Maps (1998/07/14) Get Cape. Wear Cape. Fly商品詳細を見る
2012年のアルバムです。間にSam Duckworth 名義の作品を挟んだ事でリフレッシュされたのか、作風が変わりました。ロック色が強めに出ています。フォークレスと言えるような曲が多くなっています。一人でマルチにレコーディングしている部分が多くなっていますが、以前よりもよりバンドっぽいアレンジになっています。
1. The Real McCoy
2. Vital Statistics
3. Daylight Robbery
4. Call Of Duty
5. The Joy Of Stress
6. Snap
7. The Long And Short Of It All
8. Offline Maps
9. Easy (Complicated)
10. London's Burning
プログラミングされたデジタル音もありますが、テクノ、ブレイクビーツ系では無く、ロック的な使い方になっています。完璧に作風を変えてきました。Sam Duckworth名義でフォークロック色を存分に味わった事で、フォーク色を払拭させた新たな表現を手に入れました。アレンジはロック的になりましたが、字余り的な歌い方は変わっておらず、そのバランスが見事に調和されていますから、この狙いがうまくいっているという事でしょう。
完全にフォーク色を払拭しているわけではなく、時にフォークが顔を見せますが、全体的にロック色が強めに出ている事で、箸休め的な効果でフォークロックを演出しています。アルバム全体の流れも見事にコントロールされているという事です。Sam Duckworth名義の作品を出した事で、一皮向けた、表現者として帰ってきたという印象です。
The Real McCoy
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