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Author:SAMARQAND
淫美な音楽等を紹介するブログです。

SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、Eggsと SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
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[20201031]

New Angloid Sound
(1998/07/14)

Richard Youngs商品詳細を見る


93年のアルバムです。Forced Exposureレーベルからもビニール盤のみでのリリースで、デジタル化されていませんので、音源を見つけるのが難しい状況ですが、今回はアコースティックギターによる演奏をメインに前衛的な作品に仕上げています。ギターも即興的ですが、歌も唸ったり、叫んだり、とても感情的な音楽になっています。

1. Time Is Time
2. Lakehouse Faith
3. Quiet Quiet Quiet
4. Ack Ack
5. Currency
6. Time Is Time
7. Madeleine
8. Morning
9. Chip Cuts Loose

当時からコラボレート作品も多く、ソロ作品ではかなり自由に作っています。自分のレーベルを持っているという利点を最大に活用して好きな事をやっているという感じです。即興音楽としても、ここまで感情の起伏に従ったような音楽も珍しく、モードとしての統一感はあるにしても、ここまで無秩序なフリーな作品も珍しいと思います。

アコースティックギターもフォーク的な使い方では無く、ボディーを叩いたり、引っ掻いたり、子供が駄々をこねているような音楽です。それだけ本能的な音楽とも言えると思います。人間が最初に放つ音楽は赤子の泣き叫ぶ声だと思います。その初期衝動的な音楽、まさにこれこそがパンクロックないでしょうか。

Time Is Time
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[20201031]

Advent
(1998/07/14)

Richard Youngs商品詳細を見る


イギリスはグラスゴーを拠点とするミュージシャンRichard Youngsの90年のファーストアルバムです。最初から自身のレーベルNo Fans Recordsを立ち上げてのリリースになっています。無名のミュージシャンがいきなりデビューするには自分でレーベルを立ち上げるしかありませんが、金を持っていないと難しい事であります。現在ならネット配信すればいいだけですが、当時はそこまで環境は整っていません。

Part I
Part II
Part III

デビュー作からしていきなり組曲形式の作品になっています。ギター、ピアノ、オーボエ、そして歌を一人でマルチに演奏しています。スタイルに縛られるのを嫌い、様々なスタイルを行なっていきますが、今作はアコースティック楽器を用いているのでフォーク調の雰囲気がありますが、ミニマル形式でのピアノをテーマにしたループのようなリフレインに即興演奏を交えて時に宗教的に、時に民族音楽の儀式的な印象さえ与えてきます。

60年代後期から70年代初期の頃のイギリスではミュージシャンの間でブラックマジック、黒魔術が密かに流行っており、オカルティックな作品が見受けられましたが、それに近い雰囲気を持っています。いきなり、これでのデビューは難しいと思いますが、自分のレーベルからなら可能になります。当初は限定販売でもありましたが、後にインディーズレーベルからリイシューされ、現在でも生きながらえています。

Part I
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[20201030]

ハイパーソウルファンクエレクトロニカとグラムロックの融合。

きらびやかなグラムロックとその影響下にあったKISSと同じレーベルだったP-FUNK軍はファッション的にも共通点がありますが、音楽的にも自然と融合出来るという実証。


[20201029]

Crippling Lack
(1998/07/14)

David Thomas Broughton商品詳細を見る


2016年のアルバムで現在までの最新作になります。イギリス国内やフランスでレコーディングを行なっています。アコースティックギターでの弾き語りフォークソングを軸に、ロック、ジャズ等のアレンジでバンド演奏が重なっていきます。トラッドフォークとジャズ、ロックとの融合を試みていた頃の70年代初期の頃のイギリス流フォークロックの手法に似ています。

1. Crippling Lack Pt. 1
2. Beast
3. Words Of Art
4. Silent Arrow
5. Dots
6. River
7. Concrete Statement
8. I Close My Eyes
9. Crippling Lack Pt. 2
10. Gulf
11. Beast Without You
12. Plunge Of The Dagger

デジタルサウンドもわずかですがあります。そうしたギミックな前衛では無く、フォークソングと他のジャンルとの融合という形での前衛になっています。ここまでくるともはや前衛とも言えないですし、既に先駆者がいますからレトロなやり方とも言えます。しかし、このあまり調和されていない乱暴な形での融合は現代音楽的とも言えるのかもしれません。

素朴な雰囲気のフォークソングを軸としていますから、よっぽど常識離れした事でもやらない限り前衛とはしにくいと思います。それでも、そのぶっきらぼうなくらい素朴な感じが俗物な評価を受け付けないくらいに崇高な雰囲気を醸し出し、前衛な印象を与えてきました。それに磨きをかけて、ネイキッドな質感で問いかけてくる作品になっています。

