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[20240229]

Jardim Elétrico
(1998/07/14)

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71年のアルバムです。西洋方面をターゲットに英語で歌った作品をパリで録音したTecnicolorというアルバムを作りましたが、諸事情により当時はリリースされず、その中の数曲を含むこの作品がリリースされました。英語とポルトガル語による楽曲が同時に含まれています。本国でも通用する内容になっています。

1. Top Top
2. Benvinda
3. Tecnicolor
4. El Justiciero
5. It's Very Nice Pra Xuxu
6. Portugal De Navio
7. Virgínia
8. Jardim Elétrico
9. Lady Lady
10. Saravá
11. Baby

音楽的には70年代になっているという事もあって、サイケな音楽性はやめて、早くもフュージョンからの影響を出しています。ジャズやフュージョンとボサノヴァの相性は良く、早くからブラジル音楽とジャズの蜜月な作品が多くリリースされていましたが、このバンドはポップソングとフュージョンとブラジル音楽という融合を試みています。大胆なサイケデリックミュージックこなしていいた感覚で、これも軽々とやってのけています。

西洋圏でこれだけフュージョンとポップスを融合させられたバンドはいたでしょうか、ここまで凝っていたらポップスとは言い難いですが、それでもポップソングとして成り立っています。もうファンクな演奏もこなしています。それがポップな曲と混じり合っています。ウィングスでもここまでバラエティーに富んだ曲は作っていません。恐るべき才能です。しかし、まだサイケな感覚が残っているようで、もう少しシンプルにした方が70年代らしくなります。

Top Top
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[20240228]

A Divina Comédia Ou Ando Meio Desligado
(1998/07/14)

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70年のアルバムです。ダンテの神曲を題材とした宗教色の強い内容になっています。そしてこれまでの非ロックな作風を止めてロック色を出しながらも、まだサイケデリックなサウンドになっています。ビートルズ的な部分よりもジミヘンやジャニスジョップリンなどからの影響が強く感じられます。そこに少しばかりのブラジルな雰囲気も感じられます。

1. Ando Meio Desligado
2. Quem Tem Mêdo De Brincar De Amor
3. Ave, Lúcifer
4. Desculpe, Babe
5. Meu Refrigerador Não Funciona
6. Hey Boy
7. Preciso Urgentemente Encontrar Um Amigo
8. Chão De Estrélas
9. Jôgo De Calçada
10. Haleuia
11. Oh! Mulher Infiel

ブラジルではトロピカリアというムーヴメントと同時にMPBというムーヴメントもあり、これはブラジルならではのポピュラーミュージック、Música Popular Brasileiraの略で、ブラジルにおける現代的なポップス全般を指します。そこにはビートルズ以外の要素も含まれますので、Mutantesもその仲間入りしたような内容になっています。ローリング ストーン誌が選ぶブラジル音楽の作品アルバムベスト100の中でも22位に選ばれるほどブラジルを代表する作品として認識されています。

ビートルズの中期の特徴として7thを多用した曲作りがあります。これはカントリーミュージックからの影響で7thを多用していましたが、7thはジャズ的な雰囲気にもなり、この作品ではジャズ的な響きも感じられます。これはジミヘンの影響でしょうか。ビバップの初期の頃は7thを多用する事により、マイナーコードを一切使わない曲作りが多かったので、その雰囲気とサイケなロックが交差した曲作りになっています。

Ando Meio Desligado
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[20240227]

Mutantes
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。西洋ではサイケデリックも終焉を迎えていましたが、ブラジルではまだ新しい音楽として受け入れられていたようです。かなり素直にまっすぐに非ロックなスタイルを邁進中です。その結果ブラジル音楽をもっとポップに進化させるという、新しい解釈が行われており、もう変幻自在のやりたい放題の世界観になっています。

1. Dom Quixote
2. Não Vá Se Perder Por Aí
3. Dia 36
4. 2.001
5. Algo Mais
6. Fuga N. II Dos Mutantes
7. Banho De Lua = Tintarella Di Luna
8. Ritta Lee
9. Mágica
10. Qualquer Bobagem
11. Caminhante Noturno

ブラジルの音楽というのはサンバやボサノヴァだけではありません。ネイティヴなフォークソングもあるのです。そうした土地に根ざした音楽をポップスとして昇華させるという偉大な業績を行っております。ブラジル以外だと、その革新性が分かりにくいかもしれません。それくらい自然に飄々とやってのけています。ブラジル音楽もこの時期はかなり刺激的な時期だったと思います。

ユーモアもセンスもある事は伝わってきます。ブラジル音楽をジャズに導入する動きは以前からありましたが、ロックをブラジル音楽に導入しようという試みはブラジル国内だけで盛り上がっており、他の国ではマニアックな人達しか興味を示せていなかったと思います。90年代になって、デヴィッドバーンがアフリカの次は南米だと宣言して南米音楽を紹介した事で、私も初めてブラジルの音楽に注目するようになりましたが、それまでは未知なる世界でした。革新的と言いながらもポップであるという姿勢が素晴らしいです。

Dom Quixote
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[20240226]

Os Mutantes
(1998/07/14)

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ブラジルのバンドOs Mutantesの68年のファーストアルバムです。ブラジルでもビートルズの影響を受けていた若者たちがTropicaliaというムーヴメントを興していきます。その中でもかなりサイケデリックな作風になっています。メンバーはギターのSérgio DiasとベースとキーボードのArnaldo Baptistaは兄弟で、デュオを組んでいましたが、そこに女性ボーカルでパーカッションのRita Leeが加わってトリオ編成になりました。

1. Panis Et Circensis
2. A Minha Menina
3. O Relógio
4. Adeus Maria Fulô
5. Baby
6. Senhor F
7. Bat Macumba
8. Le Premier Bonheur Du Jour
9. Trem Fantasma
10. Tempo No Tempo
11. Ave Gengis Khan

ブラジルではポルトガル語で歌われますが、フランス語で歌う曲もあり、女性ボーカルという事で、フレンチポップな雰囲気もあります。Tropicaliaはビートルズのようなビートポップとブラジル音楽の融合が行われていましたが、このバンドはもろにビートルズの影響を受けていて、かなり西洋の雰囲気が強いです。それでもブラジルっぽい音楽的な訛りが個性となっています。

Caetano VelosoやGilberto Gilとも共演する仲で、この時代を切り拓いていった、当時のブラジルの中では前衛的な存在でした。サージェントペッパーの影響が強く、非ロックな感じもブラジル的な解釈で表現しています。スタジオ編集によるギミックも満載で、アコースティックな感じとファズによる歪みが特徴になっています。それまではブラジルには存在していなかったような音楽ばかりで、当時としてはかなりぶっ飛んでいると思います。

Full Album
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[20240225]

December
(1998/07/14)

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2003年のアルバムで最後のスタジオオリジナルアルバムになります。フルートのRay Thomasが脱退してJustin Hayward、John Lodge、Graeme Edgeの三人だけになりました。この後もライブ活動は続けていましたが、2018年にRay Thomasが死去、その年にGraeme Edgeが引退しました。彼なしではMoody Blueshかあり得ないとしてJohn Lodgeはソロ活動をし始めました。Justin Haywardもソロ活動に入り、2021年にはGraeme Edgeが死去しました。

1. Don't Need A Reindeer
2. December Snow
3. In The Quiet Of Christmas Morning (Bach 147)
4. On This Christmas Day
5. Happy Xmas (War Is Over)
6. A Winter's Tale
7. The Spirit Of Christmas
8. Yes I Believe
9. When A Child Is Born
10. White Christmas
11. In The Bleak Midwinter

いつものようにコンセプトアルバムになっていて、今回のコンセプトはクリスマスになっています。フォークロック調の優しい曲ばかりです。この優しがこのバンドの常に持っていたムードだったと思います。当時は中東への戦争が激化しており、反戦への思いもあり、ジョンレノンのカバーやバッハのカバー曲などが入っています。西洋での12月とはクリスマスに向けて優しい気持ちになる時期なんですね。

この久しぶりのアルバムは全米で久しぶりのヒット作品となりました。誰でも持っている優しい気持ちになれるクリスマスという、分かりやすい感情が反戦へのメッセージとなっています。バンドエイドも、アフリカで貧困に苦しんでいる子供達にクリスマスがある事を伝えたいという、西洋人側の解釈による慈悲の思いから始まりましたが、今作も、西洋人向けに発せられたメッセージになっています。しかし、クリスマスを抜きにして、音楽として優しい気持ちになれるという普遍的な作品になっていると思います。

Don't Need A Reindeer
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[20240224]

Strange Times
(1998/07/14)

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99年のアルバムです。メンバーは四人のままでDanilo Madonia がゲストとしてキーボードとオーケストレーションで参加しています。オーケストラも生オケではなくて、サンプラーによってプログラミングされています。もうこの頃になるとサンプラーもマルチサンプリングになっているので、実にリアルなオーケストラが再現されています。ブレイクビーツと彼らならではのポップソングが融合されたシングルEnglish Sunsetはなかなかの名曲です。

1. English Sunset
2. Haunted
3. Sooner Or Later (Walkin' On Air)
4. Wherever You Are
5. Foolish Love
6. Love Don't Come Easy
7. All That Is Real Is You
8. Strange Times
9. Words You Say
10. My Little Lovely
11. Forever Now
12. The One
13. The Swallow
14. Nothing Changes

プロデュースはバンド自身で、彼らもようやく90年代サウンドに慣れてきたのか、90年代らしい、生演奏とデジタル処理の質感が見事に編集された作品になっています。長く新作が出ていなかったので、ほぼ忘れ去られていたようで、全く売り上げは振るいませんでしたが、80年代の頃に比べると、ちゃんといい曲を作ろうとする意欲に溢れています。ポップな作風に慣れていて、もはやプログレでもなんでもありませんが、Moody Bluesらしさは失われていません。

90年代は装飾による煌びやかさに誤魔化されず、芯の通った曲の出来栄えによるものが多くなり、ドラムンベースなどのデジタルミュージックも急成長していきます。PCの性能が上がった事で、パソコンで音楽製作するのが当たり前になり、音楽製作ソフトも発展していきます。誤魔化そうと思えばいくらでも誤魔化せるけど、だからこそ、あえて誤魔化さない音楽が見直されるようになっていきます。売れなくなっていますが、Moody Bluesもそんなバンドに成長しました。

English Sunset
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[20240224]

Keys Of The Kingdom
(1998/07/14)

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91年のアルバムです。プロデュースはTony Viscontiの他にChristopher NeilとAlan Tarneyも加わっています。90年代はオルタナの時代です。アメリカでも装飾華美な80年代サウンドからの反動から、シンプルでソリッドなロックへの回帰が主流となっていきます。その感覚が掴めていない彼らはまだ80年代っぽい事をやっています。多少アコースティックな感覚が戻って、情緒的にはなっていますが、曲の作り方自体がまだ80年代しているのです。

1. Say It With Love
2. Bless The Wings (That Bring You Back)
3. Is This Heaven?
4. Say What You Mean (Part I & II)
5. Lean On Me (Tonight)
6. Hope & Pray
7. Shadows On The Wall
8. Celtic Sonant
9. Magic
10. Never Blame The Rainbows For The Rain

Say It with LoveとBless the Wings (That Bring You Back)をシングルカットして、恒例のMTV用にPVも製作しましたが、当然のようにヒットしませんでした。アルバムもこれまでにないくらい売り上げが落ち込みました。彼らが過去のバンドになりつつある予兆でした。それでもまだその感覚が掴めていなかったようです。自分の音楽がやりたかったPatrick Morazがソロ活動もするようになった事で、Patrick Morazをゲスト扱いとして正式メンバーのクレジットから外しました。それにより裁判となり、結果Patrick Moraz参加の最後のアルバムとなりました。

フルートのRay Thomasはカムバックして四人体制は変わりません。ドラムのGraeme Edge数曲しか参加しておらず、打ち込みによるドラムを多用しています。この辺の感覚がこのバンドを蝕んでいます。曲自体はポップで悪くはありません。オーケストレーションっぽいシンセアレンジは、後にオーケストラとのコラボレーションライブに発展していきます。オーケストラとの共演で破産してしまったELPの失敗を負わないように大規模にはしなかったようですが、そべての感覚が90年代に追いついていない様子です。

Say It With Love
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[20240223]

Sur La Mer
(1998/07/14)

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88年のアルバムです。再びTony Viscontiと組んで80年代ポップスのしょうもない作品作り出しています。全く個性が埋没したデジタルサウンド、誰が叩いても同じようなドラムパターン。アホなくらいにシンプルなシンセワーク、バンドを始めようとした時に思っていた憧れや、テクニックを磨こうと励んでいた頃の純粋な思いはどこに行ってしまったのでしょうか。売れれば、こんなどうでもいいような演奏をしてもいいのでしょうか。

1. I Know You're Out There Somewhere
2. Want To Be With You
3. River Of Endless Love
4. No More Lies
5. Here Comes The Weekend
6. Vintage Wine
7. Breaking Point
8. Miracle
9. Love Is On The Run
10. Deep

80年代はほとんどのミュージシャンの感覚が麻痺していたと思います。憧れていたように演奏する喜びを感じていた頃とは違う、これで金が入るんなら、これでやるしかないと妥協した演奏。周りが全部それで儲けているのだから、それが当たり前になってしまい、自分の個性などを主張する事は罪とでも思ったのでしょうか。こんなドラムはプログラミングで十分なんです。だけど、生演奏でもプログラミングしたように演奏する、その方が売れるので、それが求められる。屈辱的なのに、それで儲けてしまえばもうそれに慣れてしまっているのです。

MTVのおかげでシングルのI Know You're Out There SomewhereとNo More Liesはヒットしましたが、アルバム的にはどんどん売れなくなっています。フルートのRay Thomasはまだ脱退していませんが、レコーディングには参加しておらず、四人で製作されています。生フルートが無くても、サンプラーやデジタルシンセが同じような音を出してくれています。バンドで演奏する喜びを感じていた頃と同じ気持ちで音楽と向き合えていたのでしょうか。そんな切ない気持ちにさせてくれるのが80年代ポップスなんです。

I Know You're Out There Somewhere
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[20240222]

The Other Side Of Life
(1998/07/14)

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89年のアルバムです。自分達のThreshold Recordsからではなくポリドールからのリリースになっています。プロデュースは彼らの友人でもあったTony Viscontiが担当。T. Rexやデヴィッドボウイを売り出したグラムロックのレジェンドですが、この時には80年代ならではのコンピューターミュージックを得意としていました。なので、打ち込みによるドラム、シンセベースというアレンジの80年代ポップスそのものな内容になっています。

1. Your Wildest Dreams
2. Talkin' Talkin'
3. Rock 'N' Roll Over You
4. I Just Don't Care
5. Running Out Of Love
6. The Other Side Of Life
7. The Spirit
8. Slings And Arrows
9. It May Be A Fire

昔のThe Moody Bluesの面影がない内容になっているので、アルバムの売り上げは徐々に下がっていきますが、シングルカットされたYour Wildest DreamsはMTVの影響もあり、久々の大ヒットとなりました。アルバムタイトル曲のThe Other Side of Lifeもシングルカットされています。ジェネシスを筆頭にかつてのプログレバンドはアメリカをターゲットしたポップスタイルで売れましたが、昔からのプログレファンをがっかりさせました。

現役で売れている事は、ファンとしては喜ぶべき事でありますが、悪魔に魂を売ったようなサウンドは受け入れ難い事であります。それでも当時はこのスタイルでないと売れなかったのでしょうがありません。Tony Viscontiによるサウンドメイクによるものでしょうが、かつてのグラムロック時代のひらめきは感じられません。もう完全に80年代に馴染んでしまっています。そのおかげでアメリカではそこそこの売り上げになっています。

Your Wildest Dreams
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[20240221]

The Present
(1998/07/14)

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83年のアルバムです。もう80年代ポップの常連になってきました。当時のアメリカでは有線放送で、24時間専門チャンネルを見れる環境が整い、ロック、ポピュラー音楽の専門チャンネルでは24時間ヒット曲が垂れ流しになっていました。その為に発達したのがPVを作る環境で、シングルカットシルにはPVを作るのが当たり前になりますし、シングルでない曲にもPVが作られてもいました。なので、意識しない日常にシングル曲が流れ、聴き覚えのある音楽ばかりになってきます。

1. Blue World
2. Meet Me Halfway
3. Sitting At The Wheel
4. Going Nowhere
5. Hole In The World
6. Under My Feet
7. It's Cold Outside Of Your Heart
8. Running Water
9. I Am
10. Sorry

彼らもPVを作る事でそこそこの売り上げは保っていました。過去の栄光はありませんが、聴きたくなくても曲を覚えてしまうのです。私はマイケルジャクソンのスリラーは買っていませんが、全曲知っています。もう買う必要がないくらい知っているのです。だからマイケルの作品を買った事がありません。プリンスは集めていますが、マイケルは必要ないのです。それはこの歳になっても覚えていますし、もう毛穴から入ってきているのです。

さほど売れなくなっているMoody Bluesのこの作品も無意識に覚えています。MTVとはそれほど中毒性があるものでした。売り上げに反映しなくても曲を覚えられているというのは嬉しいものだと思います。Patrick Morazも出しゃばらずに80年代に相応しいサウンドを出しています。もうデジタルシンセの時代なんですね。アナログシンセに比べ、音はいいですが、どれほど個性が無い事か、アレンジには馴染みますが、プログレファンとしては物足りない時代でありました。

Blue World / Meet Me Halfway / Sitting At The Wheel / Going Nowhere
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[20240220]

Long Distance Voyager
(1998/07/14)

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81年のアルバムです。キーボードのMike Pinderが脱退して、一時イエスにもいたPatrick Morazが加入しました。ナンボで、再びプログレを目指すのかという事で、、このアルバムタイトル、ジャケットには期待させられましたが、Patrick MorazのシンセはそれまでのMoody Bluesには無いくらいのサウンドをもたらしましたが、80年代ポップスみたいな内容になっています。

1. The Voice
2. Talking Out Of Turn
3. Gemini Dream
4. In My World
5. Meanwhile
6. 22,000 Days
7. Nervous
8. Painted Smile
9. Reflective Smile
10. Veteran Cosmic Rocker

イギリスの多くの大御所バンドは、パンクの煽りを喰らって、ターゲットをアメリカに向けて、アメリカ向けのサウンドに転換していきました。このバンドもそれに従って、しかも時代は80年代ですから、80年代ポップなスタイルを習得しています。そしてMTVの時代でもあり、PVを使ってアメリカでは2回目となる1位に売り上げを記録しました。イギリスでは以前よりは劣りますが、そこそこのヒットとなっています。

プロデュースもこれまでのTony Clarkeから代わってPip Williamsが担当、Patrick Morazの存在を無視するようなポップな曲ばかりになっています。B. J. Coleがスティールギターで参加したり、オーケストラも加えていますが、完璧にアメリカ向けのサウンドになっています。当時アメリカで売れていたのはジャーニーで、ジャーニーやカナダのラッシュなどがアメリカンプログレというスタイルを築いていました。そのきっかけはフォリナーの成功も大きかったと思います。パンクじゃないと売れないとまで言われていた当時のイギリスでは商売にならず、不況のイギリスを見捨てて、バブルに沸くアメリカをターゲットして成功したのです。

Full Album
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[20240219]

Octave
(1998/07/14)

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78年のアルバムです。各自がソロ活動をしていて、6年ぶりの作品となりました。この間にプログレの時代が終焉を迎え、ディスコがあったり、パンクやテクノポップが始まり出していました。なので、いつものような序曲から始まりますが、音楽的にはと手もポップな内容になっています。レコーディングも初めてアメリカでの録音だったという事もあって、アメリカっぽいサウンドになっています。

1. Steppin' In A Slide Zone
2. Under Moonshine
3. Had To Fall In Love
4. I'll Be Level With You
5. Driftwood
6. Top Rank Suite
7. I'm Your Man
8. Survival
9. One Step Into The Light
10. The Day We Meet Again

メロトロンよりもアナログシンセの使用が増えているというだけでも、プログレ感が全くしません。プログレの熟成期間にバンドとして活動していませんでしたから、余計にこのバンドがプログレバンドとは認識されなくなってしまいます。レコーディング途中で、キーボードのMike Pinderが脱退するという経緯もあり、随所にオーケストラ演奏が入っています。それでもアメリカンなポップソングであり、プログレとはかけ離れています。

以前ほど売れませんでしたが、Steppin' in a Slide ZoneとDriftwoodがシングルヒットしてアメリカでは好意的に受け止められました。イギリスではまだパンクは産声を上げたばかりで、まだ彼らが売れる余地はありました。ギターにしてもシンセにしても、これまでとは違う音になっており、歌声も違う感じします。全く別のバンドになって帰ってきたという印象です。

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[20240218]

Seventh Sojourn
(1998/07/14)

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72年のアルバムです。プログレにとってもハードロックにとっても、この年は熟練の時期であり、歴史的な最高傑作が連発した年でもありました。そんな中で、長い経歴を持つこのバンドは製作にも苦労しており、当時Justin Haywardは父親を亡くしており、Graeme Edgeは辛い離婚を経験しており、精神的にもきつい時期での作品となりました。なので、豊作だった年にしてはイマイチな感じの作品になっています。

1. Lost In A Lost World
2. New Horizons
3. For My Lady
4. Isn't Life Strange
5. You And Me
6. The Land Of Make-Believe
7. When You're A Free Man
8. I'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)

英国では5位止まりとなりましたが、アメリカやカナダでは1位に輝いていいます。アメリカ向けの作風でもないのですが、不思議なものです。Isn't Life StrangeとI'm Just A Singer (In A Rock And Roll Band)がシングルヒットしています。コンセプト感も薄めで、成熟していたプログレ全盛期にしては地味な内容になっています。こういう事もあり、Moody Bluesがプログレの代表バンドだという印象がどんどん薄くなっていきます。

心機一転を計る為、この後各メンバーはソロ作品に取組み、改めて自分達を見直そうと努めます。そんな中Nights in White Satinがリバイバルヒットします。プログレの先駆けだという事が認められたのです。それにより、バンドの価値も上がり、再評価されていくのですが、メンバー達は精神的に疲れていたので、しばらくインターバルを置く事になります。それでもNights in White Satinのヒットでしばらくは食っていけたとおもいます。

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[20240218]

Every Good Boy Deserves Favour
(1998/07/14)

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71年のアルバムです。ストリーテリングのような形式でコンセプチャルな作風であります。前作あたりからシンセサイザーも使われるようになりましたが、プログレ的な使い方が出来るようになっています。そして、ドラムのチューニングを合わせるという目的で、初めてエレクトリックドラムを使用しています。ドラムのチューニングにも気を配るというのがプロなんですね。

1. Procession
2. The Story In Your Eyes
3. Our Guessing Game
4. Emily's Song
5. After You Came
6. One More Time To Live
7. Nice To Be Here
8. You Can Never Go Home
9. My Song

The Story in Your Eyesがシングルヒットしましたし、アルバムも英国他欧州において1位の大ヒットになっています。正にバンドの全盛期を代表作品になっています。結構ロックンロールなロック曲が目立ちますが、随所でプログレな作法が行われています。Moody Bluesがプログレの代表バンドに選ばれないのが、こうしたロック色を打ち出すからでしょうか。どちらかといえばクィーンに近いのかもしれません。

クィーンも勿論彼らからの影響があったと思いますし、こうした先輩たちがいたからこそボヘミアンラプソディーのような曲が書けたのでしょう。こうした曲をライブでもそのまんま再現出来るというのがプログレバンドの性であり、テクニック主義と呼ばれていました。しかし、テクニックがないバンドの拠り所となるグラムロックが英国では同時に流行っていきます。実に華やかでワクワクするようなブリティッシュインヴェンションの時代であります。

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[20240217]

A Question Of Balance
(1998/07/14)

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70年のアルバムです。よりプログレな構成になっていますが、ライブでの再現性を重視したシンプルなアレンジを重要視しました。現に、ほとんどのプログレバンドがレコードと同じ演奏をライブでも実現するなど、演奏力の高さを誇っていましたので、このバンドもその重要性に気づいたのでしょう。アコースティックな楽曲が多くなっているのも特徴的です。

1. Question
2. How Is It (We Are Here)
3. And The Tide Rushes In
4. Don't You Feel Small
5. Tortoise And The Hare
6. It's Up To You
7. Minstrel's Song
8. Dawning Is The Day
9. Melancholy Man
10. The Balance

もうコンセプトアルバムになるのも当たり前になってきています。アルバムをトータルバランスで構成するやり方は、プログレの常套手段であります。なので、アルバムが売れます。このアルバムからはQuestionだけがシングルカットされて、売れてはいますが、アルバムの宣伝的な位置付けでのシングルリリースというのが70年代のレコードの売り方でした。60年台おようなシングル曲の寄せ集め的なアルバムではないのです。

聴く側も、レコードを売る側もプログレと言う言葉を使って売るようになります。これまではサイケデリックなバンドのイメージだったのが、ようやくプログレという、このバンドが創始者だったという事を認めさせるような売り方になっていきます。しかし、3大プログレバンドはクリムゾンとイエスとピンク・フロイドでした。続いてジェネシスジェントルジャイアント、キャメルなどが上がってきますが、Moody BluesはMoody Bluesなんですよね、プログレという枠組みとは違う存在のような扱いでした。

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[20240217]

To Our Childrens Childrens Children
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。自分達のレーベルThreshold recordを立ち上げて初の作品になります。69年の衝撃的な事件としてはアポロ11号が初めて人類を月面に送ったという歴史的な時期縁がありました。それに影響を受けて製作されたコンセプトアルバムになります。なので、宇宙的なテーマがプログレと言う作風をより固めています。しかし、クリムゾンの登場はもっと違うレベルのものであり、それも衝撃的な事件の一つでありました。

1. Higher And Higher
2. Eyes Of A Child, Part 1
3. Floating
4. Eyes Of A Child, Part 2
5. I Never Thought I'd Live To Be A Hundred
6. Beyond
7. Out And In
8. Gypsy
9. Eternity Road
10. Candle Of Life
11. Sun Is Still Shining
12. I Never Thought I'd Live To Be A Million
13. Watching And Waiting

クリムゾンもこのバンドやビートルズの影響を受けて作り出した、独自のサウンドを築き上げたのですが、ジャズの要素もあり、シンフォニックロック的な作風とは微妙に違っていました。フォロワーとしてイエスが取り組んだのはクラシック面を強調したシンフォニックロックであり、ジェントルジャイアントやジェネシスもそれに続きました。なので、後々にMoody Bluesがやっていることもシンフォニックロックとしてプログレの部類に入る事になります。

クリムゾンはそれまで無敵だったビートルズのアビーロードを蹴落として1位に躍り出たという衝撃がありました。時代が大きく変わったという象徴となりました。それには及ばないにしても、このアルバムもかなりヒットしました。人々が求めているものが変化し始めたのです。当時の多くのバンドが、みんなと同じような作品を作ろうとする最近の音楽シーンとは別で、誰もやったことがない音楽をやろうという意欲に満ち溢れていました。ですから、同じプログレでも、バンドによって個性がありました。多様性の時代だったと言っていいと思います。そしてその多様性を受け入れられるだけの感性がサイケの時代に、聴く側の人達にも植え付けられていたのです。

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[20240216]

On The Threshold Of A Dream
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。フォークロックの要素が入り、よりプログレな雰囲気が整い始めています。これもコンセプトアルバムのような形式になっています。当時はキンクスがコンセプトアルバムを連発していて、サージェントに影響を受けたコンセプトアルバムブームになっていました。曲単体ではなく、アルバム全体で一つの作品として表現するようになったのです。そうなるとアルバムジャケットにもこだわり出しますが、このバンドのジャケットは凄い絵が多いですね。

1. In The Beginning
2. Lovely To See You
3. Dear Diary
4. Send Me No Wine
5. To Share Our Love
6. So Deep Within You
7. Never Comes The Day
8. Lazy Day
9. Are You Sitting Comfortably
10. The Dream
11. Have You Heard? (i)
12. The Voyage
13. Have You Heard? (ii)

バンドとしては初めてアルバムがイギリスのチャートで1位となりました。この成功により、今後のMoody Bluesの方向性が決まったと言われています。しかしシングルカットされたNever Comes the Dayはさほど売れませんでした。聴く側もアルバム単位で楽しむよいうになった証だと思います。まだサイケな雰囲気も残していますが、もっと情緒的になり、Nights in White Satinが何だったのかを、このバンドに思い出させたような感じになっています。

いよいよ、キングクリムゾンが、レッドツェッペリンが登場してきます。時代が大きく変わる年でした。ビートルズの神話が崩れようとしていました。ビートルズに影響を受けながらも、新しい時代を築いていくのは、この若きバンド達に託されたのです。フラワームーヴメントのヒッピー達の夢も覚め始め、新たな物語が始まるのでした。

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[20240215]

In Search Of The Lost Chord
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。前作での経験が彼らにカバー曲ではないオリジナリティーの世界の可能性を広げました。なので、今回もコンセプト的な作品で、サージェントっぽい感じで、メドレー形式で曲が続いていきます。しかし、彼らは前作でプログレの扉が開いた事には気づかず、オーケストラを省くとサイケデリックな作品に仕上がっています。

1. Departure
2. Ride My See-Saw
3. Dr. Livingstone, I Presume
4. House Of Four Doors
5. Legend Of A Mind
6. House Of Four Doors (Part Two)
7. Voices In The Sky
8. The Best Way To Travel
9. Visions Of Paradise
10. The Actor
11. The Word
12. Om

Voices in the SkyとRide My See-Sawがシングルヒットして、メンバーチェンジ後の方向性も固まり出しました。プログレの元がサイケデリックロックだったと言われるように、彼らはまだサイケデリック音楽をやっています。それでもカバー曲が多かったリズムアンドブルース時代とは違う音楽性になっています。これは彼らにとっては飛躍的な事であり、プログレッシヴな音楽性であった前作の偶然性は偶発的な事だったという認識だったのかもsれいません。

オーケストラとの共演が企画だったという事もあり、自分達の意図していない音楽性だった為、そこは継続しませんでした。よって、最初のプログレバンドはキングクリムゾンに譲る事になり、未来が最初のプログレ曲をNights in White Satinと判断してくれました。メロトロンは武器として使い続けていますが、サイケデリックな使い方になっています。しかしこれらの作品が後のプログレのヒントになっているのは間違いありません。

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[20240214]

Days Of Future Passed
(1998/07/14)

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67年のアルバムです。ギターとボーカルのDenny LaineとベースのClint Warwickが脱退して、ギターとボーカルにJustin Hayward、ベースのJohn Lodgeが加入して新生Moody Bluesとして再スタート、レコード会社は当時からモノラルレコードが主流の中、ステレオレコードを作るにあたり、ステレオ技術の素晴らしさを知らしめる為にオーケストラの演奏をリリースする予定でしたが、バンドと組み合わせる事を思いつき、Moody Bluesとオーケストラの共演となるこのアルバムをリリースしました。プログレッシヴロックの誕生であります。

1. The Day Begins
2. Dawn: Dawn Is A Feeling
3. The Morning: Another Morning
4. Lunch Break: Peak Hour
5. The Afternoon: Forever Afternoon (Tuesday?) / Time To Get Away
6. Evening: The Sun Set: Twilight Time
7. The Night: Nights In White Satin

シングルヒットしたNights In White Satinは最初のプログレ作品として認識されていますが、当時はまだプログレという言葉がなく、キングクリムゾンが登場して初めてプログレと言う言葉が登場してきます。なのでプログレ以前の作品になりますが、コンセプトアルバムでオーケストラとの共演という画期的な作品になっています。当時この作品の凄さが理解されておらず、ステレオ技術を知らしめる為の企画的な作品として片付けられましたが、シングルカットされたNights in White SatinとTuesday Afternoonは大ヒットしました。

そして初めてメロトロンを使うという点でもプログレの予兆が始まっています。プログレバンドなのにムーディーなブルースって変なバンド名だと思っていましたが、最初はブルースやリズムアンドブルースをカバーしていたバンドでした。それがメンバーチェンジもあり、企画もあり、偶発的に出来上がった作品がプログレのプロトタイプのような仕上がりになりました。これに続いたのがプロコルハルムの青い影で、この二つのバンドがプログレと言う言葉が登場する前にプログレらしき曲を登場させました。そしてプロコルハルムもオーケストラとの共演を好み、ディープパープルもオーケストラと共演するという野心をい果たしました。その大本のアイデアがこの作品になります。歴史的な名盤となっています。

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[20240213]

The Magnificent Moodies
(1998/07/14)

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イギリスのバンドThe Moody Bluesの65年のファーストアルバムです。プロコル・ハルムと並んでプログレの礎を築いた偉大なバンドですが、私は紹介していませんでした。デビュー当時の彼らはブルースやリズムアンドブルースをカバーしていたモッズ的なバンドでした。鍵盤が主軸になっているのでマフレッドマンに近い感じがあります。カバー曲が多い中、Go Nowがシングルヒットしています。

1. I'll Go Crazy
2. Something You Got
3. Go Now!
4. Can't Nobody Love You
5. I Don't Mind
6. I've Got A Dream
7. Let Me Go
8. Stop
9. Thank You Baby
10. It Ain't Necessarily So
11. True Story
12. Bye Bye Bird

メンバーは後にウィングスに加入する事になるDenny Laineがギターをボーカルで中心人物になっています。キーボードのMike Pinder も中心人物で、ベースのClint Warwick、ドラムのGraeme Edge 、フルート、ハーモニカ、パーカッションのRay Thomas の5人組から始まります。Denny LaineのギターよりもMike Pinder の鍵盤が目立っているので、マンフレッドマンのようなジャズっぽさも感じます。実にモッズが好きそうなサウンドです。

オリジナル曲も数曲ありますが、オリジナルではフォークロック的なアレンジであり、他のビートロックバンドとは違う雰囲気が感じられます。この後Denny Laine は脱退してしまいますので、彼が参加している貴重な音源になります。ウィングスでは大活躍しますが、それがなければ無名のまま終わっていたかもしれません。その後はMike Pinder が中心となってプログレへの道を歩んでいきます。

I'll Go Crazy
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[20240212]

A Jug Of Love
(1998/07/14)

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71年のアルバムで最後の作品になります。スタジオ盤は2枚しか残していません。メンバーの数名がイスラム教に帰依しました。その精神性が作品に反映されていますが、やっているのはカントリーロックやフォークロックであります。例に漏れずというか、当時ハードロックにもプログレにも属さないバンドは一時的にでもカントリーロックとフォークロックな作品を残しています。70年代初期のあるあるです。

1. Jug Of Love
2. The Happiest Man In The Carnival
3. Keep On Juggin'
4. Virgin Spring
5. Tasting The Life
6. Slipstreams

インド音楽をやるなら宗教も体験しなければならないとジョージハリソンやジョンマクラフリン、サンタナなどがヒンズー教に入信していますが、イスラムに入信したロックミュージシャンは多くありません。しかし、音楽は中東的な音楽にはならず、歌詞の中に反映しているようです。カントリー、フォークロックになってもソロを延々に演奏するという習性は変わっていません。

それにしてもカントリーギターをかなり強調した演奏になっています。これがもっと洗練された名曲がビートルズのアイフィールファインですが、ビートルズのポップロックへの発展のさせ方は尋常ではありませんでした。ジョンレノンの発想はその後のカントリーロックのお手本となったと思いますが、アイフィールファインを超える名曲は存在しません。それでも誰も彼もがカントリーロックをやっていた時代、このバンドの取り入れ方も独特であります。

Jug Of Love
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[20240211]

Mighty Baby
(1998/07/14)

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イギリスのバンドMighty Babyの69年のファーストアルバムです。The Actionというバンドが解散した後に結成されたバンドで、サイケデリックな雰囲気と、やがて到来するフュージョンの黎明期であるジャズロックの雰囲気を合わせ持つサウンドにトラッドフォークの作法も持ち合わせています、サイケの最後の形態とも言えるサウンドであります。

1. Egyptian Tomb
2. A Friend You Know But Never See
3. I've Been Down So Long
4. Same Way From The Sun
5. House Without Windows
6. Trials Of A City
7. I'm From The Country
8. At A Point Between Fate And Destiny

メンバーはボーカルとギターのAlan 'Bam' King 、ギターのMartin Stone、キーボードとフルートのIan Whiteman、ベースのMike 'Ace' Evans、ドラムのRoger Powellの5人組です。サイケデリックミュージックはイギリスにも蔓延していて、クリームもサイケなセカンドアルバムを作っていましたが、クリームはジャズからの引用でアドリブ合戦を得意としていました。その影響が感じられるバンドで、そこがジャズロック的な印象を受けるところでしょう。

方向性によってはプログレにも発展しそうなサウンドであり、サイケがプログレの原点であったという事が証明出来るバンドであったと思います。70年にはIsle of Wight Festival で初日のトリを務めるなど、その存在感を示しました。60年代と70年代をつなぐ過渡期的な存在でありますが、一番ロックが面白かった時期の貴重なバンドだったと思います。しかし、この69年にはクリムゾンとツェッペリンがデビューして時代を全く塗り替えていくことになるのでした。

Egyptian Tomb
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[20240211]

Pour L'Amour Des Chiens
(1998/07/14)

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2007年のアルバムで、再結成されてからの最新作になります。これが正真正銘のラストアルバムとなります。リードボーカルのVivian Stanshall が95年に火災で亡くなっていて、残されたメンバーで再結成されました。リードボーカルなしの状態なので、演奏が多めですが、しっかり歌も歌っています。それでも語りの部分が多いですね。

1. Pour L'Amour Des Chiens
2. Let's All Go To Mary's House
3. Hawkeye The Gnu
4. Making Faces At The Man In The Moon
5. Fiasco
6. Purple Sprouting Broccoli
7. Old Tige
8. Wire People
9. Salmon Proust
10. Democracy
11. Predict A Riot
12. Paws
13. And We're Back
14. We Are Normal
15. L'Essence D'Hooligan
16. Early Morning Train
17. My Friends Outside
18. For The Benefit Of Mankind
19. Beautiful People
20. Ego Warriors
21. Cockadoodle Tato
22. Tiptoe Through The Tulips
23. Sudoku Forecast
24. Now You're Asleep
25. Jean Baudrillard
26. My Brother Makes The Noises For The Talkies
27. Trouser Press
28. Les Deux Collapsos / The Monster Mash
29. Jollity Farm
30. The Canyons Your My Mind / The Equestrian Statue
31. The Urban Spaceman

My Brother Makes the Noises for the Talkies以降はDVDで映像付きになっています。ラグタイムジャズやトラッドフォークな演奏が多く、たまにロックやスカ、テクノなどが登場してきます。このバンドはテレビ番組も持っていて、そこで笑いをとっていましたので、そのスタイルが再現されています。喋って笑わかそうとするスタイルですね。現役時代にはなかったテクノポップなシンセを使ったアレンジなども、その笑いの中で演奏されます。

60年代はこれで笑いが取れていましたが、現在の英国ではどうなのでしょうか。実に見事にBonzo Dog Doo-Dah Bandが再現されていますので、昔からのファンは大満足だと思います。しかもおまけのDVD付きです。曲作りは衰えておらず、いい曲を書いていますが、現代的ではないので、評価はそれほど高くありませんでしたが、この世界観はこのバンドだけのものですから、非常に稀なバンドだったと思います。

Pour L'Amour Des Chiens
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[20240210]

Let's Make Up And Be Friendly
(1998/07/14)

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72年のアルバムです。オリジナルメンバーによる作品としては最後の作品になります。もうサイケの時代も終わり、70年代っぽいサウンドという事で、スワンプロックみたいな雰囲気も感じられますが、それでもコミックバンド的な表現は常に発揮しています。素直に普通にロック、ポップスを演奏すればいいのに、照れくさいのか、どこかでおちゃらけています。これが後のひねくれポップスに受け継がれていきます。10ccなどの元祖的な存在として君臨しています。

1. The Strain
2. Turkeys
3. King Of Scurf
4. Waiting For The Wardrobe
5. Straight From My Heart
6. Rusty (Champion Thrust)
7. Rawlinson End
8. Don't Get Me Wrong
9. Fresh Wound
10. Bad Blood
11. Slush

常にパロディー精神に溢れていて、それでいていい曲を作るから見逃せない存在でもあります。アメリカよりもイギリスにひねくれポップバンドが多いのも、このバンドの影響が大きかったのだと思います。まさにひねくれポップスの先駆けであり、単なるおちゃらけバンドに終わらず、すばらいい曲を残しているというのも手本となるところであります。笑わせるためには、手を抜けない演奏を心がけなければなりません。ですから大きな笑いを取る為には日頃から練習を繰り返していと思います。そんな生真面目な雰囲気も伝わってくる内容になっていると思います。

ブラスセクションをバンド以外のゲストに演奏させるなど、初期の頃から比べれば、至極まともなバンド形態になっています。そしてソウルフルであり、ゴスペル調であり、サザンロックな、スワンプな雰囲気が匂ってきます。バンドはしばらく解散状態にありましたが、再び集まり、このアルバムを完成させました。しかし、メンバー間の問題などにより、この後は正式に解散に至ります。最後まで実に愉快で楽しいバンドでありました。

The Strain
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[20240210]

Keynsham
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。プロデュースはメンバーのNeil InnesとVivian Stanshallによって行われ、これまでのような前衛的な作風はちょっとした導入部分やアウトロ部分に出てくるのみで、普通に、ロック、ポップスを演奏しています。ジャズ的な演奏も軽々とこなす彼らにとってはロックやポップスの曲を普通に演奏するというのは朝飯前なのです。

1. You Done My Brain In
2. Keynsham
3. Quiet Talks And Summer Walks
4. Tent
5. We Were Wrong
6. Joke Shop Man
7. The Bride Stripped Bare By ''Bachelors''
8. Look At Me I'm Wonderful
9. What Do You Do?
10. Mr. Slaters' Parrot
11. Sport (The Odd Boy)
12. I Want To Be With You
13. Noises For The Leg
14. Busted

前衛的なものを望まないのであれば、これはこのバンドにおけるポップアルバムとしては最高傑作な出来栄えだと思います。それだけ楽曲が素晴らしく、素晴らしくポップな良い曲を書いています。ビートルズというより、キンクス的なユーモアのあるブリットポップを作り上げています。ブリットポップの歴史を語るならば、必須なマストアイテムだと思います。しかし、前衛的なこのバンドらしさを望むのであれば物足りないかもしれません。

サイケな雰囲気は残っており、前衛的な部分を抜きにしても満足出来るくらいに素晴らしい曲を書いています。他のまともなポップバンドと比べるにしても遜色のない出来栄えだと思いますし、それ以上だと思います。サイケデリックポップ作品のコレクターにとっても外せないくらいの出来栄えだと思います。この辺りの英国の粋な笑いが味わえる数少ないバンドだと思います。

You Done My Brain In
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[20240209]

Tadpoles
(1998/07/14)

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69年のアルバムです。彼らがレギュラー出演していたテレビ番組Do Not Adjust Your Setで披露した曲をまとめた作品になっています。なのでイギリスのお茶の間ではお馴染みの曲だったでしょうけど日本では全く知られていません。それでもYouTubeで映像を見る事が出来ます。子供向けのお笑いだったように感じますね。

1. Hunting Tigers Out In "Indiah"
2. Shirt
3. Tubas In The Moonlight
4. Dr. Jazz
5. Monster Mash
6. I'm The Urban Spaceman
7. Ali Baba's Camel
8. Laughing Blues
9. By A Waterfall
10. Mr. Apollo
11. Canyons Of Your Mind

お笑いの要素はありますが、曲はいたってまともで、普通にポップな曲ばかりです。パロディー精神はあるようで、まるでモンティーパイソンの番組を子供向けに真似したようなお笑いになっています。なので前衛的な尖った音楽はありません。非常に優しい、まともなポップソングばかりです。でも照れ隠しでお笑いにしているような演奏になっています。

コミックバンドは演奏がしっかりしていないと笑えないというお約束がありますが、しっかり演奏はプロフェッショナルです。ロック以外の演奏もこなしますから、かなり器用な人達だと思います。ただイギリスのユーモアというか、おふざけで笑わすような雰囲気は現在の耳で聞くと面白みは感じません。ただふざけているだけのような感じより、音楽の構成で笑わせて欲しいという欲求が募るばかりであります。

Hunting Tigers Out In "Indiah"
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[20240208]

The Doughnut In Granny's Greenhous
(1998/07/14)

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68年のアルバムです。Neil Innesがエレキギターを演奏するようになり、ロックな楽曲も演奏するようになりました。それでもレコーディング技術なども駆使したアヴァンギャルドなスタイルになっています。前作のような非ロック曲もありますが、ロックな曲でもパロディー精神旺盛で、イギリスのマザーズのような存在になっていきます。

1. We Are Normal
2. Postcard
3. Beautiful Zelda
4. Can Blue Men Sing The Whites
5. Hello Mabel
6. Kama Sutra
7. Humanoid Boogie
8. The Trouser Press
9. My Pink Half Of The Drainpipe
10. Rockaliser Baby
11. Rhinocratic Oaths
12. Eleven Mustachioed Daughters

プロデュースはGus Dudgeonで、よくこれだけの楽曲をまとめあげたと思います。今回もまだ4トラックでのレコーディングですから、1っ発録りで、あらかじめ最初から計画的に録音されていたと思います。最初から意図的にアヴァンギャルドなのです。なので、即興的な未知なる音楽を創造するというより、とても律儀に計画的にこのサウンドを作り上げているのです。

だからこそこうした曲もライブで再現が可能であり、モンティーパイソン的な、イギリス的なユーモアのあるパロディー精神で満ち溢れており、いくら当時がサイケデリックな流行だったとしても、日本では理解されるまでには時間がかかったと思います。Bonzoというジョンボーナムのあだ名が使われているので、私達は友好的にこのバンドを向かい入れましたが、マザーズの洗練を受けるまではよく理解できていなかったと思います。

We Are Normal
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[20240207]

Gorilla
(1998/07/14)

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イギリスのバンドThe Bonzo Dog Doo-Dah Bandの67年のファーストアルバムです。ジャズなど楽曲をパロディー化したような前衛的なスタイルで知られています。メンバーはボーカルとトランペットのVivian Stanshall 、サックスのRodney Slater の二人を中心にキーボードのNeil Innes 、ベースのVernon Dudley Bowhay-Nowell、パーカッションのSam Spoons、ドラムの Larry Smith、サックスのRoger Ruskin Spearの7人組でありました。

1. Cool Britannia
2. The Equestrian Statue
3. Jollity Farm
4. I Left My Heart In San Francisco
5. Look Out, There's A Monster Coming
6. Jazz, Delicious Hot, Disgusting Cold
7. Death Cab For Cutie
8. Narcissus
9. The Intro And The Outro
10. Mickey's Son And Daughter
11. Big Shot
12. Music For The Head Ballet
13. Piggy Bank Love
14. I'm Bored
15. The Sound Of Music

ビートルズの映画マジカル・ミステリー・ツアーにも参加しているなど交流があります。なのでとてもサージェントペッパーからの影響もありますし、イギリスのマザーズみたいな存在でもあったと思います。4トラックのレコーダーだけでこれだけのものを作ってしまうのですから、当時のレコーディングエンジニアがどれだけ優秀だったかが分かります。

エレキギターがありませんので、非ロックな音楽なのですが、サージェントペッパー以降、ロックの概念はひっくり返りましたので、これも立派なロック作品なのであります。勿論一般的なものではなく、変人的な趣向の音楽性を持っていたと思います。しかし、.こうしたバンドがいた事で、イギリスの音楽シーンはより豊かになっていくのでありました。

Full Album
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[20240206]

Then, Now, Always
(1998/07/14)

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2009年のアルバムで、現在までの最新作になります。おそらく最後のアルバムになると思われますが、バンド自体はまだ正式に解散宣言していませんから、これから新作が出てくる可能性もあります。でも、もうこれで終わりでいいんじゃないでしょうか。前作同様新メンバーによる録音になりますが、80年代以降のスタイルはやめて、フォークロックなスタイルになっています。

1. Then, Now, Always (Dolphin Days)
2. If You See Her
3. One Touch
4. Passengers
5. I Would Fly
6. Coming Home
7. I Lied
8. One Way Ticket
9. Too Much Too Soon
10. Unforgivable
11. Hearts Don't Lie
12. She'd Kill For Me

フォークロックが一番しっくりくると思います。本当はもっと3声のコーラスを活かしたポップソングいいんですが、年齢的にフォークロックくらいがちょうどいい、落とし前になっていると思います。ヒット曲が多い彼らですから、2010年にはロックの殿堂入りを果たしました。ロックの歴史にしっかりと重要な足跡を残していますから、遅いくらいだと思いますが、ずっと現役で活動しているというのも評価すべき点だと思います。

メンバーの入れ替えはあるものの、Tony Hicksがいる限りHolliesは健在だと思います。彼がいなくなったらバンド名は変えるべきだと思いますが、生涯現役というのは理想であり、そうありたいものであります。音楽的な内容については、前作よりもHolliesらしいものになっていますので、こちらの方が親しみやすい感じです。それでもヒット曲は欲しいものです。

Then, Now, Always (Dolphin Days)
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[20240205]

Staying Power
(1998/07/14)

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2006年のアルバムです。バンドは解散していませんでしたが、2000年にAllan Clarkeが癌の妻を看病するために脱退、代わりに加入したCarl Wayneは2004年に他界、Peter Howarthが新しいリードぼカールとして、この新作を制作しました。オリジナルメンバーであるTony HicksとBobby ElliottがいるのでHolliesと名乗りますが、ボーカルが違い、音楽性も変わればまるで別のバンドのようです。

1. Hope
2. So Damn Beautiful
3. Prove Me Wrong
4. Break Me
5. Shine On Me
6. Suspended Animation
7. Touch Me
8. Emotions
9, Weakness
10. Live It Up
11. Yesterdays Gone
12. Let Love Pass

やはりアメリカンロックのような楽曲になっていますが、これは80年代後半ぐらいの感じのスタイルでしょうか。ミレニアムを超えた感じはしません。ライブでは過去の名曲を演奏しますから、Holliesは現役という感じですが、以前のような3声コーラスも無く、Holliesらしさは微塵も感じません。バンド名を変えてもいいくらいです。

バンド名を変えたら新人としての評価になるでしょうから、こんなゆるい感じでやっていたら大した評価もされていないでしょう。大御所としての評価としてなら、メンバーチェンジにより特徴的なものが消えて、何の強みもありませんから、新作が出たという意識も少ないと思います。アメリカンな感じですが、もはやアメリカでも売れないような感じですが、Suspended AnimationではAuto-Tuneによるロボットヴォイスを取り入れています。

Hope
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