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[20220905]

Refuge
(1998/07/14)

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98年のアルバムです。ロシアの有名なシンガーBoris Grebenshikovがボーカルをとっている、Boris Grebenshikovとのコラボレートのような内容になっています。これまで歌は入っていませんでしたから、初めて主旋律が明快な楽曲となっています。だからと言ってロシアな感じの民族音楽になっているのかと言うとそうではありません。

1. Refuge
2. Chen Rezi
3. Seven Line Prayer
4. Vajra Guru
5. Vajrakilaya
6. Tara Mantra
7. Final Dedication

やはり今回もごっちゃ混ぜの民族音楽フュージョンになっています。ケルトやトラッドフォークのような雰囲気が強いでしょうか、しかし、アレンジは別の民族音楽のようであり、フォークソングのような歌なのに、どこか又イニシエーション的な儀式のようなおどろおどろしさがあったりしています。そしてシンセサイザーはアンビエントなような音源が選ばれていたりしています。

せっかくイメージが明確になるような歌が中心にあるのに、特定の民族音楽だけにとどめないようなごった煮感があります。それはいつものスタイルなので、もう慣れたものですが、Boris Grebenshikovはどう言う立場で参加しているのでしょうか。時にエスニックテクノなリズムを使ったりして、似合わず流行を取り入れようとする部分も見受けられます。今回はサンプリング音源など、少しましになってきています。ようやく自分達に似合うデジタルスタイルが飲み込めるようになっています。

Refuge
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[20220904]

Zone Unknown
(1998/07/14)

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97年のアルバムです。ブラジリアンな民族音楽が強めになっていますが、タブラなどインドの民族楽器が使われていたり、ごっちゃ混ぜ感があるので、どこの民族音楽なのかと特定するのは難しいです。ともかく民族楽器を使って、フュージョンバンドのように演奏しています。サンプラーも登場するようになりましたが、やはり音源の選び方がセンス無いです。

1. Tracks
2. Zone Unknown
3. Downtown
4. Buffalo Dream
5. Avenue A
6. Jamu
7. Tribe
8. Drifting

前回もスクラッチを入れたりとデジタル系なサウンドも取り入れようとはしていますが、センスが無いというか、見よう見まねでやっても様にならないという感じになるので、そこは無視すべきであり、生演奏での巧みさのみ前面に出してくれればいいと思います。今更流行りの音とか気にしても、全く時代についていけていないので、滑っている漫才師みたいな感じになっています。もしくは滑り芸の元スマップメンバーによるCMのようなものです。力技で笑わそうとしても苦しいだけです。その辺の空気感って、分かっていないんですよね。

流行りを気にしないのがこのバンドの売りですし、此の期に及んでも80年代が抜けきっていません。ダンスミュージックでも、ヒーリングミュージックでも無くなってきていますし、ちょっとしたフュージョンバンドだと思って聴くのが一番いいんです。ヒップホップの感覚なんて分かっていないんだから真似しなくていいんです。もっと自分達の強みを心得て、それだけに集中すべきです。

Tracks
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[20220904]

Tongues
(1998/07/14)

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95年のアルバムです。今回はフォーク調といいますか、パットメセニーのようなブラジリアンな雰囲気があります。中南米の民族音楽という雰囲気でしょうか。それをソフトフュージョンのように演奏していますから、かなりヒーリング色が強い内容になっています。中南米の雰囲気ですが、ヨガにも合いそうです。

1. Psalm
2. Suma
3. Silver Desert Cafe
4. Chatter
5. Tongues
6. Rest Of Your Tears Here
7. Ram
8. Stillpoint

今回も主旋律ははっきりしていませんが、コーラス、スキャットのリフレインがその役割になっているようです。それで舌の複数形のタイトルになっているのでしょうか。ブラジル音楽もネイティヴな土着の民族音楽と、スペイン統治後に発展してきたサンバ系の音楽があります。特徴としてはパーカッションの使い方でしょうか、これはアイアートモレイラが西洋音楽界に印象付けてしまったので、複数のパーカッションの組み合わせが特徴と言えるでしょう。

そこにフォーキーな雰囲気という事で、ケルトな雰囲気とサイケなロックアレンジも加わり、いつもながらの即興演奏が繰り広げられていきます。即興演奏といっても自己主張の強いものではなく、曲の雰囲気を壊さない程度で自由に演奏しています。曲の骨格をなぞりながらの即興という事で、出しゃばるプレイヤーはおらず、スタープレイヤーが登場しないものになりますが、それがこのバンドの特徴とも言えます。

Psalm
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[20220904]

SAMARQA59618949

「Nepenthaceae / SAMARQAND」をEggsで聴こう。 ハードロックミーツブリットポップミーツエレクトロニカ  https://t.co/fqiird3nri #eggsmu #nowplaying #rock #hardrock #britpop #electronica #house @SAMARQA59618949
09-03 21:20


[20220903]

Luna
(1998/07/14)

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94年のアルバムです。生演奏なので時代性というイメージは弱いのですが、使用しているシンセサイザーの音は80年代後半のもので、90年代らしからぬ音になっています。サンプラーも使わないし、民族楽器が主流の演奏になっていますので、流行も関係ないのですが、どうしてもシンセを使ってしまうと時代感が出てしまいます。

1. Mother Night
2. Persephone's Song
3. Seducing Hades
4. Elusinian Blue
5. Labyrinth
6. Luna

80年代後半からシンセの性能も向上して、レイヤーによる音の厚みも付けれるようになり、80年代前半のチープなデジタルサウンドより豪華な音になってきます。しかし、まだデジタルならではの綺麗な音を使いがちです。90年代はアナログシンセモデリングの時代になるので、アナログの分厚い音やノイジーな音とサンプリングサウンドの組み合わせにより、小ぎれいなデジタルシンセの時代が終わっていきます。勿論プリセットの中には綺麗な音が入っているのですが、そこはあえて使わない人が多かった思います。