Crippling Lack Pt. 1
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[20201028]

5 Curses
(1998/07/14)

David Thomas Broughton商品詳細を見る


2014年のアルバムです。2007年にリリースされる予定だった作品ですが、日の目を見る事がありませんでしたので、自主制作でのリリースとなりました。既に他のアルバムで紹介されている曲もありますが、バージョン違いになっています。ポップな曲もありますが、当時のテイクをそのままリミックスせずにリリースしています。

1. No-one Ever
2. Ain't Got No Live Sole
3. That I Have To Turn Out
4. It Breaks
5. So Much Sin To Forgive (Extended Handclaps)
6. Weather

最後のミックスダウンで又違う形になっていたかもしれませんが、既にある程度のアイデアが散りばめられています。しかし、既に紹介されている曲と比べてみるとデモのような状態のままです。ですから、全く新しい作品として楽しめます。元々前衛的な作風ですから、デモっぽい感じでも全く遜色がありません。

ただ、レーベルからのリリースになるともう少し手を加えさせられていたのでしょう。それでもフォークソングとしての現代音楽という独自のスタイルは明確に打ち出されています。音もローファイな感じでもあります。おそらくこのままの状態でのリリースというのは無かったでしょうから、未発表音源としての価値はあります。

No-one Ever
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[20201028]

SAMARQA59618949

「Marcia / SAMARQAND」をEggsで聴こう。A.O.R.をロック強目のエレクトロニカで https://t.co/5fHHm4k3E9 #eggsmu #nowplaying #rock #fusion #soulfulrock #electonicrock #poprock @SAMARQA59618949
10-27 21:33


[20201027]

UnAbleTo
(1998/07/14)

David Thomas Broughton商品詳細を見る


2013年のアルバムです。カセットのみ100枚限定での販売でしたが、現在はダウンロード販売されています。A面とB面に分けられていいるだけで、曲名がありませんが、複数の曲が中には存在しています。それらを一緒くたんにしてしまっています。流石に前衛過ぎるとインディーズでも契約が厳しくなるようで、この後は自主制作したりしながら活動していきます。

1. A-Side
2. B-Side

曲調は素朴なフォークソングでのギター弾き語りと、電子音やサンプリングループなどを組み合わせたフォークトロニカになっています。ダンス系テクノ感覚は持ち合わせていないので、ループも意図的に前衛的な組み合わせになっています。それとフォークソングの組み合わせがミュータント的に異質な質感を醸し出しています。

曲はあらかじめしっかり作曲されているようですが、その展開が即興的な操作による現代音楽のような雰囲気になっていきます。アコースティックギターだけとっても、同じ演奏のミックスを変えたバリエーションで場面転換に利用したり、テクノミュージシャンでは発想出来ないようなリミックス手法が斬新です。

Full Album

[20201026]

Outbreeding
(1998/07/14)

David Thomas Broughton商品詳細を見る


2011年のアルバムです。以前からライブで演奏していた曲を改めてレコーディングした内容になっています。基本ギターでの弾き語りなフォークソングですが、レコーディングするにあたって、デジタルトリートメント、バンド演奏などフォークトロニカな感覚になっています。馴染みの曲に再び命を吹き込んだように曲への愛情に溢れています。

1. River Lay
2. Apologies
3. Nature
4. Perfect Louse
5. Potential Of Our Progeny
6. Staying True
7. Electricity
8. Ain't Got No Sole
9. Onwards We Trudge
10. Joke
11. River Lay (Alternative Version)

多くの曲にPVが作られているという、これまでに無いくらいお金をかけています。それくらい安定して活動が出来ていたのでしょう。結構斬新なアレンジもありますが、前衛というよりポップな仕上がりになっています。歌い方がスンダードジャズっぽいですし、素朴なフォークソングをそのまま楽しめばいいところを、どうしても捻りたくなる傾向があるようで、素直では無いですが、無垢な感じは伝わってきます。

前衛的な感覚を持っているのに、やっている音楽はフォークソングというのもユニークであります。フォークソングが好きなのに、そのままのフォークソングをやろうとしない。ポップソングが好きなのにどうしてもひねくれたアレンジにしてしまうひねくれポップスに感覚が似ています。音楽そのものが好きなのに、人と同じ事をするのが好きではない。でもそれって音楽をやる理由の大きな一つだと思います。人と同じ事をやりたいのであればそれは趣味でしかないからです。

River Lay
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[20201025]

David Thomas Broughton vs. 7 Hertz
(1998/07/14)

David Thomas Broughton商品詳細を見る


2007年のアルバムです。Leedsを拠点に活躍する室内楽グループ7 Hertzとのコラボレートになっています。Leedsにある教会で遊んでいる時に思いついたセッションのようで、ちょっとしたテーマだけで、後は即興で演奏しているようです。7 Hertzのメンバーも結構前衛に対して適応して応酬しています。

