 | Red + Yellow (1998/07/14)
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2010年のアルバムです。もう少し多作でもいいと思うのですが、結構時間をかけて作品作りしています。アコースティック楽器にこだわるわけでもありませんが、生演奏した楽曲のリズムパターンをヒスノイズなどをサンプリングした素材で制作しています。そして楽曲もフォーク調でありながらも、ゴスペル調の雰囲気があったりしています。
1. Clap Hands
2. Elvis
3. Sometimes
4. Rage
5. New Note
6. Conception, Consumption And Radiation
7. Bastion Of Blood
8. Blengin
生演奏したアコースティックギターも部分的にスライスして、ビート感を揃えるように配置し直しています。それにより、人間技では無いようなギターカッティングになっていたりします。そういうやり方でのフォークトロニカなのであります。そうする事によって、エレクトロニカのような細かい刻みになっているフォークソングが誕生する事になります。
アコースティックな響きと、非楽器なノイズのコンビネーションによるフォークトロニカが成立しています。ヴォイスパーカッションのようなものも加えて、よりバリエーションのあるビートを作り出しています。いくらでもパターンを作れると思うので、もう少し多作な活動をしてもいいのではないかと思ってしまいます。選りすぐられた作品だけなのかというと、そうでも無いと思うからです。
Clap Hands