Woman (1998/07/14) Wallis Bird商品詳細を見る
2019年のアルバムで現在までの最新作になります。歌はよりエモーショナルになりながらも、ワールドミュージックのようなおおらかさと洗練さを兼ね備えるようになっています。フォークソングを基本としながらも、彼女の個性を活かしながら、これまで進化してきましたが、これが現時点での最高傑作になっていると思います。ここまで鍛え上げられてきたフォークソングはまだ存在していませんでした。
1. As The River Flows
2. Grace
3. Life Is Long
4. Love Respect Peace
5. Woman Oh Woman!
6. Salve!
7. Brutal Honesty
8. Time It Is Not Waiting
9. I Know What I'm Offering
10. That's What Life Is For
11. Repeal
弾き語りという手段により、どうしてもフォークソングに分類されるのかもしれませんが、彼女にとっては、それはどうでもいい事であり、自然に湧き上がってくる
音楽 こそが正義なのであります。そして、その
音楽 をより洗練された表現にこなしていけるスタッフにも恵まれていると思います。そしてそれらは全て魂からの歌であり、ソウルミュージックというのが本当の軸になっているのだと思います。
ギターカッティングも、ワールドミュージック、どちらかと言うとアフリカンなリズム感とフュージョン系の洗練された感覚を、デジタル処理する事で、よりクールな仕上がりにしています。つまり、エスニックな要素も加わってきています。それは強力な武器になっており、より豊かな表現を成し遂げています。どちらにしても新しい事をやっている訳ではありませんが、フォークシンガーとして限定するならば、ここまで突き詰めている人はいません。唯一無二の存在だと思います。
As The River Flows
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