2005年のアルバムです。バンド演奏になっていますが、曲が長めに設定されており、プログレッシヴなフォークロックになっています。トラッドフォークですから、曲自体はシンプルに繰り返しなのですが、演奏面での盛り上がり方がプログレッシヴになっています。ジャズ的なインプロヴィゼーションにサイケな雰囲気になっています。
1. Lord Ronald
2. Molly Bawn
3. The Cruel Mother
4. On The Banks Of Red Roses
5. The Two Brothers
6. Admiral Cole
7. Sweet William
8. A Lyke wake Dirge
フォークロックはアメリカで発生しましたが、イギリスではトラッドフォークを革新的にロック、ジャズと融合させたりしていたブームがありました。ケルトとは少し違った伝統的なトラッドフォークに新しい息吹を与えようとするムーヴメントがありました。そのムーヴメントが無ければツエッペリンの天国への階段なども誕生していなかったのです。
現在のトラッドフォークに新しい息吹を与えようとすると、デジタルサウンドを導入するなどでしょうが、デジタルサウンドは使わずに、バンド演奏のみで勝負しています。70年代初期のそれとほぼ変わりない手法ですが、デジタルに毒された若い世代がこういう
音楽 をやるという事に意義があると思います。
Lord Ronald
VIDEO
Molly Bawn
VIDEO The Cruel Mother
VIDEO On The Banks Of Red Roses
VIDEO The Two Brothers
VIDEO Admiral Cole
VIDEO Sweet William
VIDEO A Lyke Wake Dirge
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