66年のアルバムです。こちらはイギリス盤なので、オリジナルアルバムになります。プロデュースはTom Wilsonになっています。オリジナル曲はYou're on My Mindだけで後はカバー曲ばかりになりますが、かなりビートポップな楽曲が増えてきています。ソウルフルでヘヴィーな曲も似合いますが、軽快なビートポップスが時代的には売れていたので、その方向性を強めに出しています。
1. One Monkey Don't Stop No Show 2. Maudie 3. Outcast 4. Sweet Little Sixteen 5. You're On My Mind 6. Clapping 7. Gin House Blues 8. Squeeze Her - Tease Her 9. What Am I Living For 10. I Put A Spell On You 11. That's All I Am To You 12. She'll Return It
65年のアルバムです。Animal Tracksのアメリカ盤です。イギリス盤と少しダブっていますが、ほとんど違う内容になっています。というのも、シングルのみでの曲を入れているので、ベスト的な内容になっているのです。Barry Mannによる彼らの初期のオリジナルでの代表曲We Gotta Get Out Of This Placeが入っています。この頃から反戦の歌を歌うようになっています。そして朝日のあたる家と同じく、初期の彼らのカバーですが代表曲Don't Let Me Be Misunderstoodが入っています。放題は悲しき願いで、日本でも尾藤イサオがカバーして親しまれています。
1. We Gotta Get Out Of This Place 2. Take It Easy Baby 3. Bring It On Home To Me 4. The Story Of Bo Diddley 5. Don't Let Me Be Misunderstood 6. I Can't Believe It 7. Club A-Go-Go 8. Roberta 9. Bury My Body 10. For Miss Caulker
I Can't Believe ItやClub A-Go-Goオリジナル曲も増えてきました。シングルだけの曲はベストアルバムでしか聴けないので、このアメリカ盤も重要な役割を果たしています。イギリスよりも人口がアメリカで売れる事は大きくて、ビートルズ、ストーンズはアメリカ進出に成功しましたので、後に続くバンドも必須項目となっていました。ロックバンドがオリジナル曲を書いて売れるという、それまでになかった商法を築いたという点でもビートルスの功績は大きく、後に続くバンドの手本となっていましたから、こういう売り方をしていたのでしょう。アルバムコレクターとしてはややこしい事この上ないです。