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淫美な音楽等を紹介するブログです。

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[20221130]

CuTe HoRSe CuT
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。サンプリングミュージック、コンクリートミュージックに傾倒していましたが、知らない間にローファイじゃ無くなっています。音が滅茶苦茶良くなっています。サンプリング編集においても上手に作れるようになっているのです。ですから、奇妙さも薄くなっていますが、やはり、普通に演奏した音楽とは違います。

1. FuLGe
2. BuNCH
3. BRiCK TRiCK
4. WHo TeLLS you?
5. uNBeaTaBLe
6. CyaNuRe
7. HauNTeD
8. Day
9. 0000
10. THe SToNe aND THe WoLF
11. oauC
12. SaMBa De La MueRTe
13. PiLLs
14. GHoSt Host
15. Too FaT To FaRT To FiGHT
16. LeS FeuiLLeS
17. oPPoSiTe PaRTy
18. eeZy Peezy
19. My DiaMoND PoND

より巧妙になっているので、ポップさも、ロック的な表現も上手になっています。そうなってくると曲の仕上がりも巧みになってきています。何が出来上がるかなんてわからずに、適当に作っていた時代は終わったのです。意図したように作れるようになっています。そして、その技術もしっかりと身につけているのです。アヴァンギャルドのベテランになってしまった。

アヴァンギャルドのベテランって何だ。そんな予測可能な音楽ならもうは前衛では無いではないか、そうなんです。もはや前衛では無くなっている。自分達でも何が出来上がるか分からないような状況じゃなきゃ前衛的な音楽とはならないのです。しかし、こんなスタイルのバンドなんて前代未聞ですから、オリジナリティーは不動のものです。これを極めていくのもこのバンドの宿命なのでしょう。

Full Album
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[20221129]

I'm Ok
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。13曲ありますが、内容的にはミニアルバムになっています。完全に音楽スタイルがサンプリングミュージックになっていて、フレーズサンプリングをつないで曲にしています。ビートを強調すればビッグビートですが、ビートだけでなく、ちょっとしたフレーズをループさせているので、非ロックな曲調になっていたりしています。

1. Queen Me
2. First Lady Of A President
3. I'm Ok
4. And
5. Debut
6. La Politique
7. Whyyy
8. Violons, Riots, And Satan
9. Mon Coté Féminin
10. Arm And Nose, Arms And Noise
11. Old Folk
12. Lux Interior End
13. Sans Du Feu Dans Mes Mains.

もはや彼らにとってロックへのオマージュも卒業して、独自の音楽性こそが重要になってきているようです。もっとちぐはぐな感じに編集すれば、アヴァンギャルドポップとして極められるでしょう。しかし、そこまで滅茶苦茶にしようとはせず、ある程度秩序を保ちながら編集しているので、ちょっとへんてこりんな音楽にとどまっています。この手加減が聴く人を選ぶような難解さを回避させています。

音楽として成り立つ程度、サンプリングミュージックのある程度の可能性を感じさせながら、独自のスタイルを固めようとしています。中には自分達で生演奏したものをサンプリングしいてるような素材もあります。そうする事で音楽的に繋げやすくなるのです。チグハグなフランケンシュタインを生み出そうと言うより、楽器を演奏しないでどこまで個性的な音楽を作れるかが課題のようです。

Full Album
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[20221128]

途中までは若手の豊昇龍と王鵬が優勝争いをしておりましたが、負けが重なって、結局は貴景勝と高安、そして本割で高安に勝ち、優勝を自らの手で掴み取った阿炎との巴戦となりました。巴戦でも阿炎の勢いは止まらず、そのまま初優勝となりました。休場明けで、誰も想像していなかった阿炎の優勝はとても新鮮な気持ちになりました。

幕内上位の成績
貴景勝 12勝3敗
正代 6勝9敗
若隆景 8勝7敗
豊昇龍 11勝4敗
御嶽海 6勝9敗
玉鷲 6勝9敗
霧馬山 8勝7敗
翔猿 7勝8敗
大栄翔 7勝8敗
高安 12勝3敗
琴ノ若 9勝6敗
明生 9勝6敗
逸ノ城 4勝11敗
宇良 4勝11敗
翠富士 8勝7敗
若元春 10勝5敗
佐田の海 8勝7敗
阿炎 12勝3敗 優勝


角番だった正代は負け越しで、来場所は大関陥落、二桁勝てば大関復帰出来たのに、モノにできず、又負け越した御嶽海は平幕からのやり直しとなります。二人とも、そもそも大関の器では無かった、と言う事を自ら証明して見せました。おそらくもう大関に戻る事は無いでしょう。関脇で初の二桁となった豊昇龍は大関とりへの足固めになりましたので、今場所のような勢いで、優勝争いにも加わっていければ、上を目指していけると思います。高安も優勝は逃しましたが、実力では一番強かったと思いますので、これからも期待出来ると思います。

千秋楽 全取組
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[20221127]

Seven Guitars With A Cloud Of Milk
(1998/07/14)