1. Weight Of My Love
2. No Great Shakes
3. Jolly (Interlude)
4. Fisted Hand
5. River Outlet

即興演奏といっても、複数で演奏する場合はそれなりの取り決めがないとバラバラな演奏になってしまいます。ある程度コード決めはしているようで、後は場の雰囲気、David Thomas Broughtonの繰り出す歌に対して反応していくように演奏されています。決まり事だらけだと前衛になりませんので、後は感覚だけの世界になっていきます。ニュアンスで演奏するといいますか、音楽を突き詰めると最終的にはそこに行き着くのです。どんなに完璧に楽譜通り演奏出来ても、このニュアンスのセンスの良し悪しで全てが決まってしまいます。

だからニュアンスを大事にする即興演奏は音楽理論を突き詰めた最終章に君臨するのです。感覚的なものですから、理論に対して無知でも、そのセンスがあれば成り立つものでもあります。原始的なものでありながらも究極の領域なのです。例えばカラオケの採点で満点を取るような歌であっても全く感動しない歌である事が多いものです。逆にミスが多くても感動して涙を流すような歌があります。音楽としてどちらが大事でしょうかという事です。それ故即興演奏は難しいものでもあります。このコラボレートが上手くいっているかというのは別として、普通にフォークソングでもチェンバーミュージックでもないという点においては成功していると思います。

Weight Of My Love
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[20201025]

It's In There Somewhere
(1998/07/14)

David Thomas Broughton商品詳細を見る


2006年のアルバムです。今回は自宅でのレコーディングで、多くの音源をダビングしています。シンセもあり、プログラミングされたドラム、リズムボックスなどを駆使して、ギターでの弾き語りをよりアヴァンギャルドに表現しています。ロングディレイのようなペダルループも代表的なくらいに使用しています。

1. Circle Is Never Complete
2. Negativity
3. Gracefully Silent
4. Interlude 1
5. I Don't Want To Believe You
6. The Heart You Don't Look Out For
7. Ain't Got No Sole
8. Why Are You Not Here?
9. Nature
10. One Day
11. Interlude 2
12. So Much Sin To Forgive
13. Look What I Have Done

シングル曲のようにポップなNatureではバンド演奏になっています。歌い方が非ロックなので、デヴァインコメディーっぽい雰囲気でもあります。こういうポップな曲も書けるという多才ぶりも発揮されていますが、普通にフォークソングをやるという考えは無いようで、実験的というか、サイケなくらいにエフェクト処理しまくっています。

ファーストでは一発録りで、生演奏でどれだけアヴァンギャルドな表現が出来るかという感じでしたが、今回は自分が持っている環境でのレコーディング技術でやれる事をやっているという感じです。エレキギターも入っていたり、ロックやポップな感覚の曲も目立ちます。やり方次第ではシングルヒットも出せるのではないかというくらいの曲もあります。

Circle Is Never Complete
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[20201024]

The Complete Guide To Insufficiency
(1998/07/14)

David Thomas Broughton商品詳細を見る


イギリスのフォークシンガーソングライターDavid Thomas Broughtonの2005年のファーストアルバムです。韓国や北朝鮮を拠点に活動していたこともあります。即興性を重視した前衛フォークシンガーです。なので、レコーディングも一発録音で、ミスタッチがあったとしてもそのまま使われています。曲の長さもその時の気分次第なので、割と長めの曲になっています。

1. Ambiguity
2. Execution
3. Unmarked Grave
4. Walking Over You
5. Ever Rotating Sky

ファーストテイクを使っていますが、一人でやっているので、それにオーヴァーダビングもこなしています。ペダルループを使ったりとデジタルな感覚も持ち合わせていて、ラップトップレコーディングなのか、リバース機能を使ってテープの逆回転効果を出したり、生演奏にこだわっているわけでも無いようです。それでも歌そのもの、歌い方は素朴でイノセントな繊細さがあります。

イギリスはLeedsにある教会でワンテイクで録音されており、ライブレコーディングに近い素材をアヴァンギャルドに編集しています。しかし、さほど過激な感じではありません。あくまでも素朴なフォークソングです。それ故にちょっとしたエフェクト処理が効果的に響いてきます。牧歌的でありながら前衛的というユニークな雰囲気が、日常に潜む狂気を描いているようで、癒しの音楽ではありません。

Full Album
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[20201024]

Pass Fail
(1998/07/14)

