やはりアメリカは西海岸のバンドThe Sons Of Champlinの69年のファーストアルバムです。67年から活動しており、シングルデビューは果たしており、エアプレインらと同じく西海岸を代表するサイケデリックバンドとなっていましたが、このファーストアルバムは既にサイケを脱却して洗練されており、ソウルとジャズとロックを融合させたブラスロックとして高い音楽性を持ち合わせています。
1. 1982-A 2. The Thing To Do 3. Misery Isn't Free 4. Rooftop 5. Everywhere 6. Don't Fight It, Do It! 7. Get High 8. Black And Blue Rainbow 9. Hello Sunlight 10. Things Are Gettin' Better 11. Freedom
Al Kooperが結成したBlood, Sweat & Tearsがヒントになっていると思われますが、ソウルフルなロックをブラスアレンジで演奏するという、ブラスロックは当時流行っておりましたが、金管楽器が演奏できるメンバーが必要なので、継承するバンドは少なかったです。しかし、日本ではデビュー当時の西城秀樹が影響を受けたサウンドでありました。ミクスチャーなサウンドですが、もはやサイケデリックな雰囲気は無くなっています。音楽的にはとてもレベルが高く、演奏力も素晴らしいものであります。曲も悪くありませんが、ヒット曲が無かった事で無名な存在となっています。