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2008年のアルバムです。サンプリング、ターンテーブルからのレコード素材を使った楽曲ばかりになっているので、もはやロックでも無くなっています。ジャズやちょっとしたカントリー曲だったり、様々な古い素材からの楽曲になっていて、楽器を演奏しようなんて考えすら無くなってきています。

1. Noone Knows Why
2. Ella
3. Tibidibim
4. Second Rythm
5. Hawaï
6. Birds Suck
7. Someday Not Soon
8. Old Policeman
9. Purée Hip Hop
10. Fullblast
11. Monsterland
12. Miserable Song
13. Miou
14. Chicken
15. Sam Et Pilou
16. Chaos
17. Irish Coffee
18. Drunk Fox In London

プログラミングする計算すらも面倒臭いなっていて、フレーズサンプリングをつないだビッグビート系の手法になっています。フィールドレコーディングなど、レコード素材そのものが大事になっていて、それをどうやってカットアンドペーストしていくのか、それを不規則に並べていく。かなり消費が少ない能力制作されています。

ロックフィーリングよりもアヴァンギャルドポップ感覚を重要視するようになっています。まる即興で組み合わせているような、何の脈略もない関係性。イカサマ性の極みのような作風になっています。ここまでくるともう斬新さも超越したアヴァンギャルドポップの極みとなっています。

Full Album
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[20221127]

Seminéoproantiantiantifolk.
(1998/07/14)

Gablé商品詳細を見る


2004年のアルバムです。Boudiou Recordsレーベルの他にも自主制作でもリリースしていました。ドラムも入るようになって、オルタナ、ローファイなフォークパンクみたいになっています。実際にはドラムレスのトリオですから、ライブではドラムレスですが、サンプラーを使ってドラムパートも補います。

1. Vive Le Rouge
2. Straight Edge
3. Bering
4. J'Ai Copié Mogwaï Mais On M'A Dit Qu'Ils Faisaient Pareil
5. Sacem
6. Gloria
7. Georges W. Perrier
8. No Idea
9. Crise De Mysoginie Passagère
10. La
11. Food
12. Marion Est Cardiaque
13. Faux
14. Rocking Skeleton
15. C'Est Pas Flagrant
16. Chevreuil De Frise
17. Un Des Trois Vincents
18. ♀
19. Kids Are Loosers
20. La Fin Du Monde
21. Seminéoproantiantiantifolk
22. Sex, Sex, Sex

ブルース・エクスプロージョンみたいな破壊力はありませんが、それに近いくらいの省略形パンクロックです。デフォルメし過ぎて、完成されていない状態でも成り立つロックになっています。サンプリングループだけで出来ている曲もありますから、そこはアイデア勝負であり、無いものをアイデアで補うという、本来ロックが待ち得ていたエネルギーに溢れています。

不完全なものしか作れないから、完全なものよりも斬新でいられるという、恵まれた環境でバンドやっている御坊ちゃまとは違うという、劣等感。それを逆手に取った、このイカサマ感。これで成り立ってしまう。現代音楽的な保護のものと、オルタナという防弾着を身につけて、エルヴィスのお面をつけて演奏する不届き者達です。

Full Album
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[20221126]

CaLiFoRNiaN TouCH WiTH a CoNDé SuR NoiReau Way oF LiFe
(1998/07/14)

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2003年のアルバムです。Boudiou Recordsからリリースはされていますが、ほぼ自主制作に近い状態でした。3ピースバンドで、ドラムレスですから、シーケンサーやちょっとした電子楽器を使って、後はアコースティックな楽器を演奏したりして、ロックへのオマージュを歌い上げるというスタイル。

1. A Intro
2. B Californian Touch
3. C Yves Ou L'Utilisation Abusive Des Effets Du Computer
4. D Heureux
5. E Roi K
6. F Brightness
7. G Barlow
8. H Le Piano De Maya
9. I Pacman
10. J Chap
11. K English
12. L In Between Days
13. L Foutrix
14. N Mediumfi
15. O Fuck
16. | Juvenile Explosion
17. Q Experimental
18. R Bancaire
19. S Paro
20. T Chexxx
21. U Frank
22. V Tonio 1 Computer 0
23. W Fear
24. X Live2
25. Y Charly
26. Z Red
27. Zz Poeme
28. Zzz Radio
29. Zzzz Retourner
30. Zzzzz Richnou
31. Zzzzzzmo

テクノポップ、シンセポップやパンクの頃の手作り感。それにちょっとしたサンプラーを使ってループさせたり、アヴァンギャルドな手法も平然と使う。それはもうアシッドなシンセポップ、ヒップホップの様々なイカサマ感で出来上がったっています。本格的な実力主義だったハードロックやプログレに対してイカサマな感じでもクールだったのがグラムロックです。

イギリスではポストグラムロックとしてパンクが登場してきますから、イカサマな悪徳感って、結構ロック的なだったりするのです。その後は又実力主義の時代になっていきますが、時を経て、フランスのアンダーグラウンドでこの悪徳なくらいのイカサマ感が登場してくるというのは面白い現象です。

GaBlé Colours of Ostrava 2012
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[20221126]