Leandero商品詳細を見る


ドイツの兄弟デュオLeanderの2008年の唯一のフルアルバムです。Daniel Kranholdtと Lars Kranholdtの兄弟によるユニットで、プログラミングと生演奏を交えた内容で、音楽的にはオルタナに近いと思います。ライブでは普通にバンド演奏になるので、プログラミングの部分を除くと、ごく普通のオルタナバンドという感じです。

1. Pass Fail
2. Idaho
3. Sliding Drifting Sinking
4. And Survive
5. Hide And Sleep
6. No League
7. 108
8. What IF
9. Forked
10. Home
11. Four Days

ベルリン出身というのもあるのかもしれませんし、若い世代というのもあるでしょう。昔からある伝統的なドイツのシンセポップとは手法が全く違いいます。ブレイクビーツやハウスの手法にギターと歌を生で加えていくという、ごく普通のスタイルなので、さほど珍しいものでもありませんが、曲調がオルタナというのは珍しいかもしれません。

サンプラーを主に使っているので、どちらかというとフォークトロニカに近い質感があります。これまでのドイツのイメージには無い素朴な手作り感が新鮮かもしれません。ただ、これ以降の作品が続いていないので、そこまで強い思い込みも無く軽い気持ちで作ったのか、この脱力系、二人だけでは継続するエネルギーは無かったのかもしれません。

Pass Fail
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[20201023]

70年代前半はニューソウルという新しい波が起こっていました。それを見過ごせないのがロックミュージシャンの中にもいて、ロック界でも多くの影響を受けて、やがてA.O.R.なるジャンルが生まれたりもしました。しかし、メロウになるよりもっと官能的な表現としてグラムロックのミュージシャンが取り入れ出し、それはやがてシンセポップ、ニューウェイヴへと成長していきますが、その過程でグラムロックに妖艶な淫美要素を植えつけました。そこから私のブログは淫美ブログと銘打っております。そんなグラマラスで官能的でありながら、シンセポップの洗練さも取り入れた曲です。


[20201022]

Scream With Me
(1998/07/14)

Pajo商品詳細を見る


2009年のアルバムでPajo名義では最後の作品になります。当初1000枚限定でビニール盤のみでのリリースでしたが、現在はダウンロード販売もされています。カセットにアコースティックギターでの弾き語りのみを録音したローファイな内容になっています。ある意味デモテープのような状態ですが、これをこのままリリースするところがインディーズならではです。

1. Angelfuck
2. Hybrid Moments
3. Where Eagles Dare
4. Bullet
5. Teenagers From Mars
6. Devil's Whorehouse
7. I Turned Into A Martian
8. Horror Business
9. Attitude

他の名義ではこの後を精力的に活動していきますが、フォーク系のこのPajo名義ではここまでとなります。他と毛並みが違っていますので、この名義での活動も新鮮だったと思いますが、さすがに限界を感じていたのでしょう。それでも素晴らしい曲を残しています。この後はPapa Mとして現在まで至っています。90年代は名義を変えるのはレーベル契約によるものが多かったのですが、最近はスタイルによって名義を変える人が多く、もう普通の事になっています。

ジョニールイスアンドチャーとピンククラウドの違いはストラトかムスタングかのギターの違いだったりしますが、ミュージシャンも役者のように名前を変える事で違う役を演じられる、気分的なものでしょうか。ギター一本だけでもこれだけの表現が出来るというフォークならではのクォリティはかなり高いものになっています。カセット録音によるワウフラッター感が独特の雰囲気をもたらしています。

Full Album
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[20201022]

SAMARQA59618949

「FILAsophy / SAMARQAND」をEggsで聴こう。 スパニッシュサイケなブリットポップ Spanish Psychedelic Britpop https://t.co/QOchWeHeTK #eggsmu #nowplaying #rock #spanish #britishpop #psychedelicrock #electoronicpop@SAMARQA59618949
10-21 21:47


[20201021]

1968
(1998/07/14)

Pajo商品詳細を見る


2006年のアルバムです。これまでどおりギターによる弾き語りが中心ですが、一人マルチレコーディングでバンド演奏も加わってきます。タイトル通りのイメージだとすればフラワームーヴメントのイメージでしょうか。フォークロックとしての素晴らしい楽曲が続いていきます。

1. Who's That Knocking
2. Foolish King
3. We Get Along, Mostly
4. Prescription Blues
5. Insomnia Song
6. Wrong Turn
7. Cyclone Eye
8. Walk Through The Dark
9. Let It Be Me
10. I've Just Restored My Will To Live Again

ボブディランというよりバーズ、フォークロックやカントリーロック、そしてラガロックなどはバーズが生み出してきました。元々はビートルズがやっていた事を真似しただけなのですが、ビートルスは明確にジャンル分けしていなかったので、フォークロックやカントリーロックと明確に名称を設けたのがバーズでした。そこから誰もがそれに特化したスタイルを拡張していったのです。

