アイルランドのグループThe Olllamの2012年のファーストアルバムです。現状このアルバムしかリリースしていませんが、近々ニューアルバムのリリースを予定しているようです。トリオグループで、ギター、パイプの Tyler Duncan、ドラムのMichael Schimmin、パイプス、ホイッスルのJohn McSherryの三人組です。Tyler DuncanとJohn McSherryそれぞれソロとしても活動しています。
1. Prolllogue
2. The Belll
3. Three Signs Of A Bad Man
4. The Devill For My Hurt
5. The Follly Of Wisdom
6. The Tryst After Dearh
7. Bridge Of Glllass
8. Prayer For Tears
ケルトミュージックをフュージョンのようにモダンにアレンジした演奏で、ケルトミュージックの歴史の中でも斬新な内容になっています。トラッドとジャズの融合は以前にも行われていましたが、これほどケルトを前面に出しながらも、フュージョン的なテンション感を演出しながらかっこいいというのは奇跡に近いでしょう。ドラム、リズムがフュージョンしているので、都会的でかっこいいケルトに仕上がっています。
これほど完成度が高いのに評判が悪いわけではありませんが、メンバーがそれぞれ活動していますので、バンドとしての活動が続いておらず、知名度も世界的にはまだまだです。ワールドミュージックとしてケルトの人気は高いものがありますが、ワールドミュージックという馴れ合いの世界を超えた斬新な作品となっています。ポップなので歌が入っても良いと思いますが、彼らがどれほど本気でこのグループに取り組むかによって将来的な事は違ってくると思います。久しぶりに質の高い
音楽 に触れた満足感を絶やして欲しくないと思います。歴史的名盤と言って良いと思います。
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