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[20221031]

Los Pasos Labrados
(1998/07/14)

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2010年のアルバムです。南米にはアイヌやインディアンと同じ遺伝子を持つインディオが住んでいたわけですが、その中でもトバ族の影響を受けたフォルクローレとエレクトロニカを融合させたエレクトロ・フォルクローレを極めた作品になっています。今回はフォルクローレに特化した楽曲がアコースティック楽器と電子音で綴られています。

1. Qué He Sacado Con Quererte
2. Zamba Para Olvidar
3. Cacique Catán
4. Cinco Siglos Igual
5. El Cosechero
6. Duerme, Duerme Negrito
7. Indio Toba

ガットギターはスペインからもたらされたと思いますが、ギターを手にしたインディオが生み出した音楽はスパニッシュの影響ではなく、フォークソング、フォルクローレだったのです。アイルランド人などは北米に入り、フォークソングをもたらしたと思いますが、南米にフォークソングをもたらしたのは誰なのか、誰が教えるわけでもなく、自然とフォルクローレが生まれたとしたなら、民族が違えど、住む環境が違えどフォークソングの感性を人は備えていた事になります。

フォークソング、和訳すると民謡です。日本の民謡では同じようなフォークソングは生まれていません。中国でやモンゴルでは追分みたいなところになるのか、ユーラシア大陸ではロマが音楽紀行を行うわけですが、スペインでフラメンコを生み出していきますので、スペインの南米進出と何らかの影響はあるのでしょうか。そんな音楽紀行もデジタルな現代的な解釈を持ちながらも生き延びようとしています。

Full Album
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[20221030]

Plegaria Del Árbol Negro
(1998/07/14)

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2008年のアルバムです。より民族音楽、土着の音楽の傾向性が強くなっています。Charo Bogarínの歌い方も民族音楽的になっています。民族音楽のみならず、呪術的な呪文のような歌い方も身につけています。サンプリングやプログラミングも多用していますが、アコースティックな雰囲気を崩さない程度に編集されています。

1. Monte, Tierra Cautiva
2. Noxoshiguen (Nacimiento)
3. Techo De Paja
4. Ishiyipiolec (Bestiario)
5. Taguiñe Iashe (Mujer Del Este)
6. Baila Baila
7. El Cosechero
8. Dormilera
9. Llora Tus Penas
10. So Caayolec (Mi Caballito)
11. Ay Corazoncito
12. Plegaria Del Árbol Negro

ポップロック、テクノな現代的な趣向はかなり引っ込めて、民族音楽によるアクセントを重視した曲作りになっています。民族楽器も彼らは演奏出来ませんから、サンプリング素材として使用しています。そのフレーズサンプリングの持つアクセントを尊重した曲作りになっています。なので歌の旋律もエスニックになっています。

基本はフォルクローレなのかもしれませんが、全く違うタイプの曲もあったり、スペインが入って来る前からあるような音楽は私たちには馴染みがありません。これをデジタル感覚を感じさせないような処理で、アコースティックな雰囲気を大事にしたフォークトロニカになっています。

Monte, Tierra Cautiva
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[20221030]

Tonolec
(1998/07/14)

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アルゼンチンのフォークトロニカ男女デュオTonolecの2005年のファーストアルバムです。メンバーは女性シンガーのCharo BogarínとDiego Pérezの二人組です。私たちはアルゼンチンの音楽となるとタンゴしか思いつきませんが、他にも土着の音楽があるようで、それらの民族音楽を彼らは収集してデジタルアレンジも使って現代的な表現を試みています。

1. Antiguos Dueños De Las Flechas (Indio Toba)
2. La Cazadora
3. El Rito
4. En Busca Del Sol
5. Canción de Cuna
6. Noyetapec
7. Lamento
8. Niño Perdido
9. La Luciérnaga
10. Canción de Cuna (Remix)

アルゼンチンも縦に長い国ですので、北部と南部では文化の違いがあるようです。彼らが収集しているのは北部の民族音楽のようです。フォーク調なのでフォルクローレに近い感じです。ルーツとしては同じなのだと思われます。それとデジタルサウンドとの融合ですから、これもフォークトロニカとなります。サンプリング音源だとしても、民族楽器を使ったり、ドラムンベースのようなリズムパターンを使ったりと、エスニックテクノな雰囲気になっています。

Charo Bogarínの歌は民族音楽というより、ソウルフルでラテンなフレイヴァーもある歌唱で、これも特徴的です。こうした様々な要素が混じり合って、西洋文化圏でも通用するようなポップロックになっています。西洋的な様式も身につけていながらの民族音楽の採用ですから、現代的な解釈での再現となっています。そこにCharo Bogarínの特徴的な歌が加わる事で、単なるエスニックテクノの枠組みからはみ出しています。

Antiguos Dueños De Las Flechas (Indio Toba)
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[20221029]

エレクトロソウルポップなディープハウス。



[20221029]

Criptograma
(1998/07/14)

Lisandro Aristimuño商品詳細を見る


2020年のアルバムで現在までの最新作になります。自身のレーベルViento Azul Discosからのリリースが続いていますが、コロナ禍の中、自分のスタジオを作り、そこでレコーディングされたものになっています。南米でもコロナ猛威を振るっており、少人数でのレコーディングで、これまでになかったくらいに大幅にプログラミングが使われています。