そんなバーズの持つ爽やかなポップ性とちょっとディランっぽい気だるさを見事に再現しています。そしてオルタナを通過した感覚も加えた古さを感じさせないような表現にしているのが凄いです。素朴な感じはオルタナでしょうが、ポップ性はブリットポップにも近いです。そのものではありませんが、1968年という彼が持つイメージはちゃんと表現されていると思います。それにしても曲が良い。

Full Album
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[20201020]

Pajo
(1998/07/14)

Pajo商品詳細を見る


アメリカのアーティストDavid Pajoの一人プロジェクトPajoの2005年のファーストアルバムです。80年代から数多くのインディーバンドを渡り歩き、ソロとしても数多くの名義を持っています。その中の一つで、アコースティックギターを中心にした弾き語りとプログラミングを中心とした楽曲になっています。全て一人でパフォーマンスしています。

1. Oh No No
2. High Lonesome Moan
3. Ten More Days
4. Manson Twins
5. War Is Dead
6. Baby Please Come Home
7. Icicles
8. Mary Of The Wildmoor
9. Let Me Bleed
10. Francie

オルタナ系フォークソングと言われていますが、かなりいい曲を書いています。ギターによる弾き語りを中心にドラムはプログラミングされた音源をレゾナンス調整したものが使われていたり、鍵盤系音楽も控えめに付け足されています。フォークトロニカというより、純粋にフォークソングを楽しむ為のプロジェクトかと思います。それだけしっかり作曲されています。

基本はドラムレスです。しかし、盛り上げるべきところではパーカッション系の音源を付け加えています。そこはデジタル感覚を持っていますが、ギター以外は控えめなアレンジなのでフォーク感覚は損なわれない程度になっています。バンドアレンジにすればそれなりなポップロックになるような曲ばかりで、曲が良いので少ない楽器数でもしっかりとした存在感があります。

Oh No No
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[20201019]

グラムロック後期は生存の為、ソウルミュージックも捕食してやがてテクノ、パンクへと変貌していきますが、ソウルミュージックとグラムロックにエレクトロニカを加えてより洗練されたグラムロックを作り出しました。


[20201018]

Excerpts
(1998/07/14)

Ensemble商品詳細を見る


2010年のアルバムで最後の作品になります。この後はそれぞれがソロ活動に入っていきます。フルアルバムはこれまで3枚、それぞれが全く違うアプローチになっています。今回はオーケストレーションによるアコースティック楽器での演奏による映画音楽のような雰囲気で、歌もフランス語で歌っていたり、前作とは違う形でのプログレスタイルになっています。

1. Openings
2. Things I Forget
3. Les Saisons Viennent
4. En Attendant L'Orage
5. November 22nd
6. Mirages
7. Excerpts
8. Valse Des Objets Trouves
9. Imprints
10. Envies D'Avalanches
11. Before Night

非ロックな感じの楽曲でオーケストレーションによる美しいアレンジですが、所々で歪んだ音を挿入してきますので、そこはロックとしてやっているのだという意思が伝わってきます。3枚のアルバムの特徴的な違いとしてドラム、打楽器の扱い方が違っています。ファーストはサンプリングによるブレークビーツ、セカンドはバンドスタイルでの生ドラム、今回はオーケストラ的な打楽器を使っています。

打楽器、ビート感が違えば同じような曲でも違う表情となります。それだけでも大きな違いがありますが、今回はあからさまにシャンソン的な曲を作っていて、メランコリックなヨーロッパの哀愁を漂わせています。まるでデヴァインコメディーのような非ロックですが、おしゃれなロックだという認識の仕方も出来ます。アルバムごとに違うアプローチをしてきますから、次はどうなっていたか想像がつきませんが、限界を感じたのか、この後はそれぞれがソロ活動をしていくことになります。

Things I Forget
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[20201018]

Ensemble
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。6年ぶりの作品でFatCat Recordsに移籍しています。Rephlexは一発屋が多いので、そこにとどまっているアーティストは少ないと思います。現代音楽的なノイズ系とよりポップでおしゃれになった楽曲の組み合わせになっています。まるでネオアコのようなポップさをプログレッシヴロックのようにドラマティックな展開に無理やり結びつけています。

1. Summerstorm
2. Still
3. One Kind Two Minds
4. Unrest
5. Disown, Delete
6. All We Leave Behind
7. Loose
8. For Good

女性ボーカルのDarcy Conroy,がいなくなっているので、ゲストの男性ボーカルに歌わせています。それでも歌は女性的に作られています。生演奏で録音されているのでブレイクビーツ感は無くなって、ネオアコのような演奏をアブストラクトなサンプリング音源と共にプログレな叙情性を持たせて演出しています。もう時代がブレイクビーツでは無くなっているので、フォークトロニカに近い感覚にもなっていると思います。

