2019年のアルバムで現在までの最新作になります。今回は派手なエフェクト抜きで、楽器を演奏しているそのものの音でアンビエントな作品を作っています。参加しているゲストもこれまでで一番多く、様々な楽器が付け加えられています。深いリバーブはかかっていますが、ノイジーなエフェクトなしの作品は初めての事です。
1. Palace Of Time
2. Joy
3. Tracing Back The Radiance
アンビエントと言っても様々なスタイルがあり、ドローンサウンドを作るための長く伸びた音が出せれば普通に楽器の演奏でも良いわけで、ドローンサウンドが一つあれば、それ以外は装飾音として成り立ちますし、あまり明快なテーマを設けなければそれらしくなります。今作はJefre Cantu-Ledesmaが作ったシンプルなトーンのドローンサウンドに対して、ゲストがジャムセッションするかのように演奏を加えていっています。
環境
音楽、それは気に留めなければ気にならないような
音楽であったり、気にすればそれだけ気になってしょうがない感じになる
音楽であったり、一般的なポップソングとは異なる存在として作られています。現代
音楽の一つであり、ロックミュージシャンも多く挑戦しています。そもそも電気を使った楽器を演奏する事自体が現代
音楽であります。ロックのあり方を考える時、知らないうちに現代
音楽に足を踏み入れているのです。しかし、それも20世紀の音楽であり、21世紀に何をすればいいのか、もっと真剣に考えていかなければなりません。
Full Album