1. Levitar
2. Cosas Del Amor
3. Loop
4. Sombra 1
5. Nido
6. Hoy No Fue Ayer
7. Comen
8. Señal 1
9. Cuerpo
10. Baguala 1

プログラミングによるデジタルサウンドが多くなっているので、フォークトロニカとしての完成度も上がっています。リズムもプログラミングによって複雑にする事により、これまで以上に元気な曲が出来上がっています。いつもの情緒的な楽曲も勿論あって、コロナで分断された社会などをテーマに歌われています。

自分のスタジオが出来れば、好きなだけ好きなようにレコーディングに没頭出来ます。スタジオを借りるというのはそれだけ予算が食われていきますから、自分のスタジオでのレコーディングは遥かに利便性が高まります。スティービーワンダーが名盤を連発していた黄金時代も、自分のスタジオを手に入れてからです。時間的な制約の中で仕事するのもプロの役割ですが、時間を気にせず制作に没頭出来るという恩恵がもたらすものは計り知れないものであります。それだけ素晴らしい作品が出来上がっています。

Levitar
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[20221028]

Hermano Hormiga
(1998/07/14)

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2019年のアルバムです。同じアルゼンチンのシンガーソングライターであるRaly Barrionuevoとのコラボレート作品になっています。ヨーロッパ起源のワルツとアフリカンなリズムが融合した南米で親しまれているムシカ・クリオージャと言うジャンルにこだわった内容になっています。二人が作った曲もありますが、カバー曲も演奏しています。

1. Subo, Subo
2. El Necio
3. Mariana
4. El Surco
5. El Plástico De Tu Perfume
6. Mi Memoria
7. Duerme
8. La Sixto Violín
9. Ojalá Que Llueva Café
10. Coplita De Amor
11. Vida
12. Amanda

確かにワルツのように3拍子でありますが、アフリカンなパーカッションが入っています。スペイン語で歌っているので旋律はラテン的に聴こえます。12弦ギターなどアコースティックな楽器を中心に演奏されて、デジタルな処理はほんの少しだけです。かなりムシカ・クリオージャというスタイルにこだわって作っていますが、オリジナル曲ではポップロックなコード進行を使ったり、それなりに革新的な事をやっていると思います。

アルゼンチンでは誰でも知っている伝統的な音楽を絶やさないようにするのも、現役のミュージシャンの使命があるのかもしれません。こうした伝統的な音楽をきちんと演奏出来るからこそ、新しいスタイルの音楽を作っても深みがあると思いますし、新しい事ばかりでなく、こうしたアルバムを二人の音楽性を活かしながら再現するのも面白い試みかもしれません。ムシカ・クリオージャに親しみがない国の人にも新鮮な親しみが持てる作品だと思います。

Full Album
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[20221027]

Constelaciones
(1998/07/14)

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2016年のアルバムです。かなりポップになっています。ホーンセクションを使う事によってこれまでより明るい感じになっています。アレンジ的にもブリットポップのようになっています。特にドラムはリンゴスターっぽいです。リンゴのドラムって、スネアもタムっっぽい音色にすればいいんだと言うイメージがつきます。本当はそうでも無いのでしょうが、イメージなのでしょうね。飴の味付けもイメージでつけているようなものですが、それと同じです。

1. Rastro De Percal
2. Hoy, Hoy, Hoy
3. De Nuevo Al Frío
4. Hijo Del Sol
5. Good Morning Life
6. Una Flor
7. Tu Corazón
8. Voy Con Vos
9. Tres Estaciones
10. Respirar / (Constelación Once)

コンセプトアルバムのような構成ではありますが、かなり90年代以降のポップロックの音質になっています。その上でブリットポップっぽいイメージでの味付けがあります。リンゴ以外にも、スライドギターはジョージハリソンっぽい、フェーザーをかけたスライドになっています。彼なりのブリットポップへのオマージュと言えます。音質が90年代っぽいので、再結成的なフリーアズアバードあたりのサウンドです。

これまでのようなしっとりとした情緒的な曲調もありますが、全体的には以前よりも明るい感じの曲が増えています。ビートルズ解散後に多くのフォロワーバンドがビートルズっぽい曲作りに専念した、ひねくれポップが第一次ブリットポッップ時代だと私は思っています。ブラー以降についてブリットポップという言葉が使われるようになりましたが、歴史はもっと以前からあったという認識でいた方が面白いと思います。まさにそんな長い歴史があるブリットポップへのオマージュです。

Rastro De Percal
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[20221027]

SAMARQA59618949

「Moco Moca / SAMARQAND」をEggsで聴こう。ブリットポップとエレクトロポップのミクスチャー https://t.co/VOPAtfEwCu #eggsmu #nowplaying #rock #britpop #electronica #synthpop @SAMARQA59618949
10-26 22:06


[20221026]

Mundo Anfibio
(1998/07/14)

