまで前衛的でもありません。ちゃんとした音楽として完結していますし、気をてらおうという意気込みも感じられません。そのクールさがジャーマン的だと思います。

1 Untitled
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[20200911]

ボサノヴァをフォークソングと見立てて、エレクトロニカを加えてフォークトロニカとしました。
現代的なトロピカリアとして表現しました。
ポップになったSAMARQANDは前衛性よりもメロディーメーカーとしての自負を重んじていますので、前半はアコースティックギターだけでの弾き語りでメロディーを強調してエレクトロニカに突入していく構成にしています。


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