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SAMARQANDというアーティスト名にて音楽配信をやっております。曲は、Eggsと SoundCloudというサイトにて無料でストリーミングが出来ますので,そちらにてご鑑賞下さい。リンクを貼ってありますので、お手数ですが、そちらをクリックして下さい。
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[20211031]

エレクトリックニューソウルなR&B

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[20211031]

Grand Plan
(1998/07/14)

Dan Croll商品詳細を見る


2020年のアルバムで現在までの最新作になります。アコースティックなサウンドを強調してきましたが、紛れもなくポップロックの王道を行く作品になっています。特に新しい事をやっていないのに、この新鮮さは何なんでしょう。それほど多くのミュージシャンがポップロックの王道を避けてきていたのだと思います。ここまで気持ち良く王道を行ってくれると気持ちの良いものです。

1. Yesterday
2. Stay In L.A.
3. Rain
4. Actor With A Loaded Gun
5. Grand Plan
6. Work
7. So Dark
8. Honeymoon
9. Hit Your Limit
10. Cold-Blooded
11. Surreal
12. Together

ビートルズと同じタイトルの曲が2曲ありますが、全く違う曲になっています。ブリットポップほど英国的ではない音楽性、どちらかというとポールサイモンの感覚に近いのかもしれません。今回はアコースティックギターを全面で演奏しているので、フォークロックっぽい印象ですが、ソフトロックも含めたポップロックの王道であり、少しも拗ねていません。

インディーズになってしまっていますが、ここからが踏ん張りどころです。アフターコロナにおいて、音楽の持つ重要性は相当なものだと思います。ライブも行えるようになる事でしょう。そこでは、金の力によらない素晴らしい音楽が求められる事を期待したいと思います。そしてDan Crollの音楽はそれに値するものだと信じています。

Yesterday
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[20211030]

Emerging Adulthood
(1998/07/14)

Dan Croll商品詳細を見る


2017年のアルバムです。ポップロックを極めていく中で、ブリットポップをもっとスタイリッシュにしたような雰囲気になっています。ブリットポップというより、ソフトロック系のパワーポップに近い感じなのですが、ほんの少しだけブリットポップっぽさも出すようになっています。

1. One Of Us
2. Bad Boy
3. 24
4. January
5. Sometimes When I'm Lonely
6. Swim
7. Educate
8. Away From Today
9. Do You Have To?
10. Tokyo

ポールマッカートニーに見出された過去もありますが、完全に新しいタイプのシンガーソングライターであり、ブリットポップに縛られるようなところは見受けられません。だからこそポールにも選ばれたのでしょう。ポールが探しているのは後継者では無く、新しい開拓者であったのだと思います。だからこそ、オールドウェイヴなファンにとっては親しみにくい部分もあるかもしれませんが、悪い感じはしないと思います。

デビューこそはメジャーからでしたが、ここからはインディーズレーベルに移籍しています。それなりに売れていましたので、どういう経緯かわかりませんが、インディーズになると、途端にアピール度が減ってしまいます。ここからは貪欲にネット販売にも力を入れるべきですが、そこまで出来ていません。そこはメジャーデビューしてしまった弱みでしょうか。彼を売り出せるスタッフにも恵まれますように。

One Of Us
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[20211030]

Sweet Disarray
(1998/07/14)

Dan Croll商品詳細を見る


イギリスのシンガーソングライターDan Crollの2014年のファーストアルバムです。ユニバーサルミュージックの子会社Deram Recordsからのデビューですから、メジャーデビューしています。なので、PVも沢山作っています。音楽性はかなりポップですが、ブリットポップとは違って、ソフトロックをブレイクビーツで表現しているような雰囲気で、とても個性的なポップロックです。

1. From Nowhere
2. Thinkin Aboutchu
3. Wanna Know
4. In / Out
5. Compliment Your Soul
6. Only Ghost
7. Can You Hear Me
8. Sweet Disarray
9. Maway
10. Must Be Leaving
11. Always Like This
12. Home

シンガーソングライターとしての才能という意味においては、天才的な表現者だと思います。メジャーデビューも頷けます。しかも流行りのスタイルではなく、個性的な音楽性を発揮してのデビューですから、とても好感が持てるアーティストです。プログラミングされたブレイクビーツっぽいアレンジですが、ポップロックを表現する為のあれんじであったり、アフロビートなリズム構成であったりと、ポップでありながらも複雑な内容になっています。