Gablé
(1998/07/14)

Gablé商品詳細を見る


フランスのアヴァンギャルドフォークトリオGabléの2002年のファーストアルバムです。メンバーはGaëlle Jacqueline、Mathieu HubertとThomas Boullayの3人組です。結構反抗的というか、パンキッシュな雰囲気で、ロックへのトリビュート的な曲を作っていますし、カバー曲もあります。しかし、アコースティック楽器によるバンドなので、フォークなサウンドがより独創的な雰囲気を作り出しています。

1. Allemand 2éme Langue
2. Duck
3. Richesses
4. I Don't Know Where My Song Goes
5. Rêve Electro Pop
6. C'est La Vie
7. Herman Düne Harmonicist Doesn't Need Hashcookies Anymore
8. GNOM
9. Les Dents De La Mère A Nico
10. Gablette Song
11. Dépressif Et Bourré
12. Mardi 14 Mai
13. All Shook Up
14. Auguste
15. Charly Clavier
16. Hey Juuude
17. SAK Sans Autorisation
18. Olive Is Free
19. Mr Empire
20. Princesse Diana
21. Tf1 Fucks Me
22. Un Thomas Que Vous Ne Connaissez Pas
23. Heavy Metal Doesn't Like Chexxx
24. No Futur
25. Screaming Skull
26. Hope
27. And My Cat Tremolo

フランスにおいてもマイナーなインディーレーベルからのリリースなので、ほとんど世界では流通しておりません。お金がないからエレキが買えなかったRCのフォーク時代みたいなものでしょうか。ちょっとしたチープな電子音も入っていたり、お金がないだけで、このローファイなサウンドが勲章みたいな、フランスには、こんなにアンダーグラウンドなシーンがまだある事が誇らしいです。

チープなローファイサウンドですが、メンバーはロックを演奏したいんだ、ロックへのオマージュ、愛が溢れている演奏ばかりです。ドラムレスでもありますし、ちゃんとしたバンドが組めない状況が生まれているという、状況も面白いですし、それでも活動していく、創作意欲は溢れかえっているという、ロックの衝撃性が残っているバンドです。

All Shook Up

[20221126]

SAMARQA59618949

「Noreen & Hermiona Zulibe… / SAMARQAND」をEggsで聴こう。 ロックンロールとEDMのミクスチャー。https://t.co/OU6w2mSHMp #eggsmu #nowplaying #rock #EDM #bigbeat #breakbeats #rockandroll @SAMARQA59618949
11-25 22:27


[20221125]

For Life
(1998/07/14)

Hearts of Palm UK商品詳細を見る


女性三人組バンドHearts of Palm UKの2008年に唯一残されたフルアルバムになります。メンバーはボーカル、キーボードのErica Elektra 、チェロ、ハープ、キーボードのJamie Kayeとグロッケン、パーカッション、キーボードのSonia Powellの三人組になります。シンセポップに少しばかりのアコースティック楽器が加わってフォークトロニカみたいになっています。しかし、ほぼシンセポップです。

1. People & Logistics
2. I Flow
3. Portugal
4. So Long
5. Trust
6. Kavorka
7. Jonathan FMF
8. Goodbye
9. Open Letter
10. Forever
11. More Than This

プロデュースにスェーデンのHenrik Jonssonが携わっています。スウェディッシュポップな感覚もあるという事になります。ほぼプログラミングによるシンセポップですから、チェロやハープが加わっても、さほど大きな影響はありません。生楽器もプログラミングされているように感じますので、生演奏である必要すらないと思います。

ではこの1枚しかアルバムを残していないHearts of Palm UKの何が重要かというと、女性バンドならではのポップ感覚と、チャーミングな歌声だと思います。スウェディッシュポップのようなドリーミーポップな女性ボーカルは、無敵なくらいに心地いいです。Erica Elektraのルックスはともかく、この歌声だけで十分無敵です。この作品だけで終わったのがもったいないくらいに素晴らしいポップソングが残されています。

People & Logistics
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[20221124]

シンフォニックなネオクラシックのフォークトロニカ。



[20221123]

La Velocidad de las Plantas
(1998/07/14)

Prehistöricos商品詳細を見る


2016年のアルバムで現在までのサイン最新作になります。前作のようなドリーミーポップに加えて、ファーストにもあったようなブリットポップ色が強めに出るようになっています。歌い方もよりソフトになっていて、まるでサイケ時代のフリッパーズギターみたいです。チリでフリッパーズが知られているかは知りませんが、知らずとも似てくる感性を持っているのかもしれません。

1. Nadar y Desaparecer
2. Rayo Adentro
3. Zumbido de la Montaña
4. Nuestro Destino
5. 2 Luces
6. Cada Quién Se Sumerge
7. Luz Silenciosa
8. Sueño Lúcido
9. Saltar de Tu Universo
10. Túnel Secreto
11. Largo Viaje

