2013年のアルバムで現在までの最新作になります。自主制作でダウンロード販売という手段を取るようになっています。
音楽 的にはエレクトロニカが強めになっていますが、ネオアコの要素も復活しています。曲調はブリットポップっぽい曲もあったりして、曲が良くなっている分散漫さは感じられなくなっています。
1. Drummers On Trampoline
2. Lifeboat
3. Soapbox Race
4. Between
5. Subway Dreams
6. Home
7. Space Canaries
8. Pulling My Sleep
9. Materials
10. Sparkle
11. Sunset Park
シンセポップでは無くエレクトロニカになっているというのがミソで、
音楽 的には大きな違いがあります。これによりニールヤングっぽい歌い方も馴染み易くなっていますし、ネオアコなアレンジもフォークトロニカっぽく感じられます。ネオアコの特徴でもあるブラックミュージック的な部分も活かされてきます。シンセポップというのは、日本的に言えばテクノポップですから非ブラックミュージックなのです。
方向性がある程度明確になってきていますが、自主制作という現状から脱却は難しいようで、これ以降の作品はリリースされていません。自主制作なのだからもっと気軽に活動すればいいと思うのですが、経済的に厳しいのか、制作意欲が失われているのかでしょう。もう一つくらい特徴が欲しいところでもあり、物足りなさも感じられますので、外部のブレインを招くなりの対策が必要かもしれません。
Drummers On Trampoline
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