 | Los Pasos Labrados (1998/07/14)
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2010年のアルバムです。南米にはアイヌやインディアンと同じ遺伝子を持つインディオが住んでいたわけですが、その中でもトバ族の影響を受けたフォルクローレとエレクトロニカを融合させたエレクトロ・フォルクローレを極めた作品になっています。今回はフォルクローレに特化した楽曲がアコースティック楽器と電子音で綴られています。
1. Qué He Sacado Con Quererte
2. Zamba Para Olvidar
3. Cacique Catán
4. Cinco Siglos Igual
5. El Cosechero
6. Duerme, Duerme Negrito
7. Indio Toba
ガットギターはスペインからもたらされたと思いますが、ギターを手にしたインディオが生み出した
音楽はスパニッシュの影響ではなく、フォークソング、フォルクローレだったのです。アイルランド人などは北米に入り、フォークソングをもたらしたと思いますが、南米にフォークソングをもたらしたのは誰なのか、誰が教えるわけでもなく、自然とフォルクローレが生まれたとしたなら、民族が違えど、住む環境が違えどフォークソングの感性を人は備えていた事になります。
フォークソング、和訳すると民謡です。日本の民謡では同じようなフォークソングは生まれていません。中国でやモンゴルでは追分みたいなところになるのか、ユーラシア大陸ではロマが
音楽紀行を行うわけですが、スペインでフラメンコを生み出していきますので、スペインの南米進出と何らかの影響はあるのでしょうか。そんな
音楽紀行もデジタルな現代的な解釈を持ちながらも生き延びようとしています。
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