アコースティックギターにシンプルな電子音のフォークトロニカのようでもあります。ブリットポップが基本好きなのだと思いますが、アメリカのソフトロックあたりの影響も見受けられます。南米独特のラテン感覚が全く皆無なバンドであり、そしてこれだけの才能があるというのも面白いバンドだと思います。時代が求めている音では無いかもしれませんが、売れる要素は十分に持っていると思います。

日本でも好まれるスタイルだと思います。しかし、久しく日本でも余り聴かれなくなったタイプかもしれません。何で日本ではヒット曲にアリが群がるように同じ傾向ばかりが烏合のようにたかってくるのでしょうか。自己主張するバンドの自己が全く幅が狭い。せめてこれくらいの音楽性を持ったバンドが登場してきてもいいと思います。

Full Album
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[20221122]

Nuestro día vendrá
(1998/07/14)

Prehistöricos商品詳細を見る


2014年のアルバムです。ここからレーベル契約して本格的なデビューとなります。チリらしからぬブリットポップなバンドではありましたが、もっと明るくなり、ドリーミーポップなシンセポップに変貌しています。ここまでポップになる必要があったのか疑問に思えるほどの変貌ぶりです。以前のスタイルでも売れていたはずです。

1. Que Suba El Momento
2. Historias Valientes
3. Bosque Oscuro
4. Dos Planetas
5. Acampar
6. Con Tu Cuerpo El Huracán
7. Todos Tus átomos
8. Presentimiento
9. Globos Aerostáticos
10. Borrémonos Del Mapa

バラードもありますが、以前のような翳りは払拭されて、ポジティヴなくらいに爽やかで明るいバラッドになっています。まるでブルースバンドだったフリートウッドマックにアメリカの血が流れ込み、クリスタルに透明感を増していったように、一つのバンドがここまで変貌していくのも珍しいと思います。売れる前のスタイルを捨てるというのはよくある事です。これも彼らにとっての引き出しの中の一つなのだったのでしょう。

南米のバンドでここまで素直に、ストレートにポップなバンドも珍しいと思います。ラテン的な癖も一切ありません。普通に馴染みやすいポップソングなのです。もうアメリカでも、イギリスでも失われているくらいのポップさです。シンセポップ的なアレンジも控えめなので、何の気構えもなく楽しめるでしょう。

Que Suba El Momento
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[20221121]

角番の正代は4敗していますが、これでまたなんとか居残りするのでしょうか。大関復帰をかけた御嶽海も4敗、こちらは二桁勝たなければなりませんので、かなりピンチな状態です。平幕に下がったらもうモチベーションの持っていきかたが分からなくなるでしょう。調子がいいのが高安です。体の張りもいいし、取り口も力強いです。まずは三役復帰に向けて大勝ちする事です。

中日までの幕内上位の成績
貴景勝 6勝2敗
正代 4勝4敗
若隆景 5勝3敗
豊昇龍 7勝1敗
御嶽海 4勝4敗
玉鷲 1勝7敗
霧馬山 5勝3敗
翔猿 4勝4敗
大栄翔 3勝5敗
高安 7勝1敗
琴ノ若 5勝3敗
明生 4勝4敗
逸ノ城 2勝6敗
宇良 1勝7敗
翠富士 3勝5敗
若元春 4勝4敗
佐田の海 4勝4敗
北勝富士 5勝3敗
錦富士 6勝2敗


もう一人奮起しているのが関脇の豊昇龍です。こちらは気迫での勝ちを呼び寄せています。このままいけば二桁いけるでしょうから、大関への足固めの場所となるでしょう。阿炎も復帰後の場所で7勝してますから、まずまずです。千代大龍は引退となりました。協会には残らず、焼肉屋さんをやるようです。大鵬の孫で貴闘力の息子王鵬も7勝で調子がいいです。今場所も新しい優勝者が登場しそうな雰囲気です。

中日 幕内全取組

[20221121]

SAMARQA59618949

「Siofra & Denise / SAMARQAND」をEggsで聴こう。エレクトロシンセポップとスカのミクスチャー。 https://t.co/qBm4iuNBi5 #eggsmu #nowplaying #rock #ska #electropop #synthpop #fusion @SAMARQA59618949
11-20 21:45


[20221120]

La Orquesta Oculta
(1998/07/14)

Prehistöricos商品詳細を見る


チリのバンドPrehistöricosの2010年のファーストアルバムです。自主制作でリリースされています。Tomás Preüssを中心としたバンドで、pop de autorというフォークポップ系のスタイルになっています。フォルクローレとは違う、マイナー系ブリットポップとエレクトロニカのミクスチャーのようなスタイルです。

1. Como las piedras
2. Distintos
3. Una nueva historia violenta
4. No tenemos remedio
5. Balada sin nombre
6. El Tambor
7. Ya no te espero
8. Sonidos Sagrados
9. Castillo en el lodo
10. Sueños muy Largos

軽快なミディアムテンポですが、明るい曲じゃなく、少し影がある感じ、切なさと爽やかさを同時に持つバンドだと思います。スペイン語圏の南米ですが、ラテンな音楽性は無く、ブリット系のフォークトロニカになっています。国外の音楽を好んで聴いていたのがよく分かります。こういう人達が新しい音楽を生み出すのだと思います。ラテンを売りにしない世代なのでしょう。