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2012年のアルバムです。ラテン音楽と言えばパーカッションが重要な位置を占めますが、これまでLisandro Aristimuñoはリズム面はそれほど強調していませんでしたが、今作ではパーカッションを大幅に導入してきて、リズムを極めようとしています。曲自体はこれまでのように情緒的なプログレソングですが、リズムが強化された事によりダイナミズムがより強力になっています。

1. Elefantes
2. Un Dolar, Un Reloj Y Una Frase Sin Sentido (Con Ricardo Mollo)
3. Por Donde Vayan Tus Pies (con Hilda Lizarazu)
4. Cien Pajaros
5. Anfibio
6. Igual Que Ayer
7. How Long(Con Boom Boom Kid)
8. Aurora Boreal
9. Traje De Dios (Con Ricardo Mollo)
10. Pozo
11. Aunque No Estes Aqui

ストリングスなども自分の武器として使う事によって、よりスケールの大きなアレンジになっていますが、これまでのプログレなアレンジよりオルタナバンドのようなアレンジになっています。それに加えてプログラミングの使い方も巧みになっています。90年代オルタナの雰囲気を醸し出しながらも、彼にしか作り出せないようなラテン、ポップロックのミクスチャーがより洗練されています。

部分的に民族音楽的な要素も出してきますが、南米的な民族音楽だけでなく、サンプリングによるインド音楽っぽいサウンドを使ったりしているところはサイケな演出でしょうか。DTMで作ったプログラミングに沿って生演奏しているようなレコーディングでしょうか。これまでの作品の中でも一番現代的になっていますし、フォークトロニカとしてもより逞しくなっています。

Full Album
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[20221025]

Las Crónicas Del Viento
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。これまで所属していたレーベルLos Años Luz DiscosからViento Azul Discosに移籍しています。今作は邦題が風のクロニクル 回顧録と題され第1章、第2章と趣向の違う2枚組となっています。第1章はバンド演奏に加えてオーケストラや民族楽器などを交えて、スケールの大きな、フォークプログレッシヴな内容になっています。そしてフォークトロニカとしてのデジタルトリートメントも忘れていません。

1-1. ABC
1-2. Es Todo Lo Que tengo Y Es Todo Lo Que Hay
1-3. Fin, 2, 3
1-4. Desprender Del Sur
1-5. Cosas De Un Soñador
1-6. Perdón
1-7. Green-Lover
1-8. Azúcar Del Estero
1-9. Y Vos Adónde Estás?
1-10. Cuentan
1-11. Puente
2-1. Fecundación (Te Llamo Sin Parar)
2-2. Hoy
2-3. Ella
2-4. Caminata
2-5. Todas Las Hojas Del Jardín
2-6. Mi Memoria
2-7. Nada De Nada
2-8. Trece Lunas Y Un Laberinto
2-9. Otra Canción De Cuna
2-10. Días Breves
2-11. Vi Tu Foto

第2章ではガリシア地方ビゴにある自宅にて、一人多重録音でレコーディングされているものが中心で少しだけゲストが加わっています。こちらもアコースティックな楽器が中心なので、フォーク調ではあり、曲の構成もプログレっぽいですが、ポップにまとめられています。分りやすく言うと、第1章はジェネシスでの始まりと最後に出てくるスケールのでかい楽曲で、第2章ではその間に入っている小曲が集められている感じです。どちらにしてもプログレなのです。

コンセプトアルバムのようになっているので、プログレな印象です。しかし、フォルクローレやフォークソング、ポップソングなどのアコースティックな雰囲気を持っています。そして彼の歌声は常にしっとりとしたバラードを歌う調子です。まるでジェネシス時代のピーターガブリエルのようです。これで演劇的なステージを展開すれば完璧ですが、時代が違いますから、そこまでは必要ないでしょう。

CD1 Full Album
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[20221024]

39°
(1998/07/14)

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2007年のアルバムです。アルバムタイトルは39度の熱にうなされて生じた浮遊感を元に制作されたコンセプトアルバムになっているそうです。しかし、普通にポップフォークな内容であり、それほど浮遊感を感じるものでも無いと思います。これまで以上にフォルクローレを元にしたポップソングであり、電子音だけでなく、サンプリング素材も活用したフォークトロニカならではの作品になっています。

1. Me Hice Cargo De Tu Luz
2. Pluma
3. Algun Lado
4. 39°
5. Tus Canciones
6. Demasiado
7. Pez
8. El Plastico De Tu Perfume
9. El Beso
10. Para Vestirte Hoy
11. El Búho

バンド演奏しながらもプログラミングに置き換えたアレンジは、どちらかというとブリットポップ、サイケポップのような魔法感があるアレンジになっています。基本はフォークソングであり、弾き語りだけでも成り立つような楽曲です。エレクトロニカの部分はあくまでも雰囲気作りであり、それにより、単なるフォークソングでは終わらないような盛り上がり方をしています。

全体的にミディアムテンポで、しっとりとした曲ばかりなのに、遊園地のように仕掛けられた魔法陣が退屈する事なく楽しませてくれます。南米に根付いているラテン音楽をオシャレにデフォルメしたような雰囲気が、センス良くポップソングとして洗練されているところが素晴らしいと思います。南米を意識しすぎてもダメでしょうし、西洋を意識しすぎてもダメでしょうし、こういう表現が出来る絶妙なポジションにいる事をちゃんと表現出来ている事がありがたい事であります。

