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[20201123] |  | |
貴景勝1敗、照ノ富士2敗で迎えた千秋楽、両者の直接対決で照ノ富士が勝ち、2敗で並んでの優勝決定戦となりました。本割では組まれて負けた貴景勝が気迫の突き押しで勝って、大関になってからは初めての優勝を手にしました。来場所は綱取りとなります。照ノ富士も三役での13勝は大きな貯金となります。大栄翔も気迫の相撲が目立ち、二桁勝っていますが三賞には選ばれませんでした。幕尻だった志摩ノ海が11勝4敗で終盤まで優勝争いにいた事で敢闘賞を受賞しています。帰り入幕の千代の国も二桁勝って敢闘賞を受賞しました。
幕内上位の成績 貴景勝 13勝2敗 優勝 正代 3勝2敗10休 朝乃山 1勝2敗12休 隆の勝 8勝7敗 御嶽海 7勝8敗 照ノ富士 13勝2敗 高安 8勝7敗 若隆景 7勝8敗 霧馬山 3勝12敗 阿武咲 7勝8敗 大栄翔 10勝5敗 隠岐の海 6勝9敗 輝 5勝10敗 北勝富士 11勝4敗 翔猿 6勝9敗 琴勝峰 8勝7敗 妙義龍 4勝11敗
大関になって思うような結果を残せなかった貴景勝は勝った瞬間に感慨深い思いの表情を浮かべておりました。その気持ちのまま来場所も頑張ってもらいたいものです。現在の両横綱が休場がちなので、新しい横綱の誕生は待ち望まれています。怪我で序の口まで下がった照ノ富士も大関に戻れる位置までになりました。ここまで辛抱するには相当な精神力が必要でしょう。横綱までいったら新たな歴史が生まれます。
遠藤も逸ノ城も千秋楽になんとか勝ち越しました。期待されていた二人ですが、この辺が実力なのかもしれません。栃ノ心はなんとか9勝し、高安も千秋楽に勝ち越しました。実力者でありながら怪我で思うようにならない力士たちもどこまで辛抱出来るのか、体力がもってくれるのか。若い勢力も伸びてきています。来年も新たな幕開けを期待したいと思います。
千秋楽幕内全取組
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