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[20230731]

Just Good Old Rock And Roll
(1998/07/14)

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69年のアルバムで、オリジナルのThe Electric Prunesにとっては最後の作品になっています。前作、前々作がメンバーが不在に近い内容だったので、このアルバムではメンバーによる楽曲をメンバーによって演奏させるという、本来の形に戻しました。Old Rock And Rollというタイトルは同時期にBlue CheerがリリースしていたNew! Improved!という作品に対比させただけで、古臭いロックンロールを演奏しているわけではありません。

1. Sell
2. 14 Year Old Funk
3. Love Grows
4. So Many People To Tell
5. Finders Keepers, Losers Weepers
6. Giant Sunhorse
7. Violent Rose
8. Thorjon
9. Silver Passion Mine
10. Tracks
11. Sing To Me

当時アメリカではハードロック的なバンドも産声出していて、James GangやCactus、イギリスのFoghatなどに影響を与えるようなブギースタイルのロックンロールになっています。もうサイケデリックな雰囲気はありません。派手なサイケから地味なサザンロックなどのレイドバックしたロックへ変化していた時代とも違う雰囲気ですが、散々プロダクションに好きなようにやられていたバンドが最後に好きなように演奏している作品になっています。

ステッペンウルフのような泥臭い感じのハードロックスタイルの曲もあり、このまま70年代も乗りこなせそうでしたが、バンドはこの後解散しました。後に再結成ブームの中、このバンドも再結成されますが、完全なオリジナルメンバーでの再結成は叶わず、昔はさほど正当な評価を受けていなかったが、後にマニアから再評価されて、居心地のいい感じでライブもこなせるようになりました。アルバムタイトルはいただけませんが、ステッペンウルフファンとか好きそうな内容になっています。

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[20230730]

Release Of An Oath
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。前作同様David Axelrodが作曲した宗教音楽とロックを融合した作品になっています。プロデューサーのDavid Hassingerにバンド名のThe Electric Prunesを使用する権利があった為、バンドメンバーがほとんど参加していないにも関わらず、The Electric Prunesの作品としてリリースされています。なので、The Electric Prunesファンにとっては冒涜的な作品になっているにも関わらず、その音楽性の完成度の高さゆえに不問とされています。

1. Kol Nidre
2. Holy Are You
3. General Confessional
4. Individual Confessional
5. Our Father, Our King
6. The Adoration
7. Closing Hymn

前作ではミサの合唱が多用されていましたが、今回はより宗教音楽的な技法とサイケデリックロックが融合されています。この後、多くのプログレバンドがオーケストラとの共演を好むようになりますが、それに先駆けた内容になっています。これがバンドメンバーも参加していれば、もっと価値が上がっているはずなのですが、演奏力というか、楽譜を読めるかどうかという問題で参加出来ていません。

2作続けて音楽的に完成度の高いものになっていますが、バンドメンバーが関わっていないという不幸な作品になっています。プロダクションが絶対的な権利を持っていたアメリカらしい作品であり、よくある事ではありますが、ロックバンドでここまでやられるのは屈辱的としか言いようがありません。彼らの演奏力なら、問題なく演奏出来そうでありますが、楽譜が読めないから、曲を覚えるのに時間がかかるから、セッションミュージシャンに演奏させるという恐ろしい指示が出されています。でも、それだけ素晴らしい内容になっているのも否定出来ません。

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[20230730]

Mass In F Minor
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。David Axelrodによって書かれたミサ音楽サイケデリックを融合させたロックオペラなコンセプトのアルバムです。バンドの演奏能力を遥かに超えた演奏が求められていて、レコーディングに参加出来たのはボーカルのJames Loweと楽譜が読めたベースのMark TulinとドラムのMichael "Quint" Weakleyだけでした。それでも大きなプロダクションとしてこの作品をThe Electric Prunesの作品として売り出しました。

1. Kyrie Eleison
2. Gloria
3. Credo
4. Sanctus
5. Benedictus
6. Agnus Dei

参加出来ていないメンバーの分はカナダのバンドThe Collectorsがサポート演奏しています。それにオーケストラ、合唱が加わった、実に野心的な作品となっています。バンドとしての演奏を重視するよりも、このコンセプトを完成させるという強い思いが、バンドとマネージメントの溝を深めていく事になります。それより、誰よりも早くロックオペラというコンセプトを打ち出している事に注目したいです。キンクスよりも、フーよりもこのバンドが先んじています。

激しいファズギターとミサの部分の対比が面白いのですが、ファズギターはThe Collectorsによる演奏という事になります。後にバンドはライブでこの作品を演奏する事になりますが、大惨事になっていたという事です。オーヴァプロデュースという事になりますが、プロデューサーとしては作品の完成度が優先であり、それだけの内容に仕上がっています。なので問題なくこのアルバムロックの歴史的な作品として認識されるべきなのであります。

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[20230729]

Underground
(1998/07/14)

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67年のアルバムです。オリジナルメンバーでの作品としてレコーディングされた作品はこれが最後になります。プロデューサーのDavid Hassingerがあまり熱心にこのレコーディングに関わらなかった事から、メンバーは自由にレコーディングする事が出来、より彼らがやりたかった事が実現出来ました。Dr. Do-GoodとThe Great Banana Hoaxのシングルヒットもあり、そこそこの売り上げをあげました。

1. The Great Banana Hoax
2. Children Of Rain
3. Wind-Up Toys
4. Antique Doll
5. It's Not Fair
6. I Happen To Love You
7. Dr. Do-Good
8. I
9. Hideaway
10. Big City
11. Capt. Glory
12. Long Day's Flight

ドラムのPreston Ritterが音楽的な相違から脱退し、Michael "Quint" Weakleyが加入。James "Weasel" Spagnolaは健康的な問題で脱退。新メンバーを加えて活動は再開しますが、次回作の制作途中でバンドは解散となっていきます。マネージメントやプロデューサーとのやりとりで健全的に活動出来なかった不運のバンドだったと思います。しかし、音楽的な野心はきちんと作品に反映されていて、後にサイケデリックの再発掘の流れで再評価されていきます。

Gerry GoffinとCarole KingのコンビによるI Happen to Love Youがありますが、他はほとんどメンバーによって書かれたオリジナル曲になります。まだアートロックとまではいきませんが、そうした流れを予感させるような内容になっています。単なるドラッグカルチャーによるサイケデリックロックではなく、創造性としての音楽を追求した作品になっていますし、この後もそうした物を目指すようになっていきます。

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[20230729]

The Electric Prunes
(1998/07/14)

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アメリカは西海岸、L.A.で結成されたThe Electric Prunesの67年のデビューアルバムです。サイケデリックにもビートルズ派とストーンズ派があるのかは明確ではありません。ストーンズもビートルズに右になれ、していたに過ぎません。しかし、このバンドは明らかにストーンズ派と言っていいでしょう。ビートルズのようなポップさというより、ビートロックを強調したサイケデリックロックになっています。

1. I Had Too Much To Dream (Last Night)
2. Bangles
3. Onie
4. Are You Lovin' Me More (But Enjoying It Less)
5. Train For Tomorrow
6. Sold To The Highest Bidder
7. Get Me To The World On Time
8. About A Quarter To Nine
9. The King Is In The Counting House
10. Luvin'
11. Try Me On For Size
12. Tunerville Trolley

フリーフォームなガレージ・ミュージックというコンセプトで始まったバンドで、メンバーはリードボーカルとギターのJames Lowe、リードギターのKen Williams、リズムギターのJames "Weasel" Spagnola、ベースのMark Tulin、ドラムのPreston Ritterの5人組です。バンドメンバーとは別にソングライターとしてNancie MantzとAnnette Tuckerのコンビが用意されていて、プロデューサーはDavid Hassingerです。かなり用意周到に準備されたバンドのようで、最初からカバー曲は少なめで、メンバーによる作品も多くあります。

彼らもVox社と広告契約していたようで、Vox社のエフェクターを存分に仕えていたようです。それによってサイケデリックなサウンドメイキング、アレンジもかなり濃密に作り込まれています。ファーストアルバムとしてはかなり完成度の高い作品となっています。しかし、フリーフォームなガレージ・ミュージックというコンセプトからすると、バンドとしての自由度は少なく、メンバーは不満を抱えていました。しかし、シングルカットされたI Had Too Much to Dream (Last Night)もGet Me to the World on Timeも大ヒットして、バンドとしてはまずまずの安泰なデビューとなっています。

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[20230728]

We Love You Whoever You Are
(1998/07/14)

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75年のアルバムで、残っていたMichael Tegzはメンバーを補強しながら、バンド名をLoveCraftからLove Craftへと改名して、実質、これがH. P. Lovecraftからの流れとしての最後の作品となりました。オリジナルメンバーはMichael Tegzだけなので、ほぼ違うバンドになっていて、時代的にも音楽性は大きく変わっていて、サザンファンクな要素が加わったサザンロックになっています。

1. We Love You (Whoever You Are)
2. Nora
3. I Feel Better
4. Your Smile
5. Ain't Gettin' None
6. Monumental Movement
7. The Hook
8. Flight

パーカッションも担当する女性シンガーLalomie Washburnがほぼリードシンガーを務めています。時はクロスオーヴァー、ライトフュージョンが流行しており、サザンロックとファンクが融合した泥臭い感じのフュージョンスタイルになっている感じです。シンセサイザーも多用するなど、時代を感じさせる構成になっています。ただし、北部ではもっと洗練したディスコスタイルになり始めている頃ですので、サザンな南部の泥臭さ出ているのが特徴と言えます。

アメリカも広いですから、地域によって流行も違いがあります。70年代初期なら、こうした泥臭い感じのフュージョンファンクも流行っていたと思いますが、75年にもなると、少し時代遅れな感じもありますが、まだこんな雰囲気のバンドはいました。なので、彼らとしては革新的な音楽をやっているつもりでも、もう田舎臭い感じになっている事に気付いて、バンドは解散したのかもしれません。エドガーウィンターもこんな雰囲気の音楽は得意としていましたので、地域的にはまだ大丈夫なところもあったのかもしれません。

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[20230727]

Valley Of The Moon
(1998/07/14)

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70年のアルバムです。H.P. Lovecraftは解散しましたが、George EdwardsとMichael Tegzaがバンド名をLovecraftと短縮して再スタートを切りますが、このアルバムの制作を前にGeorge Edwardsは脱退してしまいます。オリジナルメンバーはMichael Tegzaだけで、後はギターのJim Donlinger、キーボードのMarty Grebb、ベースのMichael Been で、オリジナルメンバーはMichael Tegzaだけとなっています。

1. We Can All Have It Together
2. Brother I Wonder
3. Love Has Come To Me
4. Will I Know When My Time Comes
5. Two Step Tussle
6. Take Me By The Hand
7. Lady Come Softly
8. The Dawn
9. Never Gonna Go Back
10. Dear
11. Hopefully We'll All Remain Together

70年になっていますので、もうサイケな曲はやっていません。当時のアメリカで流行っていのはサザンロックであり、フォークロック、カントリーロックの雰囲気があるものが人気がありました。それはイギリスにも飛び火しています。なので、もうH.P. Lovecraftの新しいプロジェクトというよりは、新しいバンドとして認識するべき存在となっています。

バンドとしては結構演奏力があり、サザンロックなアレンジなのですが、フュージョン的なソロ演奏を展開していく流れが逞しくもあります。当時のアメリカのスタジオミュージシャンはフュージョン的な演奏が出来る事が好まれていましたが、カントリー系のプレイも得意とする傾向もあり、後にスタジオミュージシャンだけで結成されるスタッフというバンドはフュージョン的な洗練された雰囲気の中にカントリー的な要素をふんだんに混じり合わせていました。なので、このバンドも、フュージョン的な雰囲気とサザンロックを融合させるという、先を行く音楽性を身につけていたという事で、重要視すべき作品になっていると思います。

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[20230726]

H.P. Lovecraft II
(1998/07/14)

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68年のアルバムで、H.P. Lovecraft名義では最後の作品となります。フォークロックとサイケデリックの融合という事で、前作よりもよりサイケデリック作品としての完成度を高めましたが、さほど売上としては伸びませんでした。メンバー全員がLSDを使用しながらのレコーディングを行った、最初のメジャーレーベルでの作品と言われています。LSDはドラッグの中でもより幻覚症状が強く出ますので、その体験から作り出された幻想的な作品となっています。

1. Spin, Spin, Spin
2. It's About Time
3. Blue Jack Of Diamonds
4. Electrallentando
5. At The Mountains Of Madness
6. Mobius Trip
7. High Flying Bird
8. Nothing's Boy
9. Keeper Of The Keys

幻想的と言っても、作曲自体は正常な時に行われていると思われますので、ちゃんとした曲が演奏されています。エフェクト処理におけるものが幻想的と言えますので、別にLSDを使用しなくてもこういう音楽は作り出せるというのが、現在での見解となっています。ただ、当時としてはまだ未知数のスタイルでしたので、ドラッグに頼っている部分は致し方なかったのかとも思われます。ミュージシャンにおけるドラッグの歴史は、アメリカにおいて、黒人の暴動が多発していたので、FBIが黒人達にドラッグをばらまいていて、ダメな人間にしようとしていたと言われています。なので、まずジャズメンの間でドラッグが蔓延していきます。やがて、それがロック界でも当たり前となっていくのでした。

特にフラワームーヴメントにおいて、ヒッピー達は自由を得る為にドラッグを使用していたようです。フリーセックス、ロングヘアーという、文明に逆行するような、精神性を重んじていましたが、それによって政治的な圧力を受けていたという事実に気づき始め、薬物に頼らない方向性に向かっていく事になります。メンバー全員がLSDを使用したとか、関係ないくらいに、正常な演奏が展開されていると思います。ただ、即興的な演奏においては、そうした薬物に頼っていたと思われます。

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[20230725]

H.P. Lovecraft
(1998/07/14)

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アメリカのサイケデリックバンドH.P. Lovecraftの67年のファーストアルバムです。怪奇小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトから名付けられたバンド名で、彼の不気味な小説の文章から影響を受けた歌詞を書いています。メンバーは元フォークシンガーでギターとボーカルのGeorge Edwardsを中心にクラシックの教養があるキーボードとボーカルのDave Michaels、ベースのJerry McGeorge、リードギターのTony Cavallari、ドラムのMichael Tegza の5人組です。

1. Wayfaring Stranger
2. Let's Get Together
3. I've Been Wrong Before
4. The Drifter
5. That's The Bag I'm In
6. The White Ship
7. Country Boy & Bleeker Street
8. The Time Machine
9. That's How Much I Love You, Baby (More Or Less)
10. Gloria Patria

プロデュースはGeorge Badonskyで、ファーストアルバムにして、既に多くのオリジナル曲を用意しています。不気味な歌詞に見合った曲をつけたらサイケデリックな作品になっていたという感じでしょうか。シカゴで結成されたバンドですが、当時のサイケデリックのメッカである、ウェストコーストのサンフランシスコへ拠点を移して活動していきます。オルガンの使い方が特徴的にサイケな雰囲気を作り出しています。

George Edwardsによるフォークロック的な要素と、Dave Michaels によるクラシカルな要素がサイケデリックな雰囲気をまといながら、ファーストアルバムでありながら、しっかりとバンドの個性を主張した作品に仕上げています。The Time Machineではサーカス音楽のようなアレンジで、やりたい音楽が明確で、それを実現する為の演奏力もしっかりと備わっています。最初っからベテランの貫禄を感じさせるような内容になっています。

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[20230724]

優勝は最後まで混迷していました。中日までトップだった錦木は10勝止まり、新入幕の伯桜鵬が千秋楽まで優勝候補となり、新入幕初優勝の快挙となるところでしたが、豊昇龍に敗れ、豊昇龍が北勝富士と優勝決定戦となり、どちらも初優勝がかかっていましたが、豊昇龍が勝って、初優勝、大関昇進を決定づけました。来場所も連続優勝すれば、そのまま横綱になれる可能性も秘めています。大関にとどまらない決意が必要です。大関でもたついていると、横綱への道は、そのまま遠ざかっていきます。

幕内上位の成績
照ノ富士 1勝3敗11休
霧島 6勝7敗2休
豊昇龍 12勝3敗 優勝
大栄翔 9勝6敗
若元春 9勝6敗
琴ノ若 11勝4敗
阿炎 6勝9敗
錦木 10勝5敗
翔猿 9勝6敗
正代 6勝9敗
御嶽海 3勝12敗
翠富士 4勝11敗
明生 8勝7敗
朝乃山 8勝4敗3休
宇良 7勝8敗
平戸海 5勝10敗
阿武咲 6勝9敗
北青鵬 5勝10敗
王鵬 6勝9敗


大栄翔と若元春はせっかく3場所連続二桁がかかっていましたが、後1勝が届かず、また振り出しに戻りました。その代わりに小結の琴ノ若が二桁勝ったので、大関とりの始まりとなります。休場から出場してきた霧島は勝ち越しならず、来場所は角番となります。途中休場して戻ってきた朝乃山は勝ち越し成功しました。北青鵬は初の負け越しとなりました。千秋楽には背の低い翠富士にぶん投げられるという屈辱も味わっています。何がダメなのか、ちゃんと一つ一つ解決していかなければ上へは目指せません。

同じ部屋の伯桜鵬はまだ髷がゆえていませんが、11勝4敗で敢闘賞と技能賞を受賞するという快挙です。肩のテーピング取れたら、もっと凄い事になりそうです。もう一人の新入幕豪ノ山と湘南乃海どちらもは10勝5敗で敢闘賞受賞。こちらも凄いです。凄い若手が勢いを持っていますから、来場所からも白熱した相撲が楽しめそうです。

千秋楽幕内全取組
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[20230723]

Markley, A Group
(1998/07/14)

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70年のアルバムで、最後の作品となりました。最後にしてバンド名を変えるという変則技を使って、Markley, A Groupとしてリリースしましたが、正式にThe West Coast Pop Art Experimental Bandの最後の作品となっています。Bob MarkleyとベースのShaun Harrisにyいおるプロデュースになっています。完全にサイケデリックを卒業して、以前のようなフォークロックな曲を作り、レイドバックブームに寄せています。

1. Booker T & His Electric Shock
2. Next Plane To The Sun
3. Roger The Rocket Ship
4. Elegant Ellen
5. Little Ruby Rain
6. Message For Miniature
7. Sarah The Sad Spirit
8. Truck Stop
9. Zoom! Zoom! Zoom!
10. Sweet Lady Eleven
11. The Magic Cat
12. Outside / Inside

サイケデリックという鎧を脱いでも、バーズ並みにいい曲を書けるポップセンスが光っています。それだけの実力をつけたにも関わらず、世間的には売り上げがともなわなくなり、この後バンドは解散となります。サマーオブラブの熱を冷ますように、時代はカントリーロックなどのレイドバックしたサウンドが好まれていました。当時の大物バンドが打ち合わせたかのように、揃ってカントリー調の作品を作っています。ディストーションサウンドを生み出したクラプトンに右になれをしていたのが、薬物から復帰したクラプトンがレイドバックした事に影響されていたようです。

新しいバンドはハードロック、プログレへの道を進みますが、それには演奏力が必要でしたので、そこまでの体力がないバンドはレイドバックし、カントリーロックか、フォークロックを好んでいました。そんな新しいスタイルにもきちんと適応しています。そして素晴らしい曲を書いています。なのに、売れなかった事でかなり過小評価されています。しかし、このバンドが時代に与えた影響力はかなりのものだったと、後のバンド達が証明しています。ロックの歴史を知る上では外せない存在でありました。

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[20230723]

Where's My Daddy?
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。これまでどおりJimmy BowenとBob Markleyのこんびによるプロデュースですが、もうサイケな装飾は省くようになっています。敏感な人ならビートルズのホワイトアルバムが出た時点で、サイケの時代は終わったと悟るべきでしょう。しかし、レコード会社的にそうなれなかった部分もあると思いますが、自分達で好きにレコーディング出来る彼らはいち早くサイケはやめて、新しい時代、カントリーロック、サザンロックに適応しようとしています。
元々フォークロックが得意だったので、これはかなり成功して、いい曲を書いていると思います。しかし、サイケを求めているファンには通用せず売れませんでした。

1. Where's My Daddy
2. Where Money Rules Everything
3. Hup Two! Hup Two!
4. My Dog Back Home
5. Give Me Your Lovething
6. Outside/Inside
7. Everyone's Innocent Daughter
8. Free As a Bird
9. Not One Bummer
10. Have You Met My Pet Pig
11. Coming Of Age In L.A.
12. Two People

同じようにサイケはやめて、カントリーロックなどのレイドバックな作品を作ろうとしたビートルズは、彼ららしいポップさに欠けていたレットイットビーを一旦お蔵入りにします。ビートルズは最終的に集中力に欠けていた事もあり、成功しませんでした。しかし、このバンドはどうでしょう。売り上げは奮いませんでしたが、見事に素晴らしいレイドバック作品を作り出しています。

Poor Pattyというホームレスの女の子がサマーオブラブの後のロサンゼルスを巡る彼女の旅についてのコンセプトアルバムとなっています。殴打され、レイプされ、それを起訴しようとする壮絶な物語になっていきます。フラワームーヴメント、サマーオブラブが終焉を迎えている事を予感させる内容になっています。シングカットされたFree As a Birdも素晴らしい曲に仕上がっていますが、なぜか売れませんでした。人々はまだ夢の中にいたのかもしれません。

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[20230722]

Vol. 3: A Child's Guide To Good And Evil
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。前作同様Jimmy BowenとBob Markleyでプロデュースされています。Danny Harrisが鬱になり脱退し、トリオ編成になっていますが、これまで以上にポップで素晴らしい楽曲を書き上げています。サイケデリックなアレンジも素晴らしいですが、アコースティック楽器の見事な構成もあり、普通にポップアルバムとしても素晴らしい曲が揃っています。ドラムはJim GordonやHal Blaineがサポートで叩いてくれています。

1. Eighteen Is Over The Hill
2. In The Country
3. Ritual #1
4. Our Drummer Always Plays In The Nude
5. As The World Rises And Falls
6. Until The Poorest People Have Money To Spend
7. Watch Yourself
8. A Child's Guide To Good And Evil
9. Ritual #2
10. A Child Of A Few Hours Is Burning To Death
11. As Kind As Summer
12. Anniversary Of World War III

Voxなどのメーカーをスポンサーとしていた事から、当時最新のエフェクターを自由に使う事が出来たので、サウンドメイキングもユニークなサウンドを作り上げています。4トラックとは思えないほどに、様々な音色の楽器が鳴っています。なので、サイケな作品を作るのは容易だったと思いますが、これだけ素晴らしい曲を作れた事が、このバンドの強みだったと思います。既にツェッペリン級のアイデア詰まっています。それなのに当時も現在も結構なほどに過小評価されていると思います。

公表されていませんが、ジミー・ペイジはこのアルバムから結構影響を受けていると思われます。後のツェッペリンに使われるアレンジのアイデアが潜んでいるのです。セッションギタリストだったジミー・ペイジにとって、この時代の作品は大いに研究していたと思いますが、ハードロックにしろ、プログレにしろ、アートロックとサイケデリックの間に作り上げられた、彼らの最高傑作アルバムです。歴史的名盤といって差し支えありません。
Eighteen Is Over The Hill
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[20230722]

Vol. 2
(1998/07/14)

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67年のアルバムです。初めて全曲自分達で作曲しています。プロデュースはJimmy Bowenも加わっていますが、ほぼBob Markleyがイニシアティブを握り、Bob MarkleyとShaun Harrisの二人で曲が作られています。なので、これまでとは違う雰囲気ではありますが、このバンドの個性というか、雰囲気が形成され始めた作品になっていると思います。青と、ギターのDanny HarrisとRon Morganが加わっていますが、ジャケットからはまだトリオ編成のままになっているようです。

1. In The Arena
2. Suppose They Give A War And No One Comes
3. Buddha
4. Smell Of Incense
5. Overture - WCPAEB Part II
6. Queen Nymphet
7. Unfree Child
8. Carte Blanche
9. Delicate Fawn
10. Tracy Had A Hard Day Sunday

サージェントペッパーがリリースされた後の作品になりますし、アメリカにはビートルズに影響を与えたフランクザッパもいますし、ロックがより芸術的な意思表示を示し始めた時代でありましたので、その刺激はこの作品のいたるところに現れています。ジミヘンが登場したのもこの年であり、それよりも早く、フィードバックサウンドを得意としていた彼らにとっては、強力な味方が現れた事になりますが、それよりも、もっとビートルズ的な表現になっているでしょうか。

別に録音したコーラスワークを重ね合わせたりと、ソフトロック的な表現はアメリカ的とも言えます。それがサイケな表現として効果的に使われているというのもBob Markleyの手腕によるものでしょうか。サードアルバムなのにVol. 2というタイトルも不思議ですが、この?な事がサイケの時代には多く、理屈で説明出来ない、それこそがロックだったし、それを無理に理論づけするのも野暮な事であり、この時代に比べて、現在がいかに野暮な社会になっているか、ロックっていまだに市民権を得ていないと思っているのは私だけでしょうか。

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[20230721]

Part One
(1998/07/14)

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67年のアルバムです。メンバーが増えており、もう一人のギターとしてRon Morgan、ベースのShaun Harris、ドラムのJohn Wareが正式メンバーとなり、6人組になりました。カバー曲はありませんが、様々なアーティストから楽曲を提供されています。Frank Zappa、P. F. Sloan、Baker Knight、Van Dyke Parksという豪華陣です。プロデュースはJimmy BowenとBob Markleyがかなりバンドを仕切るようになっています。

1. Shifting Sands
2. I Won't Hurt You
3. 1906
4. Help, I'm A Rock
5. Will You Walk With Me
6. Transparent Day
7. Leiyla
8. Here's Where You Belong
9. If You Want This Love
10. 'Scuse Me, Miss Rose
11. High Coin

フォーク調でサイケなアレンジ、これこそサイケデリックポップであります。もうビートグループのような雰囲気ではありません。フラワームーヴメントのメッカ、ウェストコーストを代表するようなサイケバンドとしての頭角を現してきました。ドラッギーなアシッド感というよりはドリーミーなソフトロックという感じになっています。これがアメリカンサイケの特徴とも言えます。

ロック調のオリジナル曲Leiylaでは、ファーストアルバムのようなフィードバックによるハウリングのようなサウンドと違う演奏をつなぎ合わせるという、スタジオ技術を駆使しています。当時は4トラックテープでの録音でしょうから、かなり苦労してテープをつなぎ合わせていたと思われます。現在のようなデジタル環境なら簡単な事も、アナログなテープフォーマットでのレコーディング環境では、相当綿密に工程を重ねないといけません。そうした苦労によって、珠玉のサイケデリックサウンドが出来上がっています。

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[20230720]

Volume 1
(1998/07/14)

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アメリカのバンドThe West Coast Pop Art Experimental Bandの66年のファーストアルバムです。ほぼカバー曲のみで完成された作品で、前衛的な演奏もありますが、まだサイケというよりフォークロックやビートポップバンドのようであります。メンバーはベースのShaun Harris、ギターがDanny HarrisとMichael Lloydのトリオ編成にバックボーカルでBob Markleyが加わった編成になっています。まだドラムは正式メンバーはいませんでした。

1. Something You Got
2. Work Song
3. Louie, Louie
4. Don't Break My Balloon
5. You Really Got Me
6. Don't Let Anything!!! Stand In Your Way
7. I Won't Hurt You
8. If You Want This Love
9. Insanity
10. It's All Over Now, Baby Blue
11. She Belongs To Me

Bob Markleyは石油王の養子として育ち、ロスのプレイボーイとして裕福に暮らしていましたが、ヤードバーズのようなバンドに憧れ、多額の出資をしてこのバンドに加わり、レコード契約に結びつけます。なので、まだカバー曲しかレパートリーはありませんが、バンドでのプロデュースでのデビューとなりました。当時のブームはビートルズではなく、アメリカのバーズが作り出していました。フォークロック、サイケデリックロック、ラーガロック、スペースロック、カントリーロック、時代のほとんどのブームを作り出していたのはバーズでした。勿論バーズはビートルズの影響を受けているので、元はビートルズ発信なのですが、ジャンル分けして売り出していたのはバーズです。

そのバーズっぽいフォークロックスタイルに近い感じで、ディランのカバーが多めに入っています。オリジナル曲も数曲入っていますが、まだサイケというよりバーズのようなフォークロックになっています。サイケはウェストコーストで発生していますから、ロスを拠点としていた彼らは、この後、時代の波に飲み込まれていきます。野心的なBob Markleyが金に物言わせてバンドは肥大化していくのでした。

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[20230719]

Tooth, Fang & Claw
(1998/07/14)

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74年のアルバムでThe Amboy Dukes最後の作品となります。リードボーカルだったAndy Jezowskiはバッキングボーカルという扱いになり、Ted Nugent がリードボーカルを取り、キーボードのGabriel Magnoが脱退したので、ほぼトリオ編成でのレコーディングで、Ted Nugent をストレートにフューチャーしたハードロック作品になっています。

1. Lady Luck
2. Living In The Woods
3. Hibernation
4. Free Flight
5. Maybelline
6. The Great White Buffalo
7. Sasha
8. No Holds Barred

チャックベリーのMaybellineのカバー以外は全てTed Nugentが曲を書き、ベースのRob Grangeがアレンジでサポートしています。サイケデリックバンドとしてのThe Amboy Dukesというバンドは完全にハードロックバンドへと進化しました。よりもっとハードロックのスタイルを拡充する為に、Ted Nugentはこの後ソロで活動し、第二期ハードロックブームの最中、大成功を収めていきます。長々とソロを展開していく、第一期ハードロックとは違って、コンパクトでポップなハードロックが主流になっていきます。

クィーンのファーストアルバムのライナーノーツでは大貫憲章は滅ぼうとしているブリティッシュハードロックを不死鳥と蘇らせる救世主と紹介しました。日本では女性ファンを中心に売れていきますが、イギリスでは鳴かず飛ばずでした。そしてエアロスミスとキッスがヒット作品を連発するようになって、第二期ハードロックブームの御三家となっていきます。そんな中、ソロ活動を始めたTed Nugentは、そのライブパフォーマンスも話題となり、大成功を収めていきます。そんな成功を予感させるような内容になっています。

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[20230718]

Call Of The Wild
(1998/07/14)

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73年のアルバムです。Ted Nugent and the Amboy Dukes名義になってから初めてのスタジオ作品となっています。リードボーカルにAndy Jezowskiが加入、キーボードのAndy Solomonが脱退して、Gabriel Magnoが加入。ベースはRob Grangeになり、ドラムはVic Mastrianni になり、5人組となりました。もう完全にTed Nugentになりました。スタイルもロックンロール調のハードロックになり、その後のTed Nugentのイメージそのものとなりました。

1. Call Of The Wild
2. Sweet Revenge
3. Pony Express
4. Ain't It The Truth
5. Renegade
6. Rot Gut
7. Below The Belt
8. Cannon Balls

プロデュースはLew Futterman、曲はほとんどTed Nugent が書いていますが、ベースのRob Grangeも数曲書いています。もうサイケやプログレッシヴな曲は無く、ストレートなハードロックになっています。アメリカではハードロックは不毛とされていましたが、グランドファンクやエドガーウィンターグループ、ジョニーウィンターグループ、ラモーンズなどが成功しています。アンダーグラウンドではデトロイトロックとしてMC5やニューヨークドールズなどが、パンク予備軍として存在していました。そういう中で、アメリカンハードロックらしい作品に仕上がっています。

ソロになってからのTed Nugentは猛獣のイメージですが、そのイメージはこの頃から、アルバムジャケットなどから繋がっています。ステージではやはりフルアコのギターをトレードマークにして暴れまわるというパフォーマンスになっています。後にエアロスミスやキッスが第二期ハードロックブームを築いていきますが、このアルバムには彼らが影響を受けたであろうという箇所が多く残されています。重厚なブリティッシュロックとは違って、明るめのハードロックがアメリカンハードロックの特徴となっています。

Call Of The Wild
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[20230717]

照ノ富士が3敗して、腰痛の為休場、代わりに休場していた新大関 霧島が出場してきました。何とか勝ち越せれば角番は免れますが、2勝しか出来ていません。3三役は順調に勝ち進んでいます。しかし、照ノ富士に土をつけた錦木が好調で7勝1敗の成績で豊昇龍と並んでいます。代わりに正代と御嶽海が又やる気の無い時期にきています。

中日までの幕内上位の成績
照ノ富士 1勝3敗5休
霧島 2勝4敗2休
豊昇龍 7勝1敗
大栄翔 6勝2敗
若元春 6勝2敗
琴ノ若 5勝3敗
阿炎 4勝4敗
錦木 7勝1敗
翔猿 4勝4敗
正代 2勝6敗
御嶽海 1勝7敗
翠富士 2勝6敗
明生 4勝4敗
朝乃山 4勝4敗1休
宇良 4勝4敗
平戸海 3勝5敗
阿武咲 3勝5敗
北青鵬 4勝4敗
王鵬 3勝5敗
高安 5勝3敗
玉鷲 6勝2敗


北青鵬は立ち会いは丁寧になりましたが、その代わり、丁寧過ぎて勢いを失っています。何のために立ち会いを十分にするのか、それは相手に十分な態勢を与えず、自分が十分な態勢になる為であるという、その重要性を全然理解していないんじゃないのかと思えるくらい力の抜けた立ち会いになっています。それでも体格が優れている故に4勝は出来ていますが、もう少し考える相撲も覚えないと上にはいけないでしょう。

新入幕勢は奮闘しており、特に伯桜鵬は横綱相撲で6勝しています。まだ髷がゆえていないですが、これからが期待出来る逸材です。ベテランの宝富士が意外にも、まだまだ相撲が取れるぞという頑張りを見せています。朝乃山も休場になりましたので、優勝の行方はどうなる事でしょうか。

中日幕内全取組

[20230716]

Survival of the Fittest Live
(1998/07/14)

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71年のアルバムです。当初は片面をライブ、片面をスタジオ録音の構成にする予定でしたが、最終的にライブ音源のみでの作品になりました。新曲ばかりなので、ほぼオリジナル作品の一つとしてカウントしていいと思います。バンド名はTed Nugent And The Amboy Dukesと名乗るようになり、Ted Nugentのワンマンバンドとなっています。プロデュースもTed Nugentです。

1. Survival Of The Fittest
2. Rattle My Snake
3. Mr. Jones' Hanging Party
4. Papa's Will
5. Slidin' On
6. Prodigal Man

バンドメンバーで残っているのはキーボードのAndy Solomonだけで、ドラムはK. J. Knight、ベースはRob Ruzgaになっています。四人編成でのライブレコーディングですから、ハードロックスタイルの曲ばかりですが、それでもまだまだ、構成を複雑にしようとする傾向がうかがえます。まだサイケをひきずっているのか、なかなかストレートなハードロックにはなっていません。

Andy Solomonはサックスも吹きますし、3曲でリードボーカルも担当しています。作曲は全てTed Nugentですが、Andy Solomonがいる事で、完全なワンマンバンドにはなっていないかもしれません。リードボーカルがいない事で、演奏面に重点が置かれているのも確かで、歌を中心にしていない事で、ヒット曲にも恵まれていなかったのではないでしょうか。Ted Nugentのルックスもどんどん野獣化してきています、後はサウンド面の充実を待つばかりです。

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[20230716]

Marriage on the Rocks/Rock Bottom
(1998/07/14)

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70年のアルバムです。まず大幅なメンバーチェンジがなされました。これまでTed Nugentと同等に作曲してきたSteve Farmerと新たなヴォーカリストRusty Dayが脱退して4人組になりました。Ted Nugentがリードヴォーカルも担当して、いよいよTed Nugentのワンマンなバンドとなっていきます。それなのに、これまで以上に実験的な内容になっています。プロデューサーはこれからアメリカンハードロックを作っていくEddi Kramerです。

1. Marriage
a. Part 1: Man
b. Part 2: Woman
c. Part 3: Music
2. Breast-Fed Gator
3. Get Yer Guns
4. Non-Conformist Wilderbeast Man
5. Today's Lesson (Ladies & Gentlemen)
6. Children Of The Woods
7. Brain Games Of Yesteryear
8. The Inexhaustible Quest For The Cosmic Cabbage
a. Part 1
b. Part 2

Ted Nugentの好きなように演奏出来るバンドになったのに、4人に減ったのに、プログレッシヴな構成の楽曲作りになっています。サウンド的にはスペースロックに近い感じですが、それでもハードロックな演奏もしているので、イメージが複雑になってきて、そこが売り上げが伸びない原因だったと思います。ブリティッシュロックのようにプログレ、ハードロックなイメージだとしても、B級っぽいし、アメリカではもうサイケの時代も終わって、サザンロックが流行っていますので、このまだサイケを引きずっているような曲作りは馴染めなかったと思います。

Ted Nugentが一人で曲を書いていますが、ここまで複雑にする必要があったのか、メンバーが減った事で、かなり気合が入ったようです。ポップな曲もあり、難しい事をやっているわけではありませんが、コラージュ的に、メドレー的に組曲形式で曲を作りたがるのは、サイケの時代の遺産を引きずっています。イギリスでは当時、プログレとハードロックの区別はありませんでした。レコード会社が売りやすくする為に区別するようになったのです。なので、このような、プログレなのか、ハードロックなのかはっきりしない作品が出来上がったようです。

Marriage
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[20230715]

Migration
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。前作ほど売れませんでしたが、バンドとしてはこれまで以上に野心的に取り組んだ作品になっています。アルバムタイトル曲はTed Nugentによるインスト曲で、サイケっぽくもあり、スペースロックのようでもあり、やはり、マウンテンに影響を受けたようなオルガンアレンジがあったりと、曲の構成を複雑にしようとしています。I'm Not a Juvenile Delinquentのみがカバー曲で、後はオリジナル曲になっています。

1. Migration
2. Prodigal Man
3. For His Namesake
4. I'm Not A Juvenile Delinquent
5. Good Natured Emma
6. Inside The Outside
7. Shades Of Green And Grey
8. Curb Your Elephant
9. Loaded For Bear

Ted Nugentが書く曲はハードロックの要素がありますが、もう一人のギタリストSteve Farmerが書く曲はポップな作風になっています。この多面性がこのバンドの魅力だと思いますが、多面過ぎて、バンドとしてのイメージが定着しなかった事で、知名度が低くなっていると思います。しかし、Ted Nugentのギターサウンドはファズを使ったサイケな音もありますが、デトロイトロックらしいディストーションサウンドが聴けます。例えば、後に出てくるキッスのエースフレイリーのギターサウンドと同じ音が聴けます。

キッスはかなりデトロイトロックからの影響を受けていたと思いますので、このバンドもしっかり聴き込んでいたと思われます。リードボーカルがJohn (J.B.) DrakeからRusty Dayに代わっていますが、Ted Nugentも歌うようになっており、Rusty Dayはこの後すぐ脱退しますので、このバンドはボーカルはTed Nugentがになっていきます。そしてTed Nugentがリーダーシップを取る事で、サイケな時代からの脱却にも繋がっていきます。

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[20230715]

Journey To The Center Of The Mind
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。アルバムタイトル曲は彼らの最大のヒット曲となり、彼らの代表作品となりました。マウンテンや一時期のテンイヤーズアフターのように、サイケでブルージーなスタイルになっています。サイケデリックブルースという、サイケデリックロックの新しいスタイルを開拓した作品ともなっています。サイケからハードロックへの橋渡し的な作品とも評されています。

1. Mississippi Murderer
2. Surrender To Your Kings
3. Flight Of The Byrd
4. Scottish Tea
5. Dr. Slingshot
6. Journey To The Center Of The Mind
7. Ivory Castles
8. Why Is A Carrot More Orange Than An Orange
9. Missionary Mary
10. Death Is Life
11. Saint Philips Friend
12. I'll Prove I'm Right
13. Conclusion

Ted Nugentは彼のトレードマークとなるフルアコのギターを弾くようになっています。ファズを多用したギタープレイはブルースプレイにより深いビブラートをかけたフレージングになっており、これは後にサイケっぽくなったTen Years After に影響を与えたと思います。当時最先端だったのはクリームのようなアドリブ主体のバンドでありましたが、それよりもポップでありながら、ブルースを感じさせながらも、サイケなハードロックを演奏しています。

これはただ幻想的だったサイケデリックロックとは違った、ハードロックへとつながる新しい形の表現となっています。クリームをプロデュースしたフェリックスパッパラルディーが結成したマウンテンに近い感じです。オルガンアレンジとかはパープルへのヒントとなりますし、プログレへの可能性も見せています。ガーレジバンドの雰囲気と、サイケの時代にも適応したTed Nugent と、もう一人のギタリストSteve Farmerの才能が開花した彼らの最高傑作であります。

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[20230714]

The Amboy Dukes
(1998/07/14)

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アメリカのバンドThe Amboy Dukesの67年のアルバムです。Ted Nugentが在籍していたバンドとして有名ですが、それ以外はさほど注目されていません。プロデュースはBob Shad、メンバーはギターのTed Nugentを中心にボーカルのJohn (J.B.) Drake、もう一人のギターSteve Farmer、キーボードのRick Lober、ドラムのDave Palmer、ベースのBill Whiteの6人組です。

1. Baby Please Don't Go
2. I Feel Free
3. Young Love
4. Psalms Of Aftermath
5. Colors
6. Let's Go Get Stoned
7. Down On Philips Escalator
8. The Lovely Lady
9. Night Time
10. It's Not True
11. Gimme Love

サイケデリックバンドとして売り出されますが、Ted Nugentを中心にした構成ですので、ハードロック的な雰囲気も持っています。カバー曲とオリジナル曲は半々で、Baby, Please Don't Goがシングルカットされました。オリジナル曲ではエレクトリックシタールなどを弾いて、サイケな雰囲気を作っています。時代がそうだったら、サイケな雰囲気を出していますが、バンド自体はハードロックの要素を持っています。

後に猛獣のようなTed Nugentのパフォーマンスが有名になっていきますが、まだこの頃はビートグループのような格好をしています。しかし、もうこの頃からセミアコ系のギターを愛用しています。シカゴを中心に活動していて、やがてデトロイトを拠点にしていきます。デトロイトはモータウンもありますが、後のパンクの元祖的なバンドを排出していきます。このバンドもガレージバンド的なワイルドさが売りになっています。

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[20230713]

Mystery
(1998/07/14)

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84年のアルバムです。再結成してからの作品になります。プロデューサーがPatty Steinで、時代が時代だけに80年代サウンドになってしまっています。わざわざドラムもゲートリバーブサウンドになっていますが、ゲートリバーブはドラムサウンドを強力にするための処理なのですが、明らかにCarmine Appiceの場合は生音の方が強烈なのに、この処理によってしょぼいサウンドになってしまっています。ボンゾとCarmine Appiceはこの処理が必要ないドラマーなのに、そんな簡単な事も分からないくらい80年代という時代は麻痺していたのです。

1. Golden Age Dreams
2. Jealousy
3. Mystery
4. Under Suspicion
5. It Gets Stronger
6. Walk On By
7. My World Is Empty Without You
8. Don't Stop Now
9. Hot Blood
10. The Stranger

何度も再結成は繰り返していますが、この時期のメンバーはCarmine Appice、Tim BogertとMark Steinのオリジナルメンバーはいますが、ギターはRon Mancusoが代役になっています。J. Toadという変名でジェフベックがJealousyとMy World Is Empty Without Youに参加しています。80年代サウンドになってしまっているので、ジェフベックのギターもしょぼい扱いです。過去の大物バンドの再結成ブームというのもありましたが、あまりにもVanilla Fudgeらしくないサウンドなので、さほど売れませんでした。

Tim Bogertは亡くなっていますが、この後も再結成を繰り返しています。その度にライブアルバムやベストアルバムはリリースされています。ツェッペリンのカバーアルバムも出していますが、オリジナル作品という事では、これが最後の作品になっています。しかし、あまりにもVanilla Fudgeらしくない作品、せっかくのCarmine Appiceのドラムも死んでいます。再結成してガッカリだったバンドになっていないでしょうか。過去のヒット曲を演奏しているライブくらしか楽しめないでしょう。

Golden Age Dreams
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[20230712]

Rock & Roll
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。翌年バンドは解散しますので、オリジナルヴァニラファッッジとしては最後のスタジオ作品になります。後に再結成もしますので、サイケバンドとして活躍していた時代はここで終わりです。プロデュースはAdrian Barberです。ツェッペリン登場後のレコーディングですから、完全にハードロックを意識した内容になっています。これまであまりなかったはっきりとしたギターソロの時間を設けるなど、ツェッペリンからの影響がもろに出ています。

1. Need Love
2. Lord In The Country
3. I Can't Make It Alone
4. Street Walking Woman
5. Church Bells Of St. Martins
6. The Windmills Of Your Mind
7. If You Gotta Make A Fool Of Somebody

オリジナル作品とカバー曲が半々で、Carole KingのI Can't Make It Aloneや、Michel LegrandのThe Windmills of Your Mindをカバーするなど、選曲のセンスはこのバンドならではのものです。ハードロックに全く関係のない曲をハードロックに仕立てる、これこそがVanilla Fudgeが果たした偉業であり、ハードロックのノウハウを示しました、その影響を受けたのがジェフベックグループであり、ジェフェベックグループ無き後を担ったツェッペリンに引き継がれます。

つまり、ブリティッシュハードロックの原型をこのバンドが示していました。そしてCarmine AppiceとTim Bogertは、よりハードロックを追求するためCactus形成するため脱退、残りのメンバーでバンドを維持しようとしましたが、断念してVanilla Fudgeは解散となります。ブリティッシュハードロックが全盛期を迎え、アメリカではハードロックは不毛とされていましたが、本来ハードロックの元祖はアメリカにあったのです。不毛としていたのはレコード会社だけで、実際には売れていなかったハードロックバンドは沢山いたのです。アメリカのレコード会社が売り方を知らなかっただけです。

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[20230711]

Near The Beginning
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。初のバンドによるプロデュースで、ギターを全面に出す事によってハードロック感が増しています。エンジニアにはEddie Kramerの名前がクレジットされています。後にアメリカンハードロックを手がけていく事になりますが、この時の経験が生かされていると思います。Junior Walker & the All StarsのShotgunをカバー、これがかなりハードな作品になっています。

1. Shotgun
2. Some Velvet Morning
3. Where Is Happiness
4. Break Song

Some Velvet MorningはNancy Sinatraのカバーです。このあたりの選曲のセンスがアメリカのバンドならではだと思います。こちらはプログレ、アートロックらしいアレンジになっていますが、ディストーションの効いたギターを全面に出している以上にTim Bogertのベースもかなりアンプで歪ませています。当時のボス的な存在だったクリームでもジャックブルースのベースは歪んでいましたが、ここまでディストーションが効いたベースは珍しかったと思います。

もうツェッペリンが登場している時期でのリリースでしたので、かなり、その辺は意識していいたと思われます。レコーディング自体はそれ以前になっているはずですが、Carmine Appiceのドラミングはジョンボーナム以前にハードロックを感じさせるものでありました。Shotgunは彼らの代表曲になっていきますが、シングルよりもアルバムで聴かせていくような作品作りになっています。

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[20230710]

名古屋での夏場所が始まりました。三人の関脇、豊昇龍、大栄翔、若元春が揃って大関取りとなる場所になります。二桁勝てば三人とも確定となると思います。新大関になったばかりの霧馬山改め霧島は右肋骨の怪我で休場となりました。もう一人の大関 貴景勝も休場です。大関不在でも、3関脇の白星スタートで物足りなさはありません。

初日幕内上位の対戦結果
○照ノ富士 押し出し 阿炎
○錦木 不戦 霧島
○豊昇龍 押し倒し 翔猿
正代 押し出し 大栄翔○
御嶽海 寄り倒し 若元春○
○琴ノ若 突き倒し 翠富士
朝乃山 浴せ倒し 明生○
○平戸海 押し倒し 宇良
○北青鵬 寄り切り 阿武咲
○高安 上手投げ 王鵬
佐田の海 突き落とし 玉鷲○
隆の勝 引き落とし 錦富士○
金峰山 上手出し投げ 北勝富士○
○琴恵光 寄り切り 妙義龍


照ノ富士も白星スタートでしたが、調子がいいのかどうかはまだよく分かりません。先場所準優勝だった朝乃山は明生に逆転負け、新入幕の伯桜鵬、湘南乃海、豪ノ山は白星スタートとなりました。特に鳴り物入りの伯桜鵬は三場所での入幕という出世ぶりです。北青鵬は課題だった立会いが、たまたまなのか、初日は見事な下から上への綺麗な立会いで、すぐにまわしを掴みました。この流れを自分のものにすれば、怖いものなしになると思います。一番盛り上がるのは、三関脇が、三人とも大関に上がれる事だと思います。そうなれば、もう万年大関なんてどうでもよくなるでしょう。

初日幕内全取組

[20230709]

Renaissance
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。本来ならこちらをセカンドアルバムとして出す予定でしたが、プロデューサーのShadow Mortonが勝手に編集したThe Beat Goes Onを先にリリースした事により、彼は信頼を失い、この後はプロデューサーから外されます。7曲中、5曲がバンドによるオリジナル曲で、カバー曲ばかり演奏して彼らの手法を分かりやすくする事は成功しましたので、ここからはバンドとしての音楽性を追求していく事になります。

1. The Sky Cried - When I Was A Boy
2. Thoughts
3. Paradise
4. That's What Makes A Man
5. The Spell That Comes After
6. Faceless People
7. Season Of The Witch

アートロックからハードロック、プログレに発展していくヒントが沢山隠されています。特にオルガン系ハードロックのヒントとなったはずです。当時のマウンテンなども含めて、パープルの原型が隠れているとも言えます。パープルも第1期はアートロックバンドだったと思います。これだけじっくりと自分たちの音を作り込んでいるのに、デモテープを編集したようなThe Beat Goes Onを出されて、かなり怒っていました。

最初からオリジナル曲で、こういうスタイルをやられても、広くは知られて行かなかったでしょう。誰もが知っているカバー曲で表現したからこそ、理解も早かったと思います。サイケデリックにしてはドラマティック過ぎます、プログレの叙情性が備わっていますから、アートロックという表現になっています。そして、このハード、ヘヴィーさはハードロックの原型であり、ジョンボーナム以前にカーマインアピスありであります。

Full Album
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[20230709]

The Beat Goes On
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。プロデューサーのShadow Mortonがバンドに許可を得ず、スタジオセッションで演奏されていたテープをつなぎ合わせて、勝手に作った組曲風の作品になっています。メドレー形式なので、アートロックとしての作品としては受け入れられましたが、組み合わせに何の脈絡もなく、ただ適当に組み合わせているだけなので、バンドからは反発を受けますが、アートロックを期待しているファンにとっては普通に受け入れられました。

1. Sketch
Phase 1
2. Intro: The Beat Goes On
3. Variations on a Theme by Mozart
a) Divertimento No. 13 in F Major
b) Old Black Joe
c) Don't Fence Me In
d) 12th Street Rag
e) In the Mood
f) Hound Dog
g) I Want to Hold Your Hand
h) I Feel Fine
i) Day Tripper
J) She Loves You
Phase 2
4. The Beat Goes On
5. Beethoven: Fur Elise / Moonlight Sonata
6. The Beat Goes On
7. The Beast Goes On
Phase 3
8. Voices in Time - Neville Chamberlain, Winston Churchill, Franklin Delano Roosevelt, Harry S. Truman, John F. Kennedy and Other Voices
Phase 4
9. The Beat Goes On
10. Merchant
a) The Game Is Over: Vince
b) The Game Is Over: Tim
c) The Game Is Over: Carmine
d) The Game Is Over: Mark
11. The Beat Goes On

カバー曲ばかりのファーストアルバムに慣れていますから、ここでカバー曲ばかり演奏していても問題ありません、オリジナル曲もいくつかありますので、彼らのやりたい事がまだ明確になっていなかったところなので、立て続けにリリースされた次回作も含めてファンには自然に受け入れられました。サウンドコラージュ的に世界の指導者の声、マントラの暗唱などが何か意味があるかのような錯覚を与えます。

しかし、彼らの売りだった、ハードでヘヴィーなサウンドより、プログレッシヴな雰囲気の演奏になってます。まだデモの状態での演奏でしょうから、ここからヘヴィーなサウンドにアレンジしていく段階の録音だったんだと思います。それをリリースされてしまったのだから、Shadow Mortonの信頼は一気に消え去ります。バンドの意図とは裏腹に、アートロックの時代には許されるような内容になっています。

Sketch
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