2012年のアルバムです。歪んだドラムフィル、ファズで歪ませたギター、これら生演奏されたものをループにした乱暴なミニマルミュージックになっています。そしていつもの祈るような澄んだ歌声が流れていきます。やはり歌が主役なのでしょうが、アレンジを変えてのパターンでありながら、歪んだランダムなハードコアミニマルが歌を急き立てるように鳴っています。
1. Sweet Field Of Life
2. The Sea Of Providence
3. We Are The Messengers
4. Forever Hills Of Everyday
5. Sun Bounty
6. Open Ray
7. The Healing Of Everyone
ハードコアテクノと
サイケデリック ミュージック、シューゲイザーが混じりあったような混沌とした歪んだリズムでありますが、ループさせているのでミニマルな手法となっています。規則正しい反復のミニマルとは違って高揚感よりも不安を煽るようなミニマルになっていますが、これが彼の新しい試みのようです。
2011年代には祈るような歌をフォーク調なアレンジで表現していましたが、2012年代はリズムを強調したアレンジで祈りの歌を表現しています。その中でもほとんどフィルの連打のような高速ドラミングをループさせるという、ジミヘンのソロ合戦に入っている状態に、ファズで歪ませたアナログなギターが生演奏されていきます。生演奏でのソロ状態なのでリズム感も不安定な状態の素材でのループというRichard Youngsならではの感情表現になっています。
Sweet Field Of Life
VIDEO
The Sea Of Providence
VIDEO We Are The Messengers
VIDEO Forever Hills Of Everyday
VIDEO Sun Bounty
VIDEO Open Ray
VIDEO The Healing Of Everyone
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