2006年のアルバムです。自分のレーベルNo Fans Recordsからの限定発売でしたが、現在は NO FANS COMPENDIUMというコンピレーション作品から聴く事ができます。FM音源による電子音のみで構成されたNo Home Like Placeを元に同じような内容で制作されたAlarmsを合体させたアルバムになっています。
1. Alarms I 2. Alarms II 3. Alarms Megamix 4. No Home Like Place
アカペラと言っても歌を多重録音したハーモニーは無く、ただ単唱のみ延々と歌い続ける歌だけによるミニマルミュージックでもあります。Garden Of Stonesは後にミニアルバムとなり、そこでは楽器演奏部分のみをフューシャーした組曲形式になりますが、歌の部分と楽器演奏部分を完全に分けて別の作品とする事で、単細胞な脳組織では無い人間の5次元感覚を刺激する作品群となっております。
流石に変化が少ないと退屈してしまいますが、短めのThe World Is Silence In Your Headでなんとか息抜きが出来ます。それにしてもこんなにネイキッドなまで赤裸々な剥き出しの歌を坦々と歌うだけのアルバムってある意味アナーキーです。どんなに過激な爆音サウンドよりも直接心を揺さぶられます。
97年のアルバムです。最初はビニール盤でのリリースでしたが、後に別のレーベルからCDリリースされています。アコースティックギターでの弾き語りによるフォーク作品になっています。これまでのヒステリックな作品しか知らないと、Soon It Will Be Fireの美しく繊細なフォークソングに驚かされます。コラボレート作品ではフォーク系の作品もありますが、ソロでは初めての試みです。
1. Soon It Will Be Fire 2. A Fullness Of Light In Your Soul 3. The Graze Of Days
96年のアルバムです。Table Of The ElementsレーベルからのリリースでやっとCDでのリリースとなりました。アンビエントな内容ですが、非常にヒステリックで感情的な本能の音楽をアンビエントで表現したものになります。シンセやテープループなどドローンサウンドをつくり出していますが、アンビエントと呼ぶにはあまりにもエモーショナルな作品であります。
1. Alban Stands Here 2. Nil A.M. 3. Angel Petrina Bell 4. Nathan Rice 5. The Sea Is Madness