2010年のアルバムです。8年ぶりのフルアルバムになります。本来は2005年にリリース予定だった音源ですが、諸事情によりリリース出来ないでいました。その間、フォークトロニカも熟成されていき、より可能性の大きなジャンルとなっていきました。なので、最初の作品とは違うアプローチになっています。
1. Mislead March
2. Twenty Days
3. Free
4. Be Nice
5. Train
6. Oil
7. I Just Like You
8. Sway
9. Father
10. Zomer
11. To You
12. Buoy Lake
13. Take Me Home
サンプラーの多用をやめて、自分で演奏した音源をラップトップ上で編集するという作法に変えています。曲調もフォーク調のものが多くなっていて、ループではなく、リフレインのように歌っていきます。ゲストの女性シンガーPien Feithの歌も効果的に使われていきます。アコースティック楽器だけでなく、エレキギターなども演奏するなど、早くからフォークトロニカの進化に適応した作品となっています。
ラップトップ上でのオーディオループですから、サンプラーによるループよりも滑らかな流れになっています。自分で演奏している音源ですから不自然さを感じさせないオーガニックな質感を実現。最初のアルバムではまだフォークトロニカの何たるかが分かっていなかったと思いますが、ここにきて極め出しています。とても緩やかで和みを感じさせる
音楽 となっています。
Mislead March
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