2019年のアルバムです。自身のレーベルNo Fans Recordsからは実験的な作品をリリースしていますが、ビニール盤で限定販売だったりするので、市場に残されていないケースが多いのですが、今回はGlass Modernレーベルからのリリースになります。今回はフォークロックな内容でありますが、まるでパブで酔っ払って歌っているかのようなフォークソングになっています。
1. Filling My Mind With Stars
2. Just A Monotone
3. Lonely Suburban Eyes
4. North Sea Song
5. (Searching For A) Dead Language
6. Paradise Begun
7. Asymmertry
8. Unseeing
9. I Would Rather Fall Into Your Head
10. We Are Going Outside
11. High Low Vertigo
12. Caravans
ナイロンギターでの弾き語りで録音されていた音源に多重録音でバンドスタイルのアレンジを加えた内容になっていて、弾き語りの部分はデモのような段階なので、酔っ払っているような歌い方のままになっています。そのラフな状態の録音素材をいかに作品にしていくかというのがテーマになっています。本来なら正式に歌い直してのレコーディングになるのが普通ですが、そうしない事に意味をもたらしています。
ですから曲自体はごく普通のフォークソングです。彼の作品にしては実に素朴で平凡なフォークロック作品になっています。でもなぜか酔っ払って歌っているような、それもどろ酔い状態のような雰囲気だという事を除いては。やはりどこかひねくれているのです。バンド演奏やコーラスなども最小限の付け加えですし、売れるような曲を作ろうという意思を全く感じさせません。それこそがRichard Youngsなのです。
Filling My Mind With Stars
VIDEO
Just A Monotone
VIDEO Lonely Suburban Eyes
VIDEO North Sea Song
VIDEO (Searching For A) Dead Language
VIDEO Paradise Begun
VIDEO Asymmertry
VIDEO Unseeing
VIDEO I Would Rather Fall Into Your Head
VIDEO We Are Going Outside
VIDEO High Low Vertigo
VIDEO Caravans
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