Up Above (1998/07/14) Town And Country商品詳細を見る
2006年のアルバムで最後の作品となります。この後バンドは解散しています。日本にツアーに来た時に、アジア系の楽器を購入したりしてこの作品に活かされています。恐らく同じセッションの音源から作られているミニマルミュージックになっています。時にカットアンドペーストの早いパッセージによるループを作ったりして、生演奏でありながらデジタルっぽさもあったりします。
1. Sun Trolley
2. Fields And Parks Of Easy Access
3. Phoney Fuckin’ Mountain
4. Bee Call
5. Cloud Seeding
6. Blue Lotus Feet
7. King Of Portugal
8. Belle Isle
9. Almost At White Glass And Sun
10. Up Above
アコースティック楽器、生演奏によるミニマルというコンセプトは最後まで貫き通しています。それでもハードデスクレコーディングならではのループも採用されています。これはThrill Jockeyらしさになるのでしょうか。それにしても、演奏している
音楽 はまるで民族
音楽 であり、日本に来た時のインスパイアなのか、アジアっぽい民族
音楽 なのですが、架空のアジア
音楽 のようなどこのものとも言えないような
音楽 になっています。
民族
音楽 的なスキャットもあります。音階がアジア的なのでしょう。しかし南米っぽい感じもあったり、地域を特定出来ないくらいに彼らも適当に演奏しています。民族音楽を追求していくと、その地域の慣習や宗教にまでべったりにならないといけませんから、そこまでこだわっていません。あくまでもアジア、日本に来た時に受けた印象から制作されていると思われます。よって
サイケデリック なフォークドローンミニマルな作品となっています。
Sun Trolley
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