アメリカのバンドDiluteのギタリスト、Marty Andersonの一人プロジェクトOkayの2005年のファーストアルバムです。デヴィッドボウイのようなグラムロック、テレビジョンのようなニューウェイヴ感覚を持ったアーティストです。Diluteの仲間、ドラムのJay Pellicciが参加している以外は全て一人でマルチ演奏しています。
1. Bloody
2. Now
3. Holy War
4. We
5. Devil
6. Replace
7. Oh
8. Game
9. Roman
10. Hoot
11. Bullseye
アコースティック楽器も使ったロマンティックグラムロックなスタイルで、オーソドックスなロックソングを歌っています。アメリカで成功しているグラムロックはアリスクーパーくらいなものですが、確実にアメリカにもグラムロックの影響はあったわけでありまして、それからかなりの時間を経ていますが、こうしたアーティストが出て来る事は喜ばしい事であります。
デジタルシンセの出番もわずかではありますが、そこがロックバンドらしくて良いと思います。ボウイに影響を与えたヴェルベットアンダーグラウンドはアメリカのバンドでありましたので、アメリカ、特にニューヨークアンダーグラウンドでは、こうしたロックが根付いていたのです。時代錯誤な感じではありますが、こういうロックが死んでいないという事は喜ぶ事なのであります。
Bloody