アコースティックギターとちょっとした電子音。ほぼドラムレスなのですが、たまにドラムも登場します。そして切ない感じの歌声。ブリットポッップのようなコード進行と旋律、それでいて彼らにしか創造出来ない世界観を持っています。ここが重要です。真似事では終わっておらず、ちゃんと自分たちのものに消化して自分達の言葉として歌っています。

Full Album
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[20221120]

フュージョンポップなプログレと官能的なグラムロックのミクスチャー。



[20221119]

Plays Sinebag
(1998/07/14)

Alexander Schubert商品詳細を見る


2011年のアルバムです。Alexander Schubertは様々なプロジェクトを立ち上げていましたが、今回はSinebagを演奏するという作品になっています。Sinebagの過去の曲を演奏するのではなく、Sinebag時代にやっていた生演奏の部分を再現する形になっています。Sinebagであh一人で多重録音していましたが、今回は、Sinebagでは無かったドラムやパーカッションが加わり、セッションのような形式で演奏されています。

1. Semaphores
2. A Few Plateaus
3. Preliminary
4. Vowels
5. All My Models
6. Slept
7. Wake-Up, Fly Ray

フィールドレコーディングは無し、ノイズ系も電子音でそれらしき音はありますが、やっていません。Sinebagは非音楽なスタイルだったのに対して、音楽的に構築しようとしている内容になっています。ジャズ的なセッションスタイルで演奏が展開されていきます。Alexander Schubertが演奏するギターやキーボードはほのぼのとしていますが、リズム隊が緊張感を加えています。

電子音も加わりますが、プログラミングではなく、生演奏ですから、ジャズ的な演奏になっています。非音楽を心がけていたSinebagを、音楽として蘇らせる。仕掛け人のAlexander Schubertだから成せる技です。Sinebagとは全く別物ですが、これも加えてSinebagシリーズと言って良いのではないでしょうか。

Semaphores
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[20221119]

Près De La Lisière
(1998/07/14)

Sinebag商品詳細を見る


2005年のアルバムで、Sinebagとしては最後のフルアルバムになります。Alexander Schubertは多岐にわたるプロジェクトをやっているので、Sinebagとしては2枚のフルアルバム、後はライブアルバムとEPだけが残されています。今回は全面的にフィールドレコーディングになっています。おそらく自宅での録音なのでしょう。日常的な物音と鳥たちのさえずり、そして雨も降ってきます。

1. Rien
2. Garten Am Abend
3. Petit Crr. #7
4. Deux Avions
5. Pergola Paul Singerstraße
6. Près De La Lisière .2b
7. Découper Et Insérer Unités D'un Chanson, Rhododendronpark
8. Klavier Cutup N1, Frühstück
9. Frühstücksreste. Dekonstruiert
10. Pinienwald Auf Dem Sofabezug
11. Rasen Bilden Boden Für Muster
12. Collection D'électroniques Vétustees
13. Stromgenerator August Bebel Straße
14. Ajouter Nouveau Electroniques
15. À La Lisière
16. Rien Rev.

曲名で区切られていますが、フィールドレコーディングとしては連続しており、そこにアコースティックギターや電子音を加えた生演奏が入ってきます。生演奏、しかもリズムはありませんので、ガイドクリックも無いまま録音されています。非常にアナログな世界観です。食事をしたり、日常の一コマを収めたような内容になっています。

街の喧騒から離れた田園地帯にお住まいなのでしょう。そこで録音されたフィールドレコーディングは、それだけで癒されます。今回はノイズ系の音は控えめなので、とてものんびりとした時間が過ぎていきます。ピアノはアップライトピアノでしょうか、豪華過ぎない音色がちょうど良い感じです。

Rien
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[20221118]

Milchwolken In Teein
(1998/07/14)

Sinebag商品詳細を見る


ドイツの現代音楽家Alexander Schubert の一人プロジェクトSinebagの2003年のファーストアルバムです。様々なノイズ音源、フィールドレコーディング、ラジオの放送などを断片的につないで、アコースティックギターやオルガンなどを生演奏したものをループさせたりしたアブストラクトなアンビエント作品になっています。

1. Airhockee
2. Clickn Sadness
3. Weiche Formen
4. Milchwolken In Teein
5. System Shb
6. Natur Elektr
7. Hanging Gardens
8. Russian Escape Pods
9. M4w Gaerten
10. Goldene Mengstrasse
11. Stimmen
12. Pads
13. Juli27 01 oo
14. Kinderreverb

日本語による放送も聴き取れます。ノイズの種類も豊富です。本来、音楽作品では消されているノイズの部分をあえて全面に出しています。それは現代音楽系では珍しいものではありません。フィールドレコーディングも多くの人がやっています。彼の特徴としては、それらをゆったりとリラックスした状態で聴かせているところでしょうか。ただ、ノイズ系の音によって癒し系とは違う雰囲気になります。