間にインストの短い曲を設けて、歌モノは長尺な雰囲気を大事にした楽曲になっています。アコースティックプログレ、アートロック時代の雰囲気があります。違うのはデジタル系ノイズの装飾です。これがあるだけで近代的に聴こえます。オーケストレーションなどもサンプリングでしょうか、かなりドラマティックなアレンジが出来るようになっています。曲を大事にするという点では大きな変化だと思います。

Summerstorm
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[20201017]

Sketch Proposals
(1998/07/14)

Ensemble商品詳細を見る


イギリスを拠点としたフランス人、イギリス人、しかも男女混合トリオEnsembleの2000年のファーストアルバムです。メンバーは紅一点のDarcy Conroy、Johannes Malfatti、Olivier Alaryの三人組です。ノイズ系のアブストラクトなサウンドも含めたエレクトロニカになっています。そこにポップなボーカルも入っているので、独特の世界観を作り出しています。

1. Proposal 1
2. Proposal 2
3. Proposal 3
4. Proposal 4
5. Proposal 5
6. Proposal 6
7. Proposal 7
8. Proposal 8
9. Proposal 9
10. Proposal 10
11. Proposal 11
12. Proposal 12

Richard D. James主催のRephlexレーベルからのリリースで、90年代に登場した変態系ブレイクビーツの類に近い感じです。曲調も様々で、それぞれ歌が入っているのですが、それらをまとめて同じ曲名にしているという不思議な感じ。結局のところポップソングなのですが、ヒネクレポップの場合、素直にポップな仕上がりをするのにためらいが生じてヒネクレたアレンジになりがちなのですが、そこを極端にひねくれまくってしまったエレクトロニカになっています。

ポップという事は大衆的であるという事です。そうするとどうしても人と同じような感じになってしまいます。そこが納得いかないミュージシャンが人とは違うアプローチをしてしまうのがヒネクレポップです。ひねくれまくってポップとは言えないほど難解にしてしまう人もいます。そこのさじ加減はセンスによるものでありますが、必ずしもポップである必要はないというのがヒネクレポップファンの心境ですから、個性的であればあるほど良いと思います。

Full Album
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[20201017]

ソウルミュージックをエレクトロニカでグラマラスな装備をさせたハイパーソニックソウルロックミュージック。


[20201016]

Oversleepers International
(1998/07/14)

Emperor X商品詳細を見る


2017年のアルバムで現在までの最新作になります。再びバンドスタイルに戻って、ニューウェイヴ感が無くなっています。いかにもアメリカンなロックになっています。しかもライブ感を出す為にまるでモノのような定位で音が配置されています。残響音等をステレオにパンする事でなんとか申し訳程度でステレオ感を出しています。

1. Wasted on the Senate Floor
2. . Schopenhauer in Berlin
3. €30,000
4. Brown Recluse
5. Tanline Debris
6. Warmth Perimeter
7. Oversleepers International
8. God Save Coastal Dorset
9. Low Orbit Ion Cannon
10. Riot for Descendant Command
11. 5-Hour Energy, Poland, 2017

テンポの速さにニューウェイヴ感は残っていますが、曲そのものはストリートロックのようなアメリカンロックになっています。これはオーヴァーダビング無しのバンド一発録りの性格感からきているのかもしれません。Stephen Steinbrinkと共作しているWarmth Perimeterから異質でリミックス作品のようなデジタルプログラミング作品になっています。そして曲調はバンドスタイルプラスデジタルプログラミングに変化していきます。

しかし、全体を通してはバンド演奏を主軸にしいていて、ストリートロックをもっと洗練させたような曲調になっています。ストリートロックとテクノ感が交じり合うとまるでCarsのような感じになっています。ニューウェイヴ以降のアメリカンロックという感じでしょうか。カントリーっぽいアレンジもあったりします。そして曲の作りがどれも似ていて、まるで古典組曲になっているようなコンセプト感が感じられます。それもバンドとしてのコンパクト感を演出しながらの抒情詩のようになっています。

Wasted on the Senate Floor
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[20201015]

The Orlando Sentinel
(1998/07/14)

Emperor X商品詳細を見る


2014年のアルバムです。一人でマルチレコーディングしていたのがプログラミング中心のスタイルに変貌しています。この為事前にライブアルバムを出していたのかもしれません。数名ほどゲストはいますが、プログラミングによりバンドスタイルにもこだわらなくなっています。バンドスタイルでの演奏もありますが、プログラミング中心に演奏されています。

1. Fierce Resource Allocation
2. H.M.S. Black Mediterranean
3. The Orlando Sentinel Press Operator Union Rally Song
4. Ring 1B: Subsumed Class War
5. At A Rave With Nicolas Sarkozy
6. Ring 2A: Proving The Politburo Right
7. Ring 2B: A.I.
8. Swim Laws
9. Caricom (Lagos Version)
10. Repo Browser Vs. Schengen Overstay
11. Ring 3B: Todos Somos Caribenos
12. Ring 3C: Sarkozy Replies
13. Ring 3D: Kafka Goes To Primark
14. U.U.R.R.V.V.

