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[20220328] |  | |
照ノ富士が休場となった中、多くの力士に優勝のチャンスが訪れましたが、優勝したのは新関脇の若隆景でした。高安がずっと連勝で来ていましたが、その高安を見事な相撲で破った若隆景は技能賞も取る見事な相撲内容で、同星で千秋楽では負けて高安との決定戦となりました。相撲内容では高安が勝っていましたが、最後まで諦めない姿勢が土俵に残り逆転での優勝となりました。実力はつけていましたが、ここまで目を見張るような成長となっていたとは驚きでありました。
幕内上位の成績 照ノ富士 3勝3敗9休 正代 9勝6敗 貴景勝 8勝7敗 御嶽海 11勝4敗 若隆景 12勝3敗 優勝 阿炎 8勝7敗 隆の勝 4勝11敗 豊昇龍 8勝7敗 大栄翔 8勝7敗 宇良 4勝11敗 逸ノ城 9勝6敗 玉鷲 7勝8敗 阿武咲 6勝9敗 明生 1勝14敗 霧馬山 10勝5敗 遠藤 8勝7敗 宝富士 6勝9敗 石浦 2勝7敗6休 北勝富士 9勝6敗 琴ノ若 11勝4敗 高安 12勝3敗 隠岐の海 5勝10敗
角番だった正代と貴景勝はなんとか勝ち越しました。こうして大関にしがみつきながら、大関で終わっていくのでしょう。新大関の御嶽海は二桁勝って、なんとか面目は保たれました。琴ノ若は最後まで優勝に絡むほどの活躍で敢闘賞、休場明けだった高安も敢闘賞なりました。琴ノ若も高安もまだ平幕なので、今後も二桁勝っていけば上が見えてきます。関脇で優勝した若隆景はこれまで二桁で勝っていなかったので、あと2場所二桁が必要か、来場所も優勝なら大関が見えてきます。
若隆景の弟、若元春は幕内2場所目で9勝しておりますので、兄弟揃って縁起の良い場所となりました。幕じりだった栃ノ心は9勝で終わり、もうしばらくは幕内で頑張れそうです。返り入幕の琴勝峰は9勝で、佐渡ヶ嶽の力士も充実してきています。もう一人の新関脇だった豊昇龍は千秋楽に何とか勝って勝ち越しました。これでおじさんには怒鳴られないで済むのかな。
幕内 千秋楽 全取組
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