City Center (1998/07/14) City Center商品詳細を見る
アメリカのエレクトリックデュオCity Centerの2009年のファーストアルバムです。メンバーはFred ThomasとRyan Howardの二人です。エレクトリックアンビエントなトラックをバックに、時にはデヴィッドボウイのように、時にはストーンローゼスのように、低音で歌うダンディズムを加えながら、アンビエントでありながら、アブストラクトな音源で彩られていきます。
1. Killer Whale
2. Open/House
3. Life Was A Problem
4. Gladest
5. Bleed Blood
6. Cloud Center
7. Your Are A Force
8. Summer School
9. Young Diamond
10. Unfinished Hex
サンプリングによる音源の羅列、ループにより作られているトラックは、エフェクト処理を重ねてダブのようなアンビエント処理をしていますが、物静かな
音楽 ではありません。アンビエントというより性質的にはダブに近いのでしょう。ギミックなサウンドエフェクトの羅列で成り立っています。エレクトロニカの手法を使いながらも、ロック的な存在感を醸し出しています。
エフェクティヴな
音楽 ですが、コード進行は微動だにせず進んでいき、曲としての役割を成しています。なので
音楽 としてちゃんと成立していて、聴こえ方によってはデヴィッドボウイのようなグラムエレクトラなスタイルなのだと思います。エレクトロニカというよりロックなのです。一般的なロックバンドがここまでデジタルサウンドを使いきれていないのが現状であり、ロックとして、こう言う
音楽 がもう存在していてもおかしく無いのだと思いいます。
Killer Whale
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