プログラミングに合わせて演奏しているので、生演奏も機械的な演奏になっています。フォークトロニカのデジタルとアコースティックの対比というよりデジタルな印象を強めています。生演奏なのにプログラミングされたような超人的な演奏になっています。この超人的な演奏とニューウェイヴ的な歌がいい感じで調和しています。

トーキングヘッズやXTCがデジタルでアフロなビートによって蘇ったような内容になっています。これまではデジタル素材も生演奏していた感じですが、プログラミングするとなると徹底的に機械的な表現になっています。ですから演奏も歌も機械的に表現するようになっています。このテクノ感がニューウェイヴな表現をさらに誇張しています。

Fierce Resource Allocation
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[20201014]

Nineteen Live Recordings
(1998/07/14)

Emperor X商品詳細を見る


2013年のアルバムです。タイトル通りスタジオで生演奏されたライブアルバムのようになっています。観客はいませんが、歓声のようなスタッフの声は入っていたり、実際に観客の前で演奏したものもあります。未発表の曲もありますが、ほぼ昔の曲で2005年から2013年にかけて様々なスタジオでレコーディングされたものです。

1. Compressor Repair
2. Low Orbit Ion Cannon
3. Shut Shut Up
4. Swim Laws
5. The Magnetic Media Storage Practices Of Rural Pakistan
6. At A Rave With Nicolas Sarkozy
7. Everyone In Jacksonville
8. Addison Aceh
9. Allahu Akbar
10. Partial Eclipse At The Dollar General
11. Right To The Rails
12. Laminate Factory
13. Approximately Nine Billion Tigers
14. Raytracer
15. Island-Long Dirt Dealership
16. Use Your Hands
17. Erica Western Geiger Counter
18. Texscan
19. Hybrid Defiance For Jawad Nabulsi

基本アコースティックギターでの弾き語りと数名でのバンド演奏になっています。オーヴァーダビングはされていませんが、その場でエフェクト処理したりしています。余計な装飾がない分、曲の良さが際立って伝わってきます。Chad R. Mathenyのソングライターとしての力量が如実に現れています。

フォークトロニカという手法はあくまでも手段であって、シンガーソングライターとして素の自分をそのまま投影したようなアルバムになっています。そもそも大きなキャパでのライブが行えるようなアーティストでは無いので、こうした形でのライブアルバムになっています。オリジナルバージョンよりも曲に親しみ易いのではないでしょうか。


Compressor Repair
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[20201013]

Western Teleport
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。プログラミングと生演奏の組み合わせで、生演奏の部分もラップトップ上で編集されてデジタル感が増えながらも、よりポップなスタイルになっています。トーキングヘッズがよりマイルドでポップになってフォークトロニカしているような、やはりどこかにニューウェイヴ感は残っていますが、自身のスタイルを確立しつつあります。

1. Erica Western Teleport
2. Sig Alert
3. Canada Day
4. A Violent Translation Of The Concordia Headscarp
5. The Magnetic Media Storage Practicecs Of Rural Pakistan
6. Defiance (For Elise Sunderhuse)
7. Anti-Rage
8. Allahu Akbar
9. Compressor Repair
10. Sincerely, H.C. Pregerson
11. Erica Western Gieger Counter

オタク的だと表現していましたが、これほど力強く自信に満ち溢れたオタクって失礼な言い方だったと思います。本来音楽家ってオタク気質であり、派手なステージとは裏腹に家に篭って音弄りをしているのが本質であり、アメリカにはブライアンウィルソンという先達がいるわけであり、商業的なプロダクションに囲まれていないミュージシャンはアメリカにも沢山いる訳で、立派なミュージシャンである事に変わりはありません。

素晴らしい表現力で出来上がった音楽こそが全てであり、影でどんな事をやっているか、どれほど屈折しているかとかは音楽には関係ありません。クラシックの音楽家も変態だらけであり、それ故にあれほどの美しい音楽を作り出してきたのです。出来上がった音楽こそが全てであり、その音楽が変態的でも光り輝いている事が重要であり、そういう意味でもミュージシャンの中のミュージシャンだと言えると思います。

Erica Western Teleport
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[20201012]

