 | Modern Anxiety (1998/07/14)
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2020年のアルバムです。作曲陣を強化した事でレトロな感じは無くなり、割と現在のアメリカのヒットチャートに近い感じの曲を作っています。ミキシングでもリバーブを全体にかけるような愚行はせずに、デッドな音との対比などを使いこなせるようになりました。作詞面では全体にJosef Salvatが関わるようになり、ようやく彼の世界観が歌われるようになります。
1. Modern Anxiety
2. Call On Me
3. In The Afternoon
4. Alone
5. Playground Love
6. Melt
7. No Vacancies
8. Paper Moons
9. Human
10. Enough
アメリカの
音楽をそのまんまコピー出来てしまうK-POPのように、そのまんま再現しているオーストラリアンポップになっています。日本では、まだまだこれが出来ないんですね。真似事は得意ですが、そのまんまというのはプライドが許さないのか、そこまでのセンスが無いのか、日本には歌謡曲文化というものが根付いていて、作曲のノウハウも、そこで出来上がってしまっているので、レコード会社側でも海外のものそのまんまやっているようなアーティストは敬遠しています。
海外の作曲法は研究はしていますが、再現する時にそのまんまにあhしないし、言葉の発音の仕方でも出来上がりが違ってきます。なので、韓国のように発音もコピー出来る文化にはなっていません。真似しようとしても真似出来ないジレンマが生まれるわけです。同じ英語圏のオーストラリアなら、そのまんまも難しいものではありません。これまではプライドもあったのか、そのまんまは敬遠されていましたが、最近はそんなプライドよりも金稼ぎ重視なのでしょう。なので、K-POPのような作品になっています。
Modern Anxiety