現代音楽と言っても、20世紀の音楽なので、新しい作風ではありません。クラシック音楽に比べると現代的というだけです。電気楽器を使ったり、楽譜に縛られない、それまでの音楽理論に縛られないというのが特徴ですが、それらを引き継いだロックがもっとアバンギャルドな事をやってしまうと、現代音楽も過去のものになってしまいがちです。それでも現代音楽のオーソドックスな手法をまだやっていく価値はあるのでしょうか。出来上がる音楽が、それまでの音楽と違うのであれば価値はあるでしょう。音楽って、工程より結果であります。出来上がった状態が全てです。元ネタがどうとか関係なく、出来上がった作品が全てなのです。

Airhockee
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[20221117]

エレクトロニカとボサノヴァのミクスチャー。Electrobossa。



[20221116]

Finisterra
(1998/07/14)

Dazkarieh商品詳細を見る


2014年のアルバムで最後の作品です。バンドはここで解散となります。何の活動もしていないのに解散していないバンドって最近結構多いのですが、はっきり解散しているという潔さを感じます。前作でかなりロック寄りな作品を作ってしまって、反省したのか、今回は完全に民族楽器のみでの演奏になっています。

1. Senhora Do Leite
2. Quase Um Repasseado
3. Divina Santa Cruz
4. Lá Cima Ó Castelo
5. Bravio
6. Margaça
7. Adufada
8. Rumba Cega
9. Melancolia
10. Primeiro Olhar
11. As Canseiras Desta Vida

デジタルサウンドやプログラミングは使わず、民族楽器のみでの生演奏にこだわっています。しかし、やっているのはかなりロック寄りなケルトミュージックのような曲ばかりで、それゆえにあえて民族楽器のみでの演奏にしているようです。そのかわり、ロック寄りな感覚を持っていますので、ミックスダウンなどはかなりスタジオワークを駆使して、音響を工夫したサウンドになっています。ですからかなりロック感覚のある作品に仕上がっています。

ロックバンドが演奏するケルトニュージックのような、そんな楽曲ばかりなので、使用する楽器が違えば、前作同様ロック寄りなサウンドにも成り得るでしょう。しかし、最後のアルバムでそれは自分達らしくないと判断したのか、あえて民族楽器の生演奏にこだわっています。電気楽器は演奏していませんが、エフェクト処理でそれらしきサウンドは登場してきます。民族音楽寄りになっているだけなのです。ちょうどいいバランス感覚の作品は最後まで作れなかったのかもしれませんが、これだけかっこいい民族音楽って最近少ないので素晴らしいバンドだったと思います。

Full Album
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[20221116]

SAMARQA59618949

「Glenys / SAMARQAND」をEggsで聴こう。エレクトリックソウルなブリットポップ https://t.co/bAPDyoBdXY #eggsmu #nowplaying #rock #britpop #neoclassic #electronica #soul @SAMARQA59618949
11-15 22:04


[20221115]

Eterno Retorno
(1998/07/14)

Dazkarieh商品詳細を見る


2012年のアルバムです。これまでの民族音楽とオルタナロックの関係が逆転しています。これまでは曲自体は民族音楽であって、アレンジとしてオルタナロックのサウンドを取り入れていましたが、ここでは曲自体がもうロックになっていて、アレンジのサポート的な部分での民族楽器が登場するような流れになっています。

1. (Ir)Real
2. Terra Escura
3. Embalo Ao Nascer Do Sol
4. Quatro Ciclos
5. Sei Que Não Sei
6. Guardar Segredo
7. Folha Vazia
8. Contos De Cordel
9. Tronco
10. Ladainha Do Lago
11. Sombra
12. Primeiro Olhar

民族音楽な曲もありますが、ロックそのものも民族音楽は取り入れながら増殖してきましたから、もうロックそのものですね。リズムがドラムだけになっているのもロックを基盤にするようになってきたからです。これまでは民族音楽らしい楽曲が顕著でしたが、完全にロックに移行しています。それでも彼らにとっては民族楽器が武器ですから、ライブでは民族楽器を演奏してロックの部分はプログラミングとして扱われています。

ロック色を強めたほうが売れると見込んだのかもしれません。その成果はあり、知名度は上がるようになりましたが、彼らの持ち味である、民族音楽風のバンドである特徴はブレてはいけません。民族楽器だけで、これだけ迫力のある演奏ができるバンドなんてほとんどいないのですから、ロック的な表現になってもそれは失われていませんが、バランスの絶妙さはこだわって欲しいところです。一番難しい問題ではありますが。

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[20221114]

1年締めの場所、九州場所が幕を開けました。横綱照ノ富士は休場となり、横綱不在の場所となりました。全休するのは横綱になって初めてですが、怪我をおして横綱まで登ってきて、横綱の地位を守ってきましたので、療養するのも必要だと思います。その代わり、関脇が3人、小結が4人という珍しい番付になっています。大関だった御嶽海が関脇になったので、3人になるのは致し方ないと思いますが、先場所平幕優勝した玉鷲が小結、翔猿が新三役で小結になったので、四人という体制になっています。