Central Hug / Friend Army / Fractal Dunes
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。バンド編成での演奏で、XTCのようなニューウェイヴ系ヒネクレポップになっています。デジタルサウンドはあくまでも補足的な扱いになっています。80年代まではアメリカからこんな斜に構えたようなロックが出てくるとは思えませんでした。実際にはそんな人達はいたのでしょうが、相手にされないか抹殺されていたに違いありません。それだけ資本主義的保守的な差別の国なのです。

1. Right To The Rails
2. Shut Shut Up
3. The Citizens Of Wichita
4. Raytracer
5. Use Your Hands
6. F-R-E-S-N-E-L Licenseur
7. Sfearion
8. Ainseley
9. Edgeless
10. Aloalocular L.A.
11. Coast To Coast

アメリカには能天気な人しかいない、それが海外にいる者たちにとっての印象でした。屈折した人たちが声を上げるようになるのが90年代以降のダウナー系の時代からです。まずメジャーレーベルからは相手にされませんから、インディーズから無数にそんな声が上がってくるのです。社会的にも蔑まされルような存在ですから、カミングアウト的なムーヴメントが起こります。

パンクの時代にはディスコ系などのダンスミュージックが槍玉に挙げられますが、パンクロックの主導者であるジャムのポールウェラーがソウルミュージックが好きだとカミングアウトした事で、80年代はソウルミュージックとロックの蜜月な時代となりました。世の中にはいろんなタブーが存在しますが、非道な事で無い限り、そのタブーは悉く破られきたのです。そんなアメリカらしからぬヒネクレポップ全開です。

Right To The Rails
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[20201011]

Tectonic Membrane / Thin Strip on an Edgeless Platform
(1998/07/14)

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アメリカのシンガーソングライターChad R. Mathenyの一人プロジェクトEmperor Xの2004年の正式なファーストアルバムです。98年にThe Joytakers' Rakes/Stars on the Ceiling, Pleasantly Kneelingという自主制作で出したビニール盤がありますが、デジタルフォーマットでのリリースが無いので、ここでは省かせていただきます。ギターやキーボードを演奏して歌も歌います。

1. Exterminata Beat
2. Laminate Factory
3. Filene's Basement
4. Bashling
5. Unworthiness Drones
6. A Hole in the Earth's Spin Tone
7. Florencia Tropicana
8. Constantly Constantly Radio's On
9. Intracellular
10. Garbage Shaft Floor-By-Floor
11. I Want a Baby / Pre-Exterminata

アコースティックギターの頻度が多く、それにサンプリングされた音源、ローファイな電子音などを混ぜ合わせたフォークトロニカになっています。歌い方、曲調からはニューウェイヴな雰囲気が漂っています。それをアコースティックなアレンジ、ガレージな雰囲気で作っているのでニューウェイヴ感がデフォルメされています。

自宅で4トラック相等のデッキで録音されており、自然とローファイな感じになっています。そこは誤魔化さず、逆に特徴として活かしています。ひょうきんでひねくれたようなポップソングをオタク度全開で演奏しています。昔はこういう感じはアメリカから発信させる事はありませんでしたが、90年代以降、アメリカのオタクにも市民権が与えられました。それはインディーズの急速な成長によるところが大きく、アメリカのビジネス的な音楽シーンとは違う土俵にいるから成し得る事です。

Exterminata Beat
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[20201011]

ネオアコースティックとアシッドジャズを中和させてフォークトロニカとして昇華させたポップロック。


[20201010]

Rid The Tree Of Its Rain
(1998/07/14)

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2010年のアルバムで現在までの最新作になります。ミニアルバムサイズですが、こういうサイズでしかリリース出来ないような状況になっています。曲調はポップで歌モノになっています。カントリーフォーク的な雰囲気でドラムパターンも普通になりましたが、ドラム音源としては工夫して多彩な音源を用いています。どうしてもそこの主張だけは曲げられないようです。

1. So Much Of It Water
2. Pale From Flickering
3. A Thousand Sharpened Nails
4. A Cluster Of Starlings
5. Rolling At Our Feet
6. Another Shower Fall
7. Three Bodies

サイケでロックな感じでは無く、アコースティックでフォーキーな風域でのポップさです。ドラムの主張が控えめなので爽やかです。彼なりのフォークトロニカであると思われます。生演奏出来るアコーステイックギターを全面に電子音も爽やかな音源でまとめられ、やはり田園風景を思い浮かべるような音楽になっています。

これまではドラムだけはデジタル感覚が主張していましたが、今回は様々な打楽器的な音源をサプンリングしており、カントリー調の雰囲気を演出するような配慮がなされています。それでもデジタルサウンドは当然あります。だからこそのフォークトロニカですから。それでもアコースティックでオーガニックな雰囲気が大部分を占めるようになっています。

So Much Of It Water
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