68年のアルバムでEric Burdon & The Animalsとしては最後の作品になります。この年に3作品もリリースしています。そしてこのアルバムはアナログ盤で2枚組という大容量になっています。曲が長くなっているのです。メンバー変更もあり、Zoot Money がベースとオルガンで残りました。そして新しくギタリストでAndy Summersが参加します。彼のプロフィールにもとアニマルズとありますが、この作品への参加があったからですが、すぐにバンドは解散となります。そしてカンタベリーシーンの重鎮Robert Wyattがコーラスで参加しています。Soft Machineはデビューしたばかりの時期なので、まだ無名だったと思います。
1. River Deep Mountain High 2. I'm An Animal 3. I'm Dying (Or Am I) 4. Ring Of Fire 5. Colored Rain 6. To Love Somebody 7. As The Years Go Passing By 8. Madman 9. Gemini
ティナターナーのRiver Deep Mountain High、ビー・ジーズのカバーTo Love Somebody、トラフィックのカバーColored Rainなど、カバー曲が増えていますが、自分達のスタイルに昇華させているのは流石です。ジョニーキャッシュのRing of Fireなど、これまではカバーされていなかったジャンルにも挑戦するなど、新たな試みが始まっていますが、Eric Burdon に別に新たなアイデアがあったようなので、The Animalsとしての活動はここまでになります。このサイケの時代も短いですが、この時代を代表する存在として爪痕を残しています。
68年のアルバムです。これはアメリカでのみのリリースでしたが、他のアルバムとダブる曲が無く、これも正式な作品の一つだとカウントされていいと思います。Zoot Moneyがオルガンで参加しており、New York 1963 - America 1968の作曲にも携わっています。ベースのDanny McCullochとギターのVic Briggsは録音には参加していますが、この後解雇されます。早くもメンバーチェンジが行われます。
1. White Houses 2. Uppers And Downers 3. Serenade To A Sweet Lady 4. The Immigrant Lad 5. Year Of The Guru 6. St. James Infirmary 7. New York 1963 - America 1968