 | Talk Of The Future (1998/07/14)
Croft No. Five商品詳細を見る |
2004年のアルバムで最後の作品になります。ケルトとファンクというユニークな組み合わせで面白いバンドだと思いますが、メンバー間の意見の食い違いで、この後解散となります。ですから2枚のアルバムしか残していません。もったいない事です。ケルトとスカ、ケルトとエレクトロニカなどの融合が試みられるほど、ケルトは後のカントリー、ロカビリー、ロックの原点でもありますから、馴染みやすいジャンルでもあるんですね。
1. Elephant
2. 80 Euro
3. Vit-Zone
4. Cyanara
5. Three Legged Fish
6. Taxi For ONeill
7. Sputnik
8. Party In The Arc
9. Passing Train
今作では、ケルト、民族
音楽の部分が強調された作りになっていて、ファンクな部分もハウスなリズムパターンになっていたり、ストレートでは無いファンクスタイルを用いています。デジタルプログラミングも多用して、アシッドジャズ的なアレンジがあったり、タブラなどのインド系の音源も使ったりして、民族
音楽の部分でも融合がなされています。
ファーストでのファンクな部分が、様々な変化を見せているので、様々な可能性を示していますが、こうした多様性がメンバー間での対立になったのかもしれません。このままバンドとしてもこなれてくると面白くなってくると思いますが、バンドをまとめ上げれるポリシーの共通項が少なかったのかもしれません。もったいない事であります。
Elephant