2012年のアルバムで、こちらはPeak Oilというレーベルからビニール盤のみでの販売でした。現在はダウンロード販売もされています。普通に歌があるポップなロックになっています。エレクトロニカ、ブレイクビーツなアレンジですが、ドラム、ベース、ギターっぽい音、シンセサウンド、そして歌があり、ポップな内容になっています。
1. Sugar Drop
2. Objects Of Desire
3. Another Rain (Interlude)
4. Baby Fever
5. Friends And Machines
6. Saturn's Day
7. Dilemmas
ベースラインはやっぱりダブっぽいですが、ギターカッティングのループ等を活かしたアレンジメントになっていて、ソウルっぽいグルーヴに民族
音楽やジャズ系の音源が臨場感のあるサウンドを作り出しています。歌はニューウェイヴ系の冷めた歌い方になっています。80年代のアフロファンクジャズを思わせるところもありますが、音源が当時とは別物なので新鮮です。
こういう
音楽も作れるという起用さを伺わせてくれます。サックス等のアドリブ演奏は生演奏でありますが、あとはプログラミングです。少しだけでも生演奏が加わる事でエレクトロニカとは違うグルーヴが生まれます。ループを組み合わせているのでファンクのようなワンコードに近いアレンジになっています。ファンクミーツダブみたいなエレクトロニックポップです。
Sugar Drop