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[20221023]

Ese Asunto De La Ventana
(1998/07/14)

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2005年のアルバムです。よりポップな楽曲になっていますが、情緒性は健在で、どこか陰のある雰囲気とポップロック、アコースティックなプログレ風とフォークトロニカ、音響派のようなサウンド、独特なセンスをしていますが、ワールドワイドに通用する音楽性を持っています。

1. La Ultima Prosa
2. En Mi
3. Humo Sobre El Mar
4. Cerrar Los Ojos
5. Vos
6. Anochecer
7. Flor Del Valle
8. Lobofobia
9. Blue
10. El Arbol Caido
11. Luz Divina
12. Despertando A Dodo
13. Agua
14. Plug Del Sur
15. Hojas Del Camino

親しみやすさは増しています。ラテンというか、フォルクローレのような曲もあったりします。今回はエレクトロニカな雰囲気は控え目です。普通にポップならわざわざアルゼンチンのアーティストを聴かなくてもいいやと思いがちですが、やはりどこかに南米独特の雰囲気も隠されています。こんなソフトロックな曲作っているアーティストも少ないですし、個性的だと思います。

控えめなデジタル処理と哀愁のある情緒性、繊細でありながらもダイナミズムも必要な時に施す、センス溢れる内容になっています。アメリカなヒットチャートでは見かけない作風ですが、アルゼンチンでは人気がありますので問題ないでしょう。どこかオルタナな意識もあるのかもしれません。どちらにしろ、レトロなスタイルでありながらも古臭さを感じさせないセンスが特徴でありましょう。

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[20221023]

Azules Turquesas
(1998/07/14)

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アルゼンチンのシンガーソングライターLisandro Aristimuñoの2004年のファーストアルバムです。アルゼンチンといってもラテン音楽ではなく、普通にフォーク、ロックポップとエレクトロニカを交えたスタイルで、アコースティックギターを主に弾いているのでフォークトロニカという括りが分りやすいです。アルゼンチンらしさというとスペイン語だけだと思います。

1. Tu Nombre Y El Mío
2. Sun
3. Rocío
4. Tres Días
5. Azules Turquesas
6. Quién?
7. Canción De Amor
8. En Kingston Town
9. Hoy Me Hace Falta Verte Bien
10. Que Todo Vuelva

アコースティックギターでの弾き語りがベースなのでフォーク調ですが、プログレのような複雑な構成になっているので、アコースティック系プログレという認識が正解だと思います。デジタル処理は90年代以降のものなので、エレクトロニカな響きがあり、そこがプログレとの大きな違いなので、プログレという認識がしにくいですが、曲の作りはプログレです。

サウンドはバンドスタイルだとプログレで間違い無いのですが、エレクトロニカな電子音とプログラミングが登場してくるので、フォークトロニカだと思うのが自然です。しかし、プログレのようなフォークトロニカってめったにありませんから、一般的なフォークトロニカとは違う感触を覚えるでしょう。アルゼンチンにいながら、西洋音楽の影響を素直に享受し、流行に惑わされる事なく好きな音楽を作っているという印象です。情緒的なのでアルゼンチンでも大変人気があるようです。

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[20221022]

エレクトリックソウルなフュージョンポップ



[20221022]

Redrawn Figures 2
(1998/07/14)

Aksak Maboul商品詳細を見る


2021年のアルバムで現在までの最新作になります。Figuresのリミックス作品になりますが、Figuresには入っていなかったTous KOはAksak Maboul自身によるリミックスになっています。アヴァンギャルドポップだった彼らの良さも存分に出しつつ、ハウスやドラムンベースなどに近いリミックスになっていて面白いです。

1. Tous KO
2. Un Caïd
3. Dramuscule
4. Retour Chez A.
5. L'Adieu À L'Histoire
6. Fin
7. Un Caïd (Old School Rmx)
8. Anatomy Of A Dramuscule

再結成してライブ活動はしていた彼らが、20年に急に新作Figuresをリリースしたのは、コロナによってライブ活動がままならなくなったからなのかもしれません。何かしないと収入が無くなりますから、苦肉の策で新作のリリースに至ったのか、それにしてはかなり上出来の作品でした、そしてそのリミックス作品で食いつないでいく、かなり貪欲です。

新作を連発させるようなモチベーションは持っていないのでしょうか、バンドは片手間で別に仕事をしているのかもしれませんが、そこらへんの情報は持っていません。新作においても、現在の音楽シーンにおいても斬新さ、新鮮さは失われていませんので、もっと自分達のスタイルに自信を持って欲しいと思います。さて、この続きはあるのでしょうか。

Tous KO
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[20221022]

SAMARQA59618949

「Irbis / SAMARQAND」をEggsで聴こう。ブリットポップとプログレッシヴロックとのミクスチャー https://t.co/n0JKFroMMO #eggsmu #nowplaying #rock #ProgressiveRock #BritPop #electronica @SAMARQA59618949
10-21 21:34


[20221021]

Redrawn Figures 1
(1998/07/14)