しかし、そんな時代のアンテナをはっていないこのバンドでは小ぎれいな音と民族楽器との組み合わせになっています。なので、シンセサウンドも民族楽器の中に溶け込んで、ほぼ目立たないのですが、時代感という観点からみれば、もったいない感じの音色になっています。そこはプロデューサー側の問題であって、感性の問題でもあるので、この小ぎれいな音がヒーリング的なのだという事であればそれでいいでしょう。しかし、音楽作品という事であれば、音色を少し変えるだけで格段にクォリティーは上がると思います。

Mother Night
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[20220903]

Trance
(1998/07/14)

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92年のアルバムです。トランスというタイトルですが、内容的にはいつもの民族音楽になっています。以前はトランスミュージックも取り入れており、トランス感覚も体現しようとしていましたが、トランスミュージックとは全く違う感覚の内容になっています。同じリズムの繰り返しでのトランス状態になるにはもっとテンポの良さが必要だと思いますが、ほとんどミディアムテンポです。

1. Night Whisper
2. Nomad
3. Funkeridu
4. Shaman's Prayer
5. Bush Beat
6. Dervish Wind
7. Ghost Dancer
8. Medicine Dream (Drum Reprise)

民族音楽も、インド音楽、モンゴル音楽、アボリジニ、など、オセアニア、アジアな音楽が一つの曲の中でごっちゃ混ぜんになっています。そこにロック的な要素も加わって、トランスというよりサイケデリックです。儀式的なリズムでもあり、トランスというよりイニシエーションです。しかし、この音楽で踊ればトランス状態になるという事でしょうか、ランナーズハイ的な意味でのトランスなのかもしれません。

本業としてはダンサーのはずですが、毎年のように音楽作品をリリースするというのは、それだけアイデアを再現してくれるミュージシャンがいい仕事をしてくれているという事なのでしょう。アイデアを持っていても、演奏家がそれを具現化するのに時間がかかるのなら、こんな早いテンポでのリリースは難しいと思います。しかも即興に近い演奏ばかりですから、セッション的なライブ感があり、Gabrielle Roth を毎回満足させていくのですから、かなりのテクニシャン揃いだと思います。

Night Whisper
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[20220902]

Waves
(1998/07/14)

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91年のアルバムです。益々ダンスミュージックというより民族音楽の傾向が強くなってきています。そもそも民族音楽そのものがダンスミュージックという要素があるのでしょうし、それをモダンダンスとして用いているのでしょう。しかし、音楽的にはワールドミュージック、ヒーリングミュージックの類になってきています。

1. Invocation
2. Surrender
3. Waves
4. Ecstasy
5. Trance
6. Spirit

民族音楽といっても、何処かの地域の民族音楽というより、ごちゃ混ぜです。インド音楽、アボリジニ、アフリカン、ラテン系ヨーロッパ、民族音楽とデジタルサウンドの融合というのが80年代に流行っていましたが、その流れをずっと受け継いでいます。いつも主旋律がない楽曲ばかりでしたが、今回コーラスというか、スキャット的なリフレインが入っているので、多少旋律というテーマを持っています。

いつも即興演奏が得意なミュージシャンを集めていますが、今回はコーラス面でも即興的に歌える部隊を揃えてきています。そんなスキャット入りの民族音楽となると、儀式的な、イニシエーション的な側面を感じさせます。巷では90年代になると、サウンドががらっと変わるものですが、この熟練度の高いミュージシャンによる生演奏ではさほど変化は感じられません。プロデューサーもずっとGabrielle RothとRobert Ansellのコンビですから、サウンド面での変化というより、毎回のテーマをどう表現していくかが課題となっているようです。

Invocation
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[20220901]

Ritual
(1998/07/14)

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90年のアルバムです。音楽部門ではダンスとは別な特別な取り組みになり始めています。踊る為の音楽から、もっと内向的でヒーリングの性質が強い作品になりつつあります。それも民族音楽的な雰囲気の追求、演奏者の熟練度、様々な要素が絡み合い、音楽部門としての完成度を目指すようになっていると感じます。

1. The Lonesome Song
2. Oceana
3. Cloud Mountain
4. Prairie Ruins
5. Crystal Cavern
6. Black Mesa
7. Stone Circle

曲の作り方としては、やはり明確なテーマを感じさせない、主旋律の無い音楽になっていますが、モードな演奏によって、テーマに近い曲の性格性を提示しています。リズムという決められた枠の中で、即興的に演奏していく、モード演奏なのではみ出した演奏にはならず、まるで作曲されたかのような旋律で演奏されていきます。

ジャズの即興演奏も民族音楽的なものが下地にあります。民族音楽というか、ロマという音楽を生業とする集団が即興演奏を得意としており、それが後のジプシーやボヘミアンな音楽となっていき、やがてクラシック音楽にも影響を与えていきます。ジャズはアフリカンな黒人がアメリカでマーチングバンドの使い古された楽器を手にする事で誕生したもので、民族音楽的なものとブラスバンド的なものが融合して生まれました、ビッグバンドのようにブラスバンドに近いアプローチから、もっと黒人的なものへの回帰としてハードバップが生まれます。コールアンドレスポンス的な演奏も民族音楽的なものだとするなら、ここで行われている即興演奏のやり取りは、まさにそこまで追求している音楽となっています。

The Lonesome Song
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