複雑に凝ったアレンジだと売れないものですが、曲自体がポップで、シンプルで覚え易いというのもあって、順調にヒットしました。流石にメジャーによる資金力は馬鹿に出来ません。これがインディーズだったら、ヒットするのに時間がかかったかもしれません。個性的なアーティストが売れるにはメジャーの資金力はあった方がいいのです。問題はメジャーレーベルの見る目があるかどうかであり、この人は幸運にも陽の目を見る事が出来ています。

From Nowhere
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[20211029]

Rest In Paradise
(1998/07/14)

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2015年のアルバムで現在までの最新作になります。エレクトリックソウルな雰囲気を強めたネオアコ作品になっています。手法的にはネオアコなのですが、シンセポップなどの80年代ポップ感覚がありますので、ネオアコほど洒落たセンスまでいっていない感じが彼等の特徴でしょうか。それでもかなり良い感じのネオアコになっています。

1. Paradise Waiting Room
2. A Groove
3. Sun
4. Control
5. The Nile
6. Fred Roses
7. Sunset Ltd.
8. Jam
9. Eternal
10. Rest In Paradise

セミアコではないにしても、ナチュラルなギターサウンドに、今回はストリングスやホーンによるソウル感覚が加わって、テクノディスコみたいなのりまでリバイバルさせています。ドラムはサンプラーだと思われますが、レアグルーヴな感じが出せていないところが逆に新鮮に感じさせます。センスよさそうに見せていて、どこかで意図的に手を抜いているダサさを演出出来るなんて、昔のアメリカのミュージシャンには出来ない芸当です。

結果としてはネオアコリバイバルをユニークに演出出来るアーティストだと思いますが、アメリカでは売れないタイプの音楽である為、苦戦していますね。元々はアメリカの音楽であるソウルミュージックなのに、ヒップホップ以降は時代遅れの音楽になっているのでしょうか。アメリカ以外の国から見ればヒップホップの方が時代遅れだと思いますが、これも多数派な意見ではないのでしょう。こういう音楽が売れるようになって、ようやくアメリカの音楽シーンはまともになれると思うのですが。

Paradise Waiting Room
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[20211028]

Kids In LA
(1998/07/14)

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2013年のアルバムです。80年代ポップス、ネオアコの手法に更に磨きをかけた珠玉のポップアルバムになっています。ギターポップ、シンセポップなどが入り混じったポストパンクなサウンドのリバイバルのようでありながら、当時よりもポップ感覚が冴えており、当時であれば大ヒット間違いなしの出来栄えであります。

1. Up All Night
2. Hardest Part
3. Huddle
4. At The Pool
5. Funny Heartbeat
6. Air Conditioning
7. Having Friends Over
8. Bruins
9. Adjust Glasses

ネオアコースティックというのは日本の呼び方ですが、世界的にはギターポップになるでしょうか。アコースティックギターが入る場合もありますが、無くても問題ありません。なのにネオアコなのです。フォークロックとも違います。ファンク、ソウルの要素が入った80年代ならではのスタイルなのです。ファッショナブルなくらい洗練されたポップ感覚を持っているのが特徴と言えるでしょう。日本では渋谷系とも呼ばれていました。それは渋谷の輸入レコードショップがそう言う音楽を扱っていた事に由来します。

元祖としてはアズテックカメラであり、有名なところではスタイルカウンシルがそれにあたります。イギリスでは90年代にかけて流行していましたが、アメリカではほとんで出てきませんでした。日本ではフリッパーズギターがそれにあたります。スウェディッシュポップもそうです。アコースティックギターというより、セミアコギターという印象もあります。そうしたスタイルを、アメリカから発信しているこの男女デュオはかなりのセンスの持ち主だと思います。男女デュオなのに女性のZinzi Edmundsonは軽くコーラス程度でしか存在感が出ていませんが、もっと存在感を出しても面白くなると思います。

Up All Night
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[20211027]

The Heart Of The Nightlife
(1998/07/14)

Kisses商品詳細を見る


アメリカの男女デュオKissesの2009年のファーストアルバムです。ギター、ボーカルのJesse Kivelとキーボード、ボーカルのZinzi Edmundsonの二人組です。音楽的には80年代ポップス系ネオアコです。ネオアコと言えばイギリス特有のジャンルでした。アメリカでは皆無と言って良いほどでしたが、さすがインディーズでは出てくるんですね。

