Remembrance Of Things To Come (1998/07/14) Princeton商品詳細を見る
2012年のアルバムで現在までの最新作であり、おそらく最後のアルバムかもしれないです。バンドはまだ活動しているようですが、これ以降の作品が出ていません。そして明らかに彼らにとっての最高傑作アルバムになっています。ブリットポップのようだと評価しましたが、ブリットポップブーム以外でのブリットポップの歴史上最強のバンドはXTCであり、ニューウェイヴの感覚も持ったXTCのような16ビートを強調したブリットポップになっています。
1. Remembrance Of Things To Come
2. Florida
3. Grand Rapids
4. Holding Teeth
5. Phase
6. To The Alps
7. Oklahoma
8. Andre
9. Riches
10. Louise
11. Clamoring For Your Heart
12. This Weather, A Swimmer
13. Milly
プログラミングによるミニマルシーケンスを中心とした曲作りになっていて、それでいてブリットポップであろうとする姿勢、XTCが最終的に作り上げていたブリットポップの最終形態に近い内容になっています。現代
音楽 的なミニマルシーケンスとブリットポップの融合という新しい挑戦でありながらも、見事にポップな姿勢を崩す事なく貫いています。
これ以上の作品が作れるでしょうか、これ以降のリリースがない事も納得がいきます。最高の形でのポップ・ミュージックの姿勢を示してくれています。この偉業を高く評価出来ない世間の未熟さはさておいて、さておくしかありません。それだけの教養しかないのですから。それでもポップス史上最高傑作と評価すべき作品です。アヴァンギャルドポップのような極端でトリッキーなものではありません。正統派なポップスとして最高の極みに達しております。歴史的名盤です。
Remembrance Of Things To Come
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