2018年のアルバムです。シンセポップな感じはごく一部分で、普通にポップソングを書いています。歌も丁寧に綺麗に歌い上げますが、年齢のせいか、少し声がハスキーになっています。なので、少しロック的な雰囲気作りに役立つようになっています。それでも哀愁感は増しています。
1. Cyclone
2. Aluminium Skies
3. Broken Beauty
4. Griptide
5. Don’t Enter Fear
6. Ancient Light
7. Thickening Air
8. Lier
9. Shells
10. Feel My Sins
彼が使うシンセサウンドはデジタル感がしないというか、普通にアナログ楽器の一つのような存在に感じます。シンセにもシンセを感じさせない音源というのがあって、既存の楽器をモデリングしたようなサウンドがありますが、それでもシンセの音だと分かるものですので、私もなんとなくシンセ使ってるな、と思うのですが、何故そういう音源を選ぶのかが不思議です。
シンセポップを作ろうという意思は無いのでしょうか。それにしては、それらしきアレンジも顔を出します。その辺が意味不明です。その辺りのファジー感が彼の個性であり、独自性であり、ヒットチャートとは違うポップ感覚が好感が持てますし、聴いていて心地が良いです。
Cyclone