2006年のアルバムです。コラボレートやソロ活動以外にも進出するようになっているせいか、ソロ作品では極力一人で全てこなしています。ゲストはごくわずかです。曲調はシンガーソングライター風になっていて、ロック色も強くなっていますが情緒的です。サイケな雰囲気も洗練されてきました。
1. Primer
2. A Partridge Song
3. The Louder
4. A Sparrow Song
5. A Room For These
6. Blue Light Room
7. Need No Pony
8. Fundamental Tom
9. The Looking Box
10. This Beats
サイケからプログレに発展する経過において、アートロックというスタイルを通過する事になるのですが、アートロック的な雰囲気になったと言えるでしょうか。例えばフリートウッドマックがブルースロックからサイケ、フォークロックからクリスタルサウンドに変化していく過程にあるような
音楽 になっています。なので本当の70年代サウンドが好きな人には好まれると思います。
今回はあまりデジタルっぽい感じは無くなっています。とてもアコースティックな作品になっていると思います。フォークアートロックといった感じでしょうか、とても美しくまとめていると思います。個性を強調するあまり懲りすぎた作品にするよりは、雰囲気を大事にして引き算のアレンジが出来るようになっています。音を詰め込みすぎるより、減らす方が進化しているという現象です。本当に成長しているという事です。
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