Aksak Maboul商品詳細を見る


2021年のアルバムです。久しぶりにリリースされた新作Figuresのリミックス作品です。Figuresは2枚組の容量だったので、パート1とパート2に分かれてのリリースになっています。世界中のアーティストにリミックスを依頼しており、こちらではアルバムジャケットも複数名に依頼しており、それらが全部並べられています。

1. Silhouettes (Vanishing Twin Remix)
2. C’Est Charles (Shungu Remix)
3. Tout A Une Fin (The Notwist Version)
4. Eyelids & Phosphenes (Aksak Maboul Reconstruction)
5. Sophie La Bevue (Cate Le Bon Interpretation)
6. Hotel Suites (Carl Stone Redesign)
7. Un Caïd (Spooky-J Remix)
8. Uccellini: The Menace (Aksak Maboul Full Version)
9. Retour Chez A. (Kate Nv Remix)
10. Charles Undresses (And Goes To Bed) (Aksak Maboul Edit)

オリジナルアルバムが少ない彼らだけに、一つの作品を作ったらただでは終わらないようです。リミックスを作ってなんとか場数を増やそうとしています。アバンギャルドポップな曲のリミックスは、ループなどを多用する事によって分かり易くなるというか、あるフレーズのリフレインを繰り返す事により、親しみ易くなっています。分かり易くなる事により、彼らの作曲能力の高さが浮き彫りになっています。

普通にポップな曲、ヒット性のある曲を作ろうと思えば作れる事が明らかです。だけどそれをやらない、そういう商業性を身につける事を良しとしないアーティスト気質、そんなひねくれた天邪鬼な性分のミュージシャンが多かった時代がありました。そういうアーティストが歴史的な名盤を連発していた時代があります。彼らはそんな時代の残党なのでありましょう。だから商業的な内容は他人に任せるリミックスを公式に依頼しています。それで少しでも金を稼ごうとは、結局お金は欲しんですね。

Silhouettes (Vanishing Twin Remix)
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[20221020]

Figures
(1998/07/14)

Aksak Maboul商品詳細を見る


2020年のアルバムです。再結成して6年、ようやく新作が届けられました。現行メンバーによる演奏はこれまでのアヴァンギャルドポップと女性ボーカリストVéronique Vincentによるシンセポップな要素がいいバランスで混じり合った内容になっています。CDでも2枚組になる22曲が収められています。これだけの大容量を作り出せるのに、よくこれまで沈黙してこれたものです。

1. Among The Naeporu
2. C'Est Charles
3. Taciturne
4. Silhouettes
5. True, False, Fictive
6. Histoire De Fous
7. Sophie La Bévue
8. Formerly Known As Défilé
9. How Should One Read A Book?
10. Spleenétique
11. Sgraffites
12. The Untranslatable
13. Retour Chez A.
14. Dramascule
15. Excerpt From Uccellini
16. Un Caïd
17. Martial Arts For Boys
18. Un Certain M.
19. Ins Bleistiftgebiet
20. Fatrasie Pulvérisée
21. Qu'Est-Ce Que C'Est "Mot"?
22. Tout A Une Fin

以前のように奇想天外なアヴァンギャルドでポップな楽曲は衰えるどころか、鮮烈な輝きを放っています。これだけの演奏力、表現力を持っていながら、なぜ沈黙を続けてこれたのか、バンドゆえの難しさもあったのかもしれません。シンセサイザーやプログラミングといった、以前には無かった新しい技術も自分達流にちゃんと活かしきれて、これまで遊んできたわけではない事が伝わってきます。常に情勢を見極めてきたのだと分かります。

バンド以上に多くの人のサポートも受けていますが、過去のバンドが再結成して作られた作品で、過去の栄光よりも優れた作品を作れたバンドは存在しません。金が絡んでいるだけで、過去の栄光を超えられるほどの集中力は得られないのです。しかし、過去にそれほど活躍してきた訳ではないこのバンドはどうでしょう、自分達の良いところを存分に発揮しながらも新鮮さを覚えるほどのまとまりを見せています。間違いなくこれまでの作品の中でも最高の出来栄えであります。これが続いていくのかどうかは大人の事情が関係してくるのかもしれませんが。

Among The Naeporu
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[20221019]

Before And After Bandits
(1998/07/14)

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2018年のアルバムです。これも未発表音源集になっています。デモバージョンだったり、ライブ音源だったりで、アヴァンギャルドポップ時代の、Aksak Maboulならではの作品になっています。再結成してからは、こうした過去の遺物みたいなものの発掘作業でしのいでいます。

1. Vapona au Tour de France
2. Onze Dents / Son of L'Idiot
3. Cinema (Knokke)
4. Three Epileptic Folk Dances
5. Venise Improv
6. Mastoul Alakefak (Milano Improv)
7. A.T.A. / Horreurs
8. Alluvions / Truc Turc
9. Before J
10. Paysage Vole

まるでジャズロック、ミニマルミュージックのような現代音楽のような演奏の数々、かなり時代の先を行っていた演奏だと思います。当時でも、現在でも、かなりぶっ飛んでいる演奏です。これをライブでやっていたわけですから、フランクザッパ並みの前衛性です。しかもロックに演奏しているので、かなりかっこいいです。

