Goodbye Sunshine Hello Nightime (1998/07/14) Family of the Year商品詳細を見る
2018年のアルバムで現在までの最新作になります。もう普通にメジャーの売れ線ポップロックになってしまっています。それでも以前より売れなくなっていると言う皮肉な状況になっています。メンバーが四人になった事を埋めようとしたオーヴァープロデュースな出来栄えです。最近はオーヴァープロデュースなんて表現はしませんが、以前のバンドサウンドを知っているだけにオーヴァープロデュースである事が際立って聴こえます。
1. Let Her Go
2. Bitter Mind
3. Hold Me Down
4. I'm the One
5. Latchkey Kids
6. Girl Who Washed Ashore
7. Numb
8. The Coast
9. Where Was I
10. Two Kids
11. Raw Honey
12. Mexico
空気感を埋める為の過剰な残響音。もうそれだけで嘘っぽい、虚構のメジャーサウンドになります。デジタルサウンドもまたに出てきますが、それは問題無いとして、もう曲を作る段階で、このサウンドに見合った方向性になっています。アコースティックな楽器を使っても、カントリー、フォークな曲では無くなっています。昔的な言い方をすれば悪魔に魂を売り渡したと表現しますが、ビジネスロックが当たり前になって、そう言う表現もしなくなりました。
例えば、作曲にしても洗練してきたと褒めてもいいのですが、四人のバンドで作りました、という手作り感が感じられませんし、バンドで演奏していないんじゃ無いかと思えるくらい、嘘っぽいくらいな過剰なエフェクト処理、それ故オーヴァープロデュースという表現を使ってしまいます。
音楽 的には進化していますし、褒めてもいいのですが、ここまで過剰なサウンドメイキングは必要だったのか、と言う疑問が付きまといます。
Let Her Go
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