1. Kisses
2. Bermuda
3. People Can Do The Most Amazing Things
4. On The Move
5. The Heart Of The Nightlife
6. Lovers
7. A Weekend In Brooklyn
8. Midnight Lover
9. Women Of The Club

80年代ポップスリバイバルみたいな感じで、イギリス系のスタイルを模倣していますが、ギターポップ、日本で言うネオアコに近い感じのシンセポップになっています。私SAMARQANDもよくネオアコ系エレクトロニカを作っていますが、それは心地良さが現在でも通用すると思っているからで、実際に同じようにやってくれる人は皆無だと思っていたので、嬉しい限りです。

ほとんど男性のJesse Kivelが歌っているので、Zinzi Edmundsonの歌も絡んでくるとデュオとしての魅力も深まると思います。アメリカからこんな洒落た音楽をやってくれるミュージシャンが出てくるとは想像もしていませんでしたが、ちゃんとこうした音楽を聴いて育っている人がいるんですね。アメリカのメジャーレーベルでは抹殺されてきていたんでしょうね。インディーズ万歳。

Kisses
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[20211027]

SAMARQA59618949

「Shoes Named N / SAMARQAND」をEggsで聴こう。ゴスペルロッカバラッドのソウルエレクトロニカ https://t.co/A9EeiVgCXd #eggsmu #nowplaying #rock #gospel #soul #ballad #electronica @SAMARQA59618949
10-26 21:39

Logicの純正サンプラーだけだと厚みがたりないので、サンプルタンクを導入。インストールに5時間もかかった。 https://t.co/F6GqLqMmVh
10-26 12:03


[20211026]

リズムアンドブルースをモダンエレクトリックポップにリメイク。


[20211025]

Songs from the Sweat Shed
(1998/07/14)

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2020年のアルバムで現在までの最新フルアルバムになります。Songs from the Sweat ShedというミニアルバムとSongs from the Sweat Shedの歌なし、インストのミニアルバムを合体させたものになります。この頃になるとミニアルバムばかりリリースしています。しかもネット販売を中心とした販売様式になっています。

1. Brave New World
2. Allalele (feat. Laura Roa Gomez)
3. Dangerous
4. Legend of the Sentient Banana (feat. Gramski)
5. Universal Language (feat. Skinny Galizian & Reymir)
6. Como la Chicha (feat. Fabian Arias & Dakota Camacho)
7. Dangerous (Instrumental)
8. Legend of the Sentient Banana (Instrumental)
9. Universal Language (Instrumental)
10. Como la Chicha (Instrumental)

音楽的にはダブステップのダブの部分を、アフリカンアフロに変換したような、エスニック感強目の内容になっています。ダブっぽさも残っていますが、ラテンのような印象も受けます。エスニックトリップホップみたいな感じでしょうか。それでもやはり毒が足りていない。もっとドープで悪徳な感じが加われば、この雰囲気は倍増して完成度が高くなると思います。

そこは人柄が出るのでしょうか。見た目は突っ張っていても良い人感は隠せないみたいな、ファッションのみ先行型みたいな、90年代以降はそういう人が増えましたが、演出という意味においても毒や色気を放って欲しいものです。そこだけが課題です。後は優等生なくらいに見事に作り込んでいます。

Brave New World
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[20211024]

Hyperbolic Space Crochet
(1998/07/14)

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2015年のアルバムです。彼女のヴォーカルが中心となった作品であり、ヒップホップ系エレクトロニカであり、歌が入る事により、結構ポップな方向性に向かっています。最新のソフトシンセを多用していますので、かなりハイパーな感じになっていますが、やはり毒が無く、優等生なハウスミュージックという印象です。

1. Climbing Jacob's Ladder
2. Early Sunday
3. he Mirror
4. Sailing
5. Under Your Skin
6. Dreamtime
7. Finding Beauty In Frustration
8. Hyperbolic Space Crochet
9. Post Alignment
10. Ice Blue
11. 20-20
12. Digital Booklet: Hyperbolic Space Crochet

ダブ的なリズムの組立ですから、非常に引っかかったようなリズムになっているので、癖があるように感じますが、音楽的には全く癖も無く、とても聴きやすい音楽になっていると思います。ここまで流行りの音を使っているのに、いまひとつメジャーになれていないのは、彼女の力量の限度がきているのではと思います。

足りていないのは妖艶なセクシャリズムであり、性癖が分かるくらいの色気が漏れるようなボーカルパフォーマンスだと思います。ただ女性ボーカルというだけでは、大抵の男をボッキさせる事は出来ません。声を聴いているだけで我慢汁が溢れてきそうなくらいの色気が足りないのです。これはプライベート面での努力が必要になってくるでしょう。