初日幕内上位の取組結果
○貴景勝 押し出し 大栄翔
○翔猿 押し出し 正代
若隆景 押し出し 高安○
琴ノ若 突き落とし 豊昇龍○
明生 押し出し 御嶽海○
玉鷲 押し出し 逸ノ城○
宇良 肩透かし 霧馬山○
○若元春 寄り切り 翠富士
北勝富士 寄り倒し 佐田の海○
錦木 寄り切り 錦富士○
遠藤 寄り切り 竜電○
宝富士 送り倒し 妙義龍○
○隆の勝 押し出し 栃ノ心


関脇に陥落した御嶽海は白星スタート、今場所二桁勝てれば大関に戻れます。ここで戻れなければ再び3場所連続二桁の成績が必要になってきますので、このチャンスをものに出来なければ復帰は難しいと思います。先場所優勝した玉鷲に珍しく逸ノ城が勝ちました。まわしにこだわらず、突き押しに徹したのが功を奏しました。突き押しに対しては突き押しは有効なのです。考えて相撲が取れるって、少しは成長しましたね。先場所も初日は突き押しで勝てたのに、その後は続かず、まわしを取りに行っていたので負けが込みました。今場所は少しは反省して突き押しに徹してくれるでしょうか。

新入幕で静岡出身の熱海富士が上がってきました。観光地をしこ名に持ってくるって面白いですね。横綱がいなくても注目度てんこ盛りであります。誰が優勝してもおかしくない場所、最後に笑うのは誰になるのでしょうか。

初日全取組

[20221113]

Ruído Do Silêncio
(1998/07/14)

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2011年のアルバムです。民族音楽とオルタナの融合をより極めてきました。これまではパーカッションだけだったのが、ドラムも使うようになり、歪んだベースサウンドは歪んだギターよりも唸りを上げています。曲自体はフォルクローレ、ケルトのような民族音楽のままですが、ロックバンドのような演奏も加わる事で、より個性的になっています。

1. Lilaré Dos Cinco Sentidos
2. Sons De Pó
3. Mazurka Da Água
4. Tempo Chão
5. Da Minha Janela
6. Moda Da Ceifa I
7. Moda Da Ceifa II
8. Manhãzinha De S. João
9. Repasseado Da Calçada
10. Nas Tuas Mãos
11. Légua Da Póvoa
12. Ruído Do Silêncio

ロックバンドがエスニックな要素を加えるのは逆で、民族音楽を基本としながらロックの要素を取り入れる事で、ロックバンドでは出来ないような微妙なニュアンスが生まれています。民族楽器も主役として演奏されていますので、どちらかに偏る事なくバランスをとりながら音楽として成り立たせようとしています。

それは民族音楽の中にもロックフィーリングなスピリットが宿っているという証明をしようとしているように感じます。元々はロックバンドフォーマットの楽器を使っていなかっただけで、やっている事は昔と変わっていないと思います。ただ、分かり易くするためにギター、ベース、ドラムという楽器も使うようになっているのです。そこで分かりやすくなったところで、民族楽器だけの演奏に戻ってロックを感じさせるような演奏を展開しています。これまでの自分達の音楽を肯定するかのように。

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[20221113]

Hemisférios
(1998/07/14)

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2009年のアルバムです。CDでは2枚組になる容量です。1枚目はロックと民族音楽が融合したスタイルになっています。彼らが言うところのオルタナと民族音楽の融合です。これまで少しそんな曲はありましたが、全部そのスタイルというのは初めての試みです。彼らにとっても挑戦的な内容になっています。

CD1 Hemisfério Esquerdo
1. Intro
2. Caminhos Turvos
3. Lua Imersa
4. Instantes
5. Longe, Em Segredo
6. Sáfaro
7. Água Forte
8. Voo Longe
9 Sinapse
10. Leve Acordar
CD2 Hemisfério Direito
11. Intro
12. Baile Da Meia Volta
13. Eras Tão Bonita
14. Coroar
15. A Virgem Se Confessou
16. Borda D'Água (Prelúdio)
17. Borda D'Água
18. Sanfona
19. Alvorada Sanabresa / Antigo Baile Agarrado
20. Romance
21. Recordai
22. Embalo
23. Recolhas

オルタナと民族音楽の融合といっても、歪んだエレキギターやノイズ系エフェクト音が加わっているだけで、基本的なものは民族楽器での演奏で、これまでと違いはありません。2枚目はこれまで通りの民族楽器による演奏ですが、演奏の迫力でいったら、オルタナな演奏とさほど差は無いと思います。1枚目は自分達とは反対側の半球というタイトル、2枚目は自分達がいる半球という名前がつけられています。

自分たちの文明と、違う文明との分け方になっているようで、オルタナが違う文明ということになるのでしょうか、詳細な内容は分かりません。2枚目にも歪んだデジタルサウンドが加わっていたりしますし、そこの組み分けも確かなものではありません。どちらにしても、これまで民族音楽にこだわっていたものに変化が生まれてきているという事です。現代的な表現も加える事で、よりエモーショナルな世界を表現しています。

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[20221112]

