2001年のアルバムでHC Boxer名義では最後のアルバムになっています。エスニックな打楽器のサンプリングを使ったエスニックテクノになっています。流石にこの時期になるとドラムンベースのスタイルも時代遅れになっているので、違う表現になっています。でもやっていることは同じです。
1. Intro
2. Potjera
3. Uspavanka
4. Bodas
5. Toke
6. Gedia
7. Luna
8. Arador
9. Zbudi
10. Zagora
11. Tiri
12. Ale
13. Potjera (Club Mix)
14. Galop (Total Tribal Mix)
15. Mediterran
民族
音楽の打楽器のフレーズサンプリングを使う事で、独自のリズムパターンを構築しています。ブレイクビーツ、ドラムンベース、ジャングル、どれも一斉を風靡しましたが、ワンパターンになりがちで飽きられていました。新しいパターンに飢えていましたが、新しくてカッコイイパターンを生み出すのは至難の技で、リズムを追求するよりも無難なリズムで別の表現方法を用いる傾向となっていきます。
その中で民族楽器の独特の訛りを利用して新しいリズムパターンを追求しようとしています。訛りがあるのに、都会的でダンスフロア向きのフォーマットに収めているという彼なりの答えを導き出しています。そういう意味でかなりの挑戦者だったと思います。この路線を追求していけばもっと凄い事が出来たと思いますが、時代には求められず、ここで朽ち果てています。
Potjera
Toke
Intro Outro Set 4 Folklorelektro
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