2013年のアルバムです。ここから世界的に売り出していきます。音数は多くありませんが、オーケストラアレンジを加えた事により壮大なフォークソングになっています。これまでの私的な曲調とは違って、より進化した曲作りになっています。フォークソングで進化と言ってもピンとこないかもしれませんが、フォークソングも混血して進化してきた歴史があります。
1. No Mistake
2. My Darling
3. Glory
4. Stand in the Light
5. I
6. Raise You
7. Years Ago
8. Why Worry
9. Dark Is the Night
イギリスにはトラッドフォークの他に宗教
音楽などが渾然一体となって牧歌的な
音楽を生み出してきた文化があります。それをアメリカから発信しようとしている挑戦的な作品だと思います。挑戦的と言っても癒し系の
音楽なので、静かなる挑戦というスタンスです。オーケストラアレンジのセンスも見事です。
映画
音楽のようでもあり、爽やかで雄大なスケールと清々しさを感じさせる
音楽になっています。歌い方もそれに合わせて変化しているように感じます。普通のフォークソングではありません。それでもフォークを感じさせるところが心地よくもあり、それでいて崇高な気高さも感じます。映画に使われれば一気に知名度が上がると思いますが、最近の映画も質が落ちていますので、そこまで気が回っていないようです。
No Mistake