2003年のアルバムです。プログラミングされたシンセポップの部分と、生演奏されたアコースティックギター、及びエレクトリックギターというスタイルは継続されていますが、生演奏したギターの部分をブレイクビーツにしてみたり、80年代のシンセポップとは違うアプローチをし始めています。
1. To Damascus
2. Born With A Nervous Breakdown
3. St. Lawrence
4. My Secret Europe
5. Laudanum
6. Sticky Paws
7. Intermission
8. Thank God It's Judgement Day
9. Nothing Is Written
シンセポップの元祖はドイツですから、彼らの専売特許ではありますが、イギリスに渡り、よりポップ感覚を身につけます。しかし、そのポップになる以前の冷淡な雰囲気を持っているのは、やはりドイツならではです。それもフォーク的な冷淡さも加わって独特なシンセポップになっています。歌が主役なのです。
特に今回はフォーク的な歌が中心で、電子音というよりサンプラーによるアコースティック楽器の使用が目立ちます。テクノ的なリズムも味付けでしかありません。ですから、とても情緒的な、機械的では無い感じのシンセポップになっています。しかし、ブレイクビーツ的な手法を使って機械的な感じも強調したりしています。モダンシンセポップと言えばいいのか、不思議な感じです。
To Damascus
VIDEO
Born With A Nervous Breakdown
VIDEO St. Lawrence
VIDEO My Secret Europe
VIDEO Laudanum
VIDEO Sticky Paws
VIDEO Intermission
VIDEO Thank God It's Judgement Day
VIDEO Nothing Is Written
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