2017年のアルバムです。Geographic Northというレーベルからカセットでの限定販売でした。ダウンロード販売もされています。テープループの手法が気に入ったようで、テープループに、環境が整った外部機器をミックスして作られています。シンセなども使ったミニマルなループ作品になっています。
1. Noise Tape Emax
2. Be Careful With That AX-60, Eugene
3. Two Echoes
4. Persistence Of Memory
5. Occurrence At The Triple Door
6. Requiem For Apex Predators
音階がある楽器を使っているので、アンビエントな雰囲気よりもミニマルミュージックのようになっています。ピンクフロイドの曲をパロッたタイトルがあったりしています。ピンクフロイドはフォーク系プログレバンドでしたが、現代
音楽 的な作風も多く、その流れを汲んでいる事を表明しているかのようです。タンジェリンドリームも最初はプログレとして位置づけられていましたので、プログレからテクノへの枝分かれは正統なものなのです。
ノイジーな音源もありますが、今回は楽器の音を加工して作られていますので、これまでのテープループとは一味違うものになっています。同じようなコンセプトでまとめて作ったものを一つのアルバムとしているので、アルバムごとに作風が違いますし、アルバムを追うごとにその変化も楽しめます。音源がデジタルなのでテープループである必要もない感じですが、テープループならではの良さもあるのでしょう。
Noise Tape Emax
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Be Careful With That AX-60, Eugene
VIDEO Two Echoes
VIDEO Persistence Of Memory
VIDEO Occurrence At The Triple Door
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