こうした作品が眠っていたのですから、再発掘されてよかったのだと思います。再結成もさほど日本では話題にはなっていません。それだけローカルなバンドだったのですが、やっている事はベルギーにとどまらず、世界に通用する斬新さだと思います。知る人ぞ知る、マニアックなバンドですが、これを機会に世に知られていくべきではないでしょうか。

Full Album

[20221018]

16 Visions Of Ex-Futur
(1998/07/14)

Aksak Maboul商品詳細を見る


2016年のアルバムです。未発表作品集だったEx-Futur Albumの楽曲を様々なアーティストがリミックスしてくれた作品になっています。再結成はしたものの、過去の遺作に頼り、他人に頼りでアルバムをリリースしているだけになっています。しかし、これが絶妙にポップ作品として見事な内容になっています。

1. Itken Aina (I'm Always Crying)
2. My Kind Of Doll
3. The Aboriginal Variations
4. Afflux De Luxe
5. I'm Always Crying
6. Veronika Winken
7. Je Pleure Tout Le Temps (Contrelarme Version)
8. Endormons-Nous
9. Afflux Skoui
10. Saure Gurke 2016
11. Le Troisième Personnage / Paysage Volé
12. Kinda Doll
13. Chez Les Aborigènes
14. Oh Je Veux !
15. Je Pleure Tout Le Temps
16. Fuir Les Aborigènes

シンセポップだった楽曲がリミックスにより、極上のポップソングに作り変えられています。リミックスって、大体がダンスミュージックとして作り変えられる事があります、ポップソングに作り変えられるなんて、かなり珍しいものであります。シンセポップだったアレンジを普通にポップソングなアレンジに変えるだけで、どれだけ素晴らしい楽曲を作っていたのかが明白の元に晒されています。

本来のアヴァンギャルドポップだった頃など微塵も感じさせない作品になっています。Aksak Maboulと名乗っていいのか、と思えますが、演奏してるメンバーはAksak Maboulだったわけですから、彼らの作品なのです。かなりマニアックな作品でありますが、Ex-Futur Albumが作り変えられた事で、さらなる価値を生み出しています。

Itken Aina (I'm Always Crying)
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[20221017]

Ex-Futur Album
(1998/07/14)

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2014年のアルバムです。2010年に再結成しました。2000年前後から大御所バンドの再結成ブームが起こります。昔名前が売れていたバンドが再結成する事でビッグマネーを手に入れられるという事が判明したので、再結成して大金を手に入れようとするバンドが続出してきます。彼らもその流れに乗ったのかもしれませんが、元々そんなに名前が売れていなかったバンドですから、地元ベルギー近辺だけの盛り上がりになります。

1. Chez Les Aborigènes
2. Afflux De Luxe
3. Je Pleure Tout Le Temps
4. Veronika Winken
5. Réveillons-Nous
6. I'm Always Crying
7. My Kind Of Doll
8. Luxurious Dub
9. Le Troisième Personnage
10. The Aboriginal Variations

このアルバムは録音は80年から83年の頃でであり、活動停止してお蔵入りになっていた未発表曲をリリースした形になります。ですから80年代ポップですし、シンセポップになっています。Marc Hollander主導では無く、女性シンガーのVéronique Vincent主導で、The Honeymoon Killersというバンドの力を借りての制作でしたので、Aksak Maboul独特だったアヴァンギャルドポップな世界観とは別物になっています。

この時代遅れのレトロサウンドをなぜリリースしたのか、やはり大金が手に入ると思っていたからなのでしょう。目論見通り大金を手に入れる事は出来なかったと思います。しかし、80年代リバイバルもの好きもいますので、それなりの反応がありました。そこでAksak Maboul再結成は、それなりに昔の栄光を頼りに続いていく事になります。全く普通の80年代ポップであり、ニューウェイヴな内容ですが、お蔵入りのままにしておくのは勿体無いような出来栄えであります。

Chez Les Aborigènes
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[20221017]

SAMARQA59618949

「Elmas / SAMARQAND」をEggsで聴こう。ブリットポップとソウルバラッドのミクスチャー https://t.co/MATPv8E8Ux #eggsmu #nowplaying #rock #soul #britpop #ballad #electronica @SAMARQA59618949
10-16 21:40


[20221016]

Un Peu De L'Âme Des Bandits
(1998/07/14)

Aksak Maboul商品詳細を見る


80年のアルバムです。このアルバムからメンバーも増えてバンドとして活動していく事になります。ドラムもベースもいますし、かなりの大所帯となりました。それにもかかわらず、よりアヴァンギャルドなポップロックを展開しています。もうプログレなんて情緒的なゆとりはありません。かなりフリージャズに近いような即興演奏が繰り広げられています。

1. Modern Lesson
2. Palmiers En Pots
3. Geistige Nacht
4. I Viaggi Formano La Gioventù
5. Inoculating Rabies
Cinema
6. Ce Qu' On Peut Voir Avec Un Bon Microscope
7. Alluvions
8. Azinou Crapules
9. Age Route Brra! (Radio Sofia)

