Constelaciones (1998/07/14) Lisandro Aristimuño商品詳細を見る
2016年のアルバムです。かなりポップになっています。ホーンセクションを使う事によってこれまでより明るい感じになっています。アレンジ的にもブリットポップのようになっています。特にドラムはリンゴスターっぽいです。リンゴのドラムって、スネアもタムっっぽい音色にすればいいんだと言うイメージがつきます。本当はそうでも無いのでしょうが、イメージなのでしょうね。飴の味付けもイメージでつけているようなものですが、それと同じです。
1. Rastro De Percal
2. Hoy, Hoy, Hoy
3. De Nuevo Al Frío
4. Hijo Del Sol
5. Good Morning Life
6. Una Flor
7. Tu Corazón
8. Voy Con Vos
9. Tres Estaciones
10. Respirar / (Constelación Once)
コンセプトアルバムのような構成ではありますが、かなり90年代以降のポップロックの音質になっています。その上でブリットポップっぽいイメージでの味付けがあります。リンゴ以外にも、スライドギターはジョージハリソンっぽい、フェーザーをかけたスライドになっています。彼なりのブリットポップへのオマージュと言えます。音質が90年代っぽいので、再結成的なフリーアズアバードあたりのサウンドです。
これまでのようなしっとりとした情緒的な曲調もありますが、全体的には以前よりも明るい感じの曲が増えています。ビートルズ解散後に多くのフォロワーバンドがビートルズっぽい曲作りに専念した、ひねくれポップが第一次ブリットポッップ時代だと私は思っています。ブラー以降についてブリットポップという言葉が使われるようになりましたが、歴史はもっと以前からあったという認識でいた方が面白いと思います。まさにそんな長い歴史があるブリットポップへのオマージュです。
Rastro De Percal
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