Incógnita Alquimia
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。音楽性はケルトやフォルクローレのような民族音楽になっていますし、使用している楽器も民族楽器のみです。なのにロックに聴こえるというのがこのバンドの特徴です。演奏方法も民族楽器ならではのものですが、ロック側が早くから民族音楽からの奏法を導入しているからロック的な演奏に聴こえるのです。

1. Senhora Da Azenha
2. Nyckel Power
3. Meninas Vamos À Murta
4. Água-Mãe
5. Olhos De Maré
6. Cantaria
7. Na Boca Do Lobo
8. Cadafalso
9. Jig From Hell
10. Estrela De Cinco Pontas
11. Incógnita Alquimia
12. Vitorina

民族楽器を普通に演奏していれば民族音楽に聴こえるでしょう、しかし、彼らはあえてロックに聴こえるような、民族楽器ならではの奏法で演奏をしていると思います。だからロックに聴こえますし、とどめに歪んだエレキギターも被せてきます。一応彼らは民族音楽とオルタナの融合と唱えていますが、私にはプログレッシヴロックに聴こえます。変拍子も絡んできますし、プログレはジャズやクラシック以外にも民族音楽、特にケルトからの導入部分もあったと思います。

何と言ってもレッドツェッペリンはハードロックでありながらもケルトからの影響を大胆に導入していた事から、ロックと民族音楽の蜜月な関係はあったのです。しかし、民族音楽側からロックへのアプローチは少なかったと思います。そういう部分に焦点を当てたのがこのバンドであり、本来はロックミュージシャンなのが、民族楽器を手にして演奏しているような、そんな革新的なバンドなのだと思います。

Senhora Da Azenha
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[20221112]

Espanta Espíritos
(1998/07/14)

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2004年のアルバムです。どこの民族音楽というわけではありませんが、オリジナルで民族音楽風な楽曲を作っているので、無国籍のようでいて、どこかで聴いたようなフォルクローレのような民族音楽を展開しています。その解釈がとてもクレバーで、音楽を分解して構造上を理解しているが故のアレンジを展開しています。

1. Sansorgui
2. Orubamba
3. Rosa De Lava
4. Zahrany
5. Nangbar
6. Mìura
7. Dazambra
8. Naty
9. Na Sei

民族音楽風な楽曲なのに、演奏はまるでロックやジャズを演奏しているような感覚で展開させています。本来、土地に根ざした民族音楽は、伝統を学ぶ段階を過ぎたベテランが集まったら、こんな演奏を楽しんでいたんだろうと想像出来るような音楽です。決まり事に固執するのは、まだ未熟な者たちへの戒めだと思います。習得者にとってはそれはとても退屈で窮屈なものでありましょう。もっと演奏能力を極めながら曲を発展させていくジャズのような感覚って、太古からあったと想像出来ます。

修行僧がいるように、武術を極めるように、音楽を極める者にとって、ジャズ的な感覚って、紀元前からあったと思います。現代故に、民族音楽はそんな自由に演奏するべきではないと思っていると、窮屈なものになりがちです。そうでなく、自由に自分たちの演奏を楽しむ手段としての民族音楽があってしかるべきであり、それが出来るバンドと言う事で、着眼点が素晴らしいバンドだと思います。

Sansorgui
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[20221112]

SAMARQA59618949

「Isoyama / SAMARQAND」をEggsで聴こう。ブリットポップなディープハウス https://t.co/PSUzPJ14mQ #eggsmu #nowplaying #rock #britpop #deephouse #electronica #soul @SAMARQA59618949
11-11 00:17


[20221111]

Dazkarieh
(1998/07/14)

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ポルトガルのバンドDazkariehの2002年のファーストアルバムです。民族音楽をオルタナ、プログレな感覚で演奏するロックバンドです。メンバーは女性ボーカルのJoana Negrão、Rui Rodrigues、João Campos、Vasco Ribeiro Casaisの四人組です。楽器は民族楽器による演奏なので、ロックバンドなサウンドではありませんが、フィーリング的にロックな感じで演奏しています。

1. Abour Safar
2. Kriamideah I
3. Kriamideah II
4. Kriamideah III
5. Elgtue
6. Gherunaai
7. Troligh Oljighil I
8. Troligh Oljighil II
9. Miafarê Boi
10. Cly

ドラムでゃ無く、アフリカ系、アラビア系のパーカッションでリズムを構成、その他にも民族楽器のみの演奏に徹しているので、エレクトリックなサウンドはありませんが、感覚的にロック、プログレの感覚を持って演奏していますから、普通に民族音楽をやっているような感じとは一味違います。ミックズダウンな編集がロック的というのもあるかもしれません。

出来上がったサウンドはまるでアコースティックエスニックプログレなのです。プログレバンドが中世的な音楽を演奏しているような感覚です。音の使い方もロック的なのです。アルペジオやドローン系なサウンドはまるで電子音を使っているような感覚です。アルバム構成も組曲的な流れを持っています。古くからプログレに親しんでいる人なら馴染める音楽だと思います。

Abour Safar
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