バンド体制になった事で、ロック色は強くなりました。そして第二期クリムゾンのようなフリージャズな演奏、歌はたまに女性シンガーがゲストで歌っています。ほぼインストもの、まるでザッパの世界です。当時80年代のザッパってこんな感じだったと記憶しています。それプラスエスニックな要素もあって、来るべき80年代を先取りしているような内容です。ただプログレをコピーしていたようなバンドでは作れないような内容です。

ベルギーというローカルなエリアである事、70年代では早すぎたスタイルという事で、知る人ぞ知るようなバンドでありましたが、一旦ここで解散というか、活動停止になります。やっていることが早すぎたので一旦眠りにつきます。まー、現在の耳で聴いても早すぎるのかもしれませんが、当時よりは理解する人も多くなっていると思います。パンクっぽい曲もあったりと、かなり時代を先んじています。活動拠点がイギリスだったらスロッビンググロッスルあたりと並列で語られていたかもしれません。

Modern Lesson
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[20221016]

Onze Danses Pour Combattre La Migraine
(1998/07/14)

Aksak Maboul商品詳細を見る


ベルギーのプログレッシヴバンドAksak Maboulの77年のファーストアルバムです。Marc HollanderとVincent Kenisの二人で結成されたバンドで、このアルバムではほぼMarc Hollanderのワンマンユニットとしてスタートしています。他にメンバーとしてはサックスのChris Joris がクレジットされています。後は女性ボーカルなどのゲストが参加しています。

1. Mercredi Matin
2. (Mit 1) Saure Gurke (Aus 1 Urwald Gelockt)
3. Animaux Velpeau
4. Milano Per Caso
5. Fausto Coppi Arrive!
6. Chanter Est Sain
7. Son Of L'Idiot
8. DBB (Double Bind Baby)
9. Cuic Steppe
10. Tous Les Trucs Qu'il Y A Là Dehors
11. Ciobane
12. The Mooche
13. Vapona, Not Glue
14. Glympz
15. Three Epileptic Folk Dances
16. Autre Chose D'Autre
17. Mastoul Alakefak
18. Comme On A Dit

Marc HollanderとVincent Kenisは二人ともマルチプレイヤーなので、多重録音で制作されていたようです。女性ボーカルが参加していなければほぼインストバンドであり、プログレというより、アヴァンギャルドポップな雰囲気も持っています。スペイシーなシンセサウンドなどを使った曲などを聴くとスペースロックだという印象を受けるでしょう。それ以外だとノスタルジックなヨーロピアンな大衆音楽をロックな演奏にするなど、クィーンに近い感覚があります。

ドラムが無く、パーカッション的なリズムがあるだけです。ほぼ三人でレコーディングされていますから、計算された構成という曲は少なく、短い即興的な演奏が続きます。ピノ、シンセなどが多いのでプログレな印象もあるのでしょう。77年といえば、プログレも衰退期に入っていますので、彼らのプログレを真面目にやろうとは思っていない印象であります。中世的、バロック的な曲もあるので、かなり幅広い音楽性が雑多に並べられています。

Mercredi Matin
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[20221015]

エレクトリックフュージョンポップなブリットポップ



[20221015]

Pride and Joi
(1998/07/14)

Joi Cardwell商品詳細を見る


2018年のアルバムで現在までの最新作になります。内容としてはほぼベストアルバムなものになります。これまでのヒット曲の別バージョンなりレアリミックスなりと、シングル曲のリミックスが含まれています。彼女の入門編としては最適か、これまでもどの作品も入り込みやすかったので、あえてこれを入門編とする必要もありませんが、クラブミックス的な曲ばかりで、ソウルシンガーというより、ディープハウスのデーヴァという彼女の主題に最適な内容になっていると思います。

1. Love and Devotion
2. After the Rain
3. Trouble
4. Soul to Bare
5. Keep Coming Around
6. Believe in Us
7. It's Over
8. We Got the Night
9. Frisko Disco (Get Your Life)
10. Your Time Is Up
11. Last Chance for Love

完全な新作をリリースしなくなています。創作意欲が減退しているのか、リミックスなど、外部委託が多くなっていますし、今回もおさらいのような内容です。その分、リミックス処理に力を入れているので、これまでより踊りやすくなっていると思います。そういう意味においてはハウスらしくなってきたとも言えます。

曲を作るモチベーションが無くなってきているのかもしれませんが、シンガーとしての才能は埋没出来ません。コラボレートでもいいので、活動を続けていくべきですが、この後コロナという世界的な自粛期に入りますので、それ以降の動向が気になるところです。彼女の歌声の素晴らしさは、このアルバムだけでも十分に伝わる事とと思います。彼女の歌を活かしきれる何かが動き出す事を期待するしかありません。

Love and Devotion
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[20221014]

The Art Of Being
(1998/07/14)

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2014年のアルバムです。ダウンロード販売のみでのリリースになっています。彼女自身の為のレーベルNo-Mad IndustriesからCurly Gurlyへの移籍になっていますが、このレーベルもこの作品しかリリースしていませんので、このダウンロード販売というフォーマットになってからの社名変更みたいなものなのでしょうか。

