2012年のアルバムです。Boomarm Nationレーベルからカセットのみでの販売でしたが、ダウンロード販売もされています。デビュー当時やっていたようなエレクトロニカをもっと強力にしたような内容になっています。サンプラーを活用しているのでブレイクビーツっぽい感じのエレクトロニカですが、ダブの訛りがありますので、ダブトロニクスになっています。
1. VidM
2. Valentines Dub
3. Petit What If
4. Squid City
5. Baroque Inferno
6. Six 3
7. Liston Phase
8. The Party's Over
9. SWIC10
ヒップホップ文化はイギリス圏に浸透した時に、イギリスのジャマイカンの影響でダブ文化と融合してトリップホップが生まれました。イギリスはインド人だけで無くジャマイカの移民も沢山いるのです。それはパンクの時代にも顕著でしたが、ダブのDJスタイルはヒップホップと共通項も多いので融合しやすかったのです。それは世界的にも広がって、いろんな分野に浸透しています。
エレクトロニカも様々な形に変貌しながら生き残っていますが、いろんな要素を摂取しながら発展していける許容範囲の広い分野になります。固定観念に囚われる事なく自由な発想を持つ事でいろんな可能性を見出せるはずです。ファンクは跳ねてなければならないと思っているような人には未来は切り開けません。言葉で表現出来ないような
音楽は売れる要素は低いですが、言葉は後でついてくればいいのです。
SWIC10