2009年のアルバムです。ポップな感じのままサイケに発展するのでは無く、ロックバンド的に発展して長めの曲調になっています。これこそフォークロックです。シンセサイザーも登場してきます。でもまったくデジタル臭くならない使い方をしています。新しい事をやろうなんて事は思っていないと思いますが、彼らなりに新しい事への挑戦はしていると思います。
1. The Flyting Of Grief & Joy (Eternal Return)
2. You Muses Assist
3. So Bored Was I (Dark Triad)
4. Unyoked Oxen Turn
5. The Book Of Doves
6. Ned Ludd's Rant (For A World Rebarbarised)
7. Hazel Forks
8. Under No Enchantment (But My Own)
違うジャンルになろうという気も全く無いようですが、使う楽器が違えば印象がガラリと変わります。トラッドフォークだからこの楽器を使わなければならないという呪縛から解き放たれた時から、トラッドフォークの新しい歴史は始まるのです。70年代初期にあったトラッドフォーク革命は完成されておらず、その置き土産は沢山あります。そこまではやっていませんが、現役の彼にはそこまでやる期待を持ってしまいます。
問題は彼やその仲間がどこまで許せるのかでしょう。伝統
音楽 は保守的な人達によって守られてきました。そう言う人達も納得させながら革命を起こすのは至難の技です。パンク的に破壊から行っていくのが手っ取り早いですが、敵も多く作ってしまいます。でもそれがロックミュージシャンのあるべき姿ですから、フォークロックを目指すなら、そこまでやって欲しいところです。
The Flyting Of Grief & Joy (Eternal Return)
VIDEO
You Muses Assist
VIDEO So Bored Was I (Dark Triad)
VIDEO Unyoked Oxen Turn
VIDEO The Book Of Doves
VIDEO Ned Ludd's Rant (For A World Rebarbarised)
VIDEO Hazel Forks
VIDEO Under No Enchantment (But My Own)
VIDEO
スポンサーサイト