1. Lucky Charm (Quentin Harris Production)
2. Return To Love (Director's Cut Mix)
3. Confusion (NovoGain Production)
4. Love Somebody Else (Maceo Plex & John Dasilva Mix)
5. Shot Through The Heart
6. Indian Giver
7. I Just Wanna (Kraak & Smaak)
8. Sweet Sadness (Mlle Lucy Mix)
9. Je T'adore (Life+ Mix)
10. Feels Like Heaven
11. Music Saved My Life (Maurice Joshua Mix)
12. Jump 4 Joi (Mike Cruz Radio Mix)
13. Jump 4 Joi (J Zuart Remix)

ほぼ様々なDJ達とのコラボレート作品になています。ほぼほとんどがリミックス作品になっていますが、リミックスというより、最初からアレンジを外部委託するようにミックスされているというやり方だと思います。ディープハウスなアレンジなのでしょう。しかし、全曲違うコラボレートなのに、全部リミックスなのに、リズムパターンがほぼワンパターンで、テンポも同じというおかしな状況になっています。

クラブミックスのようにダンスパーティーでかけ続ける事を想定した内容なのかもしれませんが、ずっと同じテンポで、同じリズムパターンで踊り続けるなんて、最近のクラブはそんなに単純な場所になっているのでしょうか、ディスコの時代しか知らない私にとっては、退屈そうなところだなという印象をこのこの作品から感じてしまいます。

Lucky Charm (Quentin Harris Production)
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[20221013]

Must Be the Music
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。ほぼ大半以上がリミックス曲になっていて、新曲は半分以下となっています。リミックスも新曲も同じようなアレンジで、あまり大差ありません。ハウスなんて80年代終わりに生まれたスタイルを今だに看板にしているなんてどうかとも思いますが、彼女にとってのソウルミュージックの再構築には必要なアイテムのようです。

1. Must Be The Music (Temple Movement Radio)
2. I Can't Stop (DJ Steven Uttridge & Ben Wicks Club Mix)
3. Only You
4. How Deep Is Your Love
5. Your Time Is Up
6. Passion
7. All Night (Willie Dutch Remix)
8. If Ever You're Lonely (London Electric Orchestra)
9. We Got The Night (DJ Koutarou Vs. Chus & Ceballos)
10. Trouble (The Fresh Guys Remix)

ブルースからリズムアンドブルース、そして黒人シンガーの総称としてソウルミュージックは構築されていきました。スティーヴィーやマーヴィンによってニューソウルなるものも生まれて、A.O.R.感覚からブラックコンテンポラリーと名称は変化していきます。ニュージャックスウィングなど細かい分類もされ、ヒップホップの全盛からソウルミュージックも手段の一つになっていっています。カントリーミュージックとソウルミュージックが融合してA.O.R.が生まれたように、アメリカンミュージックの中枢を担ってきました。

ロックミュージシャンだってソウルが好きなんだと宣言してネオアコが生まれたり、現在では無くてはならない存在になっています。なので、表現方法も千差万別になってきています。ハウスにこだわる必要もないし、こだわる事も悪くはないでしょう。しかし、今作のようにリズムパターンがワンパターンになるのは避けた方がいいと思うのですが、クラブミックスみたいな性格性があるアルバムのようです。

Must Be The Music (Temple Movement Radio)
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[20221012]

Wanderlust
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。映画のサントラになっています。ほぼリミックス曲が使われています。リミックスというより、アレンジを外部に委託したというニュアンスでいいんじゃないかと思います。もともとある曲をリミックスするという事で、様々なバージョンが生まれてくるわけですが、これだけリミックスされた曲を並べると、外部委託という事でいいんだと思います。

1. People Make The World Go Round (Kenny Dope Remix)
2. Wanderlust (Distant Music Album Mix)
3. Happy (Joi's Outtake Mix)
4. Color Of Love
5. What's Freedom?
6. Come Together
7. Killing Time (Classic Sam Sever Mix)
8. After The Rain
9. Imperfect (Underground Collective Vocal Mix)
10. Once Upon A Time
11. Shine (Get Up)
12. Change The World

リミックスされた曲ばかりですから、これまでで一番ハウス的な作品になっています。彼女が作る曲はあくまでもソウルミュージックです。はじめからハウスなんてアレンジにしようなんて思って作られた曲は少ないと思います。それをリミックスしてくれる人達がいて、それを参考にアレンジを考えるようになっていき、ハウスミュージックのディーヴァのような存在になっていきました。

ですから、フルアルバムには必ずと言っていいほどリミックス曲が含まれています。オリジナル曲と同列で並べられても平気なのです。そしてゴリゴリのダンスナンバーになったとしても、ジャズシンガーのような彼女の歌声は細かいリズムの隙間を縫って踊っています。サントラという事はまったく気にしなくて、ただいつもより攻めたアレンジになった音楽を楽しめる作品になっています。

People Make The World Go Round (Kenny Dope Remix)
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[20221012]

SAMARQA59618949

「Coupen / SAMARQAND」をEggsで聴こう。シンフォニックポップハウスロック https://t.co/NHO2YE7Sxw #eggsmu #nowplaying #rock #Symphonic #house #chamber #poprock @SAMARQA59618949
10-11 22:07


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