2019年のアルバムで現在までの最新作になります。しばらく活動していませんでしたが、自主制作にて作品をリリースしています。自主制作でもダウンロード販売という手法は予算を抑えながら販売できるので、メジャー契約出来ないミュージシャンにとっては定番になりつつあります。もうCDという媒体での販売も過去になりつつあります。問題は情報量の多いネット上で売れるには、それなりの宣伝活動も必要という事になります。そうしないと誰も聴いてくれません。
1. Breath
2. Scarecrow
3. Honey
4. These Freaks
5. Fallin’ Free
6. I Value
7. Flags Out
8. Ride
9. Empty Handed
10. September Man
11. Ape
12. TM
内容はフォークトロニカを更に深めた感じですが、エレクトロニカの部分が多くなっています。曲自体はフォーク調でも生演奏の部分をプログラミングに変換する事によってテクノ感が増しているのです。それでもダークで、ほのぼのとした雰囲気は残っています。エレクトリックサウンドで多少は明るくなっていますが、やはり陰があります。
ダウンロード販売も多少は費用がかかりますが、CDをプレスする事に比べればはるかにリスクは低いです。ただいつでも聴ける環境にあるという事は、それだけ軽く扱われがちであり、レコード盤を宝物のように扱っていた時代に比べれば大事にしてもらえていないと思います。そこで印象を残す作品を作るというのは並大抵の事ではないでしょう。この流れは、これらの
音楽制作に大きな変化をもたらしていくのかもしれません。
Breath