Climbing Jacob's Ladder
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[20211024]

Open Heart Surgery
(1998/07/14)

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2014年のアルバムです。ダブステップからのベースラインを強調したエレクトロニカで、今回は歌モノになっています。彼女の歌を大々的にフューチャーしていますから、彼女の歌を引き立てるようなアレンジになっています。しかし、かなり凝ったアレンジであり、サンプリング及び電子音の加工されまくった音源に埋め尽くされています。

1. Crossroads
2. New Beginnings
3. High Voltage Storms
4. Happiness Is Lonely
5. Open Heart Surgery
6. Lighthouse
7. Dominoes
8. Sanctuary
9. Trembling Perfect
10. The Letter
11. Lighthouse (Instrumental)

歌を中心に据える事で、あまりジャンル的な束縛を設けていません。アコースティック音源も入ったオールラウンドなエレクトロニカであり、フォークトロニカでもあります。ベースラインを強調はしていますが、シンセベースであり、さほど低音がずしりと来るものではありません。そこはイコライジングの問題だと思いますが、かなり優等生なミキシングをしているので、それほど低音は暴走していません。

どんなに凝ったアレンジでも、エレクトロニカとしては優等生な範疇であり、毒性とか、妖艶さには足りません。そこは彼女のセクシャリティーの問題であって、性癖も関わってきていると思います。ノーマルでオーソドックスなイメージしか伝わってきません。それでは歌が活きてきません。聴きやすいので、これはこれで問題無いのですが、変態的なものばかり聴いて育っている私にとっては物足りなく思います。

Crossroads
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[20211023]

Whiplash Recovery
(1998/07/14)

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2013年のアルバムです。ダブステップというより、ヒップホップ系のエレクトロニカになっています。ラップが入っている曲もありますが、どの曲もラップや歌を入れる前提で曲が作られており、それをインストという不完全な形で完成としています。ですから、どこか物足りないながらも、それ故にイマジネーションが広がっていきます。

1. Bottled Up
2. Eternal Houseguest
3. Heartpocalypse
4. Foreign Emotions (Feat. Zipporah )
5. Sundrops
6. Bad Spell
7. Razor Sharp
8. Halvation
9. Saturn Returned
10. Whiplash Recovery

ダブステップとか、グリッチホップだとか息巻いていても、結局はヒップホップの枝分かれみたいになっているところがあります。それはそれで、その道を突き進んでいいと思いますが、脱ヒップホップというのも、アメリカにおいては避けては通れない道だと思います。そうでないと前には進めないのですから。ヒップホップっていうのも、ブルースやジャズと一緒で、黒人音楽の一つだと捉えるべきであり、いつまでもそこにしがみついていいわけではありません。

では、ヒップホップ以上にクールな音楽ってなんだって事になります。それが登場していないというのが、現在の音楽シーンにおいての致命傷であります。商業ベースで保守的になってしまっては新しい道は生まれません。しかし、会社の人間を食わせていかなければならないというのも切実な現実です。それ故にいまだにヒップホップが幅を利かせているのです。音楽を聴く方とすれば、これほど退屈な事はありません。誰かが風穴を開けなければならないのです。

Bottled Up
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[20211023]

Reverie
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。ダウンロード販売のみの作品になります。ダウンテンポで、ダブステップとグリッチホップなエレクトロニカ。ダウンテンポでありながら、カラフルで躍動的な音楽になっています。シューゲイズのようなノイジードローンサウンドに様々な波形のベース音を唸らせていきます。

1. Sidewalk Chalk
2. Retrospect
3. 33 And A Third
4. The Golden Mean
5. Iron Waterfall
6. Pretty Banger
7. Slide Over

彼女の音楽的な特徴としてはFuture bassのようなシンセベースを軸とした楽曲だと思います。ダブステップとかはリズムの組み立ての用語でしか無く、ハウスなエレクトロニカというのがトータル的な印象です。DJプレイというより、アルバム内では電子音を多用したグリッチホップであり、どれだけカラフルなシンセサウンドを引用してくるかが鍵となっています。

サンプラーも使っていますが、今回は控えめだと思います。あくまでも電子音が今回の主役です。サンプリング素材も電子音の一部として扱われています。サンプラーは実際の楽器の音をサンプリングする事で、電子音では表現出来ない音を与えてくれますが、リサンプリングと言って、サンプリングした素材にシンセサイジングな加工を施す事で、シンセサイザーでは作れないような電子音を作り出す事も出来ます。つまり、現在、無限に音色を作り出せる環境があるのですが、その極限まで挑戦出来るほど人の能力は追いついていません。

Sidewalk Chalk
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[20211022]

Circadian Rhythms
(1998/07/14)

ill-esha商品詳細を見る


カナダの女性DJ、プロデューサーのElysha Zaideの一人プロジェクトill-eshaの2010年のセカンドアルバムです。2007年にファーストアルバムPerfect Circuit をリリースしますが、自分のレーベルからのリリースであって、音楽性も現在のものと違っているので、正式な作品として数えられなくなっています。なんおで、これが一般的なデビュー作品のような扱いになっています。

1. Smoke & Mirrors
2. Cold Hands
3. Sullen Sultry
4. Hunting Season
5. Stutterfly
6. Bedbug
7. Cold Hands (Jay Wikid Remix)
8. Sullen Sultry (Samples Remix)

音楽的にはダブステップとなっています。トリップホップの前身のようなものであります。このスタイルに変身した為に、ファーストアルバムを無かった事にしているようなフシがあります。DTM環境をフルに活用したダブステップは、かなりカラフルな作りになっていて、これらの音楽性が後のサウンドトラック制作に役立っていきます。

トリップホップほどドープでは無く、ダンスミュージックとしての性格性が強いです。しかし、この細かいリズムで踊れるのはかなりのプロフェッショナルじゃ無いと無理なんじゃないでしょうか。かなりサンプラーも活用しているようですが、エレクトロニカ的な音質が多いので、ざらついた感じが無く、滑らかな音質のダブステップだと思います。

Smoke & Mirrors
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[20211022]

SAMARQA59618949

「Beyoncet / SAMARQAND」をEggsで聴こう。 フュージョンポップなEDMhttps://eggs.mu/song/22a6846f04776245c1291432d2f08f63af645e421fe023b1520520e4a62a6fb4 #eggsmu #nowplaying #rock #dance #EDM #electronica #fusion @SAMARQA59618949
10-21 21:25


[20211021]

ネオアコをハイパーエレクトロソウルポップに。


[20211020]

Build A Boat To The Sun
(1998/07/14)

Sea of Bees商品詳細を見る


2015年のアルバムで現在までの最新作になります。かなりなポップロックになっていて、フォークロックというより、パワーポップみたいになっています。アメリカの女性シンガーソングライターに多いのが、フォーク系だが、ポップなロックスタイルも持っているというパターンで、テイラースイフトなんてカントリー、フォークシンガーがポップチャートに殴り込んできた感じですが、あそこまでオーヴァープロデュースされると作り物みたいになってしまいますが、この人はまだまだ素朴でいい感じです。

1. Test Yourself
2. Karma Kard
3. Old Bridge
4. Ease
5. Don't Follow Me
6. Little Sea
7. Dan
8. Moline
9. Dad
10. Monk

ここまでポップになってくると、テイラースイフトみたいになってしまう可能性もありますが、ルックスでそれは無理かもしれません。だから、音楽性で勝負するしかありません。テイラースイフトは成功例ですから、批判するつもりはありません、誰もがアメリカン・ドリームを手にしようとしている訳ですが、本当に手に出来る人は限られた人だけです。レディガガだって、奇抜なファッション以外は特に何の特徴も無いのですから。

この人も、ここまでポップな曲をやるようになっているという事は、成功を手に入れたいと思っているのでしょう。しかし、このくらいがちょうどいいと私は思います。これ以上売れる為に悪魔の魂を売り渡してしまったら、後は破滅に向けての秒読みに入るのみであります。十分に人々から愛される要素を持った音楽だと思いますし、アメリカのショービジネスに染まらないでいてほしいを思います。

Test Yourself
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[20211019]

Orangefarben
(1998/07/14)

Sea of Bees商品詳細を見る


2012年のアルバムです。フォークロックの可能性を豊かに広げた内容になっています。基本は見事なフォークソングなのですが、ロックとしての形も明確に示し、オーケストレーションを使用したポップスな形も明確に持って、素朴なフォークソングがカラフルに彩られていく様を目の当たりにする事になります。

1. Broke
2. Take
3. Gone
4. Teeth
5. More
6. Give
7. Smile
8. Leaving
9. Girl
10. Alien
11. Grew

アメリカがヨーロッパの音楽性と違うのは、クラシックを土台とする教養はさほど根付いていないと言う事です。アカデミックな人でないとクラシック理論にこだわりません。その代わりに黒人音楽の自由度を理論化したジャズ理論が根付いています。それこそがアメリカンポップスを形作っているのです。しかし、教養が無くても民衆に愛されている音楽、カントリー、フォークミュージックがあります。

彼女の場合は後者であります。黒人音楽の要素は薄いですが、どこにでも黒人音楽が根付いているのがアメリカであります。白人優位主義な人でもそれは免れない事でしょう。純粋なカントリーミュージックであれば黒人の要素はありませんが、ポップス、ロックという要素を取り入れたならば、それはヨーロッパには無い黒人音楽の要素が入ってきます。しかし、まるで白人ならではの音楽のように振る舞うのがアメリカンスタイルなのです。それこそがアメリカの音楽なのです。

Broke
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[20211018]

Songs For The Ravens
(1998/07/14)

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アメリカの女性シンガーソングライターJulie Ann Baenzigerの一人プロジェクトSea of Beesの2011年のファーストアルバムです。フォークロック系ポップロックです。ドリーミーポップな雰囲気がありますが、かなり個性的な世界観を持っているようです。ギター、ベース、キーボード、ボーカルとマルチに演奏しますが、バンドスタイルでの録音になっています。

Gnomes
Skinnybone
Wizbot
Fyre
Marmalade
Willis
Won't Be Long
Strikefoot
The Gold
Sidepain
Blind

ソフトロックはフォークロックの延長線上にありますが、ソフトロック的でもあり、サイケデリックなほどドープではありませんが、独特な浮遊感を持っています。ロック感覚もしっかり持っていますが、基本はギター弾き語りな感じの曲調です。歌い方が個性的でしょうか、上手い訳ではありませんが、下手でもありません。個性的なんですね。

癖があるミュージシャンって昔は多かったものです。好き嫌いが分かれるので、売る方も難しかったと思いますが、ハマると癖になるのです。ストーンズなんてのがいい例でしょう。彼女も癖が強い方だと思いますが、嫌な癖だとは思いません。癖がなく、平均化しがちな昨今においては、貴重な存在だと思いますので、今後の活躍に期待していきたいと思います。

Gnomes
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[20211017]

Among The Grey
(1998/07/14)

Cheyenne Mize商品詳細を見る


2013年のアルバムで現在までの最新作になります。大幅に音楽性に変化が現れています。バンド演奏によるフォークロックになっていて、彼女の歌い方にも豊かな表情が加わっています。一皮も二皮もむけたような大変身を遂げています。フォークファンからすればロックに魂を売ったような言われ方をされかねないですが、現在では、そこまで言う人はいないでしょう。

1. Among The Grey
2. Wait For It
3. Whole Heart
4. Heart Hole
5. Through The Window Pane
6. Raymaker
7. Have You Seen
8. Give It All
9. As It Comes
10. Building
11. Wouldn't Go Back

もう曲作りの段階からロック系の歌い方になるように作られています。それでもカントリー、フォークロックをルーツとしていて、少しソウルフルになっています。エモーショナルになったと言うべきでしょうか。そこは彼女の成長の成果であり、表現者としての磨きをあげています。女性としての魅力をあげたと言うべきかもしれません。

多彩な音楽性になった事で、作品としての完成度も上がっており、この次の作品を連続して出すべきだと思いますが、続いておりません。才能はあると思いますし、どんな状況になろうと、作品を作り続けられるほどの逞しさがあればと思います。しかし、それでも、このアルバムで彼女が成し遂げたものは目覚ましいものがあり、素晴らしい作品に仕上がっていると思います。

Among The Grey
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[20211017]

Before Lately
(1998/07/14)

Cheyenne Mize商品詳細を見る


アメリカの女性シンガーソングライターCheyenne Marie Mizeの2010年のファーストアルバムになります。フォーク系のシンガーソングライターで、ケンタッキー出身という事もあって、カントリータッチの曲調も見受けられます。内省的でマイナーな感じの曲が多く、か細い声で歌うので、より哀愁感があります。古き良きアメリカという雰囲気でしょうか。

1. Best
2. Waiting
3. Rest
4. Lull
5. Kind
6. Not
7. Path
8. Friend
9. With (out)
10. Doctor

この後は実験的な事もやっていくのですが、この作品においては普通にフォークソングを歌っています。アコースティックギターによる弾き語りが多いですが、ピアノやバイオリンなども彼女が演奏します。基本は彼女の一人多重録音で成り立っています。内省的が極まって、フォークやカントリーの領域を超えた内容の曲もありますが、それほどはみ出した事はまだやっていません。

まだオーソドックスな曲も残っているので、全体的には大人しめですが、徐々にそれ以上の歩みを始めている曲もあります。それがある事によって、これからの彼女の活動に期待が持てるようになります。音楽に安定を求める人もいますが、やはり、ポップス、ロックの領域に入るならば、何かをやってくれそうな人に期待を持ちたいものです。最近本当にそういう人が少なくなってきているので、インディーズのミュージシャンにしか期待を持てないのであります。

Best
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[20211017]

SAMARQA59618949

「Hollister / SAMARQAND」をEggsで聴こう。四管によるチェンバーブラスロック https://t.co/7LDM9fssl4 #eggsmu #nowplaying #rock #brass #chambermusic #neoclassic @SAMARQA59618949
10-16 21:43


[20211016]

To The Death Of Fun
(1998/07/14)

Cashier No. 9商品詳細を見る


アイルランドのバンドCashier No. 9の2011年の唯一のフルアルバムです。これ以降作品が出ていないので、最初で最後の作品かと思われます。メンバーはボーカル、ギター、キーボードのDaniel ToddとJames Smithを中心にベースのStuart Magowan、ドラムのPhil Duffy、キーボード、ギターのRonan Quinnの5人組です。

1. Goldstar
2. Make You Feel Better
3. Lost At Sea
4. Good Human
5. Flick Of The Wrist
6. A Promise Wearing Thin
7. Oh Pity
8. The Lighthouse Will Lead You Out
9. Goodbye Friend
10. 6%

アコースティックなフォークロックとドリーミーサイケなソフトロックになっています。アイリッシュトラッドな雰囲気とシューゲイザーをもっとソフトにしたような、サイケデリックな雰囲気が入り混じった感じの音楽性です。初期の頃のフォークプログレな感じのピンク・フロイドにも似た雰囲気があります。つまりは王道なロックミュージックだと言っても問題ないでしょう。

最近は王道から外れているロックばかりだったので、忘れられているかもしれませんが、これが正しく王道なブリティッシュロックのような気がします。アメリカからの影響を極力薄めたようなブリティッシュならではのスタイルです。イギリスにとってもロックなどの黒人音楽は輸入品であり、外来ものなのです。UKならではの国民性を反映させるなら、こういう音楽になって正解です。

Goldstar
⇒ 続きを読む

[20211016]

リズムアンドブルースをエレクトリックなライトフュージョンでシェイプアップ。


[20211015]

Osmosis
(1998/07/14)

I am Oak商品詳細を見る


2019年のアルバムで現在までの最新作になります。ピアノを中心とした美しいフォークロックになっています。フォークソングといえばギターによる弾き語りが定番ですが、ピアニストがフォークソングを弾き語りするパターンもあって、ヴォイシングが違ってくるので、ちょっとしたA.O.R.感覚になってきます。まるでジャズ理論が発生したようなフォークソングになったりします。

1. The Shore
2. Between Worlds
3. Hidden Cove
4. Tundra
5. Swells
6. Kamikochi
7. Cold Heath
8. Stranger
9. Wild Ferns
10. Will I Wake
11. Wondrous Way

例えばビリージョエルなんかが有名ですが、ランディーニューマンがその代表になります。フォークロックもカントリーロックも70年代には洗練されておしゃれな感じのアレンジになってくるのですが、当時のニューソウルなどにも影響を受けてA.O.R.に発展していきます。そこまでおしゃれでは無いのですが、ピアノを基調としたアレンジになっているので、美しいフォークロックになっています。

ギターも入っていますが、装飾的な役割になっていて、ギターが無くても成立するフォークソングになっています。しかし、ギターなども入る事で音楽に深みが加わってきます。おしゃれにしようという意図では無くて、音楽的な深みを狙っての工夫ですから、その表現は見事に成功している訳です。オランダにいて、この感覚は独特なものだと思います。

The Shore
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[20211014]

Our Blood
(1998/07/14)

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2016年のアルバムです。フォークロックのスタイルですが、フォークソングを基調としながらも、フォークロックになってくると、フォークを感じさせないような曲作りも出来るようになってきます。今回はフォークを感じさせないような作曲になっています。なので、普通にポップロックとしてリリースする事も出来たはずですが、アレンジの中でフォークソングなのだと主張するような作り方になっています。

1. Geest
2. Omen
3. Warl
4. Volcano
5. Dacem
6. Way Out
7. Shallow End
8. Own
9. Woven In
10. Woandering
11. Gold
12. Your Blood

フォークソングらしく無い曲なのに、フォーク的な印象を与えるアレンジ。これが新しいフォークロックの在り方なのかもしれません。典型的なフォークソングだとヒットチャートにのせるのは至難の技です。ポップス、ロックの要素、もしくはヒップホップの要素などが含まれないと売れないでしょう。実際にアメリカのヒットチャートはそんな感じになっています。しかし、この作品はそんなヒットチャートとは違うやり方でフォークソングを進化させています。

売れる事を目的として進化していく音楽があるのは事実ですし、それが本流だと思います。売れる事を目的とはせず、音楽的に面白い事をやろうとして進化していく音楽、本来作曲家が辿る道筋は、こちらのはずです。生活もまともに出来ずに死んでいった偉大な音楽家も沢山います。生前に正当な評価を受けなくても、自分の信念を貫いていった音楽家は沢山いますし、死後も評価されていない作曲家も沢山いるのでしょう。そんな、本当に多数派な音楽家の部類に属する作品のように感じます。しかし、真摯に音楽に向き合っている人にとっては、その価値は如実に分かるものだと思います。

Geest
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[20211013]

Nowhere Or Tammensaari
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。Thijs Kuijkenによるマルチレコーディングではありますが、ドラムやシンセ、ストリングスなどはゲストによる演奏になっています。なので、再びバンドスタイルによるフォークロックスタイルに戻っています。特にアコースティックギターによる弾き語りを基本として、徐々に音を重ねていくスタイルを極めています。

1. Famine
2. Grown
3. Boulders
4. Palpable
5. Roam
6. Drooom
7. Marrow
8. Cluster
9. I Am Forest
10. Reins
11. Vares Varas
12. Everything In Waves

どんなに一人で作ったとしても、コーラスワークによる音の厚みをつけるという習性は貫かれていて、楽器がなかったとしても、コーラスワークだけはつけるくらいの勢いであります。しかし、今回、バンドとしての演奏という形に落ち着いており、実験的な事はしておりません。あくまでもI am Oakとしてのスタイルを極めようとしています。

アコースティックギターが中心ですが、最終的にはロックバンドとしてまとめようとするので、フォークロックな結論に至りますが、基本は弾き語りフォークであり、そこが前作とは大きな違いになります。フォークにしないという選択肢もできると見せていながら、フォークソングに徹するという、何にこだわっているのかも不透明でありながらも、彼らなりのスタイルが存在しています。

Famine
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[20211012]

Oasem
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。これまでのフォーク調の作品から一変して、フォークロックな感じのサウンドになりました。主にエレキギター、オルガンが使われ、アコースティック楽器はおまけのような状態になっています。そうなるとフォークロックなのかと思いきや、歌はまるでポストパンクのようなネオサイケな雰囲気だったりするので、フォークソングですらないような感じです。

1. Horizon
2. Distances
3. Ancient
4. Curt
5. Island
6. Elbows
7. Distances II
8. Giant
9. I
10. Ocyaan
11. Island II
12. Horizon II

Thijs Kuijkenのワンマンバンドのような状況になっており、ほとんどの楽器を一人で演奏して歌っています。ゲストでデュエットするシンガーが複数参加しています。一人になってからの方がバンドっぽいサウンド作りになっているというのもおかしな状況ですが、基本はシンプルなアレンジであり、そして実験的な作品だと思います。

コーラスワークに重きを置いており、そこはまるでソフトロックのような感じであり、重々しく暗く、淡々としたリズムに少ない音数のアレンジ、アコースティック楽器はたまに出てくる感じで、一人多重録音なので、ストリングスはシンセで代用しています。アコースティックにも、フォークにもこだわっていない、Thijs Kuijkenの世界観が表現されています。

Horizon
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[20211012]

SAMARQA59618949

「Gathering / SAMARQAND」をEggsで聴こう。鍵盤によるフォークソングはA.O.R.になりえる https://t.co/cVUHKuyYjZ #eggsmu #nowplaying #rock #folk #folktronica #soul #folkrock @SAMARQA59618949
10-11 21:40


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