2016年のアルバムです。久々の歌もの作品になっています。しかもこれまでになかったくらいポップな内容になっています。曲がポップなのでエフェクトサウンドも明るめになっています。歌い方は相変わらず脱力系ですが、曲がポップなので暗いイメージは薄めです。やはり原子心母以前のピンク・フロイドっぽいでしょうか。
1. Initials B.P.
2. Narcologue
3. Anchor As The Muse
4. A World Of What-There-Is
5. Layette
6. I Walked Into The Blackness And Built A Fire
7. Like There's Nothing Under You
8. Perennial Comforts
9. Defect
10. A Mantle For Charon
11. In-the-Vapor
12. The Sun Is Going To Explode But Whatever It's OK
13. Ruth
フォーク系弾き語りが基本ですから曲は短めですが、その中に多くのものが含まれています。これまでアンビエントで培ってきた技術がポップに活かされています。こういう事が出来るのですから、もう普通にアンビエントに戻る必要は無いと思います。応用してその先に進んでいるのですから、この方向性を追求する事に専念するべきです。一人でこれだけ出来る人なんて数える程もいないのですから。
普通の事が出来る事を喜ぶなんて初歩の段階ですから、応用を重ねて誰も作った事が無いよう作品を作るのがプロだと思います。それが売れるか売れないかを気にするのは商売人の役割ですから、アーティストがそこまで気にしているような現在のミュージシャンは本当にプロだと言えるのでしょうか。金稼げるようになるのがプロだという理論はアーティストにとっては不名誉な事だと思います。売れるに越したことはありませんが、プロフェッショナルというのは、誰にも真似出来ないような境地にいる人であって欲しいと思います。そういう意味でこの人はプロフェッショナルだと思います。
Initials B.P.
VIDEO
Narcologue
VIDEO Anchor As The Muse
VIDEO A World Of What-There-Is
VIDEO Layette
VIDEO I Walked Into The Blackness And Built A Fire
VIDEO Like There's Nothing Under You
VIDEO Perennial Comforts
VIDEO Defect
VIDEO A Mantle For Charon
VIDEO In-the-Vapor
VIDEO The Sun Is Going To Explode But Whatever It's OK
VIDEO Ruth